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楽天カードのメリット・デメリットは?種類別・2枚持ちの場合も紹介

この記事で解決できるお悩み
  • 楽天カードを保有するメリットは何か?
  • 楽天カードの種類別のメリットを知りたい
  • 会員ランクによるメリットに違いがあるのか?

楽天カードは2023年6月時点の発行枚数は2,924万枚を超え、非常に多くの人が発行する人気のクレジットカードだ。楽天カードが人気なのは、当然メリットが多いからに違いないのだが、具体的にどのようなところを魅力に感じているのだろうか。

そこで本記事では、楽天カードのメリットをわかりやすくまとめた。

カード種別によるメリットの違いや会員ランクによるメリット、楽天カードに共通するデメリットも解説しているので、楽天カードの発行を検討している人はぜひ参考にしてほしい。

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目次

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楽天カードに共通するメリット5選

楽天カードに共通するメリット5選 クレジットカードナビ

楽天カードは合計9種類あるのだが、各カードに共通するメリットには以下の5つが挙げられる。

  1. ポイントを貯めやすい
  2. ポイントの二重取りがしやすい
  3. ポイントを使える店が多い
  4. 審査に比較的通りやすい
  5. 年会費永年無料で最初の一枚にピッタリ

それぞれ詳しく見ていこう。

ポイントを貯めやすい

楽天カード最大のメリットは、ポイントの貯めやすさにある。基本の還元率は1%で、年会費が永年無料のクレジットカードとしては優秀な部類だろう。

楽天カードの場合、楽天市場での買い物や各種楽天サービスの併用により、ポイント還元率を高められる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」も特徴的だ。

楽天カードだけでなく、楽天銀行や楽天証券、楽天モバイルなどを利用して決済周りをまとめるだけでも、ポイント還元率を3倍近く上げられる。

ほかにも、毎月0または5のつく日に楽天市場で買い物をするとポイントが2倍になり、「楽天お買い物マラソン」などの買い回りプログラムに参加すると、効率よくポイントを貯められるのも魅力的だ。

楽天はほかのクレジットカード各社とは異なり、「楽天市場」という強力なECサイトを持っているのが強みだろう。

ECサイトに自社の銀行とクレジットカードの決済関係を紐づけることで、強固な経済圏を生み出しており、自社サービスを利用するほどポイント還元を受けられる仕組みが充実しているのだ。

ポイントの二重取りがしやすい

楽天カードの利用でポイントを貯めるのは一般的な使い方だが、キャッシュレス決済の利用にもメリットがある。それが、「ポイントの二重取り」だ。

具体的には、電子マネーの「楽天Edy」、スマホ決済サービスの「楽天ペイ」を利用する際、それぞれにチャージすると0.5%の還元を受けられる。

楽天Edyの場合、支払いに対しても0.5%還元であるため実質的な還元率はカード払いと変わらないが、楽天ペイの場合は支払い時に1%還元を受けられるため、1.5%還元になるのだ。

楽天カードでそのまま支払うのではなく、楽天ペイアプリを経由(チャージ)するという一手間はかかるものの、それだけで還元率を高められるのは大きなメリットである。

ポイントをサクッと二重取りできるのも、楽天カードを使う理由になるだろう。

ポイントを使える店が多い

楽天カードで貯めたポイントは1️ポイント1円で利用でき、楽天ポイントカードの加盟店、または楽天ペイ加盟店で利用可能だ。

現金と同じ感覚で利用でき、コンビニ大手3社も対応しているため、ちょっとした買い物などにも使えるだろう。

ちなみに、楽天ペイアプリはモバイルSuicaとの連携が可能で、楽天ポイントをSuicaにチャージできるようになった。つまり、楽天ポイントに対応しておらず、Suicaでの支払いに対応している店舗でも楽天ポイントを利用できるのである。

もちろん、楽天ポイントをSuicaにチャージして電車に乗るという本来的な使い方もできるため、使い勝手の良さを感じられる人も多いだろう。

審査に比較的通りやすい

楽天カードは、イオンカードに代表される流通系クレカに該当し、審査に通りやすいのもメリットと言える。

楽天カードの申込み条件は「高校生を除く18歳以上の人」で、収入に関する条件は特にない。もちろん、審査に落ちる可能性はあるものの、確率論としては審査に通りやすいだろう。

2022年における日本の15〜64歳人口は約7,400万人で、国内でクレジットカードを発行し得る総数も同程度と考えられる。楽天カードの発行枚数が2,924万枚であることを踏まえると、3人に1人は楽天カードを持っていて何ら不思議ではない。

こうした統計データから考えても、楽天カードの審査は通りやすいと推測され、クレジットカードを発行しづらい人にとっては大きなメリットになるだろう。

年会費永年無料で最初の一枚にピッタリ

各メリットを総括する形になるが、楽天カードは初めてのクレジットカードに最適と言える。

年会費は永年無料で、所有にコストがかからない。その上でポイントの貯めやすさ・使いやすさにかなり優れており、審査も通りやすいのであれば、経済的に不安定な立場の人でも所有しやすいカードと言えるだろう。

まさしく、楽天カードは最初の一枚にピッタリなクレジットカードで、メイン使いするには十分過ぎる特徴を持ち合わせていると言える。

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楽天カードのデメリット3選

楽天カードのデメリット3選 クレジットカードナビ

楽天カードにはメリットだけでなく、当然ながらデメリットもある。なかでも、以下の3つは覚えておいたほうがよいだろう。

  1. 期間限定ポイントが使いにくい
  2. 公共料金の支払いは還元率が低い
  3. ETCカードの発行に年会費がかかる

期間限定ポイントが使いにくい

楽天カードは、カードの利用状況によって「通常ポイント」「期間限定ポイント」の2種類が付与される。

期間限定ポイントはキャンペーン開催時を中心に獲得できるのだが、利用期限が獲得から2週間〜1ヶ月と設定されていることが多く、期限の満了に注意しなければならない。

楽天市場アプリや楽天e-NAVIなどの会員画面から、楽天ポイントの有効期限をその都度確認できるが、うっかり失効してしまうこともあるのはデメリットと言えるだろう。

ただし、ポイントを使用する際、期間限定ポイントから優先的に消費されるため、極度に心配する必要はないかもしれない。

公共料金の支払いは還元率が低い

楽天カードで公共料金を支払う場合、還元率は0.2%とかなり低くなる点もデメリットの一つだろう。

この点、楽天カードはいわゆる「条件の改悪」が続いており、公共料金のポイント還元率もその一つだ。従来は1%還元だったが、2021年6月の利用から500円につき1ポイントの還元になっている。

ポイント還元の効率性を高めるなら、公共料金の支払いに対しても1%還元を受けられるクレジットカードを探して使い分けるのも視野に入るだろう。ただし、月の光熱費が10,000円と仮定して、カードを使い分けることで得られるのは80ポイント分だ。

そのために複数のクレジットカードを持つのか、使い分けて貯めたポイントの使い勝手のよさはどうなのかなど、検討は慎重にすべきだろう。

クレジットカードのポイント還元は100点満点を目指せるものではなく、80点で十分と言えるため、さほど気にするものではないかもしれない。

ETCカードの発行に年会費がかかる

楽天カードの場合、ETCカードの発行には税込550円の年会費がかかる。

付帯カードも含めて年会費が永年無料とはならないため、この点も覚えておこう。この点も公共料金の支払いと同じで、1枚のクレジットカードで100点満点の使い心地を実現できることはまずない。

年会費がかかるといっても、月額50円ほどであれば特に気にするほどでもないだろう。

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードのメリット

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードのメリット クレジットカードナビ

楽天カードには、年会費を払って発行できるものもある。それが「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」だ。

これらは税込2,200円、11,000円の年会費がかかるが、かけたコストに見合うメリットがあるか気になる人も多いだろう。

ここでは、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードのメリットをそれぞれ解説する。

楽天ゴールドカードのメリット

結論として、楽天ゴールドカードのメリットはかなり乏しいのが実情だ。

カードを保有することで、国内の空港ラウンジを2回まで無料で利用できる特典が付与されるが、使うかどうかは人それぞれである。半年に一度のペースで飛行機に乗る機会があれば、ラウンジの利用でゆったりとしたひと時を過ごせるだろう。

そのほかのメリットは特段なく、ポイント還元率も通常の楽天カードと変わらない。従来であればポイント還元率も優遇されていたのだが、公共料金の支払いと同じく条件が改悪されたことで、ゴールドカードの「うま味」がなくなってしまった状況だ。

誕生月にポイントアップのサービスを受けられるが、上限は2,000ポイントまでとされており、利用シーンもかなり限定的である。

このように楽天ゴールドカードは、はっきり言って持つメリットがほぼない。そのため、楽天市場で頻繁に買い物するのであれば、次に紹介する楽天プレミアムカードの発行を検討することをおすすめしたい。

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楽天プレミアムカードのメリット

楽天プレミアムカードを保有するメリットは、以下の通りだ。

  • 楽天市場の買い物でポイント還元が5%に
  • 国内・海外の空港ラウンジが何度でも無料で利用可能
  • 約6万円相当の「プライオリティ・パス」がもらえる

楽天プレミアムカードの場合、ポイント還元率は格段によくなり、空港ラウンジの利用に関する特典もかなり充実している。

ほかにも、旅行傷害保険も自動付帯されるため、楽天のヘビーユーザーであれば発行を検討する価値があるだろう。

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また以下記事ではおすすめの楽天カードについて紹介している。

楽天カードを2枚持ちするメリット

楽天カードを2枚持ちするメリット クレジットカードナビ

楽天カードは2枚目を発行できるため、使い方を自由にカスタマイズできるだろう。楽天カードを2枚持ちすることで得られるメリットとしては、以下が挙げられる。

  • 異なる国際ブランドを保有できる
  • 利用用途に合わせてカードを使い分けられる
  • カードの引き落とし先も別々にできる
  • 家計管理がさらにしやすくなる

国際ブランドを分けられれば、会計時の支払いに対応していない場合も助かるだろう。

もちろん、楽天ポイントを効率よく貯める際にも使い勝手がよく、生活費用とプライベートな支出用でカードを分けることにより、お金の流れを把握しやすくなるだろう。

年会費が永年無料の楽天カードを2枚持ちして使いこなせば、ポイントの獲得効率や生活費の管理などもグッとしやすくなるはずだ。

楽天カードはポイントの貯めやすさが最大のメリット

楽天カードはポイントの貯めやすさが最大のメリット クレジットカードナビ

楽天カードにはさまざまなメリットがあり、なかでもポイントの貯めやすさは、ほかのクレジットカードにはない最大のメリットだろう。

楽天の各サービスを併用して、楽天市場で買い物すれば常時3%ほどのポイント還元率を維持でき、ポイントの使い道も豊富であるため使い勝手も十分だ。

ただし、公共料金の支払いや期間限定ポイントの失効には注意が必要であるが、デメリットを上回るメリットを感じられるだろう。

楽天カードをまだ利用していない人は、ぜひこの機会に発行を検討してみてはいかがだろうか。

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