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FX自動売買の体験談アンケート!失敗と成功の実例から学ぶ教訓

この記事で解決できるお悩み
  • FXの自動売買で損した人や儲かった人の体験談が知りたい
  • FXの自動売買で損した人に共通する特徴が知りたい
  • FXの自動売買で儲かった人に共通する特徴が知りたい
  • FXの自動売買の体験談から得られる教訓を自分の取引にも活かしたい

FX自動売買に興味を持っている人も多いのではないだろうか。

自動売買と聞くと難しいのではと思う人もいるかもしれない。

しかし、FX会社によっては投資家向けに自動売買システムを提供しているところもあり、初心者でも自動売買に取り組みやすい環境は整っている。

しかし、自動売買システムに興味はあっても、損をしてしまわないかと不安に感じている人も多いはずだ。

本記事では実際のFX自動売買経験者のアンケート結果をもとに、FXの体験談から失敗と成功の実例を分析し、そこから得られる貴重な教訓を紹介する。

FXで自動売買にどのように取り組むのか参考にしてほしい。

目次

\初心者におすすめのFX会社はどこ?/

FXの自動売買で損した人の体験談

FXの自動売買で損をした人の体験談を以下の表にまとめた。

スクロールできます
要点体験談
デモ取引での成功が本番で再現できないミラートレーダーのデモを利用していました。良い成績を出せたらすぐにリアル口座を開こうと思っていましたが、どのストラテジーを使っても数か月間良い成績が出せず、断念しました。
予期せぬニュースに対応できなかった予期しないニュースが出ると自動売買は対応できないと思います。そんな感じに損をした事があります。
最初は上手くいったが後に損失が続いた アプリのレクチャー通りに自動売買を試してみました。 最初は儲けが出ましたが、2回目以降は損切りが多くなりやめました。 アプリ上で促されるまま自動売買をした時は儲けが出ましたが、その後に継続して損切りが多くなったので、やめました。 有料の自動売買ツールを購入した時、完璧なツールを目指しバックテストに縛られて都合の良い設定値を求めた結果、利益が出せず撤退。

このように、自動売買で損をしてしまったという声は少なくなかった。

自動売買は必ず儲かる万能のシステムではない。この損をした体験談から、これから自動売買を始めたい人が学べる教訓、始める前に知っておきたいことを紹介する。

デモ取引での成功が本番で再現できない

ミラートレーダーのデモを利用し、良い成績を期待したものの、実際のリアル口座では数か月間良い成績が出せず断念したという声があった。

ミラートレーダーとは?

イスラエルのTradency社が開発したシステムトレードシステム。

日本ではセントラル短資FXが「セントラルミラートレーダー」というサービスで、ミラートレーダーを提供していたが2022年にサービス終了

自動売買では、デモトレードで上手く行っても実際には上手く行かないことがある。

取引環境は日々、変わっておりデモのときの上手くいった戦略が本番に移行するころには通用しなくなっていることもある。

またデモ取引では実際の資金を失う可能性がないなど本番環境とは違うところも多い。

デモ取引で成功したからといって本番でも上手くいくとは限らない。デモ取引自体は良い練習になるが、デモ取引での成功を過信しないようにしよう。

予期せぬニュースに対応できなかった

自動売買システムが予期しないニュースに対応できず、損をしてしまったという声があった。

自動売買は予め決めたルール通りに売買を繰り返す設計となっている。

ルール通りに一貫したトレードが自動で継続されるのは長所でもあるが、ときに短所にもなる。

例えば、為替介入や国が傾くような大きなイベントが起きるとテクニカル分析やチャートパターンを無視した大きな相場の急変が起きることも珍しくない。

自動売買は臨機応変に融通が効くわけではないため、急変に対応しづらいという弱点がある。

平時は順調に利益を上げられるシステムが相場の急変時に上手く対応できないことも多い。

重要な経済指標発表の前後や大きなイベントが起きる際には、手動への切り替えやシステムの一時的な停止なども選択肢に入るだろう。

最初は上手くいったが後に損失が続いた

アプリの指示通りに自動売買を始め、最初は利益が出たものの、その後連続して損失が発生し、取引を中止したという声もあった。

また、有料の自動売買ツールを購入した時、完璧なツールを目指しバックテストに縛られて都合の良い設定値を求めた結果、利益が出せず撤退したという声もあった。

自動売買では過去に有効だった売買ルールをもとに機械的なトレードを繰り返すことで、利益を積み重ねていくのが原則だ。

そのため過去の値動きを検証し、パフォーマンスをシミュレーションするバックテストの成績をもとに、いかに優れた売買ルールを探し出せるかが成功を左右する。

過去の膨大な為替相場のデータを検証し続ければ、必勝法が見つかるのではないかと期待する人もいるかもしれない。

しかし、ある特定期間にうまく機能した必勝法と思った売買ルールが突然、機能しなくなることは珍しくない。

というのも、統計的に一見、何の関係もないような2つの事象に、まったく偶然、高い相関性が生まれてしまうことがあるためだ。

例えば、「大物芸能人が結婚すると株価が下がる」というような明確な根拠がないが相関性を統計上、証明できてしまうアノマリーと呼ばれる現象もある。

しかし、偶然生まれた相関関係の間には明確な因果関係がない。そのため、過去に偶然、上手く機能した売買ルールを実際に試しても再現性がなかったということは珍しい話ではない。

FXの自動売買で儲かった人の体験談

FXの自動売買をやって良かった、儲かったという意見もあった。

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要点体験談
自動売買でトレードの負担から解放された 自分は自分で別で働いています。いつだって情報を仕入れて機材の前に張り込んで取引が出来るわけではありません。忙しくて少しの間取引に関われない時もあります。その間も危険なく学習して取引をしてくれるこのシステムは役立つものだったから。 
数年前から自動売買も行うようになりました。裁量がメインですが、自動売買を利用することで、外出中や寝ている時も稼げるようになって、トータルの利益が確実に増えています。
自分の時間を大きく削られるのが嫌になり、自動売買をした事があります。 余剰資金を決めた額だけ入金して、損切設定だけして放置しました。結果はトントンでしたが精神的にとても楽で、私には合っていると思いました。
自動売買のシステムを組み合わせたどの相場でも勝てるEAは存在しません。だからこそ色々なタイプのEAを組むことで短所を補うことができれば長期的に見ればプラスになると思います。
自動売買のシステム選択が上手くいったシステムはいくつもあるのでどれがどれくらいの利益を上げているか、きちんと調べて選ぶことが大事です。出来れば長期間にわたって利益を出している自動売買システムがいいので、リーマンショックの辺りでも利益を出していた自動売買で取引をしていました。
一貫した取引ができて上手くいった平時はある程度勝てると思います。・手動の取引で成功と失敗を繰り返す中、自動売買システム(エキスパートアドバイザー、EA)に興味を持ちました。自動売買は人間の感情に左右されないため、理論上は一貫した取引が可能なのです。初めて使用したEAは、バックテストで優れた結果を出していたため、少額からスタートすることにしました。 最初の数週間は利益が順調に出て、手動取引と比べてストレスが少なく感じました。

自動売買の良さについても確認してみよう。

自動売買でトレードの負担から解放された

自動売買に関するポジティブな回答の中でも特に目立ったのが「自動売買でトレードの負担から解放された」という意見だ。

日々の仕事や生活で忙しい中、FXの値動きだけを追い続けるのは時間や精神的な負担が大きい。

しかし、自動売買を使えば四六時中、画面の前で張り付いていなくても良い。

仕事中も寝ている間も取引してくれて、自分でトレードの意思決定をする負担もないのが自動売買のメリットだ。

自分が取引できない時間帯もコツコツと利益を上げ続ける自動売買の仕組みができれば、効率よく資産形成につながるだろう。

自動売買のシステムを組み合わせた

様々なタイプのEAを組み合わせることで、それぞれの短所を補い、長期的に利益を出せたという声もあった。

EAとは?

エキスパートアドバイザーの略。自動売買のプログラムのこと。

よく投資の世界では分散投資が大切だと聞くのではないだろうか。

自動売買でも実は同じで複数のタイプの違うEAを運用することで価格変動リスクを抑えて、安定した運用ができる。

複数の異なるタイプの自動売買システムでポートフォリオを組めば自動売買の良さをいっそう活かせるだろう。

自動売買のシステム選択が上手くいった

自動売買では無数のシステムが存在する。アンケートの回答の中には、自動売買のシステム選びの大切さを説く主張もあった。

過去の運用成績が将来の運用成績を保証するわけではない。

しかし、過去に上手くいかなかったシステムよりも、上手く機能しているシステムの方が利益を出せる見込みはあるだろう。

自動売買システムと言っても、様々なプログラムがある。長期にわたって安定した利益を出し続けているものを選ぶことが大切だ。

一貫した取引ができて上手くいった

自動売買は感情に左右されずに一貫した取引を続けられるのが良いという回答もあった。

実際にFXをしてみるとルール通りに取引を続けることが難しいと感じる人も多いだろう。自動売買は感情を抜きに決められたルールで売買を繰り返す。

融通がきかない、大きなニュースが出たときに対応できないというデメリットにもなる。

しかし、平時にはそれなりに利益を出せるという意見もあった。

どんなに優れた売買ルールも一貫した取引ができなければ、一貫した結果はついてこない。

機械的に売買を繰り返す自動売買は大きなイベントには対応しづらくとも、上手く機能する売買ルールを使えば手堅く稼げる良さもあると言えるだろう。

体験談からみる、FXの自動売買で損する人・儲かる人

体験談から読み取れるFXの自動売買で損する人と儲かる人の特徴について解説する。

自動売買は万能ではないが、味方につけることで、あなたの投資戦略の幅は広がるだろう。

損をする人、儲かる人の特徴を理解して自動売買に自分が向いているかどうかを考えるきっかけにしてほしい。

自動売買で損する人

損をする人の特徴
  • 自分に合ったストラテジーがわからない人
  • システムやアプリに過度な依存をしている人
  • 予期せぬニュースに対応しない人

自動売買には無数のプログラムが存在する。

自動売買に力を入れているFX会社の中には、投資ブロガーやストラテジスト、既存のユーザーが考案した無数のストラテジーを予め用意してくれるところもある。

しかし、自動売買のルールを選ぶのも、システムを上手く使えるかどうかもトレーダー次第だ。

自動売買でも無数にあるストラテジーの中から、自分にあったものを選んだり、システムやアプリの機能をどのように活用したりするかを自分で考えて実行できなければ損をしてしまうだろう。

ときには予期せぬニュースに対応しなければならない。

手段に過ぎない自動売買をいかに自分の資産運用に上手く取り入れられるのか、自律的に考えて動けなければ上手く活用するのは難しい。

自動売買で儲かる人

儲かる人の特徴
  • 資金管理を慎重にしている人
  • 自分に合ったシステムを選んでいる人
  • 自動売買システムの設定を柔軟に変更する人
  • 自動売買と裁量取引を賢く併用している人

自動売買で成功するには、資金管理を慎重にすることが前提だ。

例えば、一つのシステムにリスク許容度を超える過度な集中投資をしてしまうのは避けた方が良い。

過去に上手くいった自動売買のシステムが将来、機能しなくなることもあるためだ。

自動売買といえども適切な資金管理や損切りの設定が大切なのは、他の投資と変わらない。

そして、無数に存在する売買システムの中から自分にあったものを選ぶ力も必要だ。

過去の運用成績や特徴を理解して複数のシステムを組み合わせることで、手堅く稼げるようになるはずだ。

また、自動売買と言っても定期的に取引ルールが機能しているかどうかの確認、必要ならば入れ替えや調整なども欠かせない。

ときには裁量による取引も賢く併用することで、自動売買が対応できない場面も乗り越えられるだろう。

自動売買に向いている人

アンケートの回答から自動売買に向いている人の特徴は以下の通りだ。

自動売買に向いている人
  • 自動売買のメリット・デメリットを理解している人
  • 継続的に自動売買のシステムを見直せる人
  • 分析力のある人

自動売買ならば、四六時中、トレード画面に張り付いている必要はない。

しかし、資産運用を全て丸投げしたいという人にはおすすめできない。自動売買のメリット・デメリットを理解しなければ上手く活用できないだろう。

自分に合った売買システムを選んだり、組み合わせたり、定期的に見直したりと、やるべきことは多い。

またバックテストやフォワードテストの結果を適切に把握できる分析力も必要となる。

しかし、自動売買を味方につけることができれば、寝ている時でも仕事をしている時でも利益をあげられる。

売買の際の意思決定のストレスからも解放されるだろう。

FX自動売買の体験談を自分の取引に役立てよう!

FX自動売買を実際に利用して損をしてしまった人や儲かった人の体験談を紹介した。

自動売買と聞くと手間なく楽に稼げると期待していた人もいるかもしれない。

しかし、実際には過去の値動きから適切な売買ルールを探したり、検証したり、改善したりとやるべきことは多い。

自動売買は万能の不労所得ではないことが体験談からもお分かりいただけたのではないだろうか。

しかし、自動売買を上手く味方につければトレードの時間的負担、心理的負担はかなり軽減できる。

自動売買のシステムを提供してくれるFX会社もあるため、初心者でも取り組みやすくなった。

メリット・デメリットを理解して活用してほしい。

FX、自動売買、大損に関するQ&A

FXの自動売買は本当に儲かりますか?

FXの自動売買の収益性は、使用するシステムの性能、市場環境、そして何より運用者の知識と経験に大きく左右される。

アンケート結果からも分かるように、成功例と失敗例の両方が存在する。

確実に儲かるわけではないが、適切な運用と管理を行えば、収益を上げる可能性は十分にある。

FXの自動売買のプログラムはどのように選べばよいですか?

長期的に利益を出しているプログラムを選ぶと良いだろう。

また、違うタイプのプログラムを組み合わせて分散することが手堅い運用につながるはずだ。

ただし、過去に上手く機能したプログラムが相場環境の変化によって役に立たなくなることもある。

選んで終わりではなく定期的な見直しもしよう。

FXの自動売買のリスクを減らす方法はありますか?

リスクを減らすには余剰資金の範囲で利用する、複数のシステムを併用して分散する、定期的な見直しをする、大きなニュースやイベントが控えている場合は裁量によるトレードも行うなど地道な努力が欠かせない。

また過去に良い成績だったシステムが将来も同じように機能するとは限らないため、少額から始めよう。

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