昨今、メガバンクから職場を変えたいという声が多い。メガバンクといえばストレス耐性が強く優秀な人が勤めているイメージが強いだろう。
ただメガバンク勤務経歴があるから職を変える際企業に人気というわけでもないのだ。ここは難しいところなのだが、本人のもつ資質と人間性による。
とはいえ一般的には優秀だと言われるメガバンクに勤めたことがある人の転職先は気になるのではないであろうか。
今回は特別にメガバンクからの転職先を弊社のデータから読み解いていこう。普通ならばこのデータは弊社での転職エージェントを希望してくれた転職希望者にしか見せないものだ。だから貴重な情報だと思って良いだろう。
記事内で紹介しているフィンテックやM&Aなどへのメガバンクからの転職希望者は多い。とはいえ三井住友銀行からみずほ銀行などメガバンクからメガバンクへの転職といった希望者は少ない。その理由も双方の目線から解説していく。
またメガバンクから職を変えたいならば気をつけておきたいことがある。ぜひ最後まで読んで転職成功の糸口に役立ててほしい。
メガバンクからの転職先をデータから徹底紹介！
それではメガバンクからの転職先を弊社の持つデータから徹底紹介していこう。三菱UFJ銀行などからは以下の転職先を希望する場合が多い。
- フィンテック
- M&A
- 一般企業の財務や営業
これらの企業はメガバンクでの勤務経歴があると有利になることが多い。
フィンテック
フィンテックという転職先候補では、金融サービスとテクノロジー技術を組み合わせた課題解決を行うことになる。金融サービスに関わるので金融業界で培った金融の知識は活かせる。
メガバンクと異なるのはスピーディーに仕事ができるところだ。メガバンクでは上司の許可を取ることから始めることが多い。そういったところに顧客に対して柔軟な対応ができないと不満を抱く声も少なからずある。メガバンクなどからの転職先にはもってこいのところはあるだろう。
M&A
M&Aという転職先候補では、買い手、売り手双方の条件を調整しながら成約にもっていく業務を行うことになる。
クライアント・企業の選定やニーズを一から一緒に考えることも多く、とてもやりがいのある仕事だ。この業務では一から全てを任せられることも多いので責任感はとても重要になる。
また金融機関での法人営業経験はとても重宝される。特にメガバンクに勤務経歴がある人はコミュニケーション力に優れていることが多い。さらにメガバンク出身者の責任感の強さや目標達成に向けて努力するひたむきな姿には感嘆させられることも多々ある。
こういった傾向からメガバンク出身者は重宝される傾向にあるのだ。
一般企業の財務や営業
そして一般企業の財務や営業という転職先候補では、ストレスが比較的少なめでやりがいがある仕事が経験できる。特にベンチャー企業ではこれから上場を見据えたいという企業が多い。こういった企業では資金の流れが読めるメガバンク出身者を欲する傾向が強い。
保険会社や証券会社以外にもこういった3種類の業種があることを知っておいてほしい。各々に特色がありそれぞれに良さがある。自分の適性に向いている職場を見つけると良いだろう。メガバンク勤務の経験は大きく役に立つので自信を持ってほしい。
他のメガバンクが転職先であることが少ない理由を徹底解説！
ここではメガバンクからの転職先が他のメガバンクである希望者が少ない理由を徹底解説していこう。
転職しても馴染める可能性は少ない
まずメガバンクにはそれぞれのカラーがある。だからこそ転職しても馴染める可能性は少ない場合が多い。そういうわけかわざわざ三井住友銀行からみずほ銀行などへと希望を出す人はほとんどいない。
私たちが金融機関勤めをしていた際もそういう人は1人も見たことがない。また転職希望者として担当した中でも見たことがないので、なかなかないものだと考える。
中途採用する意味を企業側は感じない
そして中途採用する意味を企業側は感じてくれないといった理由もある。同程度の資質や資格を持つ人間を転職で採用する必要性はないだろう。企業側にも思惑があり、なかなか難しいところなのである。
メガバンクから希望の転職先に職を変えるためにはどうすれば良いか徹底解説！
それでは現在三菱UFJ銀行などにお勤めの人が希望の転職先に職を変えるためにはどうすれば良いか徹底解説していこう。
自分の長所や経験を活かせる職場を考える
まず人間には向き不向きがある。苦手なことを一生懸命得意にするよりも得意なことを伸ばす方が精神的にも良いし、結果もでやすい。ストレス耐性がないのにストレス耐性が求められる業界にいる必要はない。
自分の長所には何があるのかをきちんと見極める必要がある。その上で、メガバンクでの経験を活かせる職場を選ぶと良いだろう。
どういったキャリアを歩みたいか考える必要がある
これから自分の人生が方向転換することになる。どういう人生を歩みたいのか、どういったキャリアプランを考えるのかしっかりと自分の頭で考える必要がある。
理想と現実は違うところもあるので、自分にそのキャリアプランが可能かもしっかり考えた方が良いだろう。こういったところは転職エージェントの相談員と相談すると良いアイディアが浮かぶかもしれない。
メガバンクからの転職先を探すならアドバイザーナビへ
ここでメガバンクから転職先を探すなら転職エージェントを利用した方が良いという話をしたい。とはいえメリットを知らなければ利用する価値も分からないだろう。そこで戦略的に転職エージェントを利用するメリットについて記載していく。
戦略的に転職エージェントを利用すること
転職の際に戦略的に転職エージェントを利用すれば、転職成功率は上がる。
大手転職エージェントは、内部の採用プロセスを熟知して独自のノウハウを蓄積している。たとえば、採用担当者の好みや過去採用に至った方の傾向など一般的には知り得ない情報を持っている。
蓄積してきたデータを用いて模擬面接や職務経歴書も一緒に考えてくれるため、転職エージェントを活用していない他の求職者よりも圧倒的に優位に立てるだろう。
転職を成功させるためにも、転職エージェントはうまく活用したいところだ。
転職サポートサービスの紹介
弊社「アドバイザーナビ」では元金融機関勤めのキャリアコンサルタントが在籍している。全員が金融業界の事情を知っているため、納得してもらえる情報も提供できる。
さらにさまざまな金融機関出身の人を転職成功に導いた実績がある。それから非公開好条件も多く用意している。もちろん希望者の重要視するポイントにマッチした条件で企業を提示できる。
そのうえ転職後のサポートも行っているので安心要素が1つ増えるであろう。しっかりサポートして合格に導いてみせる自信がある。
結びに
最後に、転職エージェント会社は複数あるので、それぞれ登録して自分自身に最も合うアドバイザーと転職活動を進めていくといい。会社によって手に入る情報や知恵も変わってくる。
特に自分自身が必要としている情報を持っている会社や信頼のある大手の会社に依頼するのが最も効果的だろう。良いアドバイザーと出会える事を期待する。
本日の記事が転職の際の手助けになれば幸いだ。
