- イオンカードセレクトでVisaを選ぶメリットはあるのか?
- VISA、Mastercard、JCBの違いを知りたい
- VISAでおすすめのイオンカードが知りたい
イオンカードセレクトでは、国際ブランドとしてVisaの他にMastercardとJCBが選べる。それぞれの違いがわからず、「とりあえずVISA」と、VISAを選ぼうとしている人も多いだろう。
確かに、VISAは加盟店舗数や発行枚数が世界最多の国際ブランドだが、自身にとっての正解がVISAとは限らない。
そこで本記事では、イオンカードセレクトでVISAを選ぶメリットや国際ブランド毎の違いをまとめた。
国際ブランドにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、それらを把握した上で、自身に合った国際ブランドを選んでほしい。
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イオンカードセレクトでVISAを選ぶメリット
イオンカードセレクトでVISAを選ぶメリットは、以下の2つだ。
- 加盟店の数が最も多い
- 世界中で特典が受けられる
それぞれ詳しく解説する。
加盟店舗の数が最も多い
VISAが発表した公式データによると、VISAの加盟店舗数は、世界で約1億店を突破している。世界での発行枚数は42億枚にのぼり、200以上の国と地域で利用可能だ。
これらのデータが示すとおり、VISAは「世界で最も利用されている国際ブランド」と言って良いだろう。
最近ではMastercardの加盟店舗数がVISAに近づいているが、現時点ではVISAの方が多い。
国内でも海外でも、国際ブランドのVISAのクレジットカードを1枚持っていれば「決済できない」という状況に陥るケースは、ほとんどないだろう。
したがって、VISAはクレジットカード初心者が最後に選ぶべき国際ブランドだと言える。
世界中で特典が受けられる
クレジットカードには、カードそのものに備わっている特典と、国際ブランドが提供する特典の2種類がある。VISAの場合、次のような特典を世界中で受けられる。
エクスペディア特別優待 | VISAカード決済でハワイの宿泊が15%OFF |
IHG® ホテルズ&リゾーツ特別優待 | 東南アジア、韓国、日本、ミクロネシア、オーストリア、ニュージーランド、南太平洋諸島でのご宿泊を20%オフ |
VISA国際線クローク(一時預かり) | 通常料金より10%オフ |
海外WiFiレンタルご優待 | 通信レンタル料金が全プラン5%OFF |
eラーニング特別優待 | 特定のオンラインコースや年間メンバーシップが割引価格に |
国際ブランドを選ぶ際は、こうした特典にも着目してみてほしい。
※紹介したキャンペーン・優待は執筆時点のものであり、現在では終了または内容が変更されている可能性がある
イオンカードセレクトでも選べる!国際ブランドのVISAとは?
VISAのメリットを整理したところで、改めて国際ブランドとしてのVISAについて紹介しよう。
国際ブランドと発行会社の違い
クレジットカードにおける、国際ブランドと発行会社の違いがわからない人も多いだろう。
国際ブランドとは、VISAやMastercard、JCBといったクレジットカードの決済システムそのものを提供しているブランドのことだ。
VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club Internationalの5つは、「5大国際ブランド」と呼ばれている。最近では、中国の国際ブランドである銀聯(UnionPay)の勢いも強まっている。
一方、発行会社とは、国際ブランドの決済システムを利用して、自社独自のクレジットカードを発行している会社のことだ。
たとえばイオンカードセレクトなら、発行会社はイオン銀行(親会社:イオンフィナンシャルサービス)である。
日本における主な発行会社は三井住友銀行などの「銀行系」、イオングループや楽天グループなどの「流通系」、消費者金融等が発行している「金融系」と大きく3つに分かれている。
また、国際ブランド自身が発行会社となり、発行しているクレジットカードのことを「プロパーカード」と呼ぶ。
一般的にプロパーカードの方がステータス性が高いと言われ、VISAとMastercardはプロパーカードを発行していない。
MastercardやJCBとの違い
VISAとMastercard、JCBの違いを比較してみよう。
VISA | Mastercard | JCB | |
加盟店舗数 | 約1億店 | 1億店 | 約4,300万店 |
プロパー カード | なし | なし | あり |
発祥国 | アメリカ | アメリカ | 日本 |
特長 | 加盟店舗数が世界最多 タッチ決済対応店が多い | 加盟店舗数が多い タッチ決済対応店が多い 海外決済の為替レートが安い | 国内での加盟店数が多い 東京ディズニーリゾートの公式国際ブランド特典に力を入れている |
上記の表から、VISAは「決済に特化した国際ブランド」だということがわかる。加盟店舗数が世界最多であり、タッチ決済に対応している店舗も多い。
とはいえ、MastercardやJCBの特長も魅力的であるため、自身に合った国際ブランドを選ぶことが大切だ。
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イオンカードセレクトでVISAを選ぶ際の注意点
イオンカードセレクトでVISAを選ぶ際は、ここで紹介する2つの点に注意してほしい。
特典重視ならVISAよりもJCBがおすすめ
1つ目の注意点は、国際ブランドの特典を重視するなら、VISAよりもJCBがおすすめだということだ。
JCBは日本発祥のブランドということもあり、日本人会員に向けたキャンペーン・優待を多数用意している。
たとえば、JCBはハワイ旅行における優待が充実している。ハワイの人気ホテルであるハレクラニや、ザ・カハラ・ホテル&リゾートなどでの宿泊優待のほか、スパやグルメなどの優待もある。
国内ではコンサートや演劇のチケットを先行販売や割引価格で購入したりと、充実したキャンペーン・特典が魅力の一つだ。
特典重視で国際ブランドを選ぶなら、JCBをおすすめする。
海外決済の為替レートがMastercardよりも高い
2つ目の注意点は、海外決済の為替レートがMastercardよりも高いということだ。
海外旅行や出張を頻繁に行う人は、海外決済の為替レートに着目してほしい。実は、為替レートは国際ブランドによって若干の違いがある。
実際にVISAとMastercardの為替レートを比較してみよう。今回は、米ドル決済でシミュレーションした。
本記事制作時(2023年7月13日)におけるドルの終値は138.95円だったため、「1ドル=139円」として計算する(Yahoo!JAPANファイナンスより)。また、海外決済にかかる事務手数料はイオン銀行の「1.6%」を採用した。
まとめると、「1ドル=139円を基準レートとして、事務手数料が1.6%のとき、100米ドルの決済をするとVISAとMastercardでは為替レートがいくらになるか?」を計算した。結果は以下の通りだ。
為替レート | 基準レートとの差額 | |
Visa | 14,267.67円 | +367.67円 |
Mastercard | 14,120.90円 | +220.90円 |
VISAとMastercardとでは、100米ドルの決済の場合、Mastercardの方が146.77円安いという結果になった。
国際ブランド毎の為替レートはその都度変化するため、「Mastercardの方がいつも安い」とは、必ずしも言えない。
しかし、過去の為替レート実績を比較してみても、VISAよりもMastercardの方が安いことが多い。
そのため、海外旅行や出張を頻繁に行う人は、Mastercardをおすすめする。
ちなみにJCBの為替レートはMastercardよりも安くなることがあるが、JCBは海外加盟店が少なく、海外決済に弱いため、やはりMastercardがおすすめだ。
- 参考:Exchange Rate Calculator|Visa、Mastercard® Currency Converter Calculator|Mastercard
- Visa、Mastercardの為替レートはいずれも2023年7月13日に決済した場合の数値
VISAが選べるおすすめのイオンカードとイオンカードセレクト3選
最後に、VISAが選べるおすすめのイオンカードを3種紹介する。
イオンカードセレクト | イオンカード (ミニオンズ) | イオンJMBカード (JMB WAON一体型) | |
券面デザイン | |||
国際ブランド | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard | Visa Mastercard JCB |
ポイントの種類 | WAON POINT | WAON POINT | JALマイル |
ポイント還元率 | 0.5〜1.0% | 0.5〜1.0% | 0.5〜1.0% |
家族カード | 発行・年会費無料 (最大3枚) | 発行・年会費無料 (最大3枚) | 発行・年会費無料 (最大3枚) |
ETCカード | 発行・年会費無料 | 発行・年会費無料 | 発行・年会費無料 |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償 | ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償 | ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償 |
電子マネー | イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON | イオンiD Apple Pay | イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON |
申し込み条件 | 満18歳以上 (高校生不可) | 満18歳以上 (高校生不可) | 満18歳以上 (高校生不可) |
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イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、引落口座をイオン銀行に指定することで発行可能なイオンカードだ。
最大の特長は、年間50万円以上利用した場合、イオンゴールドカードが無料で発行されることだ。
イオンゴールドカードは利用可能枠が増額され、さらに最高5,000万円の旅行傷害保険も付帯する。ステータス性も高く、人気のイオンカードである。
さらに、WAONオートチャージを利用することで、チャージ金額に対して0.5%(200円=1ポイント)のポイントが還元される。チャージと利用でポイントの二重取りができるため、WAONポイントが貯まりやすいイオンカードとなっている。
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イオンカード(ミニオンズ)
イオンカード(ミニオンズ)は、エンターテイメント特典が充実したイオンカードだ。
イオンシネマチケットがいつでも1,000円(税込)※で購入できたり(年間12枚まで)、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)内の利用でポイント還元率が10倍にアップしたりと、特定の人にとってメリットの多いイオンカードとなっている。
また、イオンカードセレクト(ミニオンズ)なら、イオンカードセレクトとほぼ同等の特典が利用できる。
※イオンカードセレクト(ミニオンズ)はイオンゴールドカード発行の非対象
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※・沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。
・イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。
・2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円(税込)を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。
・対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット(前売券)を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。
・「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
・利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
・シネマチケットの購入は「本人認証(3Dセキュア)」登録済みのイオンカードセレクト(ミニオンズ)、イオンカード(ミニオンズ)、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
・本特典はイオンエンターテイメント(株)が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
・転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
・本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。
イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
イオンJMBカード(JMB WAON一体型)は、JALマイレージバンクと一体になったイオンカードだ。
利用ごとに、WAONポイントではなくJALマイルが貯まるため、日常的にマイルを貯めたい人におすすめのイオンカードとなっている。
また、溜まったマイルは電子マネーWAONに交換もできるため、使い勝手の良さが魅力である。
10,000マイル以上を電子マネーWAONに交換する場合、交換レートが100%を超えるため、あえてイオンJMBカード(JMB WAON一体型)でマイルを貯めて、それから電子マネーWAONに交換する裏技もある。
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イオンカードセレクトはVISAを選択することが可能!
本記事では、イオンカードセレクトでVISAを選ぶメリットや注意点、他の国際ブランドとの違いなどを解説した。VISAは世界で最も利用されている国際ブランドだが、必ずしも自身に合っているとは限らない。
イオンカードセレクトに申し込む際は、本記事を参考に、VISA・Mastercard・JCBの中から自身にあった国際ブランドを選んでほしい。
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