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金融業界からメーカーへ転職することは可能か徹底分析

金融業界からメーカーへ転職することは可能かデータから徹底分析

昨今では会社への不満やキャリアアップを目指して金融業界から転職したいという声が増えてきている。その中でもメーカーへの転職はかなり人気を博している。そんなメーカーに転職するメリット、デメリットまで細かく徹底解説していこう。

目次

メーカーの基礎を徹底解説!金融業界から転職するメリット・デメリットは?

メーカーとは、まず原材料や加工品の加工・組立などを行う。それから製品を開発・製造して顧客へ提供する業務を行う企業のことをいう。

メーカーの仕事は、クリエイティブな思考よりも決められた規格内で、安定した供給を提供することが求められる傾向にある。金融業界とは違った意味で厳しい世界でもある。

食品飲料メーカーなど生活になくてはならないものを製造・供給することも多く、とてもやりがいはあるだろう。

そんなメーカーに金融業界から転職する気が少しでもあるならメリットとデメリットを理解した上で転職を決意して欲しい。そこで金融業界からメーカーへ転職するメリット・デメリットをここで解説したい。

金融業界からメーカーへ転職するメリットを徹底解説

飲料や食品などの生活用品やコスメなど、常に一定の需要がある製品を扱うメーカーは基本的に安定した給与が出る傾向にある。平均的にはこの業種のメーカーだと412万ほどではあるが、一般的には高い水準に位置するのではないだろうか。

参考:doda『【96の業種別】平均年収ランキング 最新版 』

比較的メーカーは、給与や残業も考慮されており良い労働環境で働ける可能性も高く秘めている。金融業界での仕事は実力主義な世界でもありストレスがかかることも多かったのではないだろうか。対してメーカーは実力主義という色は金融業界よりはないので、プレッシャーに弱い人には向いているかもしれない。

もしメーカーの営業職や企画職を希望するならばマーケティングスキルが磨ける。企業の独自技術や独自の文化に触れることもできる上に、自分が製造した商品がスーパーなどでふとあると嬉しくなるという声が多い。

金融業界からメーカーへ転職するデメリットを徹底解説

メーカーには独特の社風がある。金融業界より年功序列の傾向が強い上に安定を求める傾向が強い。メーカーに金融業界から転職した人からは、少し物足りなさを感じるという声もある。安定した経営のことが多く、少し刺激の物足りなさを感じることがある。仕事には多少なりともストレスはあった方が良いという声も多いのが現実だ。

金融業界とは異なり、重いものの持ち運びや製品加工などの体力的な労働が求められることも多い。足腰が弱いといったような人には体力的な仕事がある部署は向かないかもしれない。

だが、メーカーには生産管理やメンテナンス、製品開発などの業種もある。自分ができることなのかしっかり考えて業種を選んだ方が良いだろう。

金融業界からメーカーへ転職することはできる!年齢によって強みは変わる?

もちろん金融業界からメーカーへ転職することはできる。しかし、年齢によって強みは変わってくるだろう。自身の年齢相応の強みをアピールしよう。

20代ならポテンシャル採用あり

まず転職市場は若ければ若いほど良いことは確かだ。20代ならポテンシャル採用や伸び代での採用もあるだろう。

30代ならスキルや実績を重視することが多い

次に場合によっては即戦力に需要がある企業もあるだろう。そういった場合は30代での採用を企業側は考えていることもある。そのため、30代となればスキルや実績を重視したうえで即戦力になるかどうかを見極められることが多い。30代だから転職ができないというわけではない。年齢に相応しいスキルや実績が必要だ。

このように転職する年齢によってアピールすべきポイントは大きく変わる。転職先に何を求められているのかをしっかり吟味して転職に臨むようにしよう。

金融業界からメーカーへ転職するなら意識しておきたいことを徹底解説

面接では、面接官からの質問の意図を理解することが重要である。下記項目では、面接官がよく投げかけてくる3つの質問を元に「なぜこの質問をしてくるのか」を解説していく。

なぜその職種に興味を持ったのかをはっきりしておくこと

「なぜその職種に興味を持ったのか」を聞く側の意図としては、企業の理解度や志望度を確認するためである。また、企業の事業内容のどの部分に興味をもったかなどを話すために、企業研究が必要となる。

企業を知るきっかけとなった出来事を簡潔に述べ、その出来事の中で惹かれた点について説明するといいだろう。

その企業のその職種であるべき理由をはっきりしておくこと

「なぜその職種を選んだのか」に対しては会社に対しての熱意の度合いを伝えなければいけない。

その企業における職種の役割や業務内容・働き方・目標の方向性などを理解しているのかが問われる質問である。相性や適性判断をはかる企業もあるため、答えは用意しておきたい。

自分のアピール要素をはっきりさせておくこと

金融業界で得た知識や経験をアピールすることも大事だ。しかしそれ以上に自分にしかできない強みをアピールすることが重要である。

特に、金融業界出身であれば転職先で活かせる能力は豊富で期待されやすい。

また自分がその企業に就職することによって、会社にどんな影響を与えられるかをアピールすることも大切だ。

金融業界からメーカーへ転職するなら後悔しない選択をしよう

下記は、実際に金融業界から転職した人の後悔したポイント10選である。

  1. 残業時間が増えた
  2. 社内に一体感がない
  3. 社会的信用が落ちる
  4. 転職先の将来への不安
  5. 古い考え方の人が多い
  6. レベルの低い人間関係
  7. ノルマへの意識が下がる
  8. 転職して給料やボーナスが下がる
  9. 福利厚生の制度がない企業がある
  10. 社内ルールが甘くて業務が進めにくい

前提として、金融業界は安定している企業が多く、人気な業界であることを忘れてはならない。しかし、自分に合っているかどうかは自分にしかわからない感覚でもある。

大きなストレスを抱えてしまうくらいなら、いっそのこと転職する道を選んだ方が良いかもしれない。

そんな時こそ、絶対に譲れない条件というものをよく考えてみてほしい。

最後に

弊社「アドバイザーナビ」では元金融機関勤めのキャリアコンサルタントが在籍している。全員が金融業界の事情を知っているため、納得してもらえる情報も提供できる。

またさまざまな金融機関出身の人を転職成功に導いた実績がある。非公開好条件も多く用意しているのも強みだ。さらに希望者の重要視するポイントにマッチした条件で企業を提示できる。

そのうえ転職後のサポートも行っているので安心要素が1つ増えるであろう。しっかりサポートして合格に導いてみせる自信がある。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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