金融業界の転職で人気の企業はどこだろう?
憧れの企業への転職を成功させたい!
このように思う人も多いはずだ。
結論から言うと、2020年を境に人気の企業が変わった。というのも、景気の影響を受けにくい「大手損害保険会社」の人気が軒並み上がっているからである。
とはいえ、メガバンクや大手証券会社、外資系の人気が落ちたわけではない。十分に対策して臨まなければ、不採用通知が届くだろう。
悲しい事態を防ぐために、この記事で紹介する3つのポイントを押さえておこう。
金融転職で人気の企業5選
最初に紹介したように、金融業界の転職は「大手損害保険会社」が人気となっている。この章では、なかでも人気が高い2社と、2019年以前から根強い人気の3社について紹介する。
- 東京海上日動火災保険
- 損害保険ジャパン
- 三菱UFJ銀行
- ゴールドマンサックス
- 野村証券
東京海上日動火災保険
東京海上日動火災保険は、創業から140年以上が経過している老舗の損害保険会社である。人気の理由は以下の4つだ。
- 2020年以降でも売上が落ちていない
- 世界46ヵ国に拠点を構えており、グローバルに活躍できる
- 平均年収が800万円以上と高水準
- 限られた地域内でのみ転勤する「総合職エリアコース」がある
加えて、東京海上日動火災保険では2019年から経験者採用に力を入れている。異業種からの転職者も多く、金融業界以外で営業職を経験した人もライバルになり得るのだ。
損害保険ジャパン
損害保険ジャパンもまた、国内最大級の損害保険会社である。
- 世界約30ヵ国に進出し、東南アジアを得意とする
- 平均年収は1,000万円を超える
上記のような背景もあり、会社公式サイトにて求人がほとんど紹介されていないことから、難易度の高さがうかがえる。ただし、20代の採用には積極的という情報もあり、あなたが若手であれば転職できる可能性があるだろう。
三菱UFJ銀行
ここからは、2019年以前も人気が高かった会社を3つ紹介する。まずは、メガバンクの一角「三菱UFJ銀行」だ。
業界トップクラスの売上高を誇ることや平均年収の高さ、アジアへの進出といったことから人気が高い。それでいて、新卒で採用された優秀な人材が集まっていることから、経験者採用に求められるポテンシャルの高さも転職が難しい理由といえよう。
ゴールドマンサックス
ゴールドマンサックスも、長年根強い人気を誇る転職先である。外資企業ならではの厳しい経験を積めることや年収が日系企業より高いこと、英語を使ってグローバルに活躍できることなどが人気の秘訣だといえる。
加えて、選考でライバルとなるのは、金融でキャリアアップを目指す精鋭たちである。実務経験や選考対策が不十分だと力負けしてしまうので注意しておきたい。
野村證券
証券会社のなかでは、野村證券の人気が高いといえる。平均年収が証券会社のなかでも高水準であるうえに、好業績が続いていて将来性も見込まれることが理由だ。
また、野村証券の取引先は富裕層や経営者が多い。そのため、仕事ぶりによっては取引先からスカウトされることもあり、キャリアアップの糸口になり得るのも人気の要因だろう。
金融で人気の企業への転職を成功させるポイント
ここまで紹介した金融で人気の企業に転職するには、十分な対策を行わなければならない。この章で転職を成功させる3つのポイントを紹介するので、しっかりと押さえておこう。
- 自分の経験を書き出す
- 企業が求める能力やスキルと合わせる
- 転職エージェントを活用する
自分の経験を書き出す
まずは、これまでの仕事で経験してきたことを整理するところからはじめよう。書類選考や面接で、あなたのスキルや経験について必ず聞かれるからだ。
以下のように仕事の実績はもちろん、工夫したことや身につけたスキル、自分の強みも書き出していくとスムーズに整理できるのでおすすめである。
【実績】
営業所内で、3年連続売上1位を獲得した。
【工夫したこと】
商談の場では一方的に商品の話をするのではなく、先にお客さまの要望を引き出すことを徹底した。
【身につけたスキル】
・コミュニケーション能力
・経営者と折衝する力
【自分の強み】
・向上心の強さ
・粘り強さ
企業が求める能力やスキルと合わせる
次に、企業が求める能力やスキルと合う部分があるかを確認しよう。というのも、転職は自分というビジネスパーソンを売る営業であり、応募先(=顧客)のニーズに応えられないと判断されたら落とされるからである。
求人票はもちろんのこと、企業理念や営業方針、口コミサイトの「会社の雰囲気」などを見て、アピールする能力やスキルを選ぼう。また、新卒の採用ページはわかりやすい言葉で書かれていることも多く、チェックして損はないといえる。
転職エージェントを活用する
とはいえ、人気の企業に自力で転職するのは難しい。少しでも転職成功の確率を上げたいなら「転職エージェントの活用」がおすすめだ。
というのも、転職エージェントに登録すると以下のようなサービスが受けられるからである。
- 企業の採用サイトには載っていない求人を紹介してくれる
- 履歴書や職務経歴書を添削してもらえる
- 面接で求められるポイントが事前にわかる
- 年収アップや入社日などの条件交渉を代わりにしてくれる
そのため、自己分析や選考対策にかける時間を減らすことが可能だ。無料で登録できるサービスが大半なので、この機会にぜひ登録しよう。
金融転職で人気企業に行きたいなら「金融に強いエージェント」がおすすめ
先ほど紹介した転職エージェントだが、人気企業に行きたいのであれば「金融に強いエージェント」がおすすめである。数多くのサービスのなかでも、以下のいずれかへの登録をおすすめしたい。
- アドバイザーナビ
- リクルートエージェント
- doda
なかでもおすすめなのが、金融系の転職支援に特化した「アドバイザーナビ」である。登録することで以下のようなメリットを受けられるからだ。
- 経験や実績、ライフプランに見合った求人紹介が可能
- 金融専門職の転職支援にも対応している
- 金融業界の最新トレンドやノウハウを知れる
- 金融出身のキャリアコンサルタントからアドバイスがもらえる
無料で登録できるので、人気企業への転職を通じてキャリアアップしたいという方は、ぜひ1度相談してほしい。
まとめ
この記事では、金融転職で人気の企業と、成功させるためのポイントを紹介した。
2020年を境に「大手損害保険会社」の人気が上がっている。加えて、メガバンクや外資系、大手証券会社などの人気も根強く、中途半端な対策では太刀打ちできない。この記事で紹介した以下3つのポイントを押さえて、万全を期して臨もう。
- 自分の経験を書き出す
- 企業が求める能力やスキルと合わせる
- 転職エージェントを活用する
そして、転職エージェントを活用するなら「金融業界に強いサービス」を選びたい。なかでも「アドバイザーナビ」は、金融出身のキャリアコンサルタントが、ノウハウや業界トレンドを踏まえて徹底的にサポートする。気になった方はぜひ、公式サイトをチェックしてほしい。