- 対面証券会社のサービスについて知りたい
- サービスを要求する際の注意点を知りたい
- 証券会社の強みや担当者の実績・得意領域を把握する方法を知りたい
証券会社は大きく「対面証券(総合証券)」と「ネット証券」の2種類があります。
大手証券会社を中心にした対面証券会社では、顧客へのサービスがさまざまなメニューでラインナップされています。
そこで今回は、対面証券会社のサービスについて解説します。
対面証券会社のサービス
対面証券会社のセールスポイントであり、ネット証券との違いを顧客に示すうえで生命線になるのがサービスメニューの数とその質の高さです。
主な6つのサービスについて紹介します。
金融商品の案内
対面証券会社の一番の魅力は、営業担当者から対面で直接、各種金融商品について説明を受けられる点です。
「国内株式」「外国株式」「投資信託」「債券」「FX」「ラップ口座」「預金」「ローン」「保険・年金」「iDeCo(確定拠出型年金)」など、多くの金融商品の案内をうけることが可能です。
保険商品の案内
証券会社では保険の取り扱いもあり、各生命保険会社の代理店になっているケースが多いです。
取り扱っている生命保険商品としては、「終身保険」「養老保険」「医療保険」「年金保険」などがあります。
また、為替リスクは伴いますが、外貨建て生命保険を取り扱っている対面証券会社も多いです。
不動産の案内
不動産を中心に運用する金融商品で、不動産投資信託(REIT:Real Estate Investment Trust)を皆さんはご存じだと思います。
資産運用する顧客には、金融商品だけではなく収益不動産などを購入して資産運用している方も多いです。
対面証券会社では、グループ会社などと連携し不動産の案内や仲介のサポートを実施しています。
相続・贈与のサポート
富裕層といわれる資産家を悩ます問題として、「相続や事業承継」、「将来発生する相続税への準備や対策」などがあります。
対面証券会社では、相続がスムーズに行われるための相続対策や生前贈与、また生命保険などを活用した相続税資金準備など、グループ力を活かしたサポートが可能です。
M&Aのサポート
ブルームバーグの記事によると、2020年において、野村ホールディングスの日本企業関連M&A助言は、世界第一位になったというニュースが出ています。
昨今の環境変化や競争が激しい経済では、M&Aはたくさん発生しています。
対面証券会社では、大口法人取引先などへの経営サポートの一巻で、M&Aサポートを強化しています。
- 出典:ブルームバーグ
ビジネスマッチングのサポート
M&Aと同じように、ビジネスマッチングにも注力している対面証券会社は多いです。
新たな販売先や仕入れ先を求めている法人には有効なサポートです。
本業のサポートまで行えるのは、大企業ならではのサポートと言えます。
証券会社に依頼する際の注意点
対面証券会社に対してサービスを依頼する際に重要になるのが、それぞれの対面証券ごとに得意分野が異なるという点です。
証券会社の強みを把握する
対面証券会社には、それぞれ強みがあります。
対面証券でありながらネット取引のメニューが豊富に用意されていたり、グループ内の銀行などと連携したソリューション提案、グループの総合力を活かしてIPO銘柄を多数取り扱っているなど、さまざまです。
それぞれの対面証券会社の強みを活かせるように、強みや特徴ごとに複数の対面証券会社と取引する人もたくさんいらっしゃいます。
複数の証券会社に証券口座を開設する方法も、資産運用にとって有効な手段です。
担当者の実績・得意領域を把握する
取引している対面証券会社では、営業担当者が顧客の各種相談に乗ってくれます。
証券会社によって強みと特徴があるように、営業担当者ごとに実績や得意とする領域は異なります。
営業担当者の実績や得意領域を知る一つの手段として、過去の実務経験や経験した配属先などを聞いてみるのもいいでしょう。
まとめ
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