ライフカードの海外旅行傷害保険は、2026年3月31日以降に日本国内の住居を出発する旅行から、対象カードの「自動付帯」が「利用付帯」に変更されました。
これまでのように「カードを持っているだけ」で補償されるわけではありません。日本出国前に、航空券・空港までの公共交通機関・募集型企画旅行などの所定料金を対象カードで決済していることが条件です。
また、すべてのライフカードに海外旅行傷害保険が付くわけではありません。ライフカード<年会費無料>には海外旅行傷害保険が付帯せず、学生専用ライフカードの海外旅行傷害保険も2026年3月31日以降出発分から廃止されています。
本記事では、変更後のルール、対象カード、補償額、利用付帯の条件を満たす決済項目、海外で事故や病気が起きたときの請求手順まで整理します。出発前の最終確認にお役立てください。
- 2026年3月31日以降に変わった付帯条件
- 海外旅行保険が付くライフカードと付かないカード
- 傷害・疾病治療費などの補償上限額
- 利用付帯の条件を満たす決済項目・対象外になりやすい支払い
- 海外で事故・病気・盗難が起きたときの請求手順
※本記事の情報は2026年5月21日時点のものです。保険内容や連絡先は変更される場合があるため、出発前に公式サイト・規定集もあわせてご確認ください。
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2026年3月31日以降のライフカード海外旅行保険は利用付帯
まず押さえておきたいのは、新ルールが適用されるタイミングです。基準になるのはカードを作った日や航空券を買った日ではなく、旅行へ出発する日です。
2026年3月31日以降に日本国内の住居を出発する旅行では、対象カードで所定料金を決済していないと、海外旅行傷害保険は適用されません。
カードを持っているだけでは補償されない
「利用付帯」とは、旅行代金などの所定料金をカードで支払って初めて、保険が有効になる条件のことです。
改定前の自動付帯では、カード会員であればカード利用の有無にかかわらず海外旅行傷害保険が適用されました。しかし、2026年3月31日以降出発分では、ライフカードを持って出発するだけでは補償されません。
航空券はマイルで手配し、空港までの交通費も別カードや現金で支払った。
→ 日本出国前に対象のライフカードで所定料金を決済していないため、利用付帯の条件を満たせない可能性があります。
海外旅行保険を有効にしたい場合は、出発前に「どのカードで」「何を支払ったか」を確認しておきましょう。
日本出国前に決済すべき所定料金
ライフカードの公式案内では、海外旅行傷害保険の利用付帯条件として、日本出国前に海外旅行に関する所定料金を対象カードで決済することが示されています。
所定料金は、大きく次の2つです。
- 搭乗する公共交通乗用具の料金
- 参加する募集型企画旅行の料金
公共交通乗用具には、航空機、電車、バス、タクシー、船舶などが含まれます。具体例としては、航空券、燃油サーチャージ、空港へ向かう鉄道・有料特急・リムジンバス、空港に向かうタクシー料金などです。
航空券をすでにマイルや別カードで手配している場合でも、日本出国前に空港までの対象交通費をライフカードで支払えば、条件を満たせる場合があります。
空港へ向かうリムジンバスや鉄道代を対象カードで支払う方法もあります。ただし、補償はその料金を対象カードで決済した時以降に限られます。出発直前に決済する場合は、領収書やカード売上票を必ず保管しておきましょう。
古い「自動付帯」表記を見たときの確認ポイント
検索結果や過去の記事には、改定前の「自動付帯」という説明が残っている場合があります。
ライフカードの海外旅行傷害保険を確認するときは、必ず「2026年3月31日以降に出発する旅行の内容か」「利用付帯と記載されているか」を確認しましょう。
新旧ルールの違い
| 項目 | 2026年3月30日以前出発分 | 2026年3月31日以降出発分 |
|---|---|---|
| 適用条件 | 自動付帯 | 利用付帯 |
| 補償の前提 | 対象カードを持っている | 日本出国前に所定料金を対象カードで決済 |
| 確認すべき表記 | 「自動付帯」 | 「利用付帯」「カード利用条件あり」 |
出発前にカード付帯保険を使う予定がある方は、航空券・空港までの交通費・ツアー代金など、対象になる支払いを1つでも対象カードで決済しているか確認してください。
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ライフカード海外旅行保険の対象カードと被保険者
ライフカードといっても、すべてのカードに海外旅行傷害保険が付帯しているわけではありません。カードの種類によって、保険の有無、補償される人の範囲、家族特約の有無が異なります。
特に混同しやすいのが、ライフカード<年会費無料>とライフカード<旅行傷害保険付き>です。名称が似ていますが、海外旅行傷害保険の有無は大きく違います。
ライフカード<年会費無料>には海外旅行傷害保険が付帯しません。
付帯しているのは、海外アシスタンスサービスとカード会員保障制度です。治療費や携行品損害などを補償する海外旅行傷害保険とは別のサービスです。
ライフカード<旅行傷害保険付き>は本人向け
- 対象者
-
カード会員ご本人(本会員・家族会員ご本人)
- 家族特約
-
なし
- 年会費
-
本会員:初年度無料/次年度以降1,375円(税込)
家族会員:440円(税込)
ライフカード<旅行傷害保険付き>は、カード会員ご本人を対象とするカードです。家族特約はないため、配偶者や子どもがカード会員でない場合、その家族は補償対象になりません。
本人分の短期旅行に備えたい人には使いやすい一方で、家族旅行では補償される人の範囲に注意が必要です。家族の補償も必要な場合は、家族カードを含めて各人がカード会員として条件を満たすか、任意の海外旅行保険を検討しましょう。
ライフカードゴールドは家族特約あり
- 対象者
-
本会員とその配偶者、カード会員と生計を共にする家族
- 家族特約
-
あり
- 年会費
-
本会員:11,000円(税込)
家族会員:無料
ライフカードゴールドは、本会員だけでなく、配偶者や生計を共にする家族も家族特約の対象になります。家族旅行でカード付帯保険を使いたい方にとって、スタンダード系カードとの大きな違いです。
ただし、家族特約を有効にするには、家族分の旅行代金も対象カードで決済する必要があります。本会員の航空券だけを決済している場合、家族分は補償対象外になる可能性があります。
※家族とは、配偶者、カード会員と生計を共にする子ども・両親などの親族を指します。親族は6親等以内の血族、3親等以内の姻族です。勤務状況などにより「生計を共にする家族」に該当しない場合があります。
学生専用ライフカードは海外旅行傷害保険が廃止
- 海外旅行傷害保険
-
2026年3月31日以降出発分から廃止
- 年会費
-
無料
- 申込対象
-
満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の方など
学生専用ライフカードは、2026年3月31日以降に出発する旅行分から海外旅行傷害保険が廃止されています。
ここで混同しやすいのが、海外アシスタンスサービスとの違いです。
- 海外アシスタンスサービス
-
現地情報、カード紛失時の案内、病院窓口の案内などを行うサポート
- 海外旅行傷害保険
-
ケガ・病気の治療費、携行品損害、賠償責任などを金銭的に補償する保険
「海外アシスタンスがある=治療費が補償される」ではありません。学生専用ライフカードだけで海外旅行中の治療費に備えることはできないため、必要に応じて任意の海外旅行保険を検討しましょう。
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ライフカード海外旅行保険の補償内容と上限額
ライフカードの補償額は、カードの種類によって異なります。特に、病院にかかったときに重要な「傷害治療費用」「疾病治療費用」は、ライフカード<旅行傷害保険付き>が各200万円、ライフカードゴールド本会員が各300万円です。
一方、ライフカードゴールドの家族特約対象者は、傷害・疾病治療費用が各150万円です。本会員と同じ補償額ではないため、家族旅行では上限額も確認しておきましょう。
傷害治療・疾病治療・賠償責任の上限
補償金額の比較一覧
| 補償項目 | <旅行傷害保険付き> | ゴールド本会員 | ゴールド家族特約対象者 |
|---|---|---|---|
| 死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
| 傷害治療費用 | 200万円限度 | 300万円限度 | 150万円限度 |
| 疾病治療費用 | 200万円限度 | 300万円限度 | 150万円限度 |
| 賠償責任 | 2,000万円限度 | 5,000万円限度 | 5,000万円限度 |
| 携行品損害 | 20万円限度 | 40万円限度 | 20万円限度 |
| 救援者費用 | 100万円限度 | 100万円限度 | 100万円限度 |
| 航空機遅延費用 | 各3万円限度 | 各3万円限度 | 対象外 |
海外で病院にかかったときに直接関係するのは、傷害治療費用と疾病治療費用です。ライフカード<旅行傷害保険付き>は各200万円、ゴールド本会員は各300万円が上限です。
また、他人にケガをさせた、ホテルや店舗の物を壊したといった場合に関係する賠償責任は、ライフカード<旅行傷害保険付き>が2,000万円、ゴールドは本会員・家族特約対象者ともに5,000万円が上限です。
ライフカードのカード付帯保険では、キャッシュレスサービス(治療費等の立替払い)は利用できません。海外の病院で治療を受けた場合は、実費をいったん自分で支払い、日本帰国後に保険金を請求します。
携行品損害と航空機遅延費用の条件
携行品損害は、旅行中に持ち物が盗難・破損・火災などの偶然な事故で損害を受けた場合の補償です。1回の事故につき3,000円の自己負担額があります。
- 携行品1点あたりの上限
-
1点または1対あたり10万円
- 旅券の盗難など
-
現地での再発給費用は5万円限度
- 対象外になりやすいもの
-
現金、クレジットカード、定期券、コンタクトレンズ、自動車、オートバイ、置き忘れ・紛失など
高価なカメラやパソコンなどを持っていく場合は、1点あたりの上限や対象外項目を事前に確認しておきましょう。
航空機遅延費用は、ライフカード<旅行傷害保険付き>とゴールド本会員が対象です。ゴールドの家族特約対象者は、航空機遅延費用の補償対象外です。
- 乗継遅延
-
到着便の遅延により、到着便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できない場合
- 出発遅延・欠航・搭乗不能
-
出発予定時刻から4時間以上の出発遅延などがあり、4時間以内に代替便を利用できない場合
- 受託手荷物遅延
-
到着後6時間以内に受託手荷物が目的地へ運搬されなかった場合
- 受託手荷物紛失
-
到着後48時間以内に手荷物が届かず、到着後96時間以内に衣類・生活必需品を購入した場合など
遅延や手荷物トラブルが起きた場合は、航空会社が発行する遅延証明書や手荷物事故証明などを現地で取得しておくと、帰国後の請求がスムーズです。
責任期間は日本出国時から90日後の24時まで
ライフカードの海外旅行傷害保険は、1回の海外旅行ごとに責任期間の上限があります。
補償対象となる旅行期間は、対象カードで所定料金を決済した時以降で、1回の海外旅行につき日本出国時から90日後の午後12時(24時)までです。
半年間の留学、ワーキングホリデー、長期出張など、90日を超える滞在では、後半の期間がカード付帯保険だけではカバーされません。長期滞在の場合は、滞在期間全体を補償できる任意保険を検討しましょう。
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ライフカードの利用付帯を満たす決済条件
利用付帯では、出発前の決済が補償を有効にする条件です。
「旅行に関係する支払いなら何でもよい」わけではありません。ホテル代やレンタカー代など、旅行に必要な費用であっても対象外になりやすい支払いがあります。
対象になる料金と対象外になりやすい料金
対象・対象外になる料金の比較
| 区分 | 主な料金の例 |
|---|---|
| 対象になる料金 | 航空券、燃油サーチャージ、空港へ向かう鉄道・有料特急・リムジンバス、空港に向かうタクシー料金、パッケージツアー代金など |
| 対象外になりやすい料金 | レンタカー、ETC料金、電子マネーチャージ、プリペイドカード購入費、空港利用税、航空券の発券手数料、超過手荷物料金、個人手配のホテル宿泊料金など |
対象になる代表例は、航空券やパッケージツアー代金です。燃油サーチャージも対象に含まれます。
空港までの鉄道、有料特急、リムジンバス、タクシー料金も対象になり得るため、航空券をマイルで手配した場合でも、出国前に対象交通費をカードで支払えば条件を満たせる場合があります。
個人手配のホテル宿泊料金だけをライフカードで支払っても、海外旅行傷害保険の利用付帯条件は満たしません。
ただし、宿泊を含む「募集型企画旅行」の旅行代金として支払う場合は対象になるため、予約内容が個人手配かパッケージツアーかを確認しましょう。
家族旅行では家族分の決済も確認する
ライフカードゴールドの家族特約を使う場合は、本人分だけでなく、家族分の旅行代金も対象カードで決済する必要があります。
たとえば、本会員の航空券だけをライフカードゴールドで支払い、配偶者や子どもの航空券を別カードで支払った場合、家族分の補償が有効にならない可能性があります。
家族旅行では、次の点を出発前に確認しましょう。
- 家族全員分の航空券やツアー代金を対象カードで決済したか
- 誰が補償対象者になるか
- 家族特約対象者の補償額が本会員と異なる点を理解しているか
- 航空機遅延費用は家族特約対象者が対象外であることを確認したか
※ライフカード<旅行傷害保険付き>には家族特約がありません。カード会員ではない家族を補償したい場合は、任意保険など別の備えが必要です。
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ライフカードの海外旅行保険だけでは足りない場合
ライフカードの付帯保険は、短期の海外旅行では一定の備えになります。しかし、旅行先、滞在期間、同行者、治療費の立て替え負担によっては、カード付帯保険だけでは不足する場合があります。
外務省も、海外では事件・事故・病気など予期できないトラブルが起こり得るとして、海外旅行保険への加入をすすめています。また、クレジットカード付帯保険は、限度額やサービス・条件の範囲がカードにより異なるため、内容確認が必要です。
キャッシュレス診療が使えない
ライフカードのカード付帯保険で特に注意したいのが、キャッシュレスサービスを利用できない点です。
ライフカードのカード付帯保険では、キャッシュレスサービス(治療費等の立替払い)は利用できません。海外の病院で治療を受けた場合は、実費を一度立て替え、日本帰国後に保険金を請求します。
高額な治療が必要になった場合、現地でクレジットカードの利用枠や現金が足りなくなる可能性があります。キャッシュレスで治療を受けたい場合は、キャッシュレス・メディカルサービスが付く任意の海外旅行保険を検討しましょう。
※ライフカードの「海外旅行保険」ページに掲載されている三井住友海上「海外旅行保険@とらべる」などは、別途申し込む任意保険です。無料のカード付帯保険の機能ではありません。
高額医療・長期滞在・子連れ旅行では不足しやすい
次のような旅行では、ライフカードの付帯保険だけでは不足する可能性があります。
- 医療費が高額になりやすい地域への旅行
-
国や治療内容によっては、治療費がカード付帯保険の上限を超える可能性があります。傷害・疾病治療費用の上限は、<旅行傷害保険付き>が各200万円、ゴールド本会員が各300万円です。
- 90日を超える長期滞在
-
責任期間は1回の海外旅行につき日本出国時から90日後の24時までです。留学・ワーキングホリデー・長期出張では、滞在後半が対象外になります。
- 子連れ旅行
-
<旅行傷害保険付き>には家族特約がありません。ゴールドでも家族分の旅行代金を対象カードで決済していないと、家族特約が適用されない可能性があります。
不足分を補う方法は他カード併用と任意保険
補償に不安がある場合は、他のクレジットカード付帯保険や任意の海外旅行保険を組み合わせる方法があります。
① 他のクレジットカード付帯保険と併用する
- 死亡・後遺障害
-
複数のカードで保険金が支払われる場合でも、保険金額を合算するのではなく、最も高い保険金額が限度になります。
- 治療費用・携行品損害など
-
死亡・後遺障害以外の保険金は、他の旅行傷害保険と合算した範囲内で、実際の損害額を限度として支払われます。
② 任意の海外旅行保険に加入する
任意の海外旅行保険に加入すれば、カード付帯保険で不足しやすい治療費、長期滞在、キャッシュレス対応などを補いやすくなります。
特に、現地で治療費を立て替える負担を避けたい方は、キャッシュレス・メディカルサービスの有無を確認して選びましょう。
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ライフカード保険請求の流れ|海外で事故や病気が起きたとき
ライフカードのカード付帯保険は、原則として現地で実費を立て替え、帰国後に保険金を請求する流れです。
請求時には、現地でしか取得しにくい診断書、領収書、事故証明書、遅延証明書などが必要になる場合があります。トラブルが起きたら、できるだけ早く窓口へ連絡し、必要書類を確認しましょう。
保険金請求の4ステップ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 出発前 | 対象カードで所定料金を決済し、カード売上票・e-ticket控えを保管する |
| 2. 現地で事故・病気 | 海外ホットラインサービスやLIFE DESKなど、状況に合う窓口へ連絡する |
| 3. 書類収集 | 診断書、領収書、事故証明書、遅延証明書、写真などを現地で集める |
| 4. 帰国後 | 損保ジャパンライフカード事故受付デスクへ連絡し、保険金請求手続きを行う |
とくに、現地での書類収集は後からやり直しにくい部分です。治療を受けた、盗難にあった、航空機が遅延したなどの場面では、その場で必要書類を取得する意識を持っておきましょう。
連絡先は役割ごとに使い分ける
海外旅行中のトラブルでは、窓口ごとの役割を混同しないことが大切です。
- 損保ジャパンライフカード事故受付デスク
-
日本国内からの保険金請求窓口。TEL:0120-559-272(24時間・年中無休)
- 海外ホットラインサービス
-
海外旅行中のケガ・病気、賠償責任、携行品損害などの相談窓口。国・地域別の電話番号は規定集に掲載されています。無料電話が利用できない場合やその他の国・地域からは、(81)50-3820-1301(有料電話)が案内されています。
- LIFE DESK
-
カード紛失・盗難時の案内、大使館・領事館の案内、パスポート紛失時の手続き案内、付帯保険の窓口案内など。国内:0120-147899/海外緊急:(81)3-3431-1037
LIFE DESKは海外旅行中の案内やサポートを行う窓口です。病院の治療費をキャッシュレスで立て替えるサービスではないため、保険請求や治療費の支払い方法は規定集・保険窓口で確認しましょう。
現地で集める必要書類
保険金請求では、事故内容に応じて書類の提出を求められます。すべてのケースで同じ書類が必要になるわけではありませんが、主な書類は次のとおりです。
- 病気やケガ
-
医師の診断書、治療費の明細書・領収書
- 盗難や事故
-
現地警察などの事故証明書
- 持ち物の破損
-
損害額や修理費を立証する書類、損害状況が分かる写真など
- 航空機遅延
-
遅延を証明する書類、支出を証明する書類
- 利用付帯の証明
-
e-ticket控え、クレジットカード売上票、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を対象カードで支払ったことを証明する書類など
カード売上票やe-ticket控えは、旅行中に捨てないようにしてください。スマートフォンで写真を撮り、紙の控えも別の場所に保管しておくと安心です。
保険会社と解決しない場合の相談先
保険金の支払い可否や認定内容をめぐって保険会社との話し合いで解決しない場合は、第三者窓口に相談できます。
そんぽADRセンターは、日本損害保険協会の相談・苦情・紛争解決窓口です。
電話番号:03-4332-5241(全国共通)
受付時間:月〜金曜日 9:15〜17:00(祝日・休日、12月30日〜1月4日を除く)
金融庁も、個別の保険契約に関するトラブルについては、保険会社から十分に説明を受け、話し合っても解決しない場合に、生命保険協会生命保険相談所や日本損害保険協会そんぽADRセンターなどへ相談するよう案内しています。
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海外旅行保険を基準にライフカードが向いている人
ライフカードの海外旅行保険は、カードの年会費、補償対象者、旅行期間、キャッシュレス対応の要否によって向き・不向きが分かれます。
保険目的でカードを選ぶ場合は、年会費だけでなく、補償される人の範囲と治療費の上限を確認しましょう。
カードごとの保険有無を比較
ライフカードの種類と海外旅行傷害保険
| カードの種類 | 年会費 | 海外旅行傷害保険 |
|---|---|---|
| ライフカード<旅行傷害保険付き> | 本会員:初年度無料 次年度以降1,375円(税込) | あり(利用付帯) |
| ライフカードゴールド | 本会員:11,000円(税込) | あり(利用付帯・家族特約あり) |
| ライフカード<年会費無料> | 無料 | なし |
| 学生専用ライフカード | 無料 | 2026年3月31日以降出発分から廃止 |
海外旅行傷害保険を目的にするなら、ライフカード<旅行傷害保険付き>またはライフカードゴールドなど、保険が付帯するカードを選ぶ必要があります。
本人分の短期旅行に備えたい人
本人分の短期海外旅行に備えたい方は、ライフカード<旅行傷害保険付き>が候補になります。
- 向いている人
-
カード会員本人の補償があればよい人、年会費を抑えたい人、90日以内の短期旅行が中心の人
- 確認すべき点
-
家族特約はない。傷害・疾病治療費用は各200万円限度。利用付帯条件を満たす決済が必要。
年会費だけで判断せず、出発前に航空券・空港までの交通費・ツアー代金などを対象カードで決済することまで含めて確認しましょう。
家族旅行や補償額を重視する人
家族旅行が多い方や、本人の補償上限を引き上げたい方は、ライフカードゴールドが候補になります。
- 向いている人
-
家族旅行が多い人、ゴールド本会員の治療費用300万円限度を重視する人、家族特約を使いたい人
- 確認すべき点
-
家族分の旅行代金も対象カードで決済が必要。家族特約対象者の傷害・疾病治療費用は各150万円限度。航空機遅延費用は家族特約対象者が対象外。
家族旅行では、誰の分の旅行代金をどのカードで支払ったかを明細で確認しておきましょう。
カード付帯保険だけでは不安な人
次のような方は、ライフカードの付帯保険だけでなく、任意の海外旅行保険を上乗せする方法を検討しましょう。
- 医療費が高額になりやすい地域へ行く人
- 90日を超える長期滞在をする人
- 子連れ旅行で家族の治療費補償を厚くしたい人
- 現地で治療費を立て替える負担を避けたい人
- 携行品損害や救援者費用なども広めに備えたい人
付帯保険と任意保険は、どちらか一方だけを選ぶものではありません。短期旅行ではカード付帯保険を活用し、不足しやすい治療費やキャッシュレス対応だけ任意保険で補うという考え方もあります。
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FAQ
ライフカードの海外旅行保険について、よくある疑問をまとめました。出発前の最終確認にご活用ください。
- ライフカードの海外旅行保険は自動付帯ですか?
-
いいえ、2026年3月31日以降に出発する旅行分から、対象カードの海外旅行傷害保険は利用付帯です。カードを持っているだけでは補償されません。日本出国前に、航空券や空港までの公共交通機関、募集型企画旅行などの所定料金を対象カードで決済する必要があります。
- ライフカードで航空券を買っていない場合も保険は使えますか?
-
航空券以外の対象料金を日本出国前に対象カードで決済していれば、利用付帯の条件を満たせる場合があります。たとえば、空港へ向かう鉄道、有料特急、リムジンバス、空港に向かうタクシー料金、パッケージツアー代金などです。航空券をマイルで手配した場合でも、対象交通費の決済で条件を満たせる可能性があります。
- ホテル代だけをライフカードで払った場合は対象になりますか?
-
個人手配のホテル宿泊料金だけでは、海外旅行傷害保険の利用付帯条件を満たしません。対象になるのは、搭乗する公共交通乗用具の料金、または参加する募集型企画旅行の料金です。ホテルを含むパッケージツアー代金として支払う場合と、個人手配のホテル代を単独で支払う場合は扱いが異なります。
- ライフカードゴールドの家族特約は家族分も決済が必要ですか?
-
はい。ライフカードゴールドの家族特約で家族分も補償対象にするには、家族分の旅行代金も対象カードで決済する必要があります。本会員の分だけを決済している場合、家族分の補償が有効にならない可能性があります。家族全員分の航空券やツアー代金をまとめて対象カードで決済しておくと確認しやすくなります。
- ライフカードの海外旅行保険はキャッシュレスで治療を受けられますか?
-
いいえ。ライフカードのカード付帯保険では、キャッシュレスサービス(治療費等の立替払い)は利用できません。海外の病院で治療を受けた場合は、実費をいったん自分で立て替え、日本帰国後に保険金を請求します。キャッシュレスで治療を受けたい場合は、キャッシュレス・メディカルサービスが付く任意の海外旅行保険を検討しましょう。
- 学生専用ライフカードの海外旅行保険は使えますか?
-
2026年3月31日以降に出発する旅行分から、学生専用ライフカードの海外旅行傷害保険は廃止されています。学生専用ライフカードには海外アシスタンスサービスやカード会員保障制度がありますが、治療費や携行品損害を補償する海外旅行傷害保険とは別です。海外旅行保険が必要な場合は、別の手段を検討しましょう。
- 海外で病気や盗難にあったらどこへ連絡すればよいですか?
-
海外旅行中のケガ・病気・携行品損害などは、規定集に掲載されている海外ホットラインサービスを確認してください。日本帰国後の保険金請求は、損保ジャパンライフカード事故受付デスク(0120-559-272、24時間・年中無休)に連絡します。カード紛失やパスポート紛失、付帯保険窓口の案内が必要な場合は、LIFE DESKも利用できます。
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出典
ライフカード「カード付帯保険の内容変更についてのお知らせ」(公開日:2025年11月25日)
ライフカード「カード付帯保険(スタンダード)」
ライフカード「カード付帯保険(アドバンス)」
ライフカード「ライフカード<旅行傷害保険付き>」
ライフカード「ライフカード<年会費無料>」
ライフカード「ライフカードゴールド」
ライフカード「学生専用ライフカード」
ライフカード「カード付帯保険規定集(スタンダード)のご案内」
ライフカード「カード付帯保険規定集(アドバンス)のご案内」
ライフカード「海外アシスタンスサービス」
ライフカード「海外旅行保険」
外務省 海外安全ホームページ「海外旅行保険加入のおすすめ」
日本損害保険協会「相談対応、苦情・紛争の解決(そんぽADRセンター)」(公開日:2026年4月10日)
金融庁「金融サービス利用者相談室」

