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銀行からベンチャー企業へ転職する時に知っておきたいこと

銀行からベンチャー企業へ転職する時に知っておきたいことを徹底解説!

銀行からベンチャー企業へ転職したいという人は昨今では多い。そこでまずは各々に勤めるデメリットを含むメリットを理解したい。そのうえで銀行からベンチャー企業へ転職する際に注意することについても知っておきたいところだ。

また、自分に求められることを知っておくことで転職対策にもなるのではないだろうか。では1つずつみていこう。

目次

銀行とベンチャー企業の違い

ベンチャー企業と銀行の違いについて解説していく。銀行に勤めるデメリット含むメリットはさまざまなものがある。

対してベンチャー企業に勤めるデメリット含むメリットもさまざまだ。

銀行に勤めるメリット

比較的他の業界に対して収入が安定しているのが銀行だ。収入が安定しているということは社会的信用度も高い傾向にある。クレジットカードの審査にも通りやすいだろう。

また、経済に精通したお金を扱うプロになれる点も良いと言えるだろう。膨大なお金を扱えるプロというものは重宝されるのは言うまでもない。

とはいえ年々銀行員に求められるものは高くなっている。転職だけでなく新卒の就職すらも厳しくなっている傾向にある。大変なイメージは多いが挑戦したいという声が就活生には多いのが現実だ。

銀行に勤めるデメリット

特に支店に配属になるとさまざまな目標という名のノルマが設定される。以下の項目は特にノルマ設定でも厳しい項目となる可能性が高いと言われている。

  • 口座獲得
  • 預金獲得
  • 貸付

また銀行ではミスのチェックの追求も徹底的に行われる。ミスが許されない業種である以上は致し方ないのかもしれないがストレスは多いだろう。

さらに研修や習得すべきスキルも多い職業になる。

ベンチャー企業に勤めるメリット・デメリット

次にベンチャー企業に勤めるデメリットを含むメリットを見ていこう。

ベンチャー企業に勤めるメリットは大きくわけて以下の6つがある。

  • 成長できる環境である
  • 経営者との距離が近い
  • 幅広い業務に携われる
  • 経歴を問わず自分の裁量で物事を決められる
  • より会社がよくなるように試行錯誤して働くことができる

まず1つ目にベンチャー企業は成長できる環境だといえるだろう。業務をすることでタスク処理能力などさまざまな成長が期待できる。だから社会人としてのスキルアップを期待して入社する人も多いのが現実だ。

次に経営者との距離が近いこともメリットだといえるだろう。自分の考えが認められれば事業の中核に携われる可能性も増える。とてもやりがいのある仕事だ。

またベンチャー企業では比較的年齢や勤続年数を問わない傾向にある。若くとも実力次第で出世ができることも多い。上昇志向が強い人には良いだろう。

さらに中小のベンチャー企業では幅広い業務に携われることもメリットだといえる。部署が分かれていない特性から多くの業務を担当できるだろう。

そして自分の裁量で物事を決めることができるのもメリットだといえる。スピード感のある現場であることから、経歴なども関係なく自分の意思で動くことが可能だ。

最後にベンチャー企業の最大のメリットといえるものを紹介したい。ベンチャー企業はより会社がよくなるように試行錯誤して働くことが可能だ。他の業種ではあまり見かけないメリットだろう。

ベンチャー企業に勤めるデメリット

ベンチャー企業に勤めるデメリットは大きく分けて以下の5つだ。

  • 福利厚生がよくない
  • 教育体制が整っていない会社も多い
  • 経営者のやり方次第である
  • 倒産する可能性もある
  • 人手が足りない

では1つずつ見ていこう。

まず福利厚生がよくないことがデメリットとして挙げられる。ベンチャー企業では、経営が安定しないことが多く給与面でいいともいえないだろう。

次に教育体制が整っていない会社も多いことがデメリットとして挙げられる。業績があまりない設立からの期間が間もないベンチャー企業ではよくあることだ。業績が少ないことから教育ノウハウがあまりない。

また経営者のやり方次第で全てが変わるといっても過言ではないだろう。経営者のやり方が自分に合わないという人はやめていく人も多い。合う合わないがはっきりする点であろう。

さらに倒産する可能性があるという点は大きなデメリットだろう。経営が大企業と違って安定していない。だからこそリストラされる可能性もあるということだ。

そして人手が足りないことも大いに考えられる。ベンチャー企業は費用面から人手が足りないことも多いのがよく知られる業界でもある。任せられる業務がとても多く感じる可能性もあるだろう。

銀行からベンチャー企業へ転職する際に注意すること

では銀行からベンチャー企業へ転職する際に注意することを見ていこう。

20代での転職を心がけよう

金融業界に共通していえることだが出来るだけ若い年代で転職したい。ポテンシャルを評価されることが多いからだ。迷っているなら転職してみよう。

 年収が下がることは知っておきたい

とはいえ銀行からベンチャー企業へ転職すると年収は下がることが多い。経営が安定している銀行と比較してベンチャー企業は不安定な給与の面では不安定な部分がある。

ただし前述したメリットを含めて収入を考慮して良いと考えるならば、良いであろう。

 銀行に転職活動情報が漏れないようにしよう

転職先が決まるまでは銀行への勤務を続けることを心がけよう。収入源が断たれてしまうのは良くない。生活するうえで費用はかかるわけだから貯蓄は減っていく一方だ。

転職と並行して銀行への勤務の遂行をおすすめしたい。

ベンチャー企業が銀行から転職する人に求めること

最後にベンチャー企業が銀行から転職する人に求めることを知っておくと転職に成功する可能性が高い。ここに挙げることは一例だが以下の2つは知っておきたい。

リスク管理ができる人材

経営が不安定なベンチャー企業ではリスク管理ができる人材を欲している。銀行にはリスク管理ができる人材が多く集まっている。

銀行では融資をする際に返済能力がない人にお金を貸したりといったことはしない。返済能力や経営をきちんと客観的に総合的に見た上で判断ができるのは元銀行員の強みである。

資金調達のハードルを下げる役割

設立が間もないベンチャー企業は資金繰りの面で大きく苦労している。だからこそ資金調達のハードルを下げる役割を元銀行員に担って欲しいと考える。

本来は銀行から融資を受けたい。しかし、銀行から融資を受けられる金額では賄いきれないことが多くある。ベンチャー企業では、ベンチャーキャピタルから資金調達をすることが通常であろう。

そんな時に資金調達のハードルを下げる方法を知っていればどれほど助かるであろうか。いわずもがな理解できることだろう。

銀行からベンチャー企業へ転職するならアドバイザーナビに相談を

銀行からベンチャー企業へ転職したいなら弊社「アドバイザーナビ」へ相談をしてみて欲しい。金融業界に精通したプロフェッショナルが多く在籍している。また相談しやすい環境を常に整えている。

金融業界での転職は本人の素質だけでうまくいくわけでもない。面接の対策や準備を怠らないことも必要である。プロ目線で知識を共有しながら転職活動を一緒に歩んでいこう。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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