消費者金融カードローンの中でも特に大手となる「プロミス」。
広告や店舗などを見かけたことがある方も多いだろう。
その中で、実際にプロミスからの借入を検討してみた方は多いはずだ。
ただ、プロミスに関わらず、カードローンには避けては通れない要素がある。
それは「審査」だ。審査と聞くとハードルが高いように感じ、借入を断念した方もいるだろう。
ただ、プロミスからの借入審査通過は、条件さえ満たしていれば決して困難ではない。
本記事ではプロミスの審査基準や注意点、さらに即日融資までの流れなどをご紹介する。
プロミスの審査は厳しい?
プロミスをはじめとする「消費者金融カードローン」の審査は通りやすいと思われがちだ。
結論からいうと、そのイメージは正しくもあり、間違ってもいる。
確かに消費者金融カードローンの審査は、メガバンクなどの銀行が運営する「銀行カードローン」の審査よりは厳しくないだろう。
ただし比較をせずに「審査」のみに着目するとしたら、消費者金融カードローンだとしても通りやすいわけではない。
消費者金融カードローンは会社によって、決算期に新規契約率を公表している。
例えば、プロミスを含めた大手3社の新規契約率は以下のようになっている。
会社名 | 新規契約率 |
---|---|
プロミス | 41.7% |
アイフル | 34.4% |
アコム | 39.9% |
この表からも分かる通り、新規申込者の半数以上が借入審査に落ちているのだ。
「銀行カードローンの審査はさらに厳しい」ということにもなるが、そもそも消費者金融カードローンの審査も決して甘くないということに注意して欲しい。
以下の記事では、プロミスの審査の基本について言及しているので参考にして欲しい。
プロミスの審査について詳しい解説はこちら。
審査が厳しいプロミスを借りられる基準は?
プロミスは新規契約率を公表しているが、審査基準は公表していていない。
しかし全てのカードローンに共通した「審査の際に重視される点」があるのも確かだ。
その点に不備があれば審査に落ち、融資を受けることができないだろう。
裏を返せば、ここからご紹介する点に不備がなければ特に問題なく融資を受けられるはずだ。
1つ1つが審査に大きく響くような要素なので、是非とも入念にチェックしてみて欲しい。
信用情報に傷がない
大前提として「信用情報に傷がない」という点が挙げられる。
ここでいうところの「傷」は、以下のような物事を指す。
- 返済・支払遅延
- 自己破産
- 債務整理
- 強制解約
- 代位弁済
1つ目「返済・支払遅延」に関しては、カードローンの借入だけに限らず、光熱費などの公共料金や通信費も含まれる。
2つ目は裁判所を通して返済義務免除を認定してもらうことを指す。
3つ目「債務整理」は、借入額の減額・返済期間の延期手続きを意味し、4つ目は主にクレジットカード会社からカード利用を強制的に停止させられることだ。
5つ目「代位弁済」は、借主が返済できなくなった場合、第三者が借主の代わりに返済をするという意味になる。
主に保証会社が返済を肩代わりするケースが多い。
プロミスなどのカードローン会社は、自社が加盟する信用情報機関から申込者の信用情報を確認できる。
もし信用情報に傷があった場合、審査に通るのはかなり難しいだろう。
なお、本人でも信用情報機関に開示請求することで、自らの信用情報を確認することができる。
その際に500円〜1200円の費用が掛かるが、不安な場合は事前にチェックしよう。
安定した収入がみられる
収入の安定性を金融用語では「本人属性」と呼び、借入審査の際には重視される。
もちろん、プロミスもその例に漏れない。
カードローンで審査に通ると、「約定返済日」と「約定返済額」を決める。
これは「返済する日」と「返済する額」と同義であり、毎月決まった日に決まった額を返済するということだ。
この返済方法は「約定返済」と呼ばれ、多くのカードローンが採用している。
毎月安定した収入があることが大前提となるので、厳しく審査されるだろう。
本人属性は収入以外にも、家族構成・住宅ローンなどの「出費」といった面でも見極められる。
収入額にもよるが、出費が多い大家族を1人で支えているとしたら返済能力が低いと判断されることもあるため注意しよう。
返済能力が見込める
審査は借入申込をすることで始まるが、そもそも借入申込ができない場合もある。
審査基準のように公表こそされていないものの、暗黙の了解として把握しておこう。
申込の基準となる点は「働いているか否か」だ。
プロミスをはじめとするカードローンは、未成年者の申込は受理しない。
また、無職の人の申し込みも受理しないことが多い。
提出した書類などが正確であること
前項でも少し触れたが、借入申込をする際には本人確認書類について入念にチェックして欲しい。
プロミスの場合、提出を求められる書類は以下のようになる。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カード
いずれか1種類だけを提出すれば問題ないだろう。
もしどれも所持していないとしたら、原付バイク免許を取得しよう。
1万円以下の費用で、1日で取得できるはずだ。
なお、本人確認書類に記載されている住所と現住所が異なる場合、公共料金の領収書・住民票の写し・納税証明書・社会保険料の領収書のいずれか1点を合わせて提出する必要がある。
さらにプロミスは、以下に該当する場合の申込者には源泉徴収票・確定申告書・所得証明書・給与明細書などの「収入証明書」の提出も求める。
- 19歳以下の申込者
- 借入希望額が50万円以上
- 他社利用を含めた借入総額が100万円以上
以上を踏まえて、自身が提出すべき書類の確認をおすすめする。
収入に見合った借入希望額であること
当然だが、自身の収入を大きく上回る額を希望しても審査は通過しない。
なぜなら、借入した後には、必ず返済する必要があるからだ。
収入は自分自身が誰よりも把握しているとは思うが、そこから無理のない借入額を算出しよう。
もし返済遅延などを起こせば、信用情報に傷がつく。それだけは避けるようにしよう。
プロミスとしても、利息を含めた元金を返済してもらわなければ利益につながらない。
そのため、審査の時点では申込者の収入と借入希望額から、返済能力の有無を見極めていくだろう。
また、プロミスの審査の対策は以下の記事でも詳しくまとめられているので参考にして欲しい。
プロミスの審査落ちについて詳しい解説はこちら。
プロミスの即日融資の流れは?
銀行カードローンは法律によって、審査の際に警察庁のデータベースで照会をすることが義務付けられている。
これにより時間が掛かり、即日融資が不可能となっているのだ。
ただ、消費者金融カードローンはデータベース照会を義務付けられていない。
そのため即日融資も可能だ。
もちろん、プロミスもこちらに該当する。
申込時間によっては20分ほどで審査が完了し、そこから最短で3分ほどで融資を受けられるだろう。
ここからは、プロミスの即日融資の流れについてご紹介する。
申込を行う
プロミス以外のカードローンに対してもいえることだが、まずは借入申込をするところから始まる。
プロミスでの主な申込方法は以下となるので、自身に適した方法を選んで欲しい。
- Webやアプリ
- 自動契約機
- 窓口
なお、多くの場合は申込の時点で他社借入の有無が確認される。
プロミスは信用情報機関から他社借入状況を調べることが出来るので、正直に答えよう。
また、申込の時点で勤務先を申告することになるだろう。
プロミスでは、基本的には電話による在籍確認を行っていない。
ただし、必要と判断された場合には在籍確認が行われるため、必ず正しい勤務先を答えよう。
万が一、在籍確認をする際には、事前に利用者の同意を得た上で実施されるので安心してほしい。
また、電話時には会社名を名乗らずに個人名を名乗るようにするなど、プライバシーの保護には十分配慮されている。
必要書類提出
申込が済んだ後、必要書類を提出する。
プロミスが指定する本人確認書類は、運転免許証・パスポート・健康保険証・マイナンバーカードだ。
申込の際に記入した住所と現住所が異なる場合は、追加で公共料金の領収書や住民票、または地方税・社会保険料の領収書などの提出が必要となる。
自身が未成年の場合や、借入希望額が50万円を超える場合、他社借入分も含めた借入総額が100万円を超える場合は源泉徴収票などの収入証明書類が必要だ。
審査後契約をする
必要書類の提出が済んだ後、20分ほどで審査が完了する。
その間は信用情報期間で金融事故を起こしていないか、そして他社借入があるか否かが確認されるだろう。
契約はすぐに済み、最短3分ほどで借入が可能となるはずだ。
なるべく早い融資を望んでいる場合は、借入方法を事前に決めておこう。
自動契約機や郵便でカードを受け取る
契約が結ばれた後、ローンカードを発行するか否かを選択することになる。
カードは自動契約機で発行することが可能だが、郵便配達で受け取ることもできる。
プロミスはスマホATMなどを使用すればカードレスで借入することもできるが、提携ATMなどから借り入れたい場合はローンカードが必要となる。
ただ、家族にも知られたくない場合はローンカードを持たない方が賢明だろう。
その場合は契約後に、ローンカードが不要である旨を伝えて欲しい。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスの厳しい審査に通らなかった原因とは?
本記事をお読みになっている方の中でも、すでにプロミスの審査に通らなかった方がいるのではないだろうか。
その場合、理由は必ずあるだろう。
ここからは、プロミスの審査に通らなかった原因をご紹介する。
その原因を知り、改めてプロミスに借入申込する際には是非とも役立てて欲しい。
在職中でない
プロミスでは、申込時に勤務先の申告を求められる。
在職中でなければ勤務先の申告ができないので、返済能力が疑われる。安定した収入がなければ、申込も受理されないのだ。
ただ、虚偽の勤務先を申告するのもおすすめできない。
基本的にプロミスは職場への在籍確認を行っていないが、確認が必要だと判断される場合もあるのだ。
虚偽の勤務先を申告していれば、このタイミングで知られてしまうだろう。
無職の場合は借入は不可能であり、虚偽の申告をしたとしても露見する可能性が非常に高い。
特に後者は悪質な行為だと見なされ、信用情報に掲載されるかもしれないので注意しよう。
返済を延滞している
プロミスに関わらず、過去に支払・返済延滞をしている場合は審査通過はかなり厳しくなる。
この場合の「延滞」とは借入だけではなく、以下のケースも当てはまるのだ。
- クレジットカード支払
- 公共料金支払
- 通信費支払
返済・支払の延滞情報は、信用機関情報が管理する信用情報に記載される。
信用情報機関はいくつか存在するが、プロミスは自社が加盟している機関から確認ができる。
ついつい忘れてしまったなどの故意的ではない延滞であっても、延滞情報は信用情報機関に5年ほど保管される。
心当たりが少しでもある場合は、信用情報機関に開示請求をして確認しよう。
一度に複数の業者に申込をした
一度に複数の業者に申込をしていたら、他社借入と同じように審査に響くだろう。
本人は保険のためかもしれないが、プロミスからすれば毎月の返済負担の大きさで警戒すべき要因となるのだ。
まずは1つの会社に絞って、借入申込をしよう。
審査の記録も信用情報機関に記載されるが、これは6ヶ月ほどで抹消されるので安心して欲しい。
過去に金融事故を起こしている
「金融事故」は、長期延滞・自己破産・債務整理・代位弁済・強制解約を指す。
それらを起こした情報は信用情報機関に管理され、金融サービスを行うあらゆる機関が確認できるのだ。
信用情報については先ほど説明したので割愛するが、金融事故の過去があれば、プロミスとしても申込者の返済能力の低さを認めざるを得ない。
結果として借入を拒否するだろう。
総量規制の制限にかけられている
「総量規制」とは、年収の1/3を超える貸付を禁止するルールだ。
これは貸金業法13条の2に明記されている。
例えば、年収300万の人がすでに50万円の借入をしているとしよう。
その人が新たにプロミスから50万円以上の借入をしようとしても、総量規制によって審査に通らないのだ。
無論、借入総額がすでに100万円となっている場合は、借入希望額に関係なく審査には通らない。
借入申込をした人の現時点の借入総額も信用情報機関から確認できるので、注意しよう。
以下の記事でもプロミスの審査に落ちる様々な理由ついて言及しているので、参考にして欲しい。
プロミスの審査に落ちる理由について詳しい解説はこちら。
プロミスの厳しい審査に関して気を付けたいことは?
ここからは、プロミスの審査に関して気をつけるべき点をご紹介する。
不備があれば審査は通りづらくなり、問題がなければないほどそれだけ審査に通りやすくなるだろう。
例えば、他社借入があるとしても、それだけを理由に審査不通過が決まるわけではない。
そして定職に就いている場合でも、審査の通りやすさを左右する要素があるのだ。
他社からの借り入れは減らすか完済しておく
まず、他社借入をしているだけで必ず審査に落ちるわけではない。
プロミスも申込者の収入を踏まえ、さらに貸し付けても問題ないかを吟味するのだ。
他社からの借入金額が総量規制の制限を大きく下回っていれば審査にそれほど影響を及ぼさないだろう。
ただ、他社借入がない方が審査に通りやすいので、やはり他社借入を完済してから借入申込をするのが最善だ。
年収より大きい額は借りられない
総量規制は年収の1/3を超える額の貸付を禁止するルールなので、年収を超える額の融資はもちろん受けることができない。
借入額は総量規制を下回るようにしよう。
様々な会社で少額ずつ借り入れたとしても、全ての借入状況が信用情報機関にて確認できる。
審査の際に信用情報は必ず確認されるので、収入と借入総額より計算して、借入可能な範囲で申込むようにしよう。
勤続年数は1年以上だと借りやすくなる
「勤続年数が短ければ審査に通りづらい」というわけではないが、やはり勤続年数が長いほど審査に有利になるのは事実だろう。
これはプロミスの公式サイトからもうかがえる。
理由は簡単だ。勤続年数が長いということはこれからも同じ場所で勤務する可能性が高く、毎月安定した収入を得られると見なされるからだ。
借入の際は、自身の勤続年数を一つの目安にして欲しい。
もし本記事を読んだ時点でプロミスの審査に落ちている場合、以下の記事を参考にすれば今後の借入の対策にもなるだろう。
プロミスの審査に落ちた場合はこちら。
プロミスの厳しい審査では在籍確認はどう行われるの?
プロミスは原則として、勤務先への在籍確認を行っていない。
もし在籍確認が必要だと判断された場合でも、事前に申込者から同意を得た上で確認を行うのだ。
周囲に知られたくないような借入の場合は、是非ともプロミスの利用を検討しよう。
プロミスの審査終了が遅い時の理由は?
プロミスの審査は最短20分ほどで終了するが、それ以上に時間がかかる場合もある。
理由としては、以下が考えられる。
- 信用情報に問題があった
- 混みやすい午後や土日に申込をした
- 申込が21時を過ぎていた
- 申請内容に間違いがあった
- 郵送申込をしたので書類の到着が遅れている
- 勤務先が営業時間外なので在籍確認が遅れている
即日融資を受けたい場合は、上記のケースが発生しないような借入を心がけよう。
プロミスは24時間申込が可能なものの、審査は毎日9:00〜21:00に行われる。
21時以降の申込は翌日の審査となるので注意が必要だ。
プロミスの厳しい審査では収入証明書を提出すると通過しやすい?
審査通過にできるよう、時間を守ったり正確に情報を記入したりするも上記のような不安にが思うこともあるだろう。
ある場合、例えばだが、収入証明書を提出したらよりスムーズに審査を通過するのではと考える人も居るのではないか。
収入証明書を提出したとしても、それだけで審査が通りやすくはならない。
収入証明書に記載された収入が借入額より低かったり、総量規制を超えていたりしたら審査は通らないだろう。
ただし、19歳以下の場合・借入希望額が50万円を超える場合・他社借入も含めた借入総額が100万円を超える場合は収入証明書の提出が前提となる。
プロミスの厳しい審査に通過するために
プロミスの借入審査は、決して通りやすいとはいえないだろう。
ただし、押さえるべき点をしっかりと押さえていれば審査通過は決して難しくはない。
本記事でご紹介したポイントを1つ1つチェックし、今後のプロミスからの借入の際に役立てていただければ幸いだ。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |