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【転職】書類選考の通過率はどれくらい?通過するためのポイント5選

勇気を持って転職をスタートさせても「書類選考に落ちてしまった。自分の市場価値は低いんだ…。」と、マイナスの感情に襲われてしまうことはないだろうか?

今回の記事では、

  • 書類選考の「通過率の高さ」はどれくらいか
  • 志望する会社は書類選考で「何を」チェックするのか
  • 書類選考を通過させるためのポイント5選

上記の3点について紹介していくので、参考にしながら書類作成を行っていってほしい。

目次

書類選考を通過する確率はどれくらいか

書類選考を何度も落ちていると、「もしかして、自分だけ…?」と思ってしまうこともあるだろう。だが、実際のところ「約30%~50%の確率」でしか書類選考は通過しないのだ。

募集されている「業界・職種・人数の多さ・その他条件」によって通過率も変動するため、基準を知っていることで前向きに考えられる。

他にも、年齢によっても通過率の高さは変わってくる。例えば、30代・40代の書類選考であれば通過率は低くなってしまうだろう。なぜなら、30代・40代に求める能力と経験値は非常に高い基準があるため、書類選考を無事通過するのは難しいところである。

簡単に進まない書類選考だからこそ、手を抜くのではなく真正面から向き合って書類を作成していこう。

書類選考で何をチェックし、判断するのか

書類選考で何をチェックするのかを理解しておくと、書類を作成していきやすくなる。では、何をチェックしているのだろうか?

能力と経験値の高さ

応募者の能力が志望する会社が必要とするレベルにまで達しているかは、中途採用の書類選考において非常に重要な点となる。

今までどのような業務をこなし、どのように工夫をすることで効率化していったかなど、再度確認していくことでアピールできる強みを探すことができるだろう。

「こんな経験が?」と感じるようなスキルもアピールできる場合もあるので、念入りに思い出していこう。

長く自社で働いてくれるか

企業としては「すぐに辞めてしまう人材」よりも「長く共に成長していける人材」を採用したいと考える。

今までの「転職を繰り返した数」「1つの会社で働いた年数」「退社した理由」などから、「長く自社で働いてくれるか」を確認していく面接官が多い。

転職をした回数が多ければ多いほど、マイナスイメージに繋がってしまう。だが、これからのキャリアを考えた際に適した環境(会社)でないことや、転職をすることに決めた理由や目的をしっかりと伝えることでマイナスイメージを取り払うことができるだろう。

人柄

応募者がどのような人なのかを少しでも予測したいのが、面接官の本当の気持ちだろう。

例えば、「自分が手間をかけてでも、相手のことを思いやった言動ができるか」に関しては、読みやすい文章や丁寧に書かれた字などから判断できる。他にも、証明写真・趣味などの欄からも応募者の人柄についてイメージすることが可能だ。

面接だけでは「100%の自分」を知ってもらうことができないからこそ、書類選考から少しでも人柄が分かる工夫をしていけばいいだろう。

書類選考を通過させるためのポイント5選

書類選考の通過率を少しでも上げ、転職を成功に繋げるためのポイントを紹介していこう。

募集内容をしっかりと確認する

募集内容に書かれている「企業が応募者に対して要する必須条件」などを念入りに確認してから、応募するのがいいだろう。

時間をかけて自信のある履歴書が完成したとしても、「〇年以上の実務経験」「〇〇(資格名)を保有している人」などの条件に当てはまっていなければ努力も水の泡になる。

清潔感のある証明写真

「応募者がどのような人か」をイメージしやすいのが、証明写真だろう。

だが、その証明写真から「不潔なイメージ」「やる気がない雰囲気」「下品な印象」などの印象を受けてしまうのは勿体ない。だからこそ、清潔感を意識した証明写真を使う必要があると言えるだろう。

誤字脱字をしない

知らぬ間に誤字脱字をしていた経験がある人は、少なくはないだろう。注意しながら作成していたとしても、いつの間にか誤字脱字をしてしまうものだ。

そのため1回だけではなく、何度も確認していくといい。また、履歴書をパソコンで作成した場合は、一度印刷してからチェックしていくと分かりやすい。

読みやすい文字と文章

字が綺麗かどうかよりも「丁寧に字を書こうとしたか」が重要になる。また、雑に書かれた字など読むことにストレスを感じてしまうようであれば、履歴書に軽く目を通すだけで終わってしまう可能性も。

また、自己PRなどで「たくさん書いた方が伝わる」と、長々とした文章を書いてしまうのも要注意だ。

ごちゃごちゃとした文章は、ストレスを感じやすくなってしまうため、こちらも上記同様、履歴書に目を通すだけで終わるかもしれない。

転職エージェントにチェックしてもらう

「転職エージェント」という言葉を聞いたことはあるだろうか?
転職を有利に進めていくための「情報と知識」があるので、有利に転職を進めていく上で大きな味方となる存在のことだ。

転職エージェントは「非公開求人」などを紹介してくれるだけではなく、履歴書などの書類をチェックし、アドバイスや手直しなどのサポートもしてくれる。

「文章力に自信がない」「書類選考が落ちやすい」「有利に転職を進めていきたい」などと感じている人には特にオススメである。

書類選考の通過率は、ひと手間で上がる

複数の会社に応募するには、書類作成自体にも時間がかかってしまうものだ。そのため、1つの履歴書に時間をかけることに抵抗を感じてしまう人も多いはず。

しかし、作成するときに「+α」を追加し、書類と向き合うと、新しい会社に内定がもらえるまでの合計時間はひと手間かけた方が短い時間になるはずだ。

限られた時間の中で履歴書を確認する面接官は、「限られた時間の中で」履歴書を確認していかなければならない。

そのため、「清潔感」「丁寧さ」「読みやすさ」「小さなミスがない」を意識して書類を作成していけば、しっかりと履歴書を確認してもらえ、転職を成功に繋げることができるだろう。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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