こちらの記事では公認会計士が銀行員に転職するための内容になっている。公認会計士の資格を使って銀行員になることはどのようなメリットがあるのか。
また公認会計士に対するニーズについても分析してみた。それでは順番に解説していく。
公認会計士が銀行に転職するならニーズを考えよう
金融業界における会計士のニーズは部門によっては非常に高い。例えばリスクマネジメント部門や投資部門などが挙げられるだろう。また、会計士は大きな戦力となり、総合職での勤務を通じて最終的には役員まで登り詰めるという例もある。
即戦力となる公認会計士はどの企業も欲しがっているので、転職は比較的多くの企業から厳選して選ぶことが可能だ。
財務における高い専門性が求められる業務
主計部門でのニーズも非常に高い。主な仕事内容は決算書の作成や決算業務の構築や制作などだ。中には会社内の会計基準を見直したりするなど、非常に大きな役割を任せられる事もある。
投資銀行部門
いわゆるプロダクト部門だ。利益や投資価値の高い商品を顧客や取引先の企業に提案する。各種ファイナンスやM&Aをメインに扱う。
一見営業のような部門であるが財務に大きく関わる部門であるので各種企業で非常からのニーズは非常に高いのが現状だ。
特に20代で英語力や高学歴であることをアピールすることができれば積極的に採用され易い部門でもある。若手の活力を必要としている部門であり今後のキャリアアップに関しても前向きに検討できる部門だ。
特に希望の部署がないのであれば投資銀行部門のある銀行に転職先を絞ってみるのもいいかもしれない。
主要関係者とコミュニケーションスキルが求められる引受審査部門
国内外を問わず、IPO審査や上場会社の財務審査業務の引受審査部門で公認会計士を必要としている。具体的な仕事の内容は、有価証券発行の可否判断に係る審査意見を述べたり、証券取引所への上場推薦等の助言などだ。
社外の弁護士や税理士や社内の主要関係者との会議も多く、会社の大きな役割を担う。証券会社への転職先では基本的に経験者しか取らないがポテンシャルを認めてもらうことができれば採用は十分にありえるだろう。
非公開求人として一般的な求人サイトからは求人票の閲覧すらままならないのが現状だ。
そのため転職エージェントの活用が必要不可欠である部門だ。
M&Aアドバイザリーのポテンシャル採用
クライアントとの関わりが特に強いM&A。企業の持つプロダクトをそれぞれのクライアントからのニーズに合わせて対応するため公認会計士の力を必要とする。
資金調達や買収取引の際に直接のやりとりもあるためコミニュケーション能力も必要とされる。
高い財務スキルを必要とされるのでキャリアのある公認会計士をポテンシャル採用する企業も存在しているのが現状だ。
20代の高学歴でビジネスレベルの英語力を持つ人
高学歴であり英語能力の高い人材もニーズがある。公認会計士としての資格の他にも学歴や語学力も転職の際に大きく役立つ。学歴はどうしようもないが語学力であれば今からでも伸ばすことは可能だ。
TOEICなどで実績を証明することができれば大きなアピールポイントにもなると言えるだろう。
節税にも対応できるプライベートバンク部門
金融業界は富裕層への節税対策でも取引している。公認会計士や税理士などの資格を活用して正しい納税をしたいと考えている富裕層は多数いる。自身の資産を少しでも事業に回すための手助けをするのが主な仕事である。
公認会計士が銀行への転職に成功した事例をご紹介
ここからは公認公認会計士が転職を成功させた事例を紹介していく。
監査法人から銀行への転職に成功
- 大手監査法人から外資系証券会社へ
- 29歳 男性
- 大手監査法人から大手銀行へ
- 32歳 男性
- 大手監査法人から証券会社へ
- 35歳 男性
- 出典：ミスエージェント
いずれも監査法人の出身でありキャリアだけでなく転職に関する対策を入念に行った賜物である。事前の情報収集を始めとし高い分析能力を持ったアドバイザーとの転職対策があってこその結果だ。
転職エージェントを活用することは勝ち馬に乗ると言っても過言ではないだろう。確実に転職を成功させたければ迷わず転職エージェントを活用することをオススメする。
監査法人から銀行の幹部ポジションへの転職に成功
監査法人でのキャリアを重ね、SPCスキームや各種大型取引に携わった経歴から外資系銀行に転職をさせた例もある。
元々外資系企業に興味があった事もあり、その気持ちとTOEIC800点の実力を証明することが出来たのも大きなポイントであると言えるだろう。
これらのケースは全て転職エージェントを利用した経緯がある。やはり転職エージェントの利用はおすすめしたいところだ。
公認会計士が銀行への転職に成功したいなら転職エージェントを利用しよう
ここでは自分に合う転職エージェントを利用するために、必要なポイントを記載した。
複数登録して条件の良いところを探す
まず、複数登録して条件の良いところを比較してみてはいかがだろうか。転職エージェントによって強い業界というものが違う。実際に使用して、確認してみよう。
専門性の高い記事を投稿しているエージェントに問い合わせる
次に転職エージェントのコラムなどを見てほしい。ここで専門性の高い記事を投稿しているエージェントに問い合わせてみるのも良いだろう。
やはり金融業界への転職希望者の欲を満たす記事を書いているエージェントは強い。多くのPV数も集めているため上位表示もされやすい。人気のエージェントが良いとは限らないが、少なくとも人気の理由はあることだろう。
担当してくれる人との相性も踏まえて探す
さらに、担当者との相性も踏まえて探すのも良いだろう。転職後のサポートサービスもあるとなれば、かなり長い付き合いになる。やはり人対人であることからすれ違いや合う合わないは出てくるだろう。
合わない担当者と一緒に話すのも苦痛なのではないだろうか。もし合わないと感じたらすぐ担当者を変えることを申し出よう。
公認会計士で銀行へ転職するならアドバイザーナビへ相談を
それでは弊社「アドバイザーナビ」のサポートサービスについて解説していこう
自分の適性や目的に合った職場を選ぼう
もちろん公認会計士で銀行への転職も可能である。色んな分野を分析したうえで、自分の適性や目的に合った職場を選んでほしい。
転職サポートサービスの紹介
弊社「アドバイザーナビ」では元金融機関勤めのキャリアコンサルタントが在籍している。全員が金融業界の事情を知っているため、納得してもらえる情報も提供できる。
さらにさまざまな金融機関出身の人を転職成功に導いた実績がある。それから非公開好条件も多く用意している。もちろん希望者の重要視するポイントにマッチした条件で企業を提示できる。
そのうえ転職後のサポートも行っているので安心要素が一つ増えるであろう。
最後に
最後に、転職エージェント会社は複数あるので、それぞれ登録して自分自身に最も合う担当者と転職活動を進めていくといい。エージェント会社によって手に入る情報や知恵も変わってくる。
特に自分自身が必要としている情報を持っている会社や信頼のある大手エージェント会社に依頼するのが最も効果的だろう。
本日の記事が転職の際の手助けになれば幸いだ。
