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株主優待とは?どんなものがもらえるの?初心者向けに徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • 株主優待とは何かを理解する
  • 株主優待でもらえるものを知る
  • 株主優待を利用する上でのメリットやデメリットを理解する

株式投資の醍醐味として、投資先からの利益還元が挙げられる。配当金の分配だけでなく、株主優待を実施している企業も多い。それは何故なのか。

この記事では株主優待の概要とメリット・デメリットについて紹介する。

目次

株主優待の意味ともらえるもの

株主優待の意味ともらえるもの わたしのIFAコラム

まずは株主優待の概要と、実際にどんなものがもらえるのか見ていこう。

株主優待とは

企業から株主への利益還元を指す。一定数以上の株式を保有する株主に対して、企業は自社の商品やサービス、割引券などを提供する。

配当金と比べ、株主優待を行うことで実際の商品・サービスを通じて自社の活動内容や特色を株主に伝えることができる。

株主優待でもらえるもの

企業から受けられる株主優待には、以下のものがある。

  • 商品
    • 投資先の企業が製造・販売している商品や、関連企業が展開している商品などを受け取れる。食品からグッズまで多岐に渡る。
  • サービス
    • 食事券や宿泊券、交通機関の回数券など、投資先企業が手がける事業のサービスを無料もしくは優待価格で受けられる。
  • 割引券・優待券・招待券など
    • 上記以外にも、割引価格で買い物ができる会員カードの発行や株主限定イベントへの招待、一般には公開されていない施設を特別に利用できる権利など、その企業のカラーを活かした株主優待が行われている。

株主優待の対象となる投資家

株主優待を受けるには、決められた期日までに必要な株数を保有している必要がある。具体的には次のとおりだ。

購入タイミング

「権利付最終日」までに株式を購入すれば、株主優待の対象となる。

まずは以下の用語を押さえた上で、事例を元に理解を深めよう。

権利確定日:株主優待の権利が確定する日。

権利付最終日:株主優待の権利が得られる最終日。通常、権利確定日の2営業日前が該当する。

権利落ち日:この日に株式を購入しても、株主優待は受け取れない。

6月28日(火):権利付最終日

6月29日(水):権利落ち日

6月30日(木):権利確定日

この場合、権利付最終日である6月28日までに株式の購入手続きを行えば、この期の株主優待を受け取れる。

しかし購入手続きが29日になった場合、当期の株主優待の権利は得られない。これらの期日は証券会社のサイト等で確認できる。

株数

購入タイミングだけでなく、保有株数も株主優待の条件に設定されていることが多い。次の例を見てみよう。

50株以上100株未満:10%割引券×5枚

100株以上150株未満:15%割引券×5枚

150株以上:15%割引カード(使用回数無制限)

保有している株数によって優待内容が変わる。四季報や企業ホームページなどを参照し、希望する条件に該当しているかチェックしよう。

保有年数

株式の保有年数(=株主になっている期間)を条件としている銘柄もある。

企業からすると、中長期に投資してくれる株主は非常にありがたい存在だ。

保有年数に応じた株主優待を設定することでこうした投資家へ利益還元し、長い付き合いができる関係づくりを目指している。

株主優待のメリット

株主優待のメリット わたしのIFAコラム

企業によっては配当金と株主優待の両方を株主へ提供している。

配当金・株主優待は株主にとってプラスになるが、提供する企業にとっては事業利益が減ることになる。それでも株主優待を行うのは、大きなメリットを得られるからだ。

株主から見たメリット

投資先企業の商品やサービス、割引などを受けられる。

実際に商品やサービスを体験することで企業に対する満足度がさらに上がる。

さらに、その実体験は今後の投資判断にも活かせると言えよう。

また、保有株式数に応じて優待内容がグレードアップされる銘柄もある。

保有する株式数を増やす楽しみも得られるのが株主優待の魅力だ。モノやサービスによる利益還元も株式投資の利回りを高める重要な要素にもなる。

企業から見たメリット

株主優待を提供することで事業内容に触れてもらう機会を持つことができ、自社のファンを増やすきっかけにつながる。

自社商品・サービスを株主優待内容にすれば原価に近い価格で提供できるため、コストを抑えた宣伝効果も期待できる。

投資家の中に自社のファンが増えることは、株価安定につながる大切な要素だ。

特に株主優待目的で株式を保有する個人投資家は、比較的中長期で保有する傾向にある。

株主優待を機に長期保有をしてもらえるようにもなり、株主数を安定させることも可能となる。

株主優待のデメリットと銘柄選択時の注意点

株主優待のデメリットと銘柄選択時の注意点 わたしのIFAコラム

魅力が多い株主優待だが、注意すべき点もある。

株主優待を目的とした株式投資のデメリット

株主優待目当てに株式投資する人も増えている。ただ、どんなにハイレベルな株主優待を受けられても、利回りで捉えた時にプラスどころかマイナスになってしまっては元も子もない。

たとえば、優待内容が魅力的だからと株価の下落時にもなんとなく保有しているのは危険だ。

株式は長期投資が基本とはいえ、銘柄や市場動向によっては損切りしてでも手放すべき状況が訪れる。

そもそも株主優待は必ず受け取れるものではない。企業業績に応じて内容が変更になることもある。

銘柄選びのポイント・注意点

株主優待の中身だけでなく、企業そのものの事業内容や経営状況を丁寧に分析した上で株式投資を行おう。

特に株価が下落した時にどう対応するか、冷静に考えておくとよい。

「買った時の株価より20%以上下がったら売却(損切り)する」など、具体的な数値で基準を決めておくと迷わずに済む。

そして、先述した保有タイミングや株数、保有期間などの条件に当てはまるかもしっかり確認しよう。

株主優待はあくまでも「利益が出た場合の還元」であり、おまけと考えるのが妥当だ。

株主優待の内容に執着しすぎず、総合的に判断した上で投資してほしい。

まとめ

まとめ わたしのIFAコラム

株主優待は投資に楽しみをプラスできる利益還元制度だ。

注意点を踏まえ、株式優待を投資先を選ぶ際の判断材料にするのも良いだろう。

近年、魅力的な株式優待を実施する企業も増えている。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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