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【厳選】30代が利用すべき転職サイト5選|選び方と失敗しない転職

30代を迎えると、転職が途端に難しくなると言われることが多い。給料が下がる可能性もあるかもしれない。しかし、同じ会社にしがみつくのも、キャリア形成においてはマイナスだ。

そこで本記事では、30代が利用すべき転職サイトをタイプ別で5社厳選した。転職サイトの選び方や失敗しない転職活動の方法についても触れている。

転職活動だけならノーリスクだから、まずは一歩踏み出してみよう。

目次

30代が利用すべき転職サイト5選|タイプ別で1社ずつ厳選

30代が本当に利用すべき転職サイトは、以下の5社だけで十分だ。

  • 総合力No.1:マイナビエージェント
  • ハイクラス向け:JACリクルートメント
  • 男性向け:ビズリーチ
  • 女性向け:type女性の転職エージェント
  • フリーター向け:JAIC(ジェイック)

この中で自身が該当するタイプに当てはまる転職サイトを全て登録しよう。例えば、マイナビエージェントに登録した上で、男性ならビズリーチ、女性ならtype女性の転職エージェントといった具合だ。

転職エージェントとの相性や転職先を網羅的に把握するためにも、複数の転職サイトに登録しておこう。

総合力No.1:マイナビエージェント

運営会社株式会社マイナビ
特徴転職に関する圧倒的ノウハウ
求人数(公開)約54,000件
対応エリア全国
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/

「マイナビエージェント」は、転職エージェントの満足度調査で高い評価を獲得し、知名度や求人数もトップクラスの転職サイトだ。

マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、複数の業界に精通しているため、希望業界が決まっていない人でも安心して相談できるだろう。

またマイナビエージェントには、IT特化、営業職特化などのサービスも提供している。自身が希望する業種・業界が決まっているなら、そちらも利用すると良いだろう。

ハイクラス向け:JACリクルートメント

運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
特徴管理職や技術・専門職への転職に特化
求人数(公開)約15,000件
対応エリア全国
公式サイトhttps://www.jac-recruitment.jp/

「JACリクルートメント」は、ハイクラス・ミドルクラス転職について、オリコン顧客満足度調査で2019年から4年連続No. 1を誇る転職エージェントだ。年収2,000万円を実現した転職者もおり、年収アップやさらなるキャリアアップを希望する人は必ず利用しよう。

また、世界11カ国に広がるネットワークで海外転職も可能な点は魅力的だ。総勢約1200人のコンサルタントの力を借りて、理想のキャリアを目指したい人はJACリクルートメントを利用しよう。

男性向け:ビズリーチ

運営会社株式会社ビズリーチ
特徴採用担当などからスカウトメールが届く
求人数(公開)約72,000件
対応エリア全国・海外
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/

「ビズリーチ」は、登録すると採用担当者などからスカウトがかかるため、現職で忙しなく働く30代男性でも、最適な求人に効率よく巡り合える可能性が高い転職サイトだ。

しかも公開されている求人のうち、約3分の1以上が年収1,000万円以上のハイクラス向け求人という特徴もある。ビズリーチは無料プランと有料プラン(全てのスカウトの閲覧等が可能)があるが、約3ヶ月間は無料で試せるため、一度試してみるとよいだろう。

女性向け:type女性の転職エージェント

運営会社株式会社キャリアデザインセンター
特徴女性のキャリアアドバイザーが多数在籍
求人数(公開)約17,000件
対応エリア全国
公式サイトhttps://type.woman-agent.jp/

「type女性の転職エージェント」は、女性の転職に特化したエージェントだ。年間5,000人以上の働く女性に対するキャリアカウンセリングを実施し、18年以上にわたる転職サポートで培ったノウハウは非常に心強い。

専任のキャリアアドバイザーが、スキルや経験の棚卸しから求人案内、内定獲得後の年収交渉まで対応してくれる。

女性のキャリアに関する悩みが少しでもあるなら、type女性の転職エージェントに相談しよう。

フリーター向け:JAIC(ジェイック)

運営会社株式会社ジェイック
特徴就職講座を受講可能
求人数(公開)非公開
対応エリア全国
公式サイトhttps://www.jaic-college.jp

「JAIC」は、フリーターや未経験、既卒などから正社員転職を目指す人に特化した転職サイトだ。

就職成功率は80%以上、累計23,000人以上の就職支援実績があり、実績やサポート体制は十分。

JAICが提供する「就職カレッジ」利用者は、書類選考なしで優良企業20社と面接を行える体制が構築されているため、フリーターから正社員を目指す人はJAICを積極的に活用しよう。

30代の転職に関して押さえておきたいこと3選

30代の転職に関して、前提知識として押さえておきたいことが3つある。

  • 人生を劇的に変えるなら、30代の10年間が最後
  • キャリアの方向性がきまるのも30代
  • 転職しても年収が上がるとは限らない

人生100年時代といわれるが、体力的に考えて、30代が最も精力的に仕事に打ち込める10年間だ。30代の過ごし方が、人生を大きく左右すると考えて行動しよう。

人生を劇的に変えるなら30代の10年間が最後

10代・20代は正直言って可能性が無限大だが、30代を迎えると現実も直視しなければならない。しかし30代のうちであれば、まだ挽回可能だ。

もしもまだ挑戦していないことがあるなら、今日という人生で一番若い日にチャレンジするしかない。ライフステージや体力的な面を踏まえても、40代以降でできるチャレンジは間違いなく少なくなるだろう。

人生を好転させたいと少しでも思うなら、30代がラストチャンスだと思って行動するのがおすすめだ。

キャリアの方向性が決まるのも30代

30代に突入すると仕事の幅が広がり、任される量も増えてくる。この時、新卒から同じ会社で働き続けるのか、節目ごとに転職してスキルを磨き続けるのかで、キャリアは大きく異なる。

新卒から10年近い社会人経験を踏まえると、現職でどのような仕事ができるのか、キャリアプランを描けるかもしれない。そのキャリアは、果たして本当に自分が望むものなのか。

30代における身の振り方一つで、今後のキャリアが変わるのは言うまでもないだろう。

転職しても年収が上がるとは限らない

厚生労働省がまとめた転職入職者の賃金変動状況によると、転職して年収が上がった割合は37%だ。つまり60%は年収に変動がない、もしくは下がっている。

これを悲観的にみる必要はないが、事実として覚えておこう。実際、転職活動して市場価値を把握するのはノーリスクだ。今より条件のよい転職先が見つかった時に転職をすれば問題ないだろう。

30代の転職で失敗しないためにとるべき行動3選

30代の転職で失敗しないために、以下の3点は常に意識しておくべきだ。

  • 即戦力をアピールできる実務経験を積む
  • スキルを掛け合わせて希少性を出す
  • 自己投資を怠らず自分を磨き続ける

即戦力をアピールできる実務経験を積む

20代の転職活動とは異なり、30代は即戦力をアピールできなければ好印象を残せない。そのためにも、実務経験をどれだけたくさん積めるかが非常に重要だ。

転職先で直結するような経験があればベストだが、そうした経験でなくても、新規事業開発などの0から1をつくる経験・スキルなどは、全業界・職種に共通するだろう。

常に自分の市場価値を高めていく意識で、現職の業務に取り組もう。

スキルを掛け合わせて希少性を出す

30代の転職を失敗しないためには、複数スキルを掛け合わせて希少性を出すのが重要だ。単一スキルで印象を残すには相当優れた成績が必要だが、主軸のスキルに何か一つ加えるだけで、希少性はかなり高まる。

営業×マーケティング、ライティング×デザインなど、100人に1人のスキルレベルが2つ揃えば、10,000人に1人の存在になれる。

単一スキルだけで満足せず、スキルの横展開を意識するとよいだろう。

自己投資を怠らず自分を磨き続ける

社会人の平均学習時間は6分とされている。8割のビジネスパーソンが全く学習せず、2割が日々自己研鑽に励んでいるからだろう。そして、会社の平均存続年数は23年といわれている。同じ会社に勤務し続けることの方が難しい現状も押さえておこう。

自己投資してスキルを磨くのはもちろん、健康的な体づくりという意味の自己投資も重要だ。自己投資のリターンは計り知れないし、自分を磨くことで得られる自信こそが、30代の転職を成功させる最大の秘訣だろう。

30代のキャリアデザインが人生のキャリアを変える可能性

30代の転職は、一筋縄にはいかないこともあるだろう。しかし、さまざまな実務経験を積み、スキルを掛け合わせて希少性を出せるように自己研鑽し続ければ、納得いく転職先がみつかるはずだ。

本記事で紹介した転職サイトは、30代の各タイプにおいてぜひ利用してほしい。

転職活動は、自身の市場価値を把握できる機会だ。現職より条件の優れた会社が見つかった時に転職するか考えれば良いため、まずはノーリスクな転職活動だけでも始めてみよう。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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