信託銀行から転職先にアピールできることとは

2023年4月11日

信託銀行からの転職先はどこがいいかご存じだろうか。30代以降でも信託銀行から転職したいと名乗り出る人は多い。そこで、この記事では信託銀行からの転職先の有力候補を徹底解説していきたい。

また志望動機欄に書くと良いであろう、転職先にアピールできる資格や信託銀行ならではの強みも紹介したい。

信託銀行からの転職先は

それでは信託銀行からの転職先を紹介していく。本人が希望したところで叶わないことも年齢やスキルによっては出てくることを理解しておこう。

信託銀行から金融業界へ転職するとなれば即戦力になれる。特に30代以降の転職となればある程度の年数は勤務している。そのため、幅広い経済分析能力や金融の知識がついていることだろう。この点が活かせることがメリットである。

金融業界と呼ばれる企業はたくさんあるが、少しだけ例を挙げてみよう。

金融業界とはひとえに言ってもさまざまな色を持つ。それぞれの特色を考えながら自分の長所をつきあわせて考えたいところだ。

信託銀行ではお金に触れることが多いので数字に対して必然的に強くなる。またリスク管理もできる点は企業の管理部門では大いに活かせるであろう。この点を考えると、異業種への転職も望める。

また、この分野に転職したい場合は一つ一つ丁寧に正確に、具体的な実体験を交えて強みを主張したいところだ。自身の実体験だけではなく、簿記などの経理の資格も志望した理由としてアピールしたいところでもある。

スタートアップ企業では信託銀行に勤務していた人を採用する傾向にある。まだ体制ができたばかりのことが多く、運営の中心に関わらなければならないケースも増える。転職後に重い責任を担わされることも多い。

多忙なことや積極的に動かなければならないことを考えると厳しい点もあるが、やりがいを得られる職場であることは間違いないだろう。

それでは信託銀行から転職先にアピールできるように取得したい資格を解説していく。今回は、証券会社・不動産会社・会計事務に絞って紹介していきたい。

まず証券会社への転職には証券外務員の資格を取得しておくと有利だろう。証券会社では必須とされる資格をいくつか挙げたい。

二種外務員資格に関しては比較的容易に取得できる。とはいえやはり希望する証券会社への転職を本気で狙うなら一種外務員資格を取得したいところだ。

次に国家資格の中でも易しい方で独学でも十分に取得可能な資格となる宅地建物取引士を紹介したい。

この資格は宅地建物取引の手続きの独占業務ができるものである。出題範囲が幅広いので習得するのには期間がかかる可能性があるが、おすすめしたい資格の一つだ。

最後に税理士事務所などの会計事務を紹介しよう。銀行員はお金を触ることが多かっただろう。だからこそ会計事務にはもってこいのところがある。大きな事務所を構えるところは会計事務を募集していることが多い。

それでは信託銀行からの転職先にアピールできることを解説していく。志望動機の欄に記載することができる例として以下のことがある。

自分の言葉で経験を共に強みとして記載すると良いのではないだろうか。少しでも参考になれば嬉しい。

銀行員としてのお金を扱う業務は汎用性があまりない。ただ銀行員は顧客と接する機会が多い職場だったはずだ。そんな職場でビジネスマナーがきちんとしていない職員はいなかったのではないだろうか。

多くの職種がビジネスマナーがきちんと身についている人を求めている。何故なら人対人のビジネスにどうしてもなってしまうからだ。

機械相手の職場でない限りビジネスマナーは求められることだろう。その点、銀行員は強みを活かして転職できるのではないだろうか。

融資業務の経験はとても役に立つだろう。これは顧客の夢を叶える仕事ともいえる仕事だ。融資の審査はとても厳しいものであるが、融資の先には各々の夢が描かれている。マイホームを建てたい、会社を設立したい、さまざまな夢を叶える道順の一歩でもある。

資金が必要な時に必要な分を顧客に貸し出せるように協力できるのもやりがいであったことには間違いがないだろう。

世の中にはさまざまな事業があるが、事業の先には必ず顧客のニーズであったり夢があるものだ。だからこそ融資業務の経験という成功体験はとても意味があるものだと考える。

また銀行も融資をすることで発展していくので、企業貢献の点でも評価ができる。

もし信託銀行から転職したいなら転職希望先の需要にしっかり応えることが大切だ。需要と供給がマッチしなければいい結果は生まれない。その点に注意して転職希望を出すことをおすすめしたい。

弊社「アドバイザーナビ」では金融業界への転職サービスを展開している。弊社には元金融機関勤めのキャリアコンサルタントが在籍している。金融業界の事情をよく理解しているエキスパートだが、さまざまなタイプの人をサポートした実績がある。

もちろん信託銀行からの転職もサポートした経験がある。非公開好条件も多く用意しており、希望者の重要視するポイントにマッチした条件で企業を提示できる。また転職後のサポートも行っているので安心要素が一つ増えるであろう。

もし金融業界への転職に少しでも興味があるのであれば、アドバイザーナビに後は任せてほしい。しっかりあなたの人生をサポートしていく。

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1（日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査）』を獲得している。