カードローンの会社として有名なアコム株式会社だが、実はクレジットカードの発行も行っている。
アコムの「ACマスターカード」とはどのような商品なのだろうか。
この記事では、アコムのACマスターカードに関する基本的な情報や審査のポイント、メリットとデメリットを解説する。
記事の後半では、ACマスターカードの返済方法・利用上の注意点についても紹介する。
契約を考えている方は、ぜひ参考にして欲しい。
アコムのACマスターカードとは?
ACマスターカード(アコムマスターカード)は、アコム株式会社が発行しているクレジットカードだ。
クレジットカードにカードローン機能が付帯しており、通常のマスターカードと同様に国内・国外を問わず加盟店で利用できる。
プラスチックカードのほか、アプリ上で発行する「バーチャルカード」での使用も可能となっている。
そのため、カードを増やしたくない方にもおすすめだ。
ACマスターカードの商品概要は、下記の通りだ。
ACマスターカードの商品概要 | |
ご利用限度額 | 10万円~300万円 |
手数料率(実質年率) | 10.0%~14.6% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
支払期日 | ・35日ごとの支払 ・毎月支払(口座振替・口座振替以外) |
※上記はアコムカードローンの情報
上記にもあるが、支払期日を自分で選ぶことができる点も返済するうえで便利と言える。
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アコムACマスターカードの基本情報
ACマスターカードは、どのような特徴のあるクレジットカードなのだろうか。
アコムならではの特徴や、利用による特典についても紹介していく。
年会費無料
クレジットカードには年会費がかかるもの・初年度のみ年会費無料のものなどがある。
ACマスターカードの場合は、無期限で年会費無料となっている。
そのため「持っているだけでお金がかかる」ということがなく、安心して利用できるカードといえる。
最短即日発行
クレジットカードは、通常申し込んでから手元に届くまで2週間前後かかるといわれている。
しかし、ACマスターカードは最短で即日発行が可能だ。
アコムの自動契約機「むじんくん」で契約を行えば、その場でカードを発行できる
これは、ACマスターカード独自のメリットといえるだろう。
毎月のご利用金額からキャッシュバック
ACマスターカードを使えば、月ごとに使用した金額の0.25%が自動でキャッシュバックされる。
日頃の支払いはカードが中心である・月々のクレジットカード利用額が多い方には、特に嬉しい特典だろう。
キャッシュバックを受けるための特別な手続きなどは必要ない。
そのため、「特典を受けるための手続きなどは煩わしい」という方もストレスなく利用できるはずだ。
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アコムACマスターカードの審査
便利なACマスターカードだが、利用するまでの審査は厳しいのだろうか。
ここからは、契約可能な就業形態・必要書類・審査の主な基準などについてまとめていく。
「申込を考えている」「カードを使いたいが審査が不安」という方は、ぜひ審査のポイントなども参考にして欲しい。
パート・アルバイトでも一定の収入があればOK
クレジットカードの審査では、安定した返済が難しいとされる職業・雇用形態の方は通らないこともある。
しかし、ACマスターカードは一定の収入があることを条件に「パート・アルバイトの方でもOK」としている。
もちろん、審査OKとはいえ必ず通過できるわけではない。
ただ、商品のメリットとして公式に明示されているので、安心感があるのではないだろうか。
必要な書類と情報
ACマスターカードを申し込む際には、契約者の情報・勤め先などの情報を申込フォームに入力する。
勤め先については下記の情報が必要となる。
- 会社名
- 勤務形態(雇用形態)
- 勤務先の電話番号
- 勤務先の住所
- 事業内容(選択式)
- 入社年月
- 職種(選択式)
- 収入形態(正社員・契約社員・派遣社員のみ)
- ボーナスを含む年収(手取りでなく総支給額)
- 給料日
- 保険証の種類(選択式)
- 保険証の区分(本人または被扶養)
会社名・入社年月・年収などの正確な情報は、事前に調べておくと手続きがスムーズに進むだろう。
その後、審査を通過したら本人確認書類の提出となる。
本人確認に使用できる書類は下記の4種類で、基本的にはいずれか1点の提出だけで良い。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証(上記いずれかの交付を受けていない方)
ただし、自動契約機からの提出書類として健康保険証を選択した場合は「アコムからの郵便物送付」または「下記の補足書類(発行6カ月以内)の提出」が必要となる。
- 住民票の写し
- 公共料金の領収書
そのため、健康保険証以外の本人確認書類を持っているのであれば、そちらの提出をおすすめする。
また「希望限度額が50万円以上」もしくは「希望限度額+他社借入=100万円以上」の方は下記のような収入証明書類も必要だ。
- 源泉徴収票
- 課税証明書
- 確定申告書
- 給与明細書+賞与明細書
希望借入限度額に応じて、こちらの書類も準備しておこう。
審査で重視されるポイントと基準
ACマスターカードの審査では「安定した返済能力」と「信頼性」が審査通過の基準になるだろう。
これは、どのクレジットカードの審査でも基準になる点だ。
この返済能力の有無・安定性を判断するのに重要なのが、申込者が入力した勤め先情報である。
また、信頼性に関しては信用情報の内容以外にも入力した情報が事実と相違ないかという点も重要だ。
ACマスターカードの審査基準は「カードローン機能があるクレジットカード」ということもあり、消費者金融に近いと考えられる。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
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※上記はアコムカードローンの情報
アコムACマスターカードの審査に落ちる人の特徴
申込を行っても、審査に落ちてしまうとACマスターカードを利用することはできない。
では、審査に落ちる可能性が高いのはどのような方なのだろうか。
ここでは、審査に落ちやすい方の3つの特徴を解説する。
審査に通るか不安な方や、他社の審査に落ちたことがあって原因が気になる方は参考にしていただきたい。
信用情報がブラックリスト入りしている
信用情報とは、ローンやクレジットの申込・契約・返済などに関する個人情報のことだ。
クレジットカードの審査では、この信用情報も評価の対象となっている。
もし、過去に返済の延滞などがあった場合は信用情報に記録が残り、ローン・クレジットの審査に通りにくくなるだろう。
審査に不利な信用情報がある状態を俗に「ブラックリスト入り」と呼ぶことがある。
ただ、信用情報機関が実際にリスクの高い方をリストアップしているわけではない。
複数のクレジットカード会社に申込をしている
クレジットカードの申込自体は悪いことではないため、複数の申込を行っても「ブラックリスト入り」とはいえない。
ただし、複数のクレジットカード会社に申し込んでいるのであれば、何らかの理由で審査に落ちている可能性が高い。
もしくは、申込者が自分の信用情報・収入などに不安があり、審査に落ちることを想定して一度に申込を行う場合もあるだろう。
いずれにしても、複数のクレジット会社に申込をしているという事実があれば審査には不利といえるだろう。
申込情報に不備がある
申込の際に入力した情報が事実と異なると、信頼性を疑われて審査に通りにくくなるといわれている。
なぜなら、審査が有利になるよう虚偽の内容を入力している可能性があるからだ。
単なる確認不足で悪意はないかもしれないが、不備をどうとらえるかは先方の判断だ。
このような事態を避けるために、情報入力の際は手元に資料を準備して、正確に入力することをおすすめする。
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アコムACマスターカードを利用するメリット・デメリット
ここまで、ACマスターカードの申込を中心に解説してきた。
では、実際に使うとどのようなメリット・デメリットがあるのだろうか。
ここからは、利用者が「ACマスターカードで良かった」もしくは「ここが少しネック」と認識している点について解説する。
メリット
ACマスターカードにはいろいろな特徴がある。中でも一般的なクレジットカードと異なるのは「カードローンも利用できる」という点だ。
急に現金が必要になったときなど、クレジットカードでは対応できないピンチにも役立ってくれるだろう。
また、クレジットカードは利用額の支払日が指定されている場合も多い。
ACマスターカードは「35日ごと」または「毎月指定日」から選ぶことができる。
例えば、支払日を給料日の後に指定すれば「残高不足で返済を延滞してしまった」というトラブルも避けられそうだ。
デメリット
ACマスターカードは、支払方法がリボルビング払いのみに限られる。
支払方法を工夫すればある程度の対策は可能だが、これは大きなデメリットだろう。
記事後半の「ACマスターカードの利用時に注意すべき点」では、手数料をかけずに一括返済のように支払う方法を紹介している。そちらも確認して欲しい。
また、クレジットカードは一般的に年会費が高いほど付帯保険・家族特約・補償などが充実している傾向にある。
対してACマスターカードは年会費無料であり、サービスが充実していないのか心配している人もいるだろう。
実際、ACマスターカードはショッピング保険・紛失盗難補償・旅行保険などが付帯していない。
アコムのキャッシング・カードローンについての詳しい解説はこちら。
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アコムACマスターカードの利用シーン
「初めてクレジットカードを持った」「アコムのクレジットカードが役立つ場面を知りたい」と考える方もいるだろう。
そんな方にACマスターカードの利用例を紹介しよう。
クレジットカードの使い道について、日常生活から海外旅行まで、いろいろな場面で活用できることがわかるはずだ。
レジャーやショッピングに
飛行機・新幹線などのチケット購入費は、クレジットカードでの支払いが可能だ。
また、タクシーや宿泊施設の中にもクレジットカードに対応しているところはある。
クレジットカードがあれば現金を大量に持ち歩く必要も無くなる。
「途中でお金を下ろさないと」という手間もなくなるだろう。
さらに、海外でもマスターカード加盟店で通常のクレジットカードと同じく利用でき、キャッシングも可能だ。
キャッシングを利用したいときに
世の中にクレジットカードは多数あるが、アコムならではの使い方として「クレジットカードでキャッシング(カードローン)も利用できる」というものがある。
日本国内でのカードローン利用はもちろん、海外でも「Cirrus」と表記されたATMからキャッシング限度額内で現地通貨を引き出すことができるのだ。
特に海外旅行・海外出張が多い方にとっては、現地での手続きなしにクレジットもキャッシングもできる優秀なカードとして役立ってくれるだろう。
電子マネーへのチャージに
ACマスターカードは一部の電子マネー・QR決済アプリへのチャージにも利用できる。
また2022年からはGoogle Payにも対応を開始した。
日頃キャッシュレス決済が多いという方には、チャージを一元化できて管理しやすいといったメリットもあるだろう。
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アコムACマスターカードの返済方法を4つ紹介
いろいろなメリット・活用方法があるACマスターカードだが、利用した場合の支払(返済)はどのように行ったら良いのだろうか?
アコムでは、4つの返済方法が選択できる。
それぞれにメリットがあるため、支払い頻度・都合に合わせて選んでいただきたい。
インターネット
インターネット返済は、ネットバンキングを利用した返済方法だ。
そのため、店舗やATMに出向く時間がない方も自宅や出先から簡単に返済することができる。
また、手数料無料なので「こまめに追加入金で返済していきたい」という方には特にメリットが大きい返済方法といえるだろう。
さらに、インターネット返済は土日祝日可・原則24時間対応となっている。
ただし、アコム・各金融機関のメンテナンスを行っている時間帯は利用できない。
アコムATM
「普段ネットバンキングを使用していない」「利用中の金融機関がアコムのインターネットバンキング可能金融機関ではない」という方もいるだろう。
そんなときにおすすめの返済方法が、アコムATMだ
。店舗・専用ATMに出向かなければならないというデメリットはあるものの、メリットもたくさんある。
例えば、アコムATMを使うとインターネット返済と同じく24時間対応・土日祝日可・手数料無料で返済できる。
また、も、ATM返済は金融機関の登録が不要だ。
金融機関の口座を貸金業者のサービスに紐づけるのに抵抗があるという方でも安心して利用できるだろう。
提携ATM
アコムATMの設置されている数は地域によって差がある。
そのため、生活圏にアコムATMがないという方もいるかもしれない。
その点、提携金融機関のATMならばコンビニやショッピングモールなどに設置されていることも多い。
ショッピングの返済が行えるアコムの主な提携金融機関は下記の通りだ。
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- イーネット
- ローソン銀行
- イオン銀行
他にも、北海道銀行・北陸銀行・福岡銀行など一部の地方銀行ATMでもACマスターカードの返済ができる。
24時間対応・土日祝日の返済可能で自分の都合に合わせて返済できるという点はアコムATMと同じだ。
ただ、利用時に手数料がかかることは認識しておこう。
振込
振込での返済は、インターネット上のアコム会員用ページ(マイページ)からの手続きとなる。
返済手順としてはインターネット返済と似ている。
つまり、ATMに出向かず返済できることが振込返済のメリットだ。
また、インターネットバンキングを利用していない方でも、口座さえあれば振込返済は可能となる。
ただし、金融機関の営業時間・アコムの営業日に返済日が左右される・振込手数料がかかる点には注意が必要だ。
返済方法 | 手数料0円 | 土日祝日可 | 24時間対応 |
---|---|---|---|
インターネット | ○ | 〇 | ○ |
アコムATM | 〇 | 〇 | ○ |
提携ATM | × | ○ | ○ |
振込 | × | × | × |
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※上記はアコムカードローンの情報
アコムACマスターカードの利用時に注意すべき点
ACマスターカードを使用した支払いでは、いくつか注意すべき点がある。
知らずに使用していると、店頭での支払いで戸惑うこともあるかもしれない。
ここからは支払いの注意点として3つのポイントを解説していく。
ボーナス払いができない
ボーナス払いとは、一般的にボーナスが出ることが多い夏・冬に合わせてクレジットカードの支払いを行う方法だ。
経済的な余裕ができたタイミングで支払いができるので、ボーナス払いを選択したい方もいるだろう。
しかし、ACマスターカードにはボーナス払いがない。
そのため、余裕のあるタイミングで多く支払いたい場合は、ボーナス月に自分で追加入金するなど調整が必要になる。
支払いをするときは1回払いを選択する
クレジットカードには「一括」「分割」など複数の支払い方法がある。
しかし、ACマスターカードで使用することができる支払方法は「1回払い」のみである。
先ほど紹介した「ボーナス払い」だけではなく、分割払い(リボルビング払い)を選択しようとした場合も支払い自体ができない。
自動的にリボルビング払いになる
支払い時には「分割が選択できない」と混乱する方もいるかもしれない。
ただ、支払いは自動的にリボルビング払いとなるため安心していただきたい。
ただし、リボルビング払いになると経過日数に応じた手数料がかかるため、これをデメリットと感じる方もいるだろう。
手数料をかけず一括で支払いたい方は、クレジットカードの締め日である20日のあとから、リボルビング払いに変更される翌月6日までの間に支払おう。
この方法であれば手数料はかからず、通常のクレジットカード同様に20日までの利用額を一括で支払うことになる。
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アコムのACマスターカードの利用を考えているなら
ACマスターカードは最短即日発効・年会費無料・キャッシュバックなどが特徴のクレジットカードとなっている。
通常のクレジットカードと同じように使えるだけでなく、国内外でカードローン(キャッシング)として利用できるという利点もある。
契約者からの返済が自動的にリボ払いになるなどデメリットもあるが、入金のタイミングを工夫することで対策可能だ。
ACマスターカードの利用を検討している方は、ぜひ公式ホームページの「3秒診断」も試して欲しい。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
※上記はアコムカードローンの情報
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