現在証券会社に勤めているが転職したいと考える人は多い。さまざまな理由から証券会社からの転職を考えているという声を聞く。とはいえ実際証券会社へ勤めた経歴があると転職に困るということはあまりない。
煌びやかに見える金融業界だが一体なぜ証券会社から転職希望が多いのか気になるところがあるだろう。また証券会社から転職したいという人に最後に2つだけ考えてみて欲しいことがある。
あなたの証券会社に勤めたことは絶対無駄にはならない。最後まで読んでその確固たる理由を掴み取り次の世界へ羽ばたいて欲しい。
証券会社からの転職が有利なのはなぜか
一般的には証券会社からの転職は有利だといわれている。ではなぜなのか2つの点から見ていこう。
ビジネスマナーなどの客観的視点
まず証券会社に勤めたことがある方はビジネスマナーがきちんとしている。金融業界でも1番にビジネスマナーが良いと評判があるのが証券会社だ。
証券会社に勤めたことがある方はお辞儀の角度や言葉遣いを叩き込まれた記憶がないだろうか。記憶に新しくない人もいると思うが、証券会社ではビジネスマナーの講習が入社時にある。
ビジネスマナーがきちんと出来ている人は他の業界でも重宝される傾向にある。特に営業や接客を基本とする業界では逸材といわれるほどの出世頭になる可能性もあるだろう。
さらに入社当時新人は上司から怒られることがほとんどだ。だからストレス耐性も抜群についていることが考えられる。昨今ではストレスに耐えられなくて試用期間で辞めていく職場も多い中で、ストレス耐性が抜群な証券マンはとても需要がある。
このような客観的な視点から見てビジネスマンとして必要とされることが多いということだ。
努力家で結果にこだわりがある点
次に証券会社に勤めている人は営業能力が高いという評判がある。営業能力といえばコミュニケーション能力とも言い換えられるところがあるだろう。
証券会社では入社から間もない時は個人に金融商品の営業をかけにいく。そして業績が出てから法人への営業に向かうことが多い。
法人の方が扱う金融商品が個人より大きいということが原因になるだろう。さらに証券会社は実力主義な世界であることから成果を出せばインセンティブがのってくる。インセンティブをもらえるような証券マンは特に営業能力が高いといえるだろう。
またインセンティブをもらえるということは仕事において並々ならぬ努力をしている証拠でもある。だから他の業界でも証券会社に勤めたことがある方はとても欲しがられる存在だ。
証券会社から転職したいという多くの理由
それではなぜ証券会社から転職したいという声が多いのか徹底解説していく。さまざまな理由はありますが多くの理由がこれらを占めるだろう。
労働に対する対価が妥当ではない
まず労働に対する対価が妥当ではない点だ。証券会社では資料作成・顧客整理などから残業が1日3時間から5時間あることが多い。残業代がついたとしても毎日残業をすることにうんざりしている証券マンは多い。
過酷な労働時間になるのに対して、結果主義の世界なので契約が取れなければ評価は上がらない。そこから嫌気をさして転職したいと考える人も多いのが現状である。
ノルマ制が好きではない
次にノルマ制が好きではないという声も多い。証券会社は結果を出せばインセンティブがのってくると前述したが、逆もある。ノルマがあるのでノルマが達成できなければ残業やセミナーへの参加を余儀なくされることもあるのが現実だ。
とはいえ営業の世界は頑張ったら頑張った分だけ報われるというわけにはいかない世界でもある。ノルマ制が好きではない人には証券会社は向かないだろう。
やりがいを感じない
最後にやりがいを感じないという声もかなり多い。証券会社での営業はスキル以外に金融商品を売りたいという気持ちも大事になる世界でもある。
しかしながら証券マンには価値があるかもわからない金融商品を売りにいくことに対して抵抗がある人が一定数いる。顧客に関して申し訳なさを感じてしまう人も多いというところだろう。
さらに多くの金融商品を金銭的余裕がある経営者に営業をかけにいくことが多くなることを問題視する人もいる。自分の出世や評価のため会社のためとはいってもしたくはないこともある。
そういったところから社会の役に立ってる実感がないと憂鬱になってしまう証券マンも多い。
証券会社から転職したい時に考えてみたいこと
転職には勇気が必要だ。ここで証券会社から転職したい際にもう一度考えてみて欲しいことを2点ほど紹介する。この2点をよく考えて転職した方がいいと感じるならばその考えは間違っていないだろう。
キャリアアップしている自分が浮かぶか
まず10年後以降のキャリアアップしている自分が浮かぶことがまず大事だ。証券会社は実力主義の世界だ。だからこそせめてものキャリアアップしていることが救いになるのではないだろうか。
もちろんそれまでに幾度となく苦労が必要だ。過酷な残業にストレスを耐え続ける人生を送らなければならない。楽しいから営業活動をしているなら問題がない。しかしそれなら転職は考えないだろう。
対価としてキャリアアップしている自分が浮かぶからこそ、苦痛があっても頑張れているのではないだろうか。もし理想の未来に近づくことがないのならキッパリ転職してしまうのもありというわけだ。
転職を選ぶ理由が自分の気持ちや心がけ次第で解決するか
次に転職を選ぶ理由が自分の心がけ次第で解決するかというところを考えよう。今ある世界から変化を求めるのは、何かしらネガティブな理由があるはずだ。
結果が伴わず上司から怒られることも多い世界が証券会社でもある。そういった世界にいる苦痛が自分の心の持ちよう次第で解決するならば問題ない。無理に証券会社にいなければならない理由がない場合は転職を考えよう。
証券会社からの転職は有利！成功をお手伝いするサポートをアドバイザーナビが提供
最後に証券マンの魅力に迫ってみよう。証券マンの魅力を簡単にまとめる。
- 結果にこだわれる
- コミュニケーション能力が高い
- ビジネスマナーがきちんとしている
- ストレス耐性が抜群
- 実力主義の会社のシステムに慣れているので努力家が多い
これだけの魅力がある世界だから、証券会社に勤めた経験は無駄にはならない。ぜひ自信を持って違う人生に1歩歩みを進めていこう。
また有利とはいえ失敗がないとはいえない。ここで転職エージェントを利用することのメリットをご紹介したい。
転職エージェントを利用することのメリット
転職エージェントは多くの高待遇な求人を持っている。好条件・高待遇なところの求人をやみくもに自分で探す必要もないだろう。
またサポート体制は万全なところが多い。志望動機を分析してくれたり、日々の生活にアドバイスしてくれたりと転職に役に立つサポートばかりだ。また、転職後のサポートも行っているケースもあるので転職エージェントを尋ねてみると良いだろう。
転職エージェント「アドバイザーナビ」へ相談
弊社「アドバイザーナビ」では元金融機関勤めのキャリアコンサルタントが在籍している。全員が金融業界の事情を知っているため、納得してもらえる情報も提供できる。
またさまざまな金融機関出身の人を転職成功に導いた実績がある。非公開好条件も多く用意しており、希望者の重要視するポイントにマッチした条件で企業を提示できる。
そのうえ転職後のサポートも行っているので安心要素が一つ増えるであろう。
最後に
転職エージェント会社はいくつもネット上に調べれば出てくる。いくつか気になる転職エージェントを登録して自分自身に最も合うアドバイザーと話を進めることをおすすめしたい。地域特化型なのか大手なのかで手に入る情報や知恵も変わってくる。
多くの実績がある大手も魅力的だが、地域特化型の転職エージェントも地域に根ざした活動をしたい人には人気だ。最も効果的に転職を進めるためにはどうしたら良いか考えよう。
人生の最大の転機ともいえよう、転職。成功させるかさせないか。それはあなたの選択や行動にかかっている。
面接では1つ1つの言動が命取りになることもあるので注意しよう。こういった面接対策を一緒に練れるパートナーを転職エージェントでは見つけることも可能だ。
