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銀行員が転職する時の自己PRはこう書くべき!履歴書の書き方や面接対策を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 銀行員の転職にウケがいい自己PRが知りたい
  • 銀行員の転職活動における面接のポイントが知りたい
  • 銀行員から転職したい

銀行員は一般的に、転職市場における市場価値の高い人材だ。一方で、履歴書の書き方や面接のやり方一つで、内定を獲得できるかどうかが変わる、シビアな一面もある。

そこで本記事では、銀行員の転職活動における自己PRのやり方や履歴書・職務経歴書の書き方、転職面接のポイントなどを、転職エージェントの視点から紹介する。

戦略的な転職活動を実施することで内定率は大きくアップするので、銀行員で転職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。

目次

銀行員の転職にウケが良い自己PRとは

自己PRは、自分の経歴や能力をアピールし、採用担当者に自分を印象付ける上でとても重要な項目だ。

転職した30代銀行員に行った弊社のアンケートでも、転職活動で最も大変だったことに「面接で自分の経験を話すこと」を挙げた回答者が一定数いた。

自己PRをどのように行うかによって、履歴書・職務経歴書の書き方や面接の受け方も変わってくる。

まずは、銀行員の転職にウケが良い自己PRについて解説する。

年代で異なる自己PRのポイント

ひと口に転職といっても、年代ごとに求められる能力などは変わる。したがって、自己PRのやり方も年代ごとに、戦略的に変えていくのが最初のポイントだ。

では、銀行員の転職において、年代ごとに何が求められているのかをチェックしていこう。

20代前半は「ポテンシャル」を重視

最近では20代前半での転職も多く、「第二新卒」と呼ばれ重宝する企業も多い。20代前半まではポテンシャルをまだ重視する傾向にある。

20代後半は「業務実績」を重視

20代後半になると業務歴が3年を超えるため、業務実績が重視されるようになる年代だ。具体的な実績を示せる人材ほど強く自己PRできる。

30代以降は「総合評価」を重視

30代後半以降になると、業務実績はもちろん総合評価も試される。日常業務からリーダーシップ、マネジメントなど、それぞれの分野において「明確な結果」を示せるよう意識しよう。

これが年代ごとに異なる、自己PRの大まかな戦略だ。企業により多少の違いはあるが、年代ごとに重視するポイントを理解し、それに応じて自己PRを組み立てる必要がある。

「目標達成へのコミット力」をアピールしよう

どの年代においても言えるのは、「目標達成へのコミット力」が高い人材は、銀行員の中でもとりわけ市場価値が高いということだ。

たとえば、企業から与えられた目標になぞって業務を行うだけでなく、目標達成に向けた道筋を自分なりに組み立てて日々業務に取り組んでいる人材は、あらゆる業界で重宝される。

目標とその期限から逆算して考え、行動計画を立て、実行できる人材なら「業界・業種が変わっても活躍できる」と判断されるポイントになるのだ。

したがって、今の企業で自分がどのように行動計画を立て、実行に移しているのかを、ロジカルに説明できるよう準備を整えておこう。

これに業務実績が伴っていると評価はさらに高い。具体的には、成績は同期・同職位比10%以内で「特筆した能力がある」とみなされ、30%以内で「強い目的意識がある」とみなされるだろう。

「成長意欲・向上心」をどうアピールするか

企業の採用担当者としては、目の前にいる転職希望者が「成長意欲・向上心」を持っているかどうか、非常に気になるポイントだ。

同じ業界・業種が未経験の人材であっても、「成長意欲・向上心」が強ければ自社にとって貴重な人材になる可能性が高い。

したがって、「成長意欲・向上心」をどうアピールするかも重要なポイントになる。

最もわかりやすくアピールする方法は、資格を持っていることだ。転職先の業界・業種に関係する資格を保有していれば、「御社で成長する強い気持ちがあります」というアピール材料になる。

また、必ずしも難しい資格を取得している必要はない。多少の努力で取得できる資格だとしても、「仕事の合間を縫って成長しようという意欲」を伝えられるだろう。

資格を取得していない人の場合は、「成長意欲・向上心」をどうアピールするか、それぞれの腕が試される。

もちろん、単に「頑張ります」と伝えるだけでは採用担当者に響かない。

この点については、転職エージェントが具体的なノウハウを持っているため、「どのように自己PRすべきかわからない」という人ほど転職エージェントを活用した転職活動に取り組んでほしい。

「チームをまとめる・巻き込む力」は20代後半・30代以降で重要視

20代後半・30代以降の人材については、「チームをまとめる・巻き込む力」がかなり重要視される。

とりわけメガバンクにおいては、「グループ会社や組織体制をどのようにしてビジネスに活かしたか」が重要視されるだろう。

「チームをまとめる・巻き込む力」をアピールする際は、以下のポイントを意識して情報を整理しよう。

  • どういった顧客の
  • どのような課題を
  • どのような部署と連携し
  • どのように解決したか

以上の4つのポイントで情報を整理し、ロジカルにアピールできれば転職活動において強い自己PR材料になる。

履歴書・職務経歴書の書き方

自己PRについて整理できたら、次は履歴書・職務経歴書の書き方を学ぼう。履歴書・職務経歴書は転職活動において、「実行フェーズの初手」だ。

書類選考で落ちてしまえば転職面接にも進めないため、書き方次第で内定率が大きく変わる。

※「銀行員が戦略的に転職活動を展開する方法」がテーマであるため、履歴書・職務経歴書の細かい買い方やマナーなどは割愛する

履歴書・職務経歴書の基本ポイント

銀行員の転職活動で、履歴書・職務経歴書に盛り込むべき内容とは、前述した自己PRで整理した情報だ。

もちろん、ただ情報を記すのではなく、できる限りロジカルにわかりやすく伝えることが大切だ。

たとえば、同期・同職位比10%以内の業績を残せていると仮定しよう。

履歴書・職務経歴書に「5年連続融資量ノルマを達成・トップ10%以内の業績・全国新人賞を受賞」と、結果をつらねるだけでは、採用担当者には響かない。

結果ではなく、そこに至るまでの目標設定や実行計画、どのように実行したかなど「プロセス」を伝えよう。

なぜなら、良い結果を残している人材だとして、「その時・その環境」に限定した結果かもしれない。

採用担当者は「自社で活躍できるか」に着目しているので、結果に至るまでのプロセスを伝え、業界・業績に関係なく通用する人材だとアピールしなければいけない。

銀行員の転職で有利になる資格を知ろう

履歴書・職務経歴書の資格欄を埋められると、転職希望者としては安心材料になるだろう。

しかし、資格は「量」ではなく「質」がとても重要であり、どんな資格でも良いわけではない。

また、資格が多いと「この人は何を目指しているのか?」と、逆に評価しにくくなるケースもある。

では、銀行員の転職でどのような資格が評価されやすいのかを見てみよう。

資格アピールできること
宅地建物取引士
日商簿記2級
営業に取り組むだけでなく、「目標を持って日々勉強することもできる」とアピールし、採用への安心感を与えられる
CFP証券アナリスト金融サービス提案がスキーム化されていることから、体系的な知識・経験があることをアピールできる
20代後半で両方所有していると市場価値が高い
1級FP中小企業診断士年齢を問わず専門性が高いとアピールできる
転職活動が有利になるため、受けられる求人の幅も広がる

銀行員の転職活動で有利になる資格は、これだけではない。採用企業ごとの募集要項や、基本的な企業情報、その他の情報などもキャッチアップしながら、「どんな資格を持っていると有利か?」を考えることも重要だ。

銀行員の転職で評価されやすい実績とは?

20代後半・30代以降になると、業務に対する知識だけでなく、知識や経験に基づいた「実績」がかなり重視される。

では、銀行員の転職で評価されやすい実績とはどういうものか。

たとえば、中小企業の事業承継問題に対して、組織再編や融資、不動産を活用した解決方法などを提示し、結果として収益がプラスに傾いた実績があると、大きなアピール材料になる。

要するに、企業のバランスシート全体を見た上で、最適な解決策を都度提案できるような力があると、採用担当者からの評価が高い。

こうした実績は同じ金融業界にかかわらず、あらゆる業界・業種で強いアピール材料になる。

また、ここまで大々的な実績ではなくても、「富裕層顧客が抱える課題解決をサポートしビジネスに繋がった」などの典型的な実績も評価される。

繰り返しになるが、これらの実績の結果をつらねるだけでなく、そこに至るプロセスまでロジカルに伝えることが重要だ。

履歴書・職務経歴書作成にも転職エージェントを活用しよう

銀行員の転職活動では、「実行フェーズの初手」である履歴書・職務経歴書が重要だ。

しかし、履歴書・職務経歴書は転職活動の「鬼門」でもあり、多くの銀行員が苦戦している。

そこで、履歴書・職務経歴書作成の段階から転職エージェントをぜひ活用してほしい。

銀行員の転職では実績をアピールしようにも、「自分にどんな実績があるかわからない」という人がほとんどだ。

履歴書・職務経歴書作成からつまづき、なかなか書類選考に通らず、挫折してしまう人も多い。

一方、履歴書・職務経歴書作成の段階から転職エージェントを利用している人は、自分1人で悩まずプロに相談できるため挫折しにくい。

優秀なエージェントなら転職希望者と会話する中で、「このような実績をアピールしましょう」「このように書きましょう」と的確なアドバイスをくれる。

転職希望者の転職エージェント利用は最初から最後まで無料なので、1人で悩まず、早期段階でプロに相談してほしい。

銀行員の転職面接のポイント

最後に、転職活動の集大成とも言うべき転職面接のポイントを解説する。書類選考を通過した場合、基本を押さえて面接をこなせれば、内定ラインにいると考えていいだろう。

銀行員の転職面接は「質疑応答の準備」が重要

転職面接は企業にとっての「最終確認の場」であり、履歴書・職務経歴書作成では転職希望者の実績を見たが、面接では「人」を見る。

「書類選考を通過したら内定ラインにいる」とは言いつつも、油断すると足元をすくわれる結果になるだろう。

では、転職面接でどのような対策を取ればいいかというと、「あらゆる質疑応答を予測して準備すること」が重要だ。

企業や面接担当者によって質問事項が大きく変わる。したがってあらゆる質疑応答を予測し、どういった質問に対しても的確かつスムーズに答えられるよう準備する必要がある。

また、「どういった質問が投げかけられるか」だけでなく、「どのように回答すると内定に繋がるのか」も考えなければいけない。

この点については、転職希望者だけで予測するのは難しいだろう。

銀行員の転職面接における転職エージェントの強みとは

転職面接はノウハウの世界だ。企業ごとにどのような人材を求めているかを明確にした上で、その企業により詳しい人が転職面接を優位に進められる。

つまり、業界・業種、求人企業について詳しい転職エージェントを利用している人ほど、内定率が上がると考えて良い。

したがって、銀行員の転職面接(ならびに転職活動全体)において、転職エージェントを利用しているか否かでは、転職の優位性に大きな差が出る。

早期段階で転職エージェントを利用し、エージェントとコミュニケーションを取りながら転職活動を進めている人材の方が、転職面接を有利に進められるのだ。

ただし、ここで「転職エージェント選び」が重要になる。

なぜなら、転職希望者の担当と企業担当が分かれている転職エージェントも多く、そうしたケースでは転職面接の対応をスムーズに進められないためだ。

やはり、転職希望者の担当も企業担当も兼任し、一気通貫型のサービスを提供している転職エージェントが強い。

転職エージェントを選ぶ際は、そうしたポイントもぜひチェックしてみてほしい。

銀行員の転職成功には履歴書や面接の事前準備が必須

本記事では、銀行員の転職活動における自己PRのやり方や履歴書・職務経歴書の書き方、転職面接のポイントなどを解説した。

転職活動は基本的に「孤独な戦い」だが、そこに転職エージェントの存在があると心強く、精神的に安定した状態で転職活動を進められる人が多い。

自己PRの内容、履歴書・職務経歴書、転職面接などの事前準備は、銀行員の転職に欠かせない。

各フェーズでポイントを押さえた準備ができるよう、ぜひ転職エージェントを頼ってほしい。

アドバイザーナビは、金融業界特化型の転職エージェントとして、銀行員の転職活動を強力にバックアップする体制がある。

自己PRから、履歴書・職務経歴書の作成、転職面接対策に至るまで1人の担当者が一気通貫でサポートするので、まずは気軽に相談してみよう。

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