MENU

「転職したいけど、怖い。」と思う気持ちとの向き合い方とは?

「本当は転職をしたいけど、怖くて勇気が出ない。」と感じている人も少なくはないだろう。
「転職する企業を見つけることができるか心配。」「新しい人間関係を上手く築けるかな。」「今よりも悪化した環境になったらどうしよう。」など、理由はさまざまだろう。

今回の記事では、

  • 「転職が怖い。」と感じる理由を深堀
  • 怖いと思う感情を減らしていく
  • 怖い気持ちとうまく向き合えないときは「転職エージェント」と進めていく

以上の3ポイントを中心に紹介していくので、気持ちと向き合う方法を学んでみよう。

目次

「転職が怖い。」と感じる理由を深堀

転職を怖いと感じてしまう理由とはなにかを認識することで、怖い感情を持っている自分を受け入れることができる。

では、一体なにに対して怖さを感じているのだろうか。深く掘り下げていこう。

転職できる会社が見つかるかわからない

転職活動をスタートさせる前に、「転職先が見つからない可能性」に対して恐怖を抱いてしまう人も少なくないはずだ。

今までの経歴やスキルの高さに自信がないという理由があれば、特に「怖い」と感じてなかなか行動に移せなくなることも。

「退職を考えているんです。」と、上司に話すのが怖い

上司と良好な関係を築けていれば、少し抵抗を感じたとしても伝えることに恐怖は感じないだろう。

だが、パワハラなど人間関係で悩んでいる人は、退職する意思を伝えるだけでも「怖さ」に支配され、一歩を踏み出すことができない人もいるはずだ。

今の仕事を辞めて後悔しないか

今の仕事自体が嫌いではない場合や、仕事以外の人間関係などが良好であれば、余計に辞めたあとに「後悔してしまうかも…。」と考えてしまう人もいるかもしれない。

「後悔するなら、何もしないでおこう…。」と転職への第一歩を踏み出す前に決めつけてしまうケースも多々ある。

次の職場で通用するのか

会社に長く勤めれば勤めるほど、企業で実績を作りながら信用を築いていくものだ。

だが転職をすると、今まで作り上げた信用や経験、実績を捨て「0から」経験を積んでいき、実績を作りながら信頼を築き上げていかなければならない。

上記内容が前提にある中で、「新しい会社で自分の能力が通用しなければ、また転職しないといけないのか?」という不安や恐怖が付きまとってくることもあるだろう。

給料が下がってしまう可能性

転職をすると約4人に1人が、前の企業より給料の金額が減っているのが現実だ。

今まで企業から支給されていた給料の内訳には、経験年数や能力の高さ、そして企業からの信用度が含まれている場合が多いからだろう。

「今よりも生活水準が下がるのは、正直いやだ。」と、転職の選択をやめてしまう人もいる。

「怖い」感情と向き合い減らしていくポイント

「怖い」と感じた感情は隠さずに、しっかりと認め、自分自身が受け止めてあげる方が、悔いのない選択ができると言える。

「転職しない選択をして、この先後悔しないか?」と、何度も自問する

「本当に後悔しないかどうか」が転職をスタートさせるためにも大切なポイントになる。

なぜなら、「今は後悔しない。」と思っていても、将来転職をスムーズに進めにくい年齢になってから「あのとき転職しておけばよかった…。」と後悔することもあるからだ。

「これからどのようなキャリアを積んでいきたいのか?」「5年後・10年後はどういった環境にいたいか」など、じっくりと自分の気持ちと対話していくことで、本当の気持ちに気付くことができるだろう。

また、今までどのような能力を高めてきたかなどをなるべく多く思い出し、自分の強みを探してみよう。そうすることで、「この能力は、志望する会社で役に立つかもしれない。」「このスキルに関しては、自信があるからアピールしよう。」といい方向へ繋げていけるはずだ。

転職を希望する会社について興味を持ち、調べる

希望する会社についてまずは「興味を持つ」ということが大切だ。そこから、希望する会社について調べると面接時に答えるボキャブラリーが増えていくだろう。

次第に「この会社の〇〇な考え方が自分に合う。」「希望する会社に関することを聞かれたとしても、自分の意見と交ぜて答えられる。」など、マイナスがプラスに代わり増えていく。

「怖い…。」とマイナスな気持ちから転職をスタートさせたとしても、上記のように動いていけば、前向きな気持ちで挑むことができるようになるはずだ。

「マインドフルネス瞑想」で自分を受け入れ、向き合う

最近日本でも注目されている「マインドフルネス瞑想」だが、実はスポーツ選手や医師なども取り入れている人が多い。欧米では特に注目されており、過去でも未来でもない「今という瞬間を見つめる方法」である。

2,600年ほど前から仏教に取り入れられてきた方法で、約20年ほど前に脳内をリアルタイムで視ることが可能なfMRI(機械的磁気共鳴装置)などの医療測定機器を使い「瞑想による効果」を科学的に証明したのだ。

以下のような効果がある。

  • 集中力があがり、ポジティブに考えられるようになる
  • 「幸せ」を今までより感じやすくなり、充実度が増す
  • ストレスレベルが減少する  など

上記以外にもポジティブな効果があるため、転職に対する不安を感じているとき以外でも、プライベートや現職での作業中に「集中力を上げたい」と感じたときに瞑想をするといいだろう。

「怖い」気持ちと上手く向き合えないときは「転職エージェント」と進めていく

ポジティブに考えられるように工夫していても、「怖い」気持ちと上手く向き合えないケースもあるだろう。そのような場合にオススメしたいのが「転職エージェント」の活用だ。

転職エージェントは、「転職をする上で大切なこと」を他の職種よりも深く理解しており、スムーズに転職活動をスタートさせていくことができる。

また、「面接の練習」や「作成書類に対するアドバイス」などのサポートをしてくれるため、転職を行っていく上で頼もしいパートナーになる。

「非公開求人」があるというのを知っているだろうか?転職サイトなどに公開されていない求人で、好条件のものが多くある。転職エージェントは、その非公開求人を紹介してくれることもあり、今よりも上のキャリアを目指すことも可能だ。

自分では行いにくい「給料の交渉」も代理で企業側に相談してくれる点や、本当の強みを一緒に探してくれる点など「痒い所に手が届く」充実のサポートも人気がある。

転職に対して「怖い」という気持ちを受け入れて、前に進むといい結果につながる

転職に対して、「怖い」と感じてしまうのはあなただけではないので、安心してほしい。多くの人がその気持ちと向き合い、乗り越えながら将来の自分が後悔しない選択をするために進んでいるのだ。

マイナスに考えてしまうことが原因で、何もしないまま転職することを諦めるのは勿体ないだろう。「これからどのようなキャリアを積んでいきたいか」などを自問し、時間をかけて自分と対話をすることが大切だ。

自信がない・「怖い」気持ちと上手く付き合えない場合や、更に上のキャリアを目指したいなら、転職エージェントと一緒に進めていくことがオススメである。

「転職する選択をしてよかった」と思える未来のために、ぜひ転職への第一歩を踏み出してはいかがだろうか。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

目次