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GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXは何が違う?2つのサービスの違いを解説

この記事で解決できるお悩み
  • GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの違いが知りたい
  • それぞれのメリットを知りたい
  • どちらを選べばいいのか分からない

初心者にも人気の高いFX口座といえば「GMOクリック証券(FXネオ)」と「トライオートFX」だ。

どちらのFX口座を開設すべきか、迷っている人も多いだろう。

そこで本記事では、GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの違いを整理しながら、それぞれの特徴やメリットを比較していく。

どういった人におすすめのFX口座かも紹介するので、2つのFX口座が気になっている人はぜひ参考にしてみてほしい。

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目次

\初心者におすすめのFX会社はどこ?/

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの主な違い

それでは早速、GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの違いを解説する。

取引手数料とスプレッドの違い

FXを行う上で最も注目すべきポイントが「取引手数料」と「スプレッド」だ。

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXはどちらも取引手数料が無料なので、スプレッドが実質的な手数料ということになる。

ちなみにスプレッドとは、「買値と売値の差」を意味する。たとえば米ドル/円で米ドルを買うときと、売るときとではレートが異なる。

たとえば米ドルの買値が1ドル/150円だった場合、売値は149.98円など買値よりも低く設定されているのが通常だ。

米ドルを買った時点で0.02円の損失が生まれていることになる。

こうした価格差がスプレッドであり、FX会社ごと、通貨ペアごとにスプレッドが設定されている。

以下は、主要通貨ペアにおけるGMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXのスプレッドの比較だ。

FX口座GMOクリック証券(FXネオ)トライオートFX
米ドル/円0.2銭原則固定0.3銭
ユーロ/円0.4銭原則固定0.5銭
英ポンド/円0.9銭原則固定1.0銭
豪ドル/円0.5銭原則固定0.6銭
NZドル/円0.7銭原則固定1.7銭
カナダドル/円0.6銭原則固定1.9銭
スイスフラン/円0.8銭原則固定〜2.0銭
詳しくはこちら詳しくはこちら

ご覧の通り、GMOクリック証券(FXネオ)の方が各通貨ペアのスプレッドが狭い。

NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円については1.0銭以上狭いため、これらの通貨ペアを中心に取引したい場合は、GMOクリック証券(FXネオ)がおすすめだ。

自動売買とロスカット手数料の違い

もう1つ、GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXで大きく異なるのは自動売買(システムトレード)とロスカットの手数料だ。

そもそもGMOクリック証券(FXネオ)では自動売買ができない。

また、ロスカットをする場合は手数料がかかる。一方、トライオートFXは自動売買に手数料がかかり、ロスカット手数料は無料でできる。

自動売買とは

一定のルールに従ってシステムでFXの売買を行う取引方法のこと。

ロスカットとは

一定以上の損失が発生した際に自動的に精算される仕組みのこと。

FXを自動売買で運用するとマニュアルよりも取引回数が増える可能性がある。

一方で、ロスカットをする回数も増える可能性があるため、自動売買の運用回避や、ロスカットの回数などの予測を立てた上で、手数料を事前に計算してみてほしい。

ちなみに、GMOクリック証券(FXネオ)のロスカット手数料は「500円/1万通貨(税込)」だ。(ただし、南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は、10万通貨単位あたり税込500円。)

トライオートFXの自動売買手数料は次のとおりである。

スクロールできます
FX口座新規決済1,000通貨あたり
1万通貨未満2.0pips2.0pips片道20円(対外貨は0.2外貨)
1万通貨以上10万通貨未満1.0pips1.0pips片道10円(対外貨は0.1外貨)
10万通貨以上50万通貨未満0.5pips0.5pips片道5円(対外貨は0.05外貨)
50万通貨以上無料
出典:トライオートFX「【トライオートFX】手数料を教えてください。」

取引金額が多いほど自動売買手数料が安くなる仕組みだ。

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの基本情報

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの基本情報を表にまとめた。

スクロールできます
FX口座GMOクリック証券(FXネオ)トライオートFX
取引手数料無料無料
自動売買手数料×5円〜/1,000通貨
ロスカット手数料※1500円/1万通貨無料
取引通貨単位1,000通貨1,000通貨
通貨ペア20通貨ペア20通貨ペア
スプレッド
米ドル/円0.2銭原則固定0.3銭
ユーロ/円0.4銭原則固定0.5銭
英ポンド/円0.9銭原則固定1.0銭
豪ドル/円0.5銭原則固定0.6銭
NZドル/円0.7銭原則固定1.7銭
カナダドル/円0.6銭原則固定1.9銭
スイスフラン/円0.8銭原則固定(午前3:00〜午前8:59は10.0銭)2.0銭
取引可能時間※2月曜午前7:00〜土曜午前6:45月曜午前7:00〜土曜午前6:50
口座開設日数最短当日最短当日
PCツール
スマホツール
証券会社GMOクリック証券インヴァスト証券
詳しくはこちら詳しくはこちら

一見するとGMOクリック証券(FXネオ)の方が安く運用できるが、2つのFX口座は特徴やメリットが異なる。

次章ではそれぞれの特徴とメリットを解説するので、続けて参考にしてほしい。

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXのそれぞれの特徴とメリット

続いて、GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの特徴とメリットを解説する。

それぞれの特徴とメリットを踏まえて、自分に合ったFX口座を選んでほしい。

GMOクリック証券(FXネオ)の特徴とメリット

GMOクリック証券(FXネオ)の特徴は、「スプレッドの狭さ」にある。

米ドル/円の0.2銭(原則固定)、ユーロ/円の0.4銭(原則固定)など、主要通貨ペアのスプレッドはいずれも業界最狭水準となっている。

多くの通貨ペアのスプレッドが原則固定なので、取引中にスプレッドが変動することはほとんどない(一部の通貨ペアのスプレッドは変動制)

また、時間帯によりスプレッドが変動する通貨ペアも少ない。

日本時間で深夜から早朝にかけてスプレッドを高めに設定しているFX口座も多い中、GMOクリック証券(FXネオ)なら時間帯にかかわらず、主要通貨ペアのスプレッドは原則固定だ(スイスフラン/円は時間帯による変動あり)

このような特徴こそ、GMOクリック証券(FXネオ)の最大のメリットだと言える。

スプレッドはFXにおける実質的な取引手数料になるため、スプレッドが安いほど取引手数料が安くなる。

たとえば、スキャルピング(超短期取引)で1日に何度も取引したい人の場合、スプレッドを上回る値幅で取引し続けなければ損失となる。

そのため、GMOクリック証券(FXネオ)のようにスプレッドの狭いFX口座を選べばスキャルピングしやすく、利益を出しやすくなるのだ。

トライオートFXの特徴とメリット

トライオートFXの特徴といえば、「自動売買が可能でで初心者にもやさしい」という点だ。

たとえば、100種類以上のトレードルールがあらかじめ用意されているため、目的に応じたトレードルールを選ぶだけで簡単に取引を始められる。

さらに、トライオートFXではシステムの使い方から取引の評価方法などを教えてくれる「コンシェルジュサービス」がある。

Zoomオンラインで実際の画面を共有しながら対応してくれるため、FXを初めて利用する人でも安心だ。

GMOクリック証券(FXネオ)よりもスプレッドは高いが、米ドル/円やユーロ/円であれば0.1銭高いだけなので、取引にかかる費用を比較的抑えることができる。

もう1つの大きな特徴は、「スワップポイントが高い」ことだ。

スワップポイントとは通貨ペアの金利差であり、金利が高い通貨を買い、金利が低い通貨を売ると利益になり、逆ならば損失となる。

円金利は諸外国に比べて低いため、外貨/円の買いポジションではスワップポイントがプラスになることが多い。

トライオートFXは他のFX口座に比べて、高金利通貨のスワップポイントが高いのだ。

たとえば南アフリカランド/円の2024年6月における、買いポジションでのスワップポイント(買いスワップ)の平均は338だった(1万通貨換算)

つまり、1万通貨あたり322円の利益を獲得できる。

一方、同じ条件でGMOクリック証券(FXネオ)の買いスワップ平均を調べたところ、311だった。

つまり、トライオートFXは南アフリカランド/円やメキシコペソ/円など、高金利外貨を中心に取引する場合のメリットが大きい。

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GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXはどちらを選ぶべきか

最後に、GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFX、「こんな人におすすめ」の特徴をそれぞれ解説する。

自分の取引目的やスタイルに合ったと感じたら、ぜひ、口座開設を申し込んでみてほしい。

GMOクリック証券(FXネオ)はこんな人におすすめ

GMOクリック証券(FXネオ)は主要通貨ペアのスワップポイントが高い傾向にある。そのためまずおすすめしたいのが「FX初心者」だ。

FX初心者におすすめしたい理由は、通貨ペアの売買によって得られる利益(キャピタルゲイン)を積極的に狙うよりも、主要通貨ペアで買いポジションを維持してスワップポイントをプラスにすることで得られる利益(インカムゲイン)を狙えることだ。

FXは、デイトレードなど短期での売買を繰り返すものだというイメージが強いかもしれないが、スワップポイント狙いであれば中期目線での取引も可能だ。

主要通貨ペアを活用すれば、買いポジションを維持してスワップポイントを獲得する方が、利幅は小さいが損失のリスクも低い。

そのため、短期売買でいきなり損失を出すのが怖いという人は、FXに慣れるまでこのような取引をすることも一つの選択肢といえる。

また、主要通貨ペアは高金利通貨ペアに比べて為替変動のリスクが低いため、初心者のスワップ運用に向いている。

これらを考慮すると、「FX初心者にはGMOクリック証券(FXネオ)がおすすめ」という答えが導かれる。

GMOクリック証券(FXネオ)はスプレッドの安さやスワップポイントの高さ以外にも、スマホアプリの使い勝手に定評がある。

スマホアプリが使いやすいと、操作ミスなどもなく取引できるので、やはりFX初心者におすすめだ。

また、スマホアプリの使い勝手の良さから、出先で取引することの多い人にもおすすめしたい。

トライオートFXはこんな人にもおすすめ

トライオートFXも「FX初心者におすすめしたいFX口座」の一つだが、GMOクリック証券(FXネオ)よりもさらに気軽に取引したい人におすすめだ。

前述のように、トライオートFXには事前定義されたトレードルールが100種類以上もある。

その中には収益性160%超を記録したトレードルールもあり、「ルールを選ぶだけで利益になる可能性が高い」のが特徴だ。

従って、スプレッドやスワップポイントなども意識せず、「とにかく自動売買で利益を出したい」というFX初心者におすすめのFX口座となっている。

実際のところ、トライオートFXを提供するインヴァスト証券が過去に行ったアンケート調査によると、新規口座開設者のうち「61%がFX初心者」というデータがある。

また、トライオートFXのトレードルールの中でも特に人気のある「コアレンジャー」は、3つのレンジ相場(為替変動の一定の範囲)で買い・売りを同時に行い、臨機応変に自動売買してくれる。

このコアレンジャーにおいて複数通貨ペアで取引をすれば分散投資の効果が高まり、少ないリスクで着実なリターンを得ることが可能だ。

そのためFXにおける損失リスクを極力回避したい人にもトライオートFXをおすすめしたい。

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの違いを理解し自分に合ったFX口座選びを

本記事では、GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの違いを整理し、それぞれの特徴やメリットを解説した。

その内容を改めてまとめる。

  • GMOクリック証券(FXネオ)はスプレッドが狭くスワップポイントが高い
  • トライオートFXは高金利通貨ペアにおけるスワップポイントが高い
  • GMOクリック証券(FXネオ)は FX初心者におすすめのバランス型
  • トライオートFXは自動売買で気軽にFXをしたい人におすすめ

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXはどちらもFX初心者におすすめのFX口座だが、細かい特徴が異なる点に注意してほしい。

まずはFXを行う目的や取引スタイルを整理した上で、自分に合ったFX口座に申し込んでみよう。

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GMOクリック証券(FXネオ)トライオートFXの違いに関するQ&A

GMOクリック証券(FXネオ)と比較したトライオートFXのデメリットは何ですか?

トライオートFXはGMOクリック証券(FXネオ)に比べてスプレッドが広い。

通貨ペアによってはスプレッドが1.0銭以上広い場合もあるため、投資対象によっては実質的な取引手数料が高くなってしまう。

取引ツールが使いやすいのはどちらですか?

GMOクリック証券(FXネオ)と比較したトライオートFXは、どちらも取引ツールに定評がある。

ただしGMOクリック証券(FXネオ)はApple Watch版のツールもあるため、外出先でも気軽に取引したい人におすすめだ。

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXはどちらが初心者向けですか?

どちらも初心者向けだが、細かい点で異なる。

GMOクリック証券(FXネオ)はスプレッドが安くスワップポイントが高いので、初心者のスワップ運用に最適だ。

一方、トライオートFXは自動売買に優れているので、より気軽にFXを始めたい人におすすめだ。

GMOクリック証券(FXネオ)とトライオートFXの取引制限に違いはありますか?

主要通貨ペアにおける建玉(ポジション)上限はGMOクリック証券(FXネオ)で1,000万通貨、トライオートFXで1,000〜3,000万通貨となっている。

したがってトライオートFXの方が、より多くのポジションを保有した取引が可能だ。

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