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投資銀行への転職はエージェントに相談!おすすめ9選と賢い活用方法を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 投資銀行への転職をエージェントに相談するメリットが知りたい
  • 投資銀行への転職に強い転職エージェントが知りたい
  • 投資銀行への転職でエージェントを賢く活用する方法が知りたい

投資銀行は、高い実力があれば短期間でキャリアアップが可能な魅力的な転職の選択肢だ。 しかし、中途採用の門戸は狭く、求められる能力水準も極めて高い。

会社ごとの違いだけでなく、応募するポジションによって必要とされるスキルセットや経験は大きく変わる。

自分がそのポジションに適任であることを的確にアピールできなければ、激しい選考を突破するのは不可能だ。

そこで大きな助けになるのが、投資銀行の採用ニーズや業界の動向を熟知した転職エージェントである。

本記事では、おすすめの転職エージェントを9社紹介したうえで、どのように選び、どのように活用すべきかを紹介する。

投資銀行への転職に本気で取り組みたい方は、ぜひ最後まで読んで参考にしていただきたい。

金融機関出身のエージェントが担当

目次

投資銀行への転職をエージェントに相談すべき理由

投資銀行への転職を成功させたいなら、業界に詳しい転職エージェントへの相談がおすすめだ。ここでは、その理由を確認していこう。

非公開求人にアクセスできる

転職エージェントを利用するメリットの一つは、一般には公開されない非公開求人にアクセスしやすくなることだ。

非公開求人とは、企業が採用の機密性を保ちたい、あるいは要職やハイレイヤー向けに候補者を限定したいなどの理由で、求人サイトや公募には掲載しないものを指す。

こうした求人は好待遇やハイクラス条件である場合が多く、求人サイトの検索だけでは出会えないケースが珍しくない。

さらに、エージェントによっては「独自案件」や「独占求人」として、他では扱われていない非公開求人を保有していることもある。

良いエージェントを活用すれば、そうした限定的なポジションへの応募が可能になり、より納得のいくキャリア選択につながるだろう。

キャリアについての客観的評価が把握できる

金融業界に精通したエージェントを利用すると、採用トレンドや給与相場を踏まえた客観的な評価を得られる。

自分のスキルや実績がどのレベルに位置し、どんなポジションに挑戦できるのかを明確に示してもらえるため、転職活動の方向性を定めやすい。

また、エージェントが持つ企業情報を活用できる点もメリットだ。応募先が求める人物像や、カルチャーに基づく対策ができるので、面接での受け答えや自己PRの完成度を着実に高められる。

転職活動の手間を大幅に削減できる

投資銀行の転職では、求人リサーチや複数回の面接対策など、多大な時間と労力が必要となる。

エージェントを活用すれば、各企業ごとの必要書類や面接課題の情報提供、書類作成のサポートなどが得られるため、候補者は面接対策や業界研究に専念しやすくなる。

企業との連絡や日程調整もエージェントがサポートしてくれる点も大きなメリットだ。煩雑なやりとりを任せられるので、手間が大きく削減できる。

年収や待遇交渉のサポートが受けられる

条件の交渉が任せられる点も、エージェントを通じた転職活動のメリットだ。

金額やボーナス、ストックオプションなどを客観的な市場データに基づいて交渉できるため、納得のいく条件を引き出しやすい。

自分では切り出しにくい待遇条件も、エージェントが間に立って調整してくれる。時間的にも心理的にも負荷を大幅に削減できるだろう。

金融機関出身のエージェントが担当

投資銀行への転職におすすめのエージェント9選

ここからは、投資銀行への転職に強みを持つ転職エージェントを、9社に絞って厳選して紹介していく。それぞれに特徴や得意分野の見極めに役立てていただきたい。

MS-Japan(MS Agent):金融業界特化のコンサルティングで候補者を強力にバックアップ

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転職サービスMS Agent
運営会社株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン)
求人数10,000件以上
対応分野経理・財務
人事・総務
法務
経営企画
弁護士
公認会計士
税理士
対応エリア47都道府県
相談料金無料

MS-Japan(MS Agent)は、管理部門や士業など、専門性の高い人材の転職をサポートするエージェントだ。

金融業界の転職でも、長年にわたって培ったコンサルティング型の支援を強みに、多数の転職成功実績を積み重ねている。

投資銀行や証券会社などのネットワークは幅広く、年収800万〜2,000万円のハイレベルなポジションを数多く保有している。

非公開求人や独自ルート案件も豊富なので、ポジション紹介には大いに期待が持てる。

実際に投資銀行で働いていた経験を持つアドバイザーが在籍しているため、現場目線でのキャリアアドバイスを受けられるのも魅力だ。

応募書類の準備では、ポジションごとに最適なスキルや成果のアピール方法を丁寧にアドバイスしてくれる。

ケーススタディや英語面接対策にも対応しているため、選考突破の可能性をさらに高められるだろう。

転職成功後のフォローもしっかりしており、長期的なキャリアプラン構築もサポートしてくれる。

投資銀行への転職に興味がある方はもちろん、将来のキャリアに悩む方まで幅広く対応している。最初に登録するエージェントとしてもおすすめである。

高年収の非公開求人が多数

JACリクルートメント:充実のサポートで高い利用者満足度を誇る

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転職サービスJACリクルートメント
運営会社株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
求人数約45,000件
対応分野金融
コンサルティング・シンクタンク・事務所
不動産
その他多数
対応エリア47都道府県
相談料金無料

JACリクルートメントは、外資系企業やグローバルカンパニーへの転職支援に強みを持つ大手エージェントだ。

投資銀行を含めた金融セクターだけでなく、コンサルティングファームやIT企業のハイクラス求人にも幅広く対応している。

イギリス創業で世界11カ国に拠点を展開し、転職支援実績は43万人に上る。

アドバイザーは、業界・職種ごとに特化している点も大きな強みだ。投資銀行という一括りではなく「リサーチ部門」「投資銀行本部業務(IBD)」など、より細分化されたセクター別に求人を紹介してもらえる。

サポート体制も充実しており、オリコンの顧客満足度調査の「ハイクラス・ミドルクラス転職」では、7年連続総合No.1を獲得している(2025年1月発表)

特に、英語力やグローバルマインドを活かして外資系投資銀行でキャリアアップしたい方、あるいは金融セクターのハイクラス求人を幅広く検討したい方にとって、非常に頼れる存在である。

ムービン・ストラテジック・キャリア:独自案件も多数!マッチング力に定評あり

転職サービスムービンストラテジックキャリア
運営会社株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
求人数不明
対応分野戦略・経営
IT・デジタル
財務・FAS
組織人事
その他
対応エリア不明
相談料金無料

ムービン・ストラテジック・キャリアは、コンサルティング業界や投資銀行など、専門性の高いハイキャリア領域に特化した転職エージェントである。

転職支援の実績は28年以上におよび、国内投資銀行への転職支援では「実績No.1」を謳っている。

戦略コンサルや投資銀行、PEファンドなどに強固なコネクションを持ち、独占的に扱っている案件が多いのも大きな特徴だ。

金融業界に精通したアドバイザーが多数在籍しており、求人紹介の質の高さには定評がある。

キャリアプランの提案力を評価する声も多い。一人ひとりの希望やキャリア像に合わせた「徹底した個別サポート」を提供しており、応募書類の添削からケーススタディを含めた面接対策まで、細やかな支援を行ってくれる。

さらに、PEファンドやVCなどの人気領域にも太いパイプを持つため、投資銀行を足掛かりに別のキャリアを検討している方も長期的に付き合える。

投資銀行への転職を通してキャリアアップを図りたい方や、コンサル的視点が求められるファンド業務を狙う方には、ぜひ登録をおすすめしたい。

ロバートウォルターズ:外資系・バイリンガル転職の力強い伴走者

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転職サービスロバートウォルターズ
運営会社株式会社ロバートウォルターズ
求人数2,174件(2025年3月時点)
対応分野経理・財務
銀行・金融
デジタル
ヘルスケア・製薬
メーカー(電気・電子・機械)
M&Aアドバイザリー・コンサルティング
リーテル・小売
秘書・ビジネスサポート
税務・監査保障
自動車
化学
エネルギー
人事
法務・コンプライアンス
マーケティング
営業
サプライチェーン・物流・購買
IT
対応エリア47都道府県
相談料金無料

ロバートウォルターズは、外資系転職やバイリンガル転職に強みを持つグローバルエージェントだ。

イギリスを拠点に世界各国で事業を展開しており、日本国内でも金融、IT、消費財など幅広い業界の外資系企業求人を保有している。

20年以上にわたり、銀行・金融サービス分野の転職を支援してきた実績を持ち、投資銀行への転職においては、外資系大手の求人にアプローチしやすいのが特徴だ。

バイリンガル人材の採用支援を得意としており、海外本社の意思決定プロセスや英語面接対策、英語での書類作成について専門的なアドバイスが受けられる。

また、企業を長年サポートしてきた実績から、内部事情や選考の裏事情を把握しているケースも多い。

金融業界専門のチームが、投資銀行でのポジション獲得を強力にサポートしてくれるのも心強い。

給与交渉や福利厚生などの条件面でも、グローバルな相場観に基づくサポートを提供してくれる。

外資系投資銀行への転職を目指す英語堪能な方や、グローバルなキャリア形成に意欲的な方にとって、頼れるパートナーとなるだろう。

アンテロープ:高い専門性と長期的サポートに強み

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転職サービスアンテロープ
運営会社アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
求人数4,487件(2025年3月時点)
対応分野金融機関・金融プロフェッショナル
コンサルティングファーム
スタートアップ・ベンチャー企業
事業会社
対応エリア不明
相談料金無料

アンテロープは、投資銀行や証券会社、PEファンドなど投資・金融分野に特化した求人を取り扱うエージェントだ。

2002年の設立以来、金融・コンサル領域のトップクラス企業を幅広くカバーしてきた。

投資銀行本部業務(IBD)やM&Aアドバイザリー、ストラクチャードファイナンスなど特殊性の高いポジションにも多くの紹介実績を持つ。

代表の小倉氏は、日興證券(現SMBC日興証券)出身で、業界の内部事情やニーズを熟知している点も強みといえる。

アンテロープでは、単に求人を紹介するだけでなく、長期的なキャリアパスを考慮した提案が特徴的だ。

たとえば、投資銀行からファンドへ移る、事業会社でのCFO候補を目指すなど、金融スキルを活かしてどう成長していけるかの相談にも積極的に対応してくれる。

また、転職後のフォローアップにも力を入れており、入社後のキャリアに関する相談にも対応している。

業界でのネットワークを広げたい方、投資銀行での経験をさらにステップアップさせたい方にとっては、心強いパートナーとなるエージェントだ。

コンコード:徹底したキャリアコンサルティングで成功に導く

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転職サービスコンコード
運営会社株式会社コンコードエグゼクティブグループ
求人数不明
対応分野キャリア教育事業
人材紹介事業(許可番号:13-ユ‐303354)
転職エージェント事業
スタートアップ支援事業
対応エリア不明
相談料金無料

コンコードは「ハイキャリア人材」に特化した転職エージェントとして、綿密なキャリアコンサルティングに定評がある会社だ。

コンサルティングファームへの転職支援で知られているが、金融機関、とりわけ投資銀行やPEファンド、証券会社への転職にも強みを持つ。

「聴くことからはじまるキャリア相談」を重視し、候補者の将来ビジョンやライフプランを丁寧にヒアリングしたうえで、最適な企業を提案してくれるのが特徴だ。

コンコードのアドバイザーは、社内でのトレーニングやチーム連携を通じて常に市場動向をアップデートしており、情報提供の質も高い。

投資銀行の選考で重視されるポイントや、部門ごとの役割・カルチャーの違いなど、深いレベルの情報を得られる。

また、ファームや人気企業で求められる選考ノウハウを蓄積しており、ケース面接のシミュレーションサポートにも定評がある。

コンサルティング思考を求められる投資銀行や、PEファンドへの転職を検討している方、あるいは長期的なキャリア戦略をしっかり立てたい方におすすめしたい。

MWH HR Products:エグゼクティブ層に強い総合人材サービス

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転職サービスMWH HR Products
運営会社MWH HR Products株式会社
求人数11045件
対応分野金融
コンサル
その他多数
対応エリア47都道府県+海外
相談料金無料

MWH HR Productsは、金融・コンサルティング業界に強みを持つ、エグゼクティブ層の転職支援をメインとするエージェントだ。

2023年10月、三井物産グループの人材サービス会社同士が合併して誕生した。

投資銀行の上級職やグローバル企業の幹部候補など、一般的な転職サイトではまず見つからないハイレイヤー求人を豊富に保有しているのが特徴だ。

投資銀行の部門構造や社内評価の仕組み、ボーナス体系など、一般には出回りにくい情報まで提供されるので、キャリアの方向性がイメージしやすい。

英語力のあるアドバイザーも多く、外資系の選考でも細かいニュアンスをしっかり確認しながら進められるので安心だ。

単なる転職サポートではなく、5年後・10年後を見据えたキャリア戦略を共に描く支援があるのも同社の魅力だ。

投資銀行をキャリアの核としてどう活かすべきかを、戦略的にデザインするうえで非常に役立つ。

マネジメント層や役員クラスの転職を目指す方にとって、腰を据えて相談できる有力なエージェントといえる。

コトラ:ハイスペック・プロフェッショナル転職に強み

転職サービスコトラ
運営会社株式会社コトラ
求人数28463件(2024年12月16日時点)
対応分野金融
コンサル
経営幹部管理系ビジネス
IT/DXエンジニア
製造業
営業・広告宣伝
対応エリア47都道府県+海外
相談料金不明

コトラは「金融」「コンサル」「IT」分野に特化して転職支援を行うエージェントで、特に金融領域では高い専門性を誇る。

大手日系投資銀行や国内外の証券会社、外資系投資銀行など、約1,600社にもおよぶ金融業界の幅広い企業と取引がある。

投資銀行部門では、M&Aアドバイザリーや引受業務、プロジェクトファイナンスなど高い専門性を要するポジションも多数扱っている。

コトラのアドバイザーは、金融業界での実務経験やリサーチ経験を持つ者が多く、採用企業との強いパイプを活かして候補者をサポートしている。

まず、候補者の希望や適性を踏まえて求人情報と照らし合わせながら、投資銀行の組織や業務内容を丁寧に解説してくれるため、入社後のミスマッチを最小限に抑えられるのが魅力だ。

また、職務経歴書でどのような実績をアピールすべきかなど、実践的なアドバイスを受けられる点も心強い。

経験を活かして高いフィールドに挑みたい方はもちろん、あるいは未経験だが専門性を高めてチャレンジしたい方にも、頼れる味方となってくれるはずだ。

LHH転職エージェント:金融専門チームを備えた総合型エージェント

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転職サービスLHH転職エージェント
運営会社アデコ株式会社
求人数63815件(2024年12月時点)
対応分野ITエンジニア
営業・マーケティング
経理
金融
法務
その他多数
対応エリア不明
相談料金不明

LHH転職エージェント(旧:Spring転職エージェント)は、世界規模の総合人材サービス会社として知られるアデコグループ傘下の転職支援サービスだ。

総合型エージェントながらも金融業界に特化した専門チームを備え、投資銀行や証券会社の採用支援に精通したアドバイザーが多く在籍している。

豊富なリソースとグローバルネットワークを活かし、外資系・日系問わず多彩な企業の求人を扱う点が強みだ。

「丁寧で親身な対応」「紹介求人のマッチング精度」「面談時のヒアリング品質の高さ」のいずれの項目でも評価が高い。

ビジョンマッチングや360度式コンサルティングを通じて、応募者と企業の双方にとっての最適なマッチングを支援している。

サポート体制の充実も、同社の魅力だ。書類選考や面接対策では自己PRの仕方から専門的な質問への回答例まで具体的にアドバイスしてくれる。

応募者の資質や志向性と企業文化の合致をきめ細かく図ってくれるため、初めて投資銀行を目指す方でも安心だ。

入社後も継続的にフォローを行ってくれる点でも、頼りになる存在だ。サポート体制の手厚さを求める方や、未経験から投資銀行に挑戦したい方におすすめできる。

投資銀行への転職を相談するエージェントの選び方

投資銀行への転職を成功させるには、エージェント選びも戦略的に行うことが大切だ。

以下では、エージェントを選ぶ際に注目したいポイントを解説する。

投資銀行の求人数が多く、支援実績が豊富か

まずは、投資銀行やM&A、証券など、専門性が高い金融業界の求人をどの程度保有しているかを確認する必要がある。

併せて、過去にどのような転職成功事例があるか、どのような企業との取引実績が豊富かもチェックしたい。

また、扱う企業が外資系中心なのか、日系中心なのかといった点も重要だ。

たとえば外資系投資銀行を第一志望に考えているなら、外資系が得意なエージェントに優先的に相談すると効率が良いだろう。

担当アドバイザーは金融業界に精通しているか

投資銀行は専門性が高く、採用プロセスも独特であるため、担当アドバイザーの質が転職成功を左右するといっても過言ではない。

投資銀行独特の部門構造や採用基準、業務内容を理解していることは必須である。

専門性が高いほど、応募企業の人事や現場へ太いパイプを持っている可能性が高いため、金融特化型のエージェントを軸に検討すると良いだろう。

キャリアプランの提案力は十分か

投資銀行は高い専門性が求められる一方、社内カルチャーや業務内容も独特であるため、自分が本当に適性を持っているかどうかを見極めるのは容易ではない。

したがって、エージェントが投資銀行の仕事を深く理解し、候補者のスキルや志向を正しく把握したうえで「投資銀行に向いているか」を客観的にアドバイスできるかどうかが重要だ。

多面的な情報提供と的確なアドバイスができるアドバイザーの伴走があれば、後々「実は合わなかった」というミスマッチのリスクを大きく軽減できる。

納得度の高い決断を下し、長期的なキャリア形成にもプラスに働くだろう。

サポート内容は十分かつ適切か

選考に向けての細やかなサポートが受けられるかどうかも、エージェント選定での非常に重要な要素である。投資銀行の選考では、書類選考も面接もハードルが高い。

専門知識・英語力・論理的思考力が、質疑応答やケース面接などのさまざまな形で確認されるため、選考プロセスを熟知したエージェントのサポートが不可欠だからだ。

書類添削や模擬面接の実施など、具体的にどのような支援が受けられるのか、事前にしっかりと確認しておこう。

コミュニケーションの相性は合うか

担当アドバイザーとの相性も重要だ。投資銀行への転職活動は、多くの相談や連絡を重ねながら進めることになる。相性が合わないと、スムーズに情報共有や選考対策を行いにくい。

特にハイクラスの転職では、きめ細やかなサポートや深いレベルでの相談が求められる。

レスポンスの速さやヒアリング力、フィードバックの質などをチェックし、「信頼して任せられるパートナー」かどうかを見極めたい。

金融機関出身のエージェントが担当

投資銀行への転職をエージェントに相談するときに気をつけるポイント

ここでは、投資銀行への転職をエージェントに相談するときの注意すべきポイントを整理する。

エージェントの特徴を見極め上手に付き合う

転職を成功させるには、エージェントの得意領域や、アドバイザーの質を見極めることが欠かせない。

たとえば、金融業界全般には強くても、投資銀行特化の求人はあまり扱っていないエージェントもある。

この場合、希望するポジションの紹介を受けられない可能性があるので、他のエージェントとの併用を検討する必要があるだろう。

また、アドバイザーの中には投資銀行のビジネス構造や各社の強みを十分に理解していない人もいる。中には、転職市場全体への理解が浅く、単に求人を流すだけの担当者も存在する。

この場合は、担当替えを依頼するか、思い切って他のエージェントに軸足を移すのも一つの方法だ。

エージェント併用では応募管理を慎重に

複数のエージェントを利用する場合は、応募企業が重複しないよう自分でしっかり管理しよう。

もし複数エージェント経由で同じ企業に重複応募してしまうと、企業からの印象が悪くなるだけでなく、トラブルに発展する可能性もある。

また、エージェントには、他のエージェントを通じた応募状況についても共有を忘れないようにしよう。

並行利用を隠したり、進捗状況を曖昧にしたままだと、適切なサポートを受けにくく、また信頼関係にもヒビが入る。

不本意な提案やゴリ押しに流されない

エージェントの中には、「転職を急がせる」「本意ではない企業を強く勧める」といった、候補者の意に沿わない提案をするエージェントもいる。

投資銀行の狭き門なので、コンサルタントが客観的視点から良かれと思って、別のポジション提案を行うケースもある。

ただし、中には「提案」の域を超えて「ゴリ押し」してくるアドバイザーも存在する。

これは、転職エージェントが「候補者が入社することで報酬を得られる」ビジネスモデルを採用しているためで、成果を焦るあまり強引な勧誘になってしまう場合があるのだ。

こうした「成約」をゴールにするエージェントでは、良い点ばかりを過大に提示することもある。

説明やおすすめをすべて鵜呑みにせず、他の情報源をあたるなどして、納得のいく形で活動を進めよう。

提示条件に妥協しすぎない

転職では、条件面で妥協しすぎないことも大切だ。別の職務からスタートする提案や、希望よりも低い年収を提示された場合は、「本当にそれで良いのか」を再確認した方が良い。

提示条件が不利でも、「この職務を受けることが将来のキャリア形成の基礎になる」と判断できるなら、成長機会として受け入れる選択肢もある。

また、現在は妥協する部分があったとしても、将来的な昇進やインセンティブの可能性が具体的に示されているなら、チャレンジする価値は十分にあるだろう。

一方で、不利な条件を提示されるだけなら、無理に合わせる必要はない。

企業側が適正な評価をしていない場合や、長期的な成長の見込みが乏しいと感じるなら、他の選択肢も含めて検討すべきだろう。

機密情報は慎重に取り扱う

投資銀行への転職など、ハイクラス転職においては、情報の取り扱いを慎重に行う必要がある。

勤務先との間でNDA(秘密保持契約)を結んでいる場合は、転職活動で開示できる範囲を契約内容に基づいて確認し、守秘義務違反とならないよう注意したい。

成果や実績を示す際には、数字や固有名詞を伏せる・曖昧化するなど、NDAに抵触しない範囲で開示するよう気をつけよう。

具体的に何をどこまで開示するかは、エージェントに相談しながら決めていくと良いだろう。

また、エージェントが機密情報をどのように取り扱い、どのように企業へ共有するのかを事前に確認しておくことも大切だ。

金融機関出身のエージェントが担当

投資銀行への転職でエージェントをうまく活用する方法

投資銀行への転職では、自分の軸をしっかり持ち、エージェントを「賢く使いこなす」姿勢が大切だ。

ここでは、エージェントの力を引き出す上手な活用方法を見ていこう。

自身のキャリア・スキルを整理しておく

転職エージェントに相談する前に、まずは自分のキャリアやスキルを棚卸ししておくことが大切だ。

自分はどの領域を強みとするのか、そしてどんな経験を積んできたのかを整理しておけば、エージェントのヒアリングがスムーズになり、より的確な求人紹介を受けやすくなる。

また、キャリアプランの方向性や優先順位を整理しておくのも重要だ。年収アップ、専門性の獲得、ワークライフバランスなど、自分が何を最優先に考えるかを明確にしておこう。

そうすれば、エージェントの提案に対して、「これは受けるべき」「これは違う」と判断しやすくなる。

積極的にコミュニケーションを取る

エージェントと積極的にコミュニケーションを取ることも、転職成功への一つの鍵だ。

まず、希望や不安を率直に伝えておくことで、より自分に合った求人を紹介してもらいやすくなる。

また、普段から連絡を密にしておけば、エージェント側も候補者に連絡が取りやすいものだ。

求人情報や選考対策について適切なタイミングでサポートを受けられれば、投資銀行への転職の成功率も格段に上がる。

複数のエージェントに相談する

投資銀行への転職では、非公開求人を見つけるために複数のエージェントを併用するのが一般的だ。

エージェントごとに扱っている求人案件や得意分野が異なるため、応募可能な選択肢を広げやすい。

また、エージェントによっては「過去に支援した転職事例」「候補者が転職でつまづきがちなポイント」「成功・失敗の共通パターン」などの生きた情報を豊富に持っている場合がある。

うまく情報を引き出して比較し、自分の転職活動に役立てよう。

サポートは最大限に活用する

エージェントが提供するケーススタディ対策や想定質問などは、積極的に活用しよう。

投資銀行の選考では、財務分析のケーススタディや論理的思考力を問うディスカッションなど、ユニークで難易度の高い選考ステップが複数にわたって行われる。

エージェントが持つ選考ノウハウや過去の事例をもとに準備をすすめれば、選考突破の確率を高められる。また、面接後のフィードバックを受けることも重要だ。

選考官の評価や改善点を具体的にフィードバックしてもらうよう依頼し、長所や短所、次回面接で意識すべき点をエージェントと共に分析しよう。

同じ失敗を繰り返さずに成功の確率を上げていける。

条件交渉でもエージェントの力を借りる

投資銀行は基本給とボーナス(インセンティブ)の比率が高いため、年収交渉が重要になる。また、入社後のキャリアパスや役職の希望も、オファー時の交渉材料になり得る。

エージェントは企業との間に立ち、候補者の希望や市場水準を踏まえて条件のすり合わせを行ってくれる。

自分では言いにくいボーナス比率・昇給制度・配属部署などの細かな相談も可能だ。

最終決定は自分で行う

エージェントは多岐にわたるサポートをしてくれるが、最終的な決断を下すのはあくまで自分自身である。

エージェントから得られる情報や企業の評判も大切だが、実際に入社してからの働き方やキャリアビジョンに合っているかは、最終的に自分で判断しなければならない。

そのためにも、エージェントからの提案やアドバイスを鵜呑みにせず、自主的な情報収集を怠らないようにしよう。

エージェントの力を借りつつも、最終決定は自分の意思で行うことで、後悔のない転職を実現しやすくなる。

金融機関出身のエージェントが担当

投資銀行への転職に本気なら「上手なエージェント活用」が不可欠!

投資銀行への転職は、華やかな活躍の場と大きな報酬が期待できる一方、門戸は狭く競争も厳しい。

各部門ごとに独自の選考基準があるため、応募ポジションに合わせた徹底的な準備が不可欠だ。そこで頼りになるのが、投資銀行への転職に強いエージェントである。

エージェントを活用すれば、多くの求人にアクセスでき、選考対策を細やかにサポートしてもらえる。

とはいえ、エージェントごとに取り扱う求人や支援の内容や質にも違いがある。

しっかり成果を上げたいなら、強みの異なる複数のエージェントに登録し、それぞれの得意分野を活かした支援を受けることがおすすめだ。

本記事で紹介した9つのエージェントは、いずれも個性が際立ち、豊富な実績を持つ信頼できる会社ばかりである。

どのエージェントを選んでも、的確な支援を受けられるはずだ。

投資銀行への転職では、「若さ」が大きな武器になる。少しでも興味を持ったなら、早めにエージェントに登録し、準備を進めることが成功への近道となる。

まずは公式サイトでサービスの詳細を確認し、コンタクトを取ることから始めてみてはいかがだろう。理想のキャリアを実現するための、大きな一歩となるはずだ。

金融機関出身のエージェントが担当

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