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口コミは参考になる?嘘ばっかり?転職会議について徹底調査!

転職を志す方の中には、口コミ情報サイトを活用して企業情報を収集することも多いのではないだろうか。良い悪いも含めて働いたことがある従業員のリアルボイスをそのまま知ることができる情報源のため、今となっては口コミを全く調べない人もいないのではないだろうか。

その中でも「転職会議」は有名なサイトだ。本記事では、当サービスを参考にすべきかどうかを徹底的に解説していきたいと思う。

目次

サービス概要

会員が投稿した口コミ等も閲覧できるが、あくまでも肩書き上は「転職求人サイト」だ。求人情報も一緒にチェックすることができるため、非常に人気のあるサービスだ。運営元は株式会社リブセンス。

リブセンスでは他にも「マッハバイト」といった、若手層をメインターゲットとしたアルバイト・パートの求人サイトも運営している。ネット上で「転職 口コミ」と検索をかけると、当サービスが検索結果の上に表示される。

メーカーである株式会社リブセンスは、SEO対策等に強いエンジニア・マーケティング担当が多く在籍している。そのような企業努力も加わって、多くのユーザーから支持されるサービスへ成長したのだろう。

求人情報の掲載数は20万件超え!

当サイトでは、なんと20万件を超える求人情報が閲覧できる。dodaやtypeといった他サイトと提携して掲載情報を共有しているため、大手サイトと並ぶTOPクラスの掲載数を誇っているのだ。

尚、もちろん他大手転職サイトと同様に、気になる企業があればすぐに応募可能だ。掲載数が多いということは、あなたにマッチした企業を見つける可能性が高いことと同義であり、非常に嬉しいポイントである。

口コミの掲載数は300万件超え!

掲載数は、トータル約17万社分300万件オーバーと、数あるサイトの中でもTOPクラスに君臨だ。企業研究において、最も苦労するのが会社のリアルな雰囲気を知ることだ。

その点において、サイトを閲覧することで、実際に会社で働いている人のリアルボイスを参考にすることができる。これまで働いたことがある人の本音を知ることができるのは魅力的なポイントだ。他にも上司の態度や給与形態等、実際に入社してみるまで分かり得ない情報まで詳しく知ることができる。

ユーザーのレビュー

では、実際に当サービスを利用したユーザーはどのような感想を抱いているのだろうか。やはり実際にその企業に勤務していた方はリアルな意見を述べているようだ。外側だけ眺めていても気づけない部分が浮き彫りになるため、大変有益な情報源として働くに違いない。

以下、実際のレビューから抜粋したものを挙げるので参考にしてみよう。

  • 元社員の意見がリアルで参考になる!
  • ブラック企業かどうか事前に見極められる!
  • 退職者は偽りなく不満や問題点を書くので有益
  • 実際に自分の会社のリアルボイスを見てみてもリアル
  • 自分が企業に持った印象と世間の評価を擦り合わせて役立てた

具体的な使い方

実際にサービスの利用を開始するまでの間では、いくつかのステップが存在する。では、具体的にどのようなフローを進んでいけば良いのか。以下、注意点と合わせて具体的に解説していこう。

ステップ1. 会員登録

誰でもすぐ簡単に会員登録することができる。

  1. 会員登録ボタンをクリックして、登録したいメールアドレスとパスワードを入力。
    • メールアドレスの代わりにTwitter、Google、FacebookのアカウントやYahoo!JAPANIDでも可。
  2. 画面が変わったら希望年収やスキル等の必要事項を入力する。
  3. 必要事項入力画面の最後に「転職ナビ」の登録案内がある。
    • 必要があればチェックを入れて登録ボタンをクリック。
  4. 最初に入力したメールアドレス宛てに確認メールが届くので、
    • 記載されているURLをそのままクリックすれば、登録完了だ。

ステップ2. プラン選択

無料会員登録をしてから48時間は、企業の「評判」上位10項目まで閲覧することが可能である。

ただし、それ以降サイト内の全ての投稿を見るためには、「自分の口コミを投稿する」か「有料の口コミパスを購入する」か、どちらかを選択しなければならない。

自分自身の体験談を口コミ投稿(無料)

無料でサイト内の全ての情報を閲覧したいなら、自分自身の体験談を投稿しよう。現在の職場でも退職した職場でも、自分の体験談を投稿すればパスが発行される。

企業の口コミを無料で39日間閲覧できるため、その期間に気になる企業の情報に目を通しておけば良い。これだけ沢山投稿された口コミを一定期間無料で閲覧できるのは、当サービスならではの嬉しいポイントだ。 

パスを購入(有料)

身バレが怖い、あるいは投稿できる職務経験がない場合には、パスを購入しよう。

980円で購入可能で、閲覧できるのは無料プランと同様39日間。なお、購入はクレジットカードによる決済のみとなっている。

どんな人に役立つサービスなのか?

では、具体的にどのような人に役立つのだろうか。それぞれ詳しく見ていこう。

転職先の実際の雰囲気を掴みたい

サイト内には、実際に働いてみないと分からないような情報が多数掲載されている。そのため、入社前にブラック企業を見極めたい方や、会社内部の雰囲気を知っておきたい方には非常に有益だろう。

特に転職前の職場に不満があって退職した場合、同じ失敗を繰り返さないためにもぜひ参考にしたい。

転職活動に割ける時間が少ない

自己分析に情報収集、書類作成、面接対策等、想像以上に時間をとられるものだ。在職中に動いている方であれば、特に「なんとか削れるところはないか」と日々考えているはずである。複数分の転職サイトの求人情報が網羅されているので、様々な情報を一括で管理することが可能である。

また、企業研究等の情報収集の手間も大幅に省くことができる点も嬉しいポイントである。

サービスのメリット&デメリット

続いて、ここからは具体的なメリット&デメリットについて詳しく解説していこう。

強み

正社員だけでなく、契約社員やアルバイトの口コミも閲覧することができる。同じ企業でも違った角度から見れば異なる評価は、その企業の本質を知る重要な手がかりとなるはずだ。

また、面接時に聞かれたことや選考の内容、会場の雰囲気なども投稿されているため、選考期間中に対策をしっかりできて非常に参考になりそうだ。さらに、リアルボイスを確認した時点で即応募できるのも嬉しい。通常は転職系の掲示板で口コミを見た後、求人サイトに登録してその企業を探し出してから応募しなければならない。

その手間がカットできるため、時間に余裕のない時期には非常に重宝するだろう。

弱み

最初の48時間は無料だが、継続して閲覧するにはリアルボイスを投稿するorパスを購入しなければならない。課金しても39日でリセットされるため、再度購入することも考えられる。また、退職した会社・解雇された会社の愚痴を言い連ねただけの悪質な投稿がたまに見られることも事実だ。

悪質な意見に流されないためにも、情報の取捨選択は重要である。また、最悪の場合身バレしてしまうリスクに関しても注意したい。退職直後の投稿や、個人が特定できるような内容の投稿は避けるのが無難である。

さらに、「感情的な投稿はしない」、「会社の権利侵害にあたる内容は控える」等の点にも気をつけよう。モラル的に問題がある投稿は控える、これは必要最低限しっかりと守ろう。

まとめ

転職会議は非常に有益な情報源であることは間違いないが、口コミは個人の主観が入り混じった情報のため、どうしても客観性が足りないというデメリットがある。そのため、目に見える情報全てを鵜呑みにするのはあまりにリスキーだ。

しかし、普段ではなかなか知ることができない貴重な情報を閲覧できるという点では、非常に有益なリソースであると言えるだろう。そのため、情報源としてぜひ積極的に活用してほしい。程よく参考にしながら、あなたにマッチした素敵な会社を見つけてほしい。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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