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転職アプリってどんなもの? アプリを使った転職のメリットと代表例3つ

信用金庫から転職したい人に企業が惹かれる理由を徹底解説!

現在多くの人が持っているスマートフォンは、転職活動を続けていくうえで非常に頼りになるものだ。そしてそのスマートフォンに入れられる「転職アプリ」もまた、転職活動を効率よく進めるための武器となりうる。

ここでは、

  • そもそも転職アプリとは何か
  • 転職アプリを使うことのメリット
  • 代表的な転職アプリ3つ

を紹介していく。

目次

転職アプリとは何か

スマートフォンの普及率が68%にも届こうかという現在、転職活動を行う人のほとんどすべてがこれを所持していると言っても過言ではないだろう。

このような現状を踏まえて、大手のリクルート会社もそれぞれの「転職アプリ」をリリースしている。

転職アプリは、転職活動を効率よく進めるために非常に役に立つものだ。

もちろん、電話や直接対面での求職活動もとても有意義なものではあるが、「とにかく簡単に求人情報にアクセスしたい」という人にとっては、転職アプリはとても心強い味方となるだろう。転職アプリを利用して得た求人情報を元に、キャリアコンサルタントなどに掛け合い、直接対面で相談する……といった使い方もできる。

ただ現在は転職アプリも多種多様である。転職アプリは、「たくさん入れれば入れるほど良い」というものでもない。転職アプリをダウンロードする前に、まずは「自分は何を目的として転職アプリを使っていくのか」を考えることが求められる(なおその基準に関しては後述する)。

転職アプリを利用するメリット3つ

転職アプリを使った転職活動には、いくつかのメリットがある。そのなかでも代表的なものは、以下の3つだろう。

  • スキマ時間でも探しやすくなる
  • 常に持っているものなので、通知を意識しやすい
  • 目につく場所に置いておけば、ある程度自分自身に「転職の強制力」を課せられる

1つずつ解説していく。

スキマ時間でも探しやすくなる

「完全に前職を辞めてから、腰を据えて転職活動をする」「疲れたので休職期間を経て、失業手当を受けながら転職活動をする」としている人はともかく、「働きながら次の職場を探す」「今の職場でも取り立てて不満はないが、より良い職場があれば移りたい」と考えている人は、とにかく「時間のなさ」に悩まされやすい。

フルタイムで働いているのであれば多くの場合朝から夕方(夜)まで拘束されることになるし、転職活動が佳境に入るまでは貴重な休日はのんびり過ごしたいと考えるのは当然のことである。

このような状況にある人でも、転職アプリならば転職活動がしやすい。

たとえば朝の通勤電車のなかで、昼休みに、寝る前に布団に入って……などのように、日常の生活のなかで生じる「スキマ時間」で転職活動ができるのである。

常に持っているものなので、通知を意識しやすい

社会人として働いている人ならば、一度や二度は「通知」を見逃したことがあるのではないだろうか。

特に、「立ち上げる必要のあるパソコン」「迷惑メールも多く届くメールアドレス」などの場合は、転職活動に関する案内のメールが来ていても見落としてしまいがちである。

しかしスマートフォンは、常に手元に持っているものだ。ここに来た通知は非常に見落としにくく、気づきやすい。

優良な求人情報や、転職希望先からの案内メールにもすぐに反応できるだろう。

目につく場所に置いておけば、ある程度自分自身に「転職の強制力」を課せられる

転職アプリの意外なメリットとして、「ある程度の強制力を持たせられる」というものがある。

転職活動は時間がかかるうえに、疲れるものであり、また神経を使うものでもある。そのため、「転職はしたいけれど、面倒……」「また今後ヒマなときでいいか……」といった甘えをしばしば生み出してしまう。特に、「自分が開かなければ気づかないパソコン」で転職活動をしていたのならば、その傾向は顕著になるだろう。

しかし、だれもが毎日持っているスマートフォンの、しかも目に付きやすいところに転職アプリを置いておけば、それが目につき、「転職活動を行わなければならない気持ち」を与えてくれる。

転職アプリ、代表的なもの3つ

ここからは、代表的な転職アプリを3つ程度紹介していく。

リクナビNEXT

「正社員転職者における、求人応募率NO1サイト」を謳うリクナビNEXTは、転職アプリもリリースしている。

求人数も会員数も非常に多く、その会員数はなんと880万人を超えている。

転職成功のノウハウなどのサポート体制も整っており、スキのない作りになっているのがリクナビNEXTの転職アプリの特徴だ。

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス求人の大御所ともいえるリクルートサイトである。30代で転職に成功した人の平均年収はなんと840万円と、平均収入の数字を大きく超える。

もちろんその年収に報いることができるスキルが求められるが、年収アップを求めている人ならば利用するべき転職アプリだといえるだろう。

wantedly

SNSと連携した運用が可能なwantedlyの転職アプリは、「気軽なマッチング」を謳っている。

この転職アプリの非常に特徴的なところは、転職先を単純に「条件」だけで見るのではないという点だ。転職先の経営理念に重きを置いており、転職前であっても企業側と話し合える環境が用意されている。

転職アプリと並行してほかの方法もうまく利用しよう

上記で挙げた転職アプリは、ほんの一例だ。現在は数多くの転職アプリがリリースされており、それぞれに違った特色を持っている。また、転職アプリはそれだけで転職を「完結」しなければならないものでもない。すでに述べた通り、

「まずはこの転職アプリを利用して、気になるところが出来た時点でキャリアコンサルタントに相談する」

「キャリアコンサルタントと話して自分の強みを洗い出してから、転職アプリを使ってみる」

などのようなやり方も可能だ。

大切なのはより良い転職のために、転職アプリやキュリアコンサルタントといった武器を上手に使っていくことだといえるだろう。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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