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「転職しようかな・・・」悩んでしまうよくある原因!対策についても解説

転職活動とは、 人生の中でも大きな転機の一つだ。仕事とは、1日の半分以上を費やす要素であり、社会人の多くが仕事のことを全く考えない日はほぼないのではないだろうか。

仕事が人生において比重が大きい要素だからこそ、「仕事という要素をより充実させたい」「より良いかたちにしていきたい」というのは、社会人であれば自然と湧き上がる欲求だ。

しかし、転職を迷う要因になりかねない要素も、実際にはあらゆる方面で存在する。では、具体的にどのようなことが足枷となって、転職活動を悩んでしまうのか。本記事では、転職活動を悩む要因となるパターンと対策について詳しく解説しよう。

目次

自分の経験・スキルに自信がない

『社風が合わない』『業務内容にやりがいを感じない』『人間関係が良好でない』etc…転職を決意するきっかけは、人それぞれ・ケースバイケースだろう。どのようなきっかけであっても、それはあなただけのれっきとした転職理由である。

しかし、いざ転職活動を開始するために足を進められないケースがある。その理由の一つとして、「自身の経験・スキルが通用するか自信を持てないこと」が挙げられる。特に、社会人2年以上3年未満等のように社歴が浅い場合は、営業職等で目に見える成果第一の仕事で結果を出していない限り、なかなか自信を持つことは難しいかもしれない。

そのような場合は、対策として「まずは現職でスキル・経験を磨く努力をすること」だ。努力した先には確かな自信を武器に転職を決する未来、もしくは現職を続けるやりたいを見つける未来があるかもしれない。

具体的に足りないスキルや資格等を明確化し、スキルアップに勤しむことをおすすめする。目指したい業界・業種が明確に決まっているのであれば、必要なスキル・資格を調べて、レベルアップを目指すこともおすすめの方法だ。

または、「第二新卒採用」に力を入れている企業の選考をメインで受けてみることも一つの手だ。あなた自身には自信がなくとも、フレッシュな若手人材を強く求めている企業は決して少なくはない。

第二新卒採用に力を入れている企業の多くは、入社後の研修・フォロー体制にも力を入れている。十分な経験・スキルがなくともやる気と元気だけはある!という人なら、すぐに第二新卒採用の選考へ受けてみることも一つの手だ。

現職に引き留められている

退職意思を固めて上司へ相談したにもかかわらず、上司から『待ってくれ』と引き留められてしまう場合もある。上司はあなたに辞めてほしくない一心で、『育てた義理がある』『ここ以外で君は通用しない』『新しい人が入るまで我慢して』など、様々な言葉を連ねるかもしれない。

いずれも退職を引き止めるために都合よく使われる常套句だ。しかし、決して真に受けてはならない。たとえ会社の社長であっても、従業員の退職を拒否する権利は誰も持ち合わせていない。退職する権利はあなた自身にあるのだ。

とは言うものの、上司との関係性が強い会社である場合、何らかの迷惑をかけてサポートしてくれた上司がいる環境等では、上司から受けた引き留めの言葉が理由となって踏み進めない人もいるだろう。

そのように、上司に退職を掛け合っても相手にされない場合は、人事へ直接退職の意を伝えることをおすすめする。企業規模によっては、直接社長へ退職希望を伝える場合もあるだろう。そこは、会社の体制に合わせれば問題ないだろう。直属の上司が、部下の退職希望をスルーすることは珍しいことではないのが事実だ。

しかし、人事が従業員の退職意思に掛け合わないということは相当な限りありえないため、人事に直接話すことで、一気に物事が進む可能性もあるだろう。

転職活動が上手くいくか不安

転職活動を悩むもう一つの原因として、「転職活動が上手くいくかな・・・」という漠然とした不安が浮かぶという点も挙げられるだろう。漠然とした悩み、というのが最も全体像が不明確であり、悩ましい原因である。

特に転職活動を初めて行う場合は、「自分自身が転職市場という広大なマーケットを渡り切ることができるか」「他社でも通用する人材なのか」不安な気持ちに苛まれることも、決しておかしくはない。

そのような場合は、『転職活動』を因数分解してみることをおすすめする。具体的には、転職するための具体的方法/それぞれのメリット・デメリット/自己分析を行う/自分自身の市場価値を知る等、とにかく徹底的に転職活動のイロハを勉強してみてほしい。独学よりも、転職のプロである転職アドバイザーへ相談を持ちかけてみると良い。

転職アドバイザーは、「転職活動とは?」というゼロベースの質問に対して、イチからレクチャーしてくれるだろう。一般的な転職活動に関する知識の共有はもちろんのこと、書類選考の準備・面接対策等もサポートしてくれるため、知識を付けながら転職活動の事前準備・対策を打てるため、まさに一石二鳥だ。

また、一度転職アドバイザーと接点をつくっておけば、転職活動を始めた後の相談等も行うことができるため、転職アドバイザーへの相談はぜひおすすめしたい方法だ。

まとめ

以上、転職活動のスタートダッシュを切る上で、悩む原因になりがちなパターンについて解説した。勘が良い人なら気づいたかもしれないが、いずれの悩みパターンにおいても、共通することは「自信のなさ」である。

自分に自信がない、成功する確証が持てない状況は、誰もが不安を感じるだろう。そこで、不安を無理やり吹き飛ばすのではなく、まずは「自分に自信がないこと」を受け入れるところからスタートしてみてはどうだろうか。自信をつけるには、自分と交わした小さな約束を一つずつクリアすることで少しずつ培われていく。

スキル・経験を培うための勉強・経験値稼ぎ、転職活動に対する知識量を増やすこと、自分自身で抱えず頼れる誰かに相談すること。まずは、できていない・苦手だと思うことを一つずつこなしてみると良い。自信はおのずとついてきて、悩みも解消にも近づけるだろう。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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