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【完全版】証券アナリストの1次試験を突破する効果的な対策を解説

金融パーソンとして独立や転職を将来的に考えているなら、日本証券アナリスト協会のCMA資格は取得しておいた方が良い。CMA資格は1次試験と2次試験に分かれているので、まずは1次試験の合格に向けて準備をする必要がある。

仕事をしながら勉強時間も確保する必要がある人にとっては、効率良く試験の対策をしたいと考えるのではないだろうか。そこで今回は、証券アナリスト資格の効果的な1次試験の対策方法について紹介する。

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目次

市販のテキストと問題集を使用して学習の順番を決める

1次試験の対策を効率良くしたいなら、出題される科目のウエイトや難易度を考えて対策する必要がある。その前に事前準備として以下の2つを押さえておくと良い。

  • 市販のテキストと問題集を使用する
  • 前もって学習する順番を決める

いきなり勉強を始めるのではなく、まずは試験に向けて勉強をどうやるか対策を考える必要がある。それぞれのポイントについて、解説していこう。

市販のテキストと問題集を使用すること

市販のテキストと問題集は、試験対策の事前準備として用意してほしい。というのも、市販テキストは証券アナリスト協会から送られてくるテキストより、試験に必要な要点を押さえているので効率的に勉強しやすい。

市販のテキストと問題集を揃えておくことは、効果的に試験対策をする第一歩である。

学習する順番を考える

市販のテキストを購入したら、1次試験の試験科目で勉強する順番を考えると良い。2次試験の出題科目や得点源にすべき分野から逆算して、自分なりに優先順位を決める必要がある。ここで1次試験の出題科目を確認しておこう。

科目分野
1証券分析とポートフォリオ・マネジメント
2財務分析 
コーポレート・ファイナンス
3市場と経済の分析
数量分析と確率・統計
職業倫理・行為基準
出典:公益社団法人 日本証券アナリスト協会「試験科目・試験時間・受験料」より作成

科目1の証券分析とポートフォリオ・マネジメントは2次試験でも出題されるため、優先的に勉強する必要がある。ただ、証券分析の出題範囲は広いため、途中で挫折しやすい。科目1の内容をテキストでざっと見て、取り組みやすいと思えるかどうかで決めるといいだろう。

このように、自分で勉強しやすいと思える範囲や出題科目のボリュームを見てから優先順位をつけていくと良い。

目安となる勉強時間を意識する

最後に勉強時間は200時間を確保してほしい。というのも、実際に合格した受験者は、平均すると勉強時間の平均が200時間程度だったからだ。普段の業務内容や経験値の差で、学習に費やす時間は変わるため、あくまでも目安として確保しておくといいだろう。

実務経験の違いによって個人差があるものの、合格者は平日30分から1時間、休日3時間から6時間の対策をしている。

各科目の分野で頻出する項目を紹介

勉強する準備が整えばいよいよ対策を進めていく。基本的には、科目ごとに過去問を使ってひたすら解きながら問題に慣れることが大切である。間違った問題は、テキストで確認しながら理解を深めて、再び過去問を解いていく流れで良い。

証券アナリスト試験の平均合格率は50%程度なので、合格基準の絶対ラインがない。効率的に対策するなら「出題頻度の高い問題に注力して他は得点できなくてもいい」くらいの意識を持つことが大切である。

そこで、各科目の過去問で重点的に対策すべき部分を紹介する。

科目1は頻出テーマを重点的に取り組む

科目1は2次試験にも出題され、配点のボリュームも大きい。そのため、証券アナリスト試験の中心といえるテーマだ。可能であれば全てのテーマを押さえておくべきだが、効率的に資格を取得したい人向けに、重点的に取り組むべき分野を以下に記す。

項目テーマ
ポートフォリオ・マネジメントリターンとリスク、最適ポートフォリオ、計量分析と統計学
債券分析債券価格と利回り、リスクと格付け、デュレーションとコンベクシティ
ファンダメンタル分析産業分析、収益性分析、財務安全性分析、キャッシュフロー分析、サステナブル成長率
株式分析投資尺度、配当割引モデル、残余利益モデル
デリバティブ分析投資戦略、オプション評価モデル、先物理論価格

数式や専門用語も数多く飛び交うが、普段から業務を経験している場合はそこまで苦になるようなものでもない。過去問をしっかりと説きながら出題の傾向を押さえておくと良い。

科目2は財務諸表分析と株式価値評価は外さないように対策

科目2の「財務諸表分析」と「株式価値評価」は、得点源にしたいテーマだ。科目2は公式の暗記が必要ではあるものの、四則演算レベルの計算問題なので暗記していれば解ける問題ばかりである。

財務諸表分析や株式価値評価は財務分析の基礎的な項目なので、他のテーマとも関連性があるので重要度は高い。科目2は「財務諸表分析」と「株式価値評価」の優先順位を上げて学習する必要がある。

科目3は2022年から変更となった職業倫理・行為基準を取り組む

科目3は職業倫理・行為基準をしっかりと押さえておく必要がある。というのも、2次試験でも得点源にしたいテーマなので、理解度を深めておきたい。職業倫理・行為基準だけは足きりが設けられているので、優先して取り掛かるといいだろう。

職業倫理・行為基準の対策が終わったら頻出テーマのマクロ経済・ミクロ経済を学習すると科目3は得点しやすい。

実務経験があると知識があるので対策しやすい

証券アナリスト資格の1次試験は、択一のマークシート形式なので「知識がある」状態であれば十分に合格ラインに届く。過去問を活用しながら、頻出のテーマをしっかりと理解して取りこぼしがないようにすれば問題ない。

冒頭でも述べたが、証券アナリストとして将来的な独立や転職を考えているなら、資格の取得をしておいてマイナスはない。合格率が約50%なので、仕事をしながらでも勉強時間さえ確保できれば合格はできる。

ぜひ今後のキャリアビジョンやビジネスチャンスに活かしてもらいたい。

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