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【転職成功=初出勤日の言動で決定】新しい会社でよりよいスタートができる挨拶の方法

面接を受けた会社から採用の通知が届き、「転職活動がやっと終わった!」と一気に気がゆるんでしまう人も多いだろう。だが、ここで気をゆるませてしまうのは、少し勿体ないのではないだろうか。なぜならば、転職=成功につなげるのは初出勤日の言動で決まるためだ。

今回の記事では、

  • 1番はじめの印象こそ丁寧に作る
  • 初出勤日までに【挨拶】を準備しておく
  • 初出勤日に不在の人には、メールで挨拶をしておこう

以上のポイントについて説明していく。

目次

1番はじめの印象こそ丁寧に作る

「新しい会社でうまくコミュニケーションをとれるだろうか…。」と不安に感じている人も少なくないだろう。スムーズな人間関係を築いていけるかどうかは、初出勤日に与えるイメージで答えや期間が大きく変わってくるのだ。

そのため、「1番はじめに与える印象をよくする=スムーズな人間関係を築く最短ルート」だと言えるだろう。1番はじめの印象こそ、丁寧に作り上げていくことでいい結果を得られるはずだ。

【POINT】メラビアンの法則を知ろう

「はじめまして。」と挨拶をしてから、約3秒で自分に対するイメージが決まる。そのため、丁寧なコミュニケーションを意識するといい。そこで、コミュニケーションをとることで得られる各情報の大切さを説いた「メラビアンの法則」を参考にしていこう。

各情報の重要度

  • 視覚情報(表情の動き、視線の向き、相手の見た目など):55%
  • 聴覚情報(声の質、声の大きさ、話すときのテンポなど):38%
  • 言語情報(相手が話す内容など)        :7%

上記情報を確認するだけでも、話す内容よりも視覚・聴覚に関わる情報から相手のイメージを決めていることがわかる。つまり、表情・視線・話し方などを徹底した挨拶をすることで、同期の社員よりもいいイメージを与えることができるはずだ。

【POINT】口角をキュッと上げて会話を楽しむ

真顔よりも口角がキュッと上がっている笑顔の方が、明るい印象を与えることができる。プラスで相槌を打ちながら、相手の話に興味を持ち会話を楽しむとプラスの情報(趣味など)を得ることができるかもしれない。

プラスの情報を得られたら、これからのコミュニケーションがグンッとスムーズに進めていくことが可能になる。

【POINT】聞き取りやすさを意識した喋り方をする

初出勤日は通常通りの話し方よりも、イキイキとした声を意識するといいだろう。また、相手が聞き取りやすいテンポとボリュームで話をすると、プラスイメージを与えることができるはずだ。

【PONIT】目を合わせて話す

「目を合わせて話すなんて、当たり前でしょ?」と感じる人もいるだろう。だが、意外なシーンで目を合わせない人が多い。

例えば、複数人で会社のルールなどの説明を聞く際に休憩モードに切り替える人や、説明のプリントを見ている人が目立つ。そのような中、真っすぐと担当者の目を見ながら相槌を打つ人がいたら「しっかりと話を聞いてくれているな。」と、プラスに感じてもらえるだろう。

他の人よりも注目してもらえるシーンでもあるので、気を付けておくといい。

【POINT】清潔感のある見た目

シワ・毛玉のある服、ボサボサの寝ぐせを直していない髪、プリンが目立つ髪色、濃い派手なメイクなどは不快な印象につながる恐れがある。小さなマイナス点でも、重なれば重なるほどプラスイメージから遠ざかってしまうので、注意しよう。

その他にも、スーツをクリーニングに出す・ストッキングの替えを準備しておくなど「+α」の行動をすることで、自信を持って出勤できるだろう。

初出勤日までに【挨拶】を準備しておく

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初出勤日は、必ず自己紹介をするシーンがある。そのような場合に備えて、事前に挨拶内容を考えておくことで「何も話せなかった…。」という事態を避けることができる。以下のPOINTを押さえて、自己紹介を考えてみよう。

  • 名前、年齢、経歴

年齢はプライベートな内容でもあるため、必ずしも言うことない。だが、年齢を伝えることで、他の社員が接し方を考える1つの基準になることもある。

「同年代なんですね!」と話しかけてもらえる可能性もあるので、言っておくと会話につながるだろう。

  • この会社で働きたいと考えた理由

挨拶のシーンで全てを伝える必要はないが、具体的な内容をシンプルにまとめてサクッと話すといいだろう。「新しい会社で活躍したい!」という熱意を伝えられるので、プラスイメージにつなげやすい。

  • 役に立てると自信のある経験や能力を「控えめに」伝える

今までの経験や能力に自信があるとしても、あくまで主張をしないということが大切である。

なぜなら、今までさまざまな経験があるとしても、入社した新しい会社ではスタートラインに立ったばかりの状態だからだ。そのため、控えめに伝えておくことがPOINTとなる。

初出勤日に不在の人には、メールで挨拶をしておこう

初出勤日に挨拶をすることができない人や、仕事などで不在であった上司にはメールで挨拶をしておくといいだろう。

初出勤日は説明や事務手続きなどで忙しい1日だが、なるべく当日のうちにメールを送信しておくのが理想的だ。ただし、不在であった全ての人にメールで挨拶をすればいいという訳ではない。以下の点に注目して、メールを送信する人物を決めていこう。

  • 仕事で関わりのある人・同じ部署の上司など
  • 働く地域が違う場合でも仕事で関わる人
  • アポイントを取る内容のメールをクライアントに初めて送るとき

内容は、「初出勤日までに【挨拶】を準備しておこう」で記載したことを書くといいだろう。

だが、クライアントにメールを送る際は、趣味などのプライベートな情報は書かないようにした方がいい。他にも会社によっては、決められた文章を記載しなければいけないケースもあるので、一度上司に確認してからメールを作成していくといいだろう。

前日からの仕込みで、堂々と自分を紹介しよう

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挨拶で話す内容を事前に考えていないと「何を話そう…?」と、頭が真っ白になってしまうことがあるかもしれない。そのような事態を招いてしまうと、マイナスイメージにつながってしまう可能性が出てきてしまう。

だが、前日から準備をしておくことで「考えてきてよかった!」と過去の自分に感謝し、堂々と自己紹介をすることができる。もし覚えることができない場合は、小さなメモに書いておくのも1つの選択だ。

見た目・話し方なども徹底して意識しておくことで安心材料となり、小さなミスをしても焦ることなく対応できるだろう。

完璧を目指すのではなく安心できる材料を増やすことで、自分の素敵な部分を少しでも伝えられるように工夫していこう。そうすることで、プラスイメージを新しい会社で作ることができ、人間関係をスムーズに展開していけるだろう。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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