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就職・転職先の入社初日の服装は超重要!服装の成功パターンはこれ!

就職・転職、入社当日は、あなたが新天地に足を踏み入れる始まりの一日であり、とても大事な日だ。だからこそ、初日は何かと不安が多くなるだろう。「人間関係は上手くいくかな?」「周りから浮いてしまわないかな?」「自己紹介は失敗しないかな?」等、不安点を挙げだしたらキリがない。

そのような不安を乗り切るためにも、第一印象をより良く見せるための事前準備は非常に大事だ。第一印象を決める大きな要素は、あなたの表情・服装・身振り手振りだ。

本記事では、2点目の「服装」にフォーカスを充てたいと思う。ひとえに服装と言っても、実際のところ「スーツ?」「オフィスカジュアル?」「それとも私服?」一体どんな服装が一番よいのかわからない人も多いだろう。

そこで本記事では、「入社当日の服装」についてとことん詳しく解説しよう。本記事で解説するポイントをしっかり押さえれば、服装を失敗する悲しい結果は間違いなく避けられる。ぜひ参考にしてみてほしい。

目次

ここを読んでおけば服装の心配なし

まだ記事前半ではあるが、よくありがちな入社当日の服装に関する疑問についてサクッと解説しよう。ここを押さえておけば、服装で失敗してしまうことは防ぐことができる。ぜひ目を通してもらいたい。

入社当日のベストな服装は?

ズバリ、「男女共通でスーツファッション」がベストファッションだ。初日は、あなたの第一印象を決定する日だ。企業から私服を推奨された場合でも、せめてジャケットは羽織った方が良い。

最初からゆるい服装よりも、しっかりとしたスーツファッションに身を包み、「デキる人」を演出する方が第一印象もより良いものになる。余裕があれば、2日目以降の服装に迷わないためにも、当日に周りの様子を観察しておくとスムーズに次の日の服装を決めることができるだろう。

ベストなスーツ・インナーカラーは?

女性の場合、インナーは胸元が空きすぎないブラウスを選ぶ方が良い。色は白である必要はないが、無地でパステルカラー等の淡い色味が良いだろう。ショッキングピンク、オレンジ等の原色等の派手な色は避けておこう。

スーツはパンツスタイルかスカートスタイルとあるが、どちらを選んでも問題ない。スカートをチョイスする場合は、丈の長さは膝下の長さが無難である。ストッキングはベージュ等、肌に馴染みやすい薄めの色にしておくのが良い。

男性の場合、白のワイシャツか無地の落ち着いた色がおすすめだ。ワイシャツの下にタンクトップを着る人は、ワイシャツにタンクトップの色が映ってしまわぬよう、色や柄に気を付けよう。

また、男女共通でスーツファッションの色味は、グレー・紺色等の落ち着きのある色がベストだ。また、服にシワが残っていないかも必ず確認しておこう。仕事の働きぶりも重要だが、清潔感のある服装を心掛け第一印象を良くしておこう。

入社日の服装について聞くのはNG?

結論として、人事に服装について質問すること自体は全く問題ない。しかし、服装のことだけのために企業側へ連絡するのは、迷惑がかかってしまう。「聞きたいのはそれだけ?それくらい自分で判断してよ」と思われるのが関の山だ。

どうしても質問したいのであれば、採用の連絡が来たときに確認するようにしよう。質問したいことが複数あるなら良いが、迷惑をかけないように気を付けるべきだ。

オフィスカジュアルOKの場合は?

男女共に基本的にはスーツを着用することをおすすめする。その場合は、女性は襟付きの無地のシャツに膝下スカートかパンツを合わせたファッションが無難だ。

男性は柄なしのジャケット+白のTシャツ、黒パンツ、革靴等の落ち着いた服装が望ましい。オフィスカジュアル=私服ではないため、取引先等に失礼のないような服装をしよう。必ず洋服がシワになっていないか確認し、清潔感のある服装を心掛け第一印象を良くみせよう。

「当日は私服で構いません」と言われたら?

「私服で構わない」と会社からの指定がないのであれば、私服で出社しても会社から注意されることはない。特に工場等の製造業であれば、規定の制服が支給されることもあるため、ラフな服装で出社する人が多いだろう。

ただし初日は、好印象を与えるためにもやはりスーツを着て行くのが無難だ。万が一、私服のコーディネートで失敗してしまった場合はどうしても印象が悪くなってしまうが、スーツであれば、デザインが派手すぎたりサイズが合わなすぎる場合等を除いて、印象が悪くなるということは基本的にありえないからだ。

入社2日目以降の服装は?

入社初日に見た、周りの服装をよく思い出してみよう。周りのファッション系統に合わせた服装でキメるのが無難である。女性の場合は無地で襟付きのシャツ・パンツか膝下スカート、黒かグレーのスーツ・黒のパンプスが間違いない。ネイルとメイクも控えめにしておこう。

女性は男性よりもオシャレのレパートリーが豊富なため、どうしても服装に迷う人が多い。服装に迷うあまり、出勤日当日に鏡の前で一人ファッションショーを行う羽目にならぬよう、初日になるべく社内の人の服装をチェックしておくと良いだろう。

周りの雰囲気に合わせれば、浮くこともないため気持ち的にも安心だ。周りにラフなファッションの人が多いのであれば、自分も周りの雰囲気に合うぐらいのラフさで出社すると良い。男性の場合は落ち着いた色のパンツやシャツ、ネクタイを着用すると良いだろう。

入社日の服装に関してよくある質問

転職初日にリクルートスーツを着るのはあり?

結論として、こちらも問題ない。相当エッジの利いたデザイン・色味の服装でない限り、リクルートスーツであっても特にマイナスには働かない。

あなたに目を向ける周りの従業員も、わざわざスーツをくまなくチェックするような人はいないだろう。スーツの色や清潔感をしっかり意識しておけば大丈夫だ。

倉庫等の現場職で着る服装はどんなものがいいの?

初日は工場や倉庫の雰囲気が分からないため、無難な服装で行くことをおすすめする。おすすめコーディネートは、長袖または半袖の白シャツに黒や茶色の長パンツを合わせた服装だ。

ちなみに通勤服は私服で問題ないが、カジュアルめなファッションで失敗してしまうと、第一印象が悪くなりやすい。不安な場合は、綺麗目なオフィスカジュアルで出社するほうが悪い印象は受けないだろう。

菓子折りは持って行くべき?

菓子折りは、基本的に不要だ。なぜなら、転職初日は社員の数が不明な場合が多いため、確実に社員数に見合った個数を準備することが極めて困難だからだ。

また、入社日当日に新たに加わった仲間に対して菓子折りを望む人はほとんどいない。手土産は、あなた自身のやる気だけで十分だ。

自己紹介は何を言えばいい?

名前、前職、意気込みの3点を伝えることをおすすめする。自己紹介と聞くとどうしても緊張してしまうかもしれないが、最低限伝えるべき項目を分かりやすく簡潔にまとめれば問題ない。

決して無理に年齢や趣味を伝える必要はないが、パーソナリティが分かる情報を最初から伝えると、親近感が持たれやすい。自己紹介は終始笑顔で、かつハキハキと礼儀正しく伝えると第一印象がグッと良くなる。

まとめ

これまで、本記事では入社にむけて外さない服装パターンについて様々な観点から解説した。最後に、服装に加えて転職日当日に実践してほしいポイントについて紹介しよう。

安心して転職初日を迎えるためのポイント
  • 転職初日はスーツかジャケットを合わせたファッション

    グレー等の落ち着いた色合いで、キレイ目ファッションが吉

  • 転職初日はフルタイムで勤務して意欲を示す
  • 当日は各種手続き、挨拶回り・研修に集中する
  • 持ち物は前日までに確認し、うっかり忘れ物を防ぐ

   印鑑、筆記用具、クリアファイル、トートバッグ、飲み物

入社初日は、どうしても不安や緊張をしてしまいがち。「備えあれば患いなし」という言葉があるように、少しでも不安な気持ちを和らげるために、事前に確認や準備をしておくことをおすすめする。

今回、入社初日に着用するのはスーツが無難だと伝えたが、一番大切なことは、好印象を与えられるかどうかだ。最初の印象が悪いと、後々辛い思いをすることになるかもしれない。服装だけではなく、笑顔や話し方も大事なポイントだ。

コミュニケーションも大切にし、「この人となら気持ちよく一緒に働けそう」と周囲に思ってもらえたら最高だ。第一印象を良くすることで、新たな職場に馴染み、あなたが活躍できる未来を切に願っている。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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