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金融業界から転職する時の自己PRはこう書くべき!履歴書の書き方や面接対策を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 金融業界からの転職にウケがいい自己PRが知りたい
  • 金融業界からの転職活動における面接のポイントが知りたい
  • 金融業界から転職したい

金融業界の転職活動で用いる自己PRは、異業種と同業種で使い分けなければならない。そのように聞くと、どのような内容にすればいいのか迷う人もいるだろう。

また転職活動では面接対策も必須だ。面接対策も事業会社や公務員などの異業種と金融業界では、内容が異なる。

この記事では自己PRを中心に、金融業界の書類選考対策と面接対策について解説する。さらに自己PRを作成するためのポイントについても深掘りしている。

最後にはおすすめの転職エージェントも紹介しているため、少しでも転職に興味のある人は参考にしてほしい。

目次

金融業界からの転職で使うべき自己PRとは

自己PRとは応募先の企業に求職者が自分の魅力をアピールするための文章だ。

自分を採用するメリットや、入社後に貢献できることを伝え、採用担当者にアピールするのが自己PRである。

金融業界からの転職で使うべき自己PRを、以下2つのケースに分けて解説する。

  • 異業種の場合
  • 同業種の場合

転職を希望する業界で、用意するべき自己PRは異なる。方向性を間違わないよう、準備を始める前に整理しておこう。

異業種の場合

異業種つまり金融業界以外に転職する場合は、営業成果や社会人としてのスタンスを自己PRするのが効果的だ。

とくに営業成績は業界や会社によって考え方が異なるため、その成績が優秀なのかそうでないのか相対的な数字を用いて説明しよう。

たとえば平均的な契約件数と自分の契約件数を伝える、営業全体でどのくらいの成績を残したかを伝えるのが効果的だ。

加えて目標達成への姿勢や計画の組み方、実行フェーズの過程を示すことも重要である。

過程がしっかりしていれば、業界が変わっても成果を残せると判断され、高評価につながる。

またどのような顧客をメインに担当していたかを伝えると、異業種であっても仕事のイメージがつきやすく、自己PRが評価されやすくなる。

目標達成のためにどのような努力をしたか、資格を取得したかは異業種であっても説明しやすいため、必ず自己PRに盛り込もう。

同業種の場合

同業種つまり金融業界に転職するケースでは、専門性を盛り込んだ深い自己PRが有効だ。

新規開拓またはルート営業がメインだったのか、並行していれば割合はどうだったのかをわかるように記載しよう。

また1日あたりの訪問件数や成約率も記載すると、採用担当者はイメージが湧きやすい。

営業成績の中にどのような商品や分野をメインにしていたかも、記載するのも良い。

たとえば一般顧客をメインとしており、株式や債券など資産運用系の商品を販売していた。

または富裕層相手に相続や事業承継、M&Aの案件を取り扱っていたなどが考えられる。

またこれらに関する資格を保有していると、細かい背景が説明しやすくなり、高評価につながる自己PRを作れる。

履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書と職務経歴書の書き方について、以下の2つを解説する。

  • 金融業界からの転職活動に履歴書・職務経歴書の準備が重要な理由
  • 金融業界からの転職活動における履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書と職務経歴書は、書類選考を突破するうえで非常に重要だ。書類選考を有利に進めるためにも、書類作成の基本について学んでおこう。

金融業界からの転職活動に履歴書・職務経歴書の準備が重要な理由

はじめに金融業界の転職活動に履歴書と職務経歴書の準備が重要である理由について解説する。履歴書と職務経歴書の準備は、転職活動を始めるにあたって最も重要なことだ。

そもそも履歴書とは応募者の学歴や職歴、保有資格、志望動機などを記載するプロフィールの役割がある。

一方で職務経歴書は応募者が過去に携わった業務やスキルなどを記載し、採用担当者が実務能力を知るための書類だ。

そのため職務経歴書の書き方一つで、仕事ができるかできないかを判断されてしまう。

職務経歴書の中でも重要視されるのは、職歴と自己PRだ。これら2つは見栄えが良くなるよう、書き方を十分に工夫する必要がある。

金融業界からの転職活動における履歴書・職務経歴書の書き方

金融業界の転職活動における履歴書と、職務経歴書を作成する2つのポイントについて解説する。

  • 営業成績
  • 資格等の専門性

営業成績

営業成績は異業種と同業種で書き方を変える必要がある。

異業種の場合

異業種の場合は、面接官が金融の専門家でないケースが一般的なため、わかりやすく伝えることが重要だ。

担当している顧客のターゲットと大まかな取扱商品を伝えるだけで、専門的な話はなるべく省くべきである。

専門的な話をしても、あなたの能力の高さが伝わらない可能性があるためだ。

同業種の場合

同業種の場合は、面接官も金融に精通しているため専門的な知識やエピソードを盛り込んでも問題ない。

どのような顧客層をメインとしていたのか。複数の顧客層がいる場合は、それぞれで提案方法や営業方法を変えていたのかを、説明できると能力の高さが伝わりやすくなる。

またどのような商品を取り扱っていたか、商品に興味を持ってもらうためにどのようなPRをしていたのかを説明するのも良い。

営業成績を伝えるときは主観的に記載せず、客観的に記載する必要がある。つまり、以下のように相対的な記載をしなければならない。

  • 年間販売手数料が上位20%以内
  • 貯蓄型保険の契約件数が〇〇人中◯位

上記のような記載方法であれば、客観的に営業成績が優れているか判断ができる。

また参考までに上位5%の営業成績だと極めて優秀と判断される。上位20%であれば相対的に優秀とみなされるのが一般的である。

そのため上位の成績を獲得できている人は、積極的に職務経歴書でアピールしよう。

転職活動でアピールできるような実績がないという人は、この記事で紹介した基準を参考に、仕事を進めると良い。

資格等の専門性

資格も転職先によって、記載方法を変える必要がある。

異業種の場合

異業種に転職する場合は、保有している資格がどのような資格なのか、難易度はどの程度なのかを伝えられると良い。

また金融に精通していない人であっても、名前の聞いたことのある資格を優先して記載するのもおすすめだ。

  • 宅地建物取引士
  • 簿記
  • ファイナンシャル・プランナー

そして保有している資格が、転職先の業務でどのように活かせるかも説明できると、高評価につながりやすい。

応募する職種にもよるが、一般的には簿記が最も説明しやすいだろう。

法人の営業担当者であれば、クライアントの財務状況を判断するために簿記の知識が役に立つ。

また経理担当者になるのであれば、業務上役に立つことは非常にイメージしやすい。

異業種へ転職する場合は​記載する​資格の数を絞り、知名度の高い資格を優先して記載し、かつどのように役立つかもアピールできれば、書類選考を突破できる可能性は高まる。

同業種の場合

同業種の場合は保有資格をもとに専門性をアピールするのもおすすめだ。ただし資格の評価は数ではなく質で行われるため、記載するものは選別しなければならない。

専門性が低いまたは、簡単に取得できる資格は評価の対象にはならないため、一般的に難しいと思われる資格のみを記載しよう。

たとえば金融業界の転職を考えているならば、3級ファイナンシャル・プランナー(FP)は評価の対象にはならない。

少なくとも2級ファイナンシャル・プランナー(FP)、可能であれば1級ファイナンシャル・プランナー(FP)を取得しておくのが望ましい。

難易度別に転職活動で有利となる資格を下記の表にまとめたので参考にしてほしい。

難易度資格名
・宅地建物取引士
・簿記2級
・CFP
・証券アナリスト
・1級ファイナンシャル
・プランナー(FP)
・中小企業診断士
※難易度は相対的なものだ。難易度「低」の資格が簡単に取得できるという意味ではない。

とくにCFPや証券アナリストを30代までに取得できると、転職活動が有利に進められる。

将来的に転職を考えている人や、好条件で転職したい人は資格の勉強をするのもおすすめだ。

また保有している資格が転職先の業務でどのように活かせるかも説明できると、高評価につながりやすいため、書類作成のときは意識をしよう。

金融業界からの転職における面接のポイント

金融業界の転職における面接のポイントも、異業種と同業種によって異なる。

  • 異業種の場合
  • 同業種の場合

それぞれのケースに分けて解説するので、面接で悩んでいる人は参考にしてほしい。

異業種の場合

事業会社や公務員などの異業種に転職する場合は、専門的な事例や知識などを面接で話しても伝わりにくいため、有効なアピールにはなりにくい。

面接官にも伝わるように専門用語を使わない、異業種の方でもわかりやすいように専門的な事例を抽象化するといった対応が必要だ。

事例を抽象化する中で、業界に関係なく通用するアピールポイントを見つけ、それらを中心にPRすると効果的である。

具体的には目標達成のためにどのように計画を立て、実行したかが重要である。

さらに目標を達成するうえでの課題や、問題の対処法などを説明すると、異業種の人に対してもわかりやすいアピールができる。

同業種の場合

金融業界へ転職する場合は、面接官が専門的な質問をしてくるケースが多いため、専門用語や専門事例をそのまま伝えても構わない。

とくに経験してきた業務に関係あるであろう知識を深掘りするための質問には、必ず答えられるよう対策しておくべきだ。

知識を深掘りする質問に答えられないと、専門性がないとみなされ、低評価につながりやすい。

面接官は金融業界で長年キャリアを積んできた人であるのが一般的だ。とくに面接が進むほどその傾向は強くなる。

面接に等身大で臨むのは難しいと感じるかもしれない。しかし事前対策を講じれば、必ずできるようになる。

面接対策で悩んでいる方は、一度転職エージェントに相談してみるのがおすすめだ。

金融業界からの転職成功には履歴書や面接の事前準備が必須

転職活動を成功させるためには、履歴書や職務経歴書といった書類の準備、面接対策が欠かせない。

しかし自己流の転職活動では、やり方が間違っていないか不安や疑問を感じる人もいるだろう。

転職活動の方向性に迷っている方におすすめなのが、転職エージェントへの相談だ。転職エージェントは各社独自の転職ノウハウを有しており、的確なアドバイスを受けられる。

ただし金融業界は専門用語や専門知識が非常に多く、相談をしても有効なアドバイスを得られなかったというケースもある。

そのため金融業界からの転職を考えている人は、金融業界専門の転職エージェントに頼るべきだ。

とくにおすすめのエージェントは、アドバイザーナビである。アドバイザーナビは金融業界特化型の転職エージェントだ。登録・相談・サポートのすべてが無料である。

担当者は大手証券会社の出身が多いため、金融業界の知識が豊富かつ業界に精通しており、的確なアドバイスがもらえる。

またアドバイザーナビで転職した人の中には、数百万円以上の年収アップに成功した例もある。

そのため金融業界への転職を検討している方は、ぜひとも利用したい転職エージェントだ。

非公開求人も充実しているため、一度話を聞いてみよう。相談は下記のリンクから行える。

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