金融転職の面接でよく聞かれる質問と、その対策が気になる人も多いのではないだろうか。
結論から言うと、金融転職の面接でよく聞かれる質問は以下の5つだ。
- 転職理由・志望理由
- 今の仕事について
- ストレス耐性
- 最近気になるニュース
- 逆質問
一般的な面接対策はもちろんのこと、ストレスを適切に対処する力や常に新しい情報を仕入れる姿勢が問われるのが特徴といえるだろう。
とはいえ、これらの質問をされる背景や、以下の3つの対策方法を知っておけば怖くない。
- 自分の経験を話せるように整理する
- 業界の知識や最新情報を知っておく
- 転職エージェントを活用する
気になった人はぜひ最後まで読んでほしい。
金融転職でよく聞かれる質問5選
早速だが、金融転職でよく聞かれる質問は以下の5つである。
- 転職理由・志望理由
- 今の仕事について
- ストレス耐性
- 最近気になるニュース
- 逆質問
1つずつ詳しく見ていこう。
転職理由・志望理由
金融に限った話ではないが、転職理由や志望理由は必ずといっていいほど聞かれる。
特に、志望理由は注意が必要だ。業界や職種に対する理由しか答えられておらず「当社でなくてもいいのではないか」と面接官に思われたら、数日後に不採用通知が届くだろう。
なぜ金融業界で、なぜ応募した職種で、なぜ応募した会社なのかを深堀してから面接に臨もう。
また、転職理由も前向きな内容に言い換えるなど、工夫が必要だ。詳しくはこちらの記事で解説しているので、気になった方は読んでみてほしい。
今の仕事について
第二新卒の求人でなければ、企業は候補者に「即戦力」を求めている。ゆえに、仕事についての質問が大半を占めることが多い。アピールするエピソードを用意するのはもちろん、自分の強みや弱み、スキルや経験を転職先でどのように活かせるのかなどを答えられるように準備しよう。
また第二新卒であれば、学生時代の経験も聞かれることがある。改めて就活で話したエピソードについて整理し、面接に臨もう。
ストレス耐性
金融は多くの業界のなかでもストレスが多いと言われている。取り扱う商品が高額であることや厳しいノルマ、上下関係の厳しい社風など、それらに耐えられる人材を求めているのだ。
そのため、以下のような質問に答えられるエピソードを用意しておこう。
- 仕事で失敗し、乗り越えた経験があれば教えてください
- お客さまからクレームを受けたとき、どのように対処しますか?
- ストレスを解消するためにしていることはありますか?
最近気になるニュース
金融業界を取り巻く環境は、政治の動向や経済の状況に大きく影響する。そのため、常に最新の情報を知り、アップデートすることが求められるのだ。
金融や政治、経済に関連する内容を回答できるように、日々チェックし関心を持とう。
逆質問
面接では必ずといっていいほど「逆質問」がある。このとき「質問は特にありません」と答えたら、落とされる可能性が高いだろう。「自社に興味がない」と面接官に思われてしまうからだ。
このような事態を防ぐためにも、逆質問を3~5個用意しよう。また、面接官の立場に合わせて、以下のような質問を準備することをおすすめする。
- 1次面接(人事):求められるスキル、評価制度など
- 2次面接(現場社員):仕事のスケジュール、やりがい
- 最終面接(役員):会社の理念、経営戦略
転職面接の質問を通じて見ているポイント
ここまで紹介した5つの転職面接質問を通じて、企業が見ているポイントは以下の3つだ。
- コミュニケーション能力
- 話の一貫性(信用にかかわる)
- 常に学び続ける姿勢
コミュニケーション能力
金融業界の仕事は、1人で完結することが難しい。というのも上司や他部署はもちろん、お客さまとも折衝する機会が多い仕事だ。
そのため、話し方や聞き方、言葉遣い、プレゼン力などがなければ即戦力として活躍することが難しい。面接を通じてそうしたスキルを見極めているのだ。
話の一貫性
金融業の選考では「信用できる人物か」ということを重視している。というのも、信用を失うような行為をしたとき、金融庁から業務停止命令を下される可能性があるからだ。
自己PRと転職理由で言っていることが違うなど「ウソをつく人物」と判断された場合、入社後もウソをつくと思われてしまう。面接官はこうしたリスクを極限までなくしたいことから、採用を見送るだろう。
自己PRや転職理由、志望動機、弱みや強みにブレがないか、面接前に見直そう。
常に学び続ける姿勢
先ほども紹介したように、金融は政治の動向や経済の状況に左右されやすい業界だ。ゆえに時代の波に乗り遅れず、最新トレンドを追い続ける必要があるだろう。
加えて、金融マンは勉強だらけの日々だ。実務に関することはもちろん、業界の最新情報を習得したり、資格を取得したりといったことが求められる。常に情報をインプットする人かどうかも、面接で見られるポイントといえるだろう。
転職面接の質問に向けてできる対策
転職面接の質問を見て、難しいのではないかと感じたかもしれない。しかし、以下の3つの対策を行えば、転職を成功させることは十分可能だ。
- 自分の経験を話せるように整理する
- 業界の知識や最新情報を知っておく
- 転職エージェントを活用する
自分の経験を話せるように整理する
自分の経験を話せるように整理することは、面接でしっかりと受け答えできるか否かのカギを握る。以下のような質問を自分にし、わかりやすく説明できるようにしよう。
- 仕事でどのような成果を出したか?
- 成果を出すまでに苦労したことや工夫したことは?
- 転職先で活かせるスキルや経験は?
また、こうして考えた自己PRや転職理由、志望動機、弱みや強みにブレがないかどうかも大切だ。面接前にしっかり見直しておきたい。
業界の知識や最新情報を知っておく
金融業界にまつわる知識や最新情報をしっかりとチェックしておこう。ニュースやSNSなどを活用し、経済状況や世界情勢、金融商品の情報などをインプットしよう。
また、面接でニュースに対する自分の考えを聞かれることもある。自分なりの意見を持っておくと受け答えしやすいので、習慣づけることをおすすめしたい。
転職エージェントを活用する
それでも転職面接が不安という人は、転職エージェントからサポートを受けるのがおすすめである。なぜなら、面接でよく聞かれる質問や好まれる人物像を、事前に教えてもらえるからだ。
もちろん、転職エージェントから紹介された企業に限るが、エージェントを使わない転職より選考を有利に進められることは間違いないだろう。ほとんどのサービスが無料なので、積極的に活用したいところだ。
なかでも、弊社「アドバイザーナビ」は金融業界に特化した転職支援サービスである。数多くあるサービスとの違いは以下の通りだ。
- 非公開求人を多数持つ
- 金融に特化したサービスゆえ、業界の最新トレンドやノウハウを教えられる
- 金融出身のキャリアコンサルタントからアドバイスがもらえる
- 実績や経験、ライフプランに合わせた求人紹介
金融転職を成功させたいという人は、ぜひ弊社にお任せいただきたい。
まとめ
本記事では、金融転職の面接でよく聞かれる質問について解説した。
金融転職では、志望動機などの基本的な質問はもちろん、「ストレス耐性」「最新のニュース」といった質問もされる。答えられないのはもってのほかだが、一貫性のない人だと判断されて落とされることも多い。そのため、対策をしっかりと行ってから本番に臨もう。
そんな面接対策をサポートするのが「転職エージェント」である。よく聞かれる質問や好まれる人物像などを事前に共有されるので、企業に合わせた対策が可能だ。模擬面接を行ってくれるサービスもあるので、使わない手はないだろう。
なかでも、弊社サービス「アドバイザーナビ」は金融系に特化したサービスで、面接対策のノウハウを余すことなくお伝えしている。気になった方はぜひ、公式サイトをチェックしてほしい。