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転職口コミサイトの活用は必須!その理由は?おすすめサイトも紹介

企業の口コミは、転職活動を進めるにあたって必ず目を通すべき情報源だ。転職が人生の大きな転換期だからこそ、着実に情報を集めて慎重な決断を行わなければならない。転職は大きな不安と期待が入り混じった決断だが、誰もが「次こそ失敗したくない」という強い気持ちを持って、一歩一歩前進しているのではないだろうか。

本記事では、信頼できる転職口コミサイトも紹介する。いずれのサイトも独自の特徴が存在するため、「このサイトが最も良い」と、1つのみに絞り込むことは難しい。

その前提で、それぞれを比較検討しながら、あなたが企業選びにおいて重視したいポイントは具体的にどのようなものなのか、本記事を通して見極めてみてほしい。

目次

口コミサイトの活用メリット

まずは、口コミサイトを利用するメリットについて詳しく解説しよう。

独自の情報を知ることができる

口コミサイトには、求人情報だけでは十分に知り得ない情報が豊富に揃っている。実際に働いた社員によるリアルな口コミが投稿されるため、企業側が積極的に開示しづらい情報まで揃っている。たとえば、「社内イベントが多い会社です」という点をアピールポイントとして企業があったら、コミュニケーションの活発さが魅力であることが窺えるだろう。

しかし、実際に働いた社員は「レクリエーションは半強制的に参加しなきゃいけない社風です」と投稿していたとする。リアルな口コミを知ることで、初めて内情が分かると言えるだろう。その他にも、実際の給与制度や残業事情等、面接では聞きづらい情報まで知ることが可能だ。

入社後のミスマッチを防ぐことができる

入社後のミスマッチを防止できる点もメリットだ。入社前に企業のリアルを口コミで知っておくことで、入社後のイメージを固めやすくなるためだ。企業側から得た情報のみで企業研究を終え、入社を決めてしまった場合、入社後に何らかのミスマッチが生まれる可能性がある。例を挙げると、「想像よりも職場の雰囲気がギスギスしていた」「話に聞いていたよりも残業時間が長い」等がミスマッチに挙げられる。企業の口コミを事前に調べておくことで、あなたがイメージしていた働き方と、実際に働いた場合のギャップを最小限にすることができる。

面接の事前対策ができる

口コミサイトは、あなたの面接対策にも役立てることが可能だ。なぜなら、あなたと同じく、実際に企業の選考を受けた人が、面接の雰囲気や面接官から受けた質問を投稿しているからだ。

例えば、「とても和やかな雰囲気の面接だった」というポジティブな情報から、「圧迫面接のような雰囲気でやりづらかった」等のネガティブな情報まで、リアルに知ることができる。

ポジティブな情報・ネガティブな情報の両方を事前に知っておくことで、心の準備をしておくことができる。面接を受ける前に、口コミサイトに目を通しておくことは決して損ではない。

押さえておきたい活用ポイント

口コミは、全て正確な情報とは限らない。なぜなら、サイト内には企業へのポジティブな声だけではなく、恨みつらみを抱えた人の口コミまで掲載されるため、客観性はなく、個人の主観的感想が掲載されるからだ。

その前提で考えても、個人の主観的感想の1つ、2つだけで企業の全体像を理解したと見なすことは、完全に判断材料不足と言っても過言ではない。そのため、下記ポイントを押さえた上で、賢くサイトを活用してほしい。

良い口コミ&悪い口コミの両方をチェックする

良い口コミ・悪い口コミの両方を見ることが重要だ。なぜなら、口コミには少なからず投稿者の主観的乾燥が入るため、一側面の情報だけで企業を知ることは、ほぼ独断と言っても過言ではない、偏った企業判断に繋がる恐れがあるからだ。

企業を判断する際は、様々な方向から総合的に判断することで、正しい情報が見えてくるだろう。一般的に口コミサイトを活用する際は、良い口コミよりも悪い口コミの方が情報が集まりやすい傾向がある。

特に、以下のような口コミを見ただけで、ブラック企業であると判断することはおすすめできない。

  • 上司と気が合わなかった
  • 自分の仕事内容に不満があった
  • 残業時間や給与額に不満があった

これらは個人差による要因が大きいため、全ての人に当てはまる内容ではないだろう。そのため、どれだけ悪い評価が述べられた口コミであっても、あくまで一つの評価であり、全ての人に当てはまる口コミではないことを前提にしておくことが望ましい。

選考を進めながら、信憑性の高い情報へ目を向ける

口コミはあくまで「個人の主観的感想」である。選考は今現在リアルタイムで進んでいる企業とのコミュニケーションの一環であるため、口コミ投稿時には得られなかった情報を得ることもできるだろう。具体的には、残業の有無や福利厚生等は、口コミだけをあてにするのではなく、面接で採用担当者に確認することをおすすめする。

たとえば、口コミが投稿されていた時は残業時間、福利厚生が改善・導入されていなかったが、今現在は企業側が改善・導入に勤しんでいる可能性もゼロではない。目の前でコミュニケーションを取っている企業側にも、しっかりと目を向けることを意識するべきだ。

おすすめの口コミサイト4選

続いて、おすすめの転職口コミサイトを4つ紹介しよう。いずれも、独自の特徴・企業評価項目があるため、ぜひ併用しながら企業の口コミを調べてみてほしい。

転職会議

運営会社:株式会社リブセンス

<特徴>

国内最大級に君臨するサイトである。口コミ投稿数は300万件以上、会員数は700万人を超えている。会員登録を行うと48時間もの間、企業の口コミが見放題になる。

また、条件を満たすことによって、最大90日間、全口コミを閲覧できる。給与面をはじめとして、企業の将来性、社内の雰囲気、社内制度の充実度等、会社の全体像を把握することができるため、ぜひ目を通してみてほしい。

<独自の評価項目例>

  • 社内恋愛多い
  • イベントが盛ん
  • 美女美女が多い
  • オフィスの綺麗さ
  • おしゃれな人が多い

ライトハウス(旧カイシャの評判)

運営会社:エン・ジャパン株式会社

比較的、生まれてから間もない転職者向け口コミサイトだ。利用者は20代~30代の若手が多いため、若手層の転職希望者には参考になる口コミを多く閲覧できるだろう。

企業の検索結果一覧ページでは、「回答者の平均年収」や「回答者の平均勤務時間」が閲覧でき、サービス利用者の目線に立っている点も魅力の一つである。

<独自の評価項目例>

  • 社長の経営手腕
  • 中途社員が活躍しているか
  • 独自事業・サービスの有無
  • 女性の管理職が比較的多いか
  • 同業他社と差別化できる独自性

OpenWork

運営会社:オープンワーク株式会社(旧 株式会社ヴォーカーズ)

老舗運営を行う企業口コミサイトだ。簡単な無料登録を行うだけで、1日100件の口コミを読むことができる。また、いずれかの条件を満たすことで、全260万件の社員口コミと評価スコアが制限なく読める権利をゲットできる。

また、口コミが登録されている企業は5万社以上とTOPクラスを独占しており、大手企業であれば数千人以上の社員口コミが登録されている。

<独自の評価項目例>

  • 法令順守意識
  • 人材の長期育成
  • 20代成長環境度
  • 社員の相互尊重度
  • 社員の士気はあるか

キャリコネ

運営会社:株式会社グローバルウェイ

キャリコネに無料登録を行うことで、企業の口コミが閲覧できるようになる。キャリコネ単体の転職サービスも同時運営しているため、各企業の口コミを見つつ、転職活動を進めることが可能だ。

日本マーケティングリサーチ機構によって実施された調査では、「転職希望者の信頼度」「20代~30代からの注目度」「人事担当者からの注目度」の3部門において、転職口コミサイト堂々No.1の獲得実績も得ているサイトだ。

<独自の評価項目例>

  • ホワイト度
  • 給与の満足度
  • 休日数の満足度
  • ストレス度の低さ
  • 労働時間の満足度

まとめ

転職口コミサイトは、社員の本音を知ることができるプラットフォームだが、口酸っぱく伝えている通り、複数サイトの併用は必ず徹底してほしい。なぜなら、確認する口コミ数の数は、あなたの企業理解度の深さにも比例するからだ。

企業の良い面・悪い面を両方知った上で、総合的に企業理解度を深めていってほしい。また、それでも不安な人は転職エージェントへの相談、企業のOB・OG訪問も併用すると良いだろう。あらゆる手法で企業理解を深めることは、入社後のミスマッチ防止に繋がるからだ。入社後の後悔を事前防止するためにも、ぜひ参考にしてみてほしい。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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