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銀行の法人営業から転職をするなら強みを事前に知って活かそう

コロナウイルスによる経済への大打撃。その影響から法人営業で苦労している方も多いのではないだろうか。今回の記事では銀行員の花形である営業の悩みを解決していく。

その中で、別な業界への転職のビジョンも併せて紹介していくので参考にして貰えたら幸いだ。

目次

銀行の法人営業の難しい点を解説

銀行員の中には、企業を相手にして取引する営業職もいる。銀行の中には、自治体や団体、公共機関や一般企業などの企業全体を対象とした法人営業部が存在している。主な営業商品は企業の売買や融資などである。

今回はそんな法人営業での難しい点を解説していく。

投資ではなく融資であること

銀行の最もニーズのある仕事は何と言っても「融資」だ。融資では、貸したお金を必ず回収しなくてはならない。取引先の企業が非常に興味深い事業計画を立てているからといって簡単に融資するわけにもいかないのだ。

万が一のことも考えて慎重な判断が必要とされる。

経営コンサルタントのような知識が必要であること

個人では企業を相手にするのであって、生半可な知識では太刀打ちできない。金融の知識だけでなく、世界情勢や企業の業界も理解しておかなくてはならないのだ。そのため、営業とはあるが実際にはコンサルタントの目線も必要である。

融資に関するアドバイスのみならず、相手の成功を願って厳しい現実を伝えるのも大事な仕事のひとつだ。

情に流されずシビアな判断をしなければならないこと

こんなシーンをドラマで見たことがないだろうか。「これだけのお金があれば倒産せずに済む。頼むから融資をしてくれ」このような場面が実際に銀行員は、嫌というほど直面している。心情的には何とかしてやりたい気持ちはある。

それは誰だってそうだろう。しかし、現実は数字で物事を判断する残酷な世界だ。情に惑わされては自分たちも共倒れしかねない。

そんな業界で働く事は苦痛で仕方ないという人もいるだろう。

銀行の法人営業の転職に使える強み

ここでは銀行の法人営業で役立つ、スキルや強みについて紹介していく。あくまでも一例であるので自分が当てはまらなかったからと言って諦める必要はない。

誰にでも修得可能なスキルばかりだ。

コンサルティングが行えるぐらいの知識量

企業の経営状況を徹底的に分析出来る営業であれば信頼されると言えるだろう。MBAや中小企業診断士の資格があれば、法人営業の完成系だ。

仮に資格がなくても自分で担当する業界の知識や流行りなどを押さえておこう。また国としての方針を押さえておくだけでも十分に営業は可能と言えるだろう。

激務に耐えられる能力

銀行員の営業は非常に忙しいのが現状だ。訪問営業だけではなく、資料の作成や決算書からのデータ取りや分析など仕事は山積みである。そんな中で融資の断りを入れなくてはならない状況や時として心無い言葉を言われたりすることもあるだろう。

心身ともに強くなくてはならない体育会系の仕事がメインだ。

コミュニケーション能力

信頼関係を構築するのはコミュニケーションだからだ。どんな企業との取引であってもまずはお互いを知る所からだ。企業は知っていても、担当者のことは全然知らない。そんな中で巨額のお金を扱う仕事が出来るかと言われると難しい。

腹を割って話せるほどの堅い信頼関係を築くためにも、コミュニケーション能力は重要だと言えるだろう。

銀行の法人営業から転職をするなら人気の転職先

それでは銀行の法人営業から転職をするならどこが良いのか、先輩たちから人気だった転職先を紹介していこう。

コンサル業界

検討する価値がある業界としてコンサル業界がある。コンサル業界もかなりハードな業務をこなすが、ハードな業務をこなしてきた方なら耐性もあり、大きな問題にならないだろう。

また、コンサルの知識も銀行の法人営業をしているとつくため、強みを活かせる職場でもあるだろう。

人材業界

価値があるかもわからない金融商品のセールスは人のために役に立っているかわからないこともあっただろう。そんな悩みを抱えていて仕事でやりがいを感じられるのは人材業界ならではのことだと考える。

育成と紹介から商品やサービスを作る力もつくことがとても良いと感じるだろう。

また自分が売る金融商品は人によっては必要もない金融商品なのかもしれない。そんな不安を抱えなくて済むのは良いことだと考える。人材業界は、確実に人のために役に立つ職業でもあるのでおすすめしたい。

広告代理店業界

業界が異なるため金融知識などを直接活かすのは難しいが、営業力が大きく役に立つ。知識は働きながら自然と学べるため、資格を取るための難しい勉強が不要であるのも魅力だろう。営業力と企画力が必須で、営業力に自信のある方にはとくに向いている。

また、ラジオ、テレビ、新聞、雑誌といった4大マスメディアに関わることができることが挙げられる。広告に関連するイベントを企画することもできるので、多くの製品やサービスに触れることも可能である。

この点はとても面白みがありやりがいを感じることだろう。さらに客観的なデータを分析することによって数字や根拠に基づいた提案を行うことができる。さらには話題性のある仕事に触れられることもやりがいに繋がるだろう。

そのうえ視聴者のリアルな反応も見ることができるので、とても面白みのある仕事だ。なかなか他の業界では体験できないことなので、実感してほしいところでもある。

銀行の法人営業から転職をするならアドバイザーナビへ相談

銀行の法人営業から転職したい人に弊社「アドバイザーナビ」のサポートサービスの紹介をしよう。また戦略的に転職エージェントを使うメリットについてもご紹介したい。

戦略的に転職エージェントを利用すること

戦略的に転職エージェントを利用すれば、転職成功率は上がる。転職エージェントは、多くの非公開求人を持っている。また、大手転職エージェントは、内部の採用プロセスを熟知して独自のノウハウを蓄積している。

たとえば、採用担当者の好みや過去採用に至った方の傾向など一般的には知り得ない情報を持っている。蓄積してきたデータを用いて模擬面接や職務経歴書も一緒に考えてくれるため、転職エージェントを活用していない他の求職者よりも圧倒的に優位に立てるだろう。

転職を成功させるためにも、転職エージェントはうまく活用したいところだ。

転職サポートサービスの紹介

弊社「アドバイザーナビ」では元金融機関勤めのキャリアコンサルタントが在籍している。全員が金融業界の事情を知っているため、納得してもらえる情報も提供できる。

さらにさまざまな金融機関出身の人を転職成功に導いた実績がある。それから非公開好条件も多く用意している。もちろん希望者の重要視するポイントにマッチした条件で企業を提示できる。

そのうえ転職後のサポートも行っているので安心要素が一つ増えるであろう。

最後に

最後に、転職エージェント会社は複数あるので、それぞれ登録して自分自身に最も合うアドバイザーと転職活動を進めていくといい。エージェント会社によって手に入る情報や知恵も変わってくる。

特に自分自身が必要としている情報を持っている会社や信頼のある大手エージェント会社に依頼するのが最も効果的だろう。良いアドバイザーと出会える事を期待する。

本日の記事が転職の際の手助けになれば幸いだ。

この記事を書いた人

アドバイザーナビ株式会社。野村證券出身者が2019年に創業した会社で、金融に特化した転職エージェント業務を行なっている。『金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1(日本マーケティングリサーチ機構2020年3月調査)』を獲得している。

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