ANA VISA Suica カードの年会費は？割引特典・継続で実質無料に！

ANAカードには数多くのカードがあるが、基本的に年会費がかかる。年会費はカードの種類によって異なり、獲得できるマイルが多いほど年会費は高い。

それでは、ANA VISA Suica カードの年会費はどのくらいだろうか。

この記事では、「ANA VISA Suica カードの年会費を知りたい」「ANA VISA Suica カードの年会費の割引がないか知りたい」「ANA VISA Suica カードの申し込み方法を教えてほしい」と考えている人向けに、ANA VISA Suica カードの年会費や申し込み方法について解説する。

ANA VISA Suica カードの年会費はかかる？

ANA VISA Suica カードは、マイルとポイントがたまるANAカードである。

カードによっては年会費がかかるが、ANA VISA Suica カードはどうだろうか。ここでは、ANA VISA Suica カードの年会費について解説する。

ANA VISA Suica カードは初年度のみ年会費無料

ANA VISA Suica カードは、初年度のみ年会費無料となっており、2年目以降は2,200円（税込）を負担しなければならない。

カード利用で獲得できるVポイントが、200円につき1ポイントなので、2,200ポイントをためるには、年間440,000円を使う必要がある。

「マイ・ペイすリボ」で年会費割引に

「マイ・ペイすリボ」は、買い物の支払いが自動的にリボ払いになる方法である。「マイ・ペイすリボ」でリボ払いを利用すれば、年会費割引が適用され、年会費が年間826円（税込）となる。

年間826円をポイントで獲得するには、年間で165,200円使う必要がある。

なお、2022年10月10日までは、WEB明細の年会費割引制度があったが、現在は廃止されている。

継続マイルで年会費実質無料に

カードを継続する際、ANA VISA Suica カードであれば、1,000マイル贈呈される。

マイルは、基本的に1マイル＝1円相当なので、「マイ・ペイすリボ」でリボ払いを利用していれば、年会費は実質無料になる。

ガードを利用すればマイルやポイントを獲得できるため、カードを利用する人であれば、2年目以降の年会費は高くないだろう。

ANA VISA Suicaカードの「マイ・ペイすリボ」による年会費割引制度

前述のとおり、「マイ・ペイすリボ」を利用すれば、年会費が割引となる。

ANA VISA Suica カードでは、826円となるが、カードによって割引額は異なる。ほかのカードの年会費割引も確認しておこう。

「マイ・ペイすリボ」による割引された年会費（本会員）

	割引後の年会費	年会費 （基本）
ANA VISA Suica カード	826円	2,200円
一般カード	1,127円	2,200円
ワイドカード	6,902円	7,975円
ワイドゴールドカード	11,550円	15,400円
ANA TOKYU POINTClubQ PASMO マスターカード	826円	2,200円
ANA VISA nimocaカード	826円	2,200円

ANA VISA Suica カードは一般カードに該当するが、一般カードよりも割引額は大きい。

「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」と「ANA VISA nimocaカード」も交通系IC一体型カードなので、交通系は割引が優遇されていることがわかる。

またカードによっては家族会員として家族カードを申し込め、割引特典も適用できる。

「マイ・ペイすリボ」による割引された年会費（家族会員）

	割引後の年会費	年会費 （基本）
ANA VISA Suica カード	－	－
一般カード	522円	1,1100円
ワイドカード	1,072円	1,650円
ワイドゴールドカード	2,750円	4,400円
ANA TOKYU POINTClubQ PASMO マスターカード	522円	1,100円
ANA VISA nimocaカード	522円	1,100円

ANA VISA Suica カードに家族会員はない。また「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」と「ANA VISA nimocaカード」も一般カードと同様の割引額となっている。

年会費以外のANA VISA Suica カードの特徴とは？

ここまで、ANA VISA Suica カードの年会費について解説したが、そもそもANA VISA Suica カードとはどのような特徴があるカードだろうか。

ANA VISA Suica カードの特徴について解説する。

ANA VISA Suica カードの基本的な特徴

ANA VISA Suica カードはSuicaと一体化したカードで、飛行機の利用でマイルをため、店舗の利用でポイントを獲得できる。

カードには旅行傷害保険やショッピング補償が付いており、万一のときの助けとなる。

iD、ApplePay、GooglePay、PiTaPaなどの電子マネーが利用でき、ETCカードを追加することもできる。

ANA VISA Suica カード　特徴

申込対象	満18歳以上（高校生は除く）
国際ブランド	Visa
家族カード 年会費	発行不可
追加カード・電子マネー	iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード
旅行傷害保険（最高補償額）	海外旅行 ：1,000万円 国内航空 ：1,000万円 国内旅行 ：無し
ショッピング補償	年間100万円までの買い物 ※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い（3回以上）の利用のみ対象
支払い方法	1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い

ANA VISA Suica カードで獲得できるマイル・ポイント

ANA VISA Suica カードは、マイルとVポイントを獲得できるカードである。

Suicaなので首都圏を中心に活用できるカードだが、ほかの交通系ICもあるため、まとめておさえておく。

交通系ICと一体化したANAカード

カード名	おもなエリア	マイルとポイント
ANA VISA Suica カード	首都圏エリア	マイル Vポイント
ANA To Me CARD PASMO JCB	首都圏エリア	マイル Oki Dokiポイント メトロポイント
ANA VISA nimoca カード	九州エリア（福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎）・山口・函館	マイル Vポイント
JRタワースクエアカード ANA Kitaca	札幌周辺（苫小牧・小樽・岩三沢など）	マイル JRタワースクエアカードのポイント
JQ SUGOCA ANA	JR九州（福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎・鹿児島）	マイル JRキューポ

上記のように、ANAカードにはSuica以外にもPASMO、nimocaなどに対応したカードがある。

それぞれ獲得できるポイントは異なるため、カードの使い道を考えて申し込むとよいだろう。

ANA VISA Suica カードのおすすめポイントについては下記記事も参考にしよう。

ANA VISA Suica カードの申し込み方法

ANA VISA Suica カードは、Webから申し込むことができる。ANAカードのサイトか三井住友カードのサイトから手続きを進めよう。申し込み手順は次のとおりだ。

ANA VISA Suica カード　申し込み手順

1	三井住友カードのサイトにアクセスする
2	「インターネットでお申し込み　お手続きへ進む」をクリックする
3	個人情報の取り扱いに関する重要事項と会員規約・特約を確認する
4	「同意のうえ、入力画面へ進む」
5	「ご本人について」など必要事項を入力・確認すれば、申し込み完了となる

また、ANA VISA Suica カードは、最短で3営業日で発行される。

自宅にカードが届くのが、約1週間後だ。スムーズにカードを受け取るために、正確に必要事項を入力したい。ANA VISA Suica カードは、高校生を除く満18歳以上であれば申し込める。

カード発行の際には審査があり、年収や家族構成、借入金、勤務先の状況・勤続年数などを基に総合的に判断される。

カードの申し込みで入力する情報は、審査対象なので、正確に誤りなく入力しよう。

ANA VISA Suica カードの年会費は大きく割引できる

ANA VISA Suica カードは継続マイルを加味しなくても、リボ払いにより年間826円（税込）にすることができる。

カードの利用機会が多い人であれば、年会費以上にマイルやポイントを獲得することが可能だ。獲得したマイルを航空券に充てると、1マイルあたり2円以上の価値になるため、飛行機を利用する人はさらにお得だ。

この記事では、ANA VISA Suica カードの申し込み方法も紹介した。

ANA VISA Suica カードの特徴などに納得できた人は、この機会に、申し込んでみてはいかがだろうか。