- 仮想通貨取引所のおすすめランキングが知りたい
- 仮想通貨取引所を選ぶときのポイントが知りたい
- ニーズ別のおすすめ取引所が知りたい
これから仮想通貨への投資を始める方で「取引所はどうやって選んだらいい?」「どこが一番おすすめなの?」という疑問を抱いている方も多いのではないだろうか。
2025年3月現在、金融庁に登録されている暗号資産交換業者は29種類もあるため、全て比較して選ぶのは大変だろう。
とはいえ、取引所によって手数料や扱いやすさ、取り扱っている銘柄などは大きく異なるため、適当に選んでしまうと知らず知らずのうちに損をすることになりかねない。
そこでこの記事では、おすすめの仮想通貨取引所のランキングや選び方、現在開催中のキャンペーンまでまとめている。
これから仮想通貨取引をはじめようと考えている方は、参考にしてほしい。
仮想通貨取引のおすすめ取引所!人気ランキング5選

まずは、当社実施のアンケート調査をもとに、人気が高くておすすめの仮想通貨取引所を紹介する。
利用者からの満足度が高い取引所は、次のようになっている。

次に、各取引所の手数料や銘柄数、レバレッジについて表で比較してみた。
取引所 | 手数料 | 入金手数料(日本円) | 入金手数料(BTC) | 出金手数料(日本円) | 出金手数料(BTC) | 銘柄数 | レバレッジ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
bitFlyer | 取引所:約定数量×0.01~0.15% 販売所:無料 | 無料 | 無料 | 220〜770円 | 0.0004BTC | 37種類 | 2倍 |
Coincheck | 取引所:メイカー0〜0.05%・テイカー0〜0.1% 販売所:無料 | 無料 | 無料 | 407円 | 0.0005BTC | 33種類 | なし |
GMOコイン | 取引所:メイカー-0.01〜-0.03%・テイカー0.05〜0.09% 販売所:無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 26種類 | 2倍 |
bitbank | 取引所:メイカー-0.02%・テイカー0.12% 販売所:無料 | 無料 | 無料 | 220〜770円 | 0.0006BTC | 41種類 | 2倍 |
BITPOINT | 取引所:販売所:無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 29種類 | なし |
ここからは、各取引所の特徴やどのような方におすすめなのかを紹介しているので、より詳しく知りたい方は参考にしてほしい。
「bitFlyer」積立が優秀で扱いやすい

取扱銘柄数 | 37銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 住信SBIネット銀行からクイック入金:無料 住信SBIネット銀行以外からクイック入金:330 円(税込)/件 |
出金手数料 | 【三井住友銀行への出金】 3万円未満:220円 3万円以上:440円 【三井住友銀行以外への出金】 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
スマホアプリ | ◯ |
仮想通貨への投資が初めてで「安全に資産運用したい」「まずは積立からはじめたい」という方は、bitFlyerがおすすめだ。
bitFlyerはビットコインの取引量が9年連続ナンバーワンで、実績のある取引所だ。
流動性が高いため、板取引であっても取引を成立させやすく、結果的にコストを抑えやすい。
また、bitFlyerの「かんたん積立」はほかの取引所と比べて優秀で、積立頻度を4種類から選べるうえに手数料がかからない。
なお、レバレッジ取引はビットコインしか対応してないのが玉に瑕だが、初心者にはあまり気にならないだろう。
「Coincheck」アプリが使いやすくて初心者向け

取扱銘柄数 | 31銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | 無料 |
レバレッジ | なし |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 407円 |
スマホアプリ | ◯ |
仮想通貨初心者で、きちんと注文や売却ができるか不安に思っている方にはCoincheckが最適だ。
Coincheckは2019〜2023年におけるアプリダウンロード数ナンバーワンで、親会社は上場企業のマネックスグループなので、安心感がある。
扱いやすいインターフェースが最大の特徴で、当社実施のアンケート調査でも「取引画面が使いやすい」と答えた人が33%となっている。

アプリは操作性が高く、チャート表示や評価額の確認、入出金などの各種手続きも行える。
なお、アプリでは販売所でしか取引できないというデメリットもある。
とはいえ、Coincheckの取引所は手数料がかからないため、総合的に見ればコストを抑えやすく優秀な取引所だといえるだろう。
「GMOコイン」各種手数料無料で送金にも最適

取扱銘柄数 | 28銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
スマホアプリ | ◯ |
仮想通貨を送金する機会が多い方、またはレバレッジ取引をしたい方にはGMOコインが向いている。
GMOコイン株式会社は2017年から運営している取引所で、親会社は上場企業であるGMOインターネット株式会社だ。
同社はほかにもさまざまな金融事業を手掛けており、安心して資産を預けられる。
送金をはじめとする各種手数料が無料なのが魅力的で、アンケート調査でも取引手数料に魅力を感じる人が全体の38.1%と圧倒的に多かった。

取扱銘柄数は26種類と多いうえに、すべてがレバレッジ取引に対応しており、最大2倍のレバレッジで取引できる。
なお、最低入金額は1,000円からで、仮想通貨を取引するための最低単位も大きめなため、少額取引には向いていない。
ある程度仮想通貨取引に慣れている方なら、真価を発揮できる取引所となるだろう。
「bitbank」セキュリティが高く安心できる

取扱銘柄数 | 42銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
スマホアプリ | ◯ |
bitbankは手数料の安さやセキュリティを重視する方、または本格的なチャート分析をしたい方に適している。
2017年にサービス開始した取引所で、国内取引所では取引数量がナンバーワンなので、流動性が高いのが特徴だ。
取引所における取引手数料はメイカーの場合マイナスとなるうえに、ほかの取引所よりもスプレッドが狭めなのでコストを抑えやすい。
セキュリティの高さも魅力で、国内取引所では初となる「ISMS認証」を取得している。
取引ツールは高性能で、人気のチャートツール「TradingView」まで搭載しているため、チャート分析にも適している。
ただし、日本円・仮想通貨どちらも手数料が高めなので、こまめに入出金したい方にはあまり向いていない。
「BITPOINT」新しい通貨を幅広く取り揃える

取扱銘柄数 | 29銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | 無料 |
レバレッジ | なし |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 月1回無料 (月2回目以降は330円/回) |
スマホアプリ | ◯ |
BITPOINTは、新しい仮想通貨に興味がある方や、こまめに入出金・送金をしたい方に向いている。
取引から入出金、積立まですべての手数料が無料なのが特徴で、アンケート調査でも「取引手数料」が魅力だと回答する人が40.0%に達していた。

取扱銘柄数は29種類と多い方ではないが、トロンやジャスミーなど珍しい通貨を取り扱っている。
新しい仮想通貨の上場がおこなわれることも多く、その際はキャンペーンも実施されるため、アルトコインや草コインで利益を狙いたい方に向いている。
なお、アプリでは販売所しか使えないが、ブラウザでインストール不要の板取引ツール「BITPOINT PRO」が利用できる。
仮想通貨取引所の選び方|ニーズ別のおすすめ取引所は?

仮想通貨取引所を選ぶ際に「どうやって選ぶべきか」「なにを重視したらいいのか」と悩む方も多いだろう。
当社が実施したアンケート調査で「取引所を選んだ理由」をたずねたところ、次のような結果が得られた。

ここでは、アンケート調査の結果に基づいて、取引所を選ぶうえで重要な6つのポイントを紹介する。
- 取引手数料を抑えられるか
- アプリやサイトが使いやすいか
- 取扱銘柄が充実しているか
- セキュリティが高く安心できるか
- 取引の種類が多いか
- 取引量が多く注文が成立しやすいか
取引手数料を抑えられるか
仮想通貨をお得に売買するなら、手数料のしくみを知ったうえでコストを抑えられる取引所を選ぶのが大切だ。
まず、仮想通貨取引所には2種類の形式があり、それぞれメリット・デメリットが異なる。
形式 | 特徴 |
---|---|
販売所 | 取引所を通じて売買する方法 取引が簡単な代わりにスプレッド(手数料)が発生する |
取引所 | ユーザー同士で売買する方法 手数料が安めに設定されている |
コストを抑えたいなら、取引所における「メイカー手数料・テイカー手数料」を比較するべきだ。
メイカーとは、板にない価格で新しく注文を出す人で、反対にテイカーとは誰かが注文を出した価格で売買する人のことを指す。
メイカーは手数料が安いが、取引に時間がかかってしまうため、コストと時間を天秤にかけて考えよう。
例えば、普通に取引するだけなら、多くの銘柄で取引手数料がかからない「Coincheck」が向いているだろう。
時間がかかってもコストを抑えたいなら、メイカー手数料がマイナスで、メイカーになると報酬を受け取れる「GMOコイン」や「bitbank」などを選ぶと良い。
アプリやサイトが使いやすいか
取引所を長く使い続けたいなら、アプリや専用サイトの使いやすさをチェックしておくことも大切だ。
特に、アプリならスマホからいつでもどこでも売買できるうえ、プッシュ通知により取引タイミングを見逃さないため便利だ。
通知機能については、アプリによって次のような種類がある。
- 時間ごとの価格通知
- 金額ごとの価格通知
- 騰落による通知
例えば、アンケート調査ではアプリ・取引画面の使いやすさで「Coincheck」が高評価を獲得していた。
ほかにも、上級者向けのトレーダーツールを求めるなら「GMOコイン」や「bitbank」などの選択肢がある。
取扱銘柄が充実しているか
取引所に入金する前に、取引したい銘柄があるかどうかを確認しておこう。
国内では、日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が選定した銘柄のみ売買できるが、細かい取扱銘柄は取引所によって異なる。
ビットコインやイーサリアム、リップルといったメジャー通貨ならどの取引所でも売買できるが、マイナーコインは取り扱っていないケースもあるためあらかじめ確認しておこう。
取引所 | 銘柄数 | 取扱銘柄 |
---|---|---|
bitFlyer | 37種類 | BTC、ETH、LTC、ETC、BCH、MONA、XRP、BAT、XLM、XEM、XTZ、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR、ZPG、FLR、PLT、SAND、SHIB、AXS、MANA、IMX、ELF、CHZ、APE、DAI、AVAX、RNDR、GRT、DOGE、LSK、ZPGAG、MASK、POL、PEPE |
Coincheck | 33種類 | BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、SAND、DOT、FNCT、CHZ、LINK、MKR、DAI、POL、IMX、APE、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC、DOGE |
GMOコイン | 26種類 | BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、XEM、BAT、XTZ、QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、FCR、DOGE、SOL、ASTR、FIL、SAND、CHZ、AVAX、NAC |
bitbank | 41種類 | BTC、XRP、LTC、ETH、MONA、BCC、XLM、QTUM、BAT、OMG、LINK、MKR、BOBA、ENJ、POL、DOT、DOGE、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND、APE、GALA、CHZ、OAS、MANA、GRT、RENDER、BNB、ARB、OP、DAI、KLAY、IMX、MASK、SOL、CYBER、TRX、LPT |
BITPOINT | 29種類 | BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、BAT、TRX、ADA、JMY、DOT、LNK、DEP、IOST、KLAY、SHIB、POL、FLR、GXE、ATOM、TON、TSUGT、OSHI、SOL、DOGE、AVAX、SUI、PEPE、BNB、HBAR |
例えば、TRX(トロン)を取引したい場合はbitbankやBITPOINTで口座開設する必要がある。
セキュリティが高く安心できるか
仮想通貨を安全に取引するために、セキュリティが高く安心して資産を預けられる取引所を選ぼう。
仮想通貨はネットワーク上の資産なので、ハッキング被害に遭うことが多く、資産の管理体制は大変重要だ。
例えば、顧客資産の分別管理をおこなっている取引所であれば、万が一取引所が破綻しても預けたお金はきちんと戻ってくる。
ほかにも、仮想通貨をコールドウォレットに保管している取引所であれば、ハッキングのリスクは少ない。
特にセキュリティが高いのは「bitbank」で、セキュリティの認証プラットフォーム「CER.live」で確認すると、他の取引所と比べても高いセキュリティスコアを誇っている。
取引所 | セキュリティスコア |
---|---|
bitbank | 45.0% |
bitFlyer | 25.0% |
Coincheck | 20.0% |
GMOコイン | 13.0% |
取引の種類が多いか
取引の幅を広げるためにも、取引サービスが充実しているかどうかもチェックしておこう。
仮想通貨は普通に売買する以外にもさまざまな取引方法があり、取引所によって対応状況が異なる。
主な取引サービスは次のとおりだ。
取引方法 | 内容 |
---|---|
積立 | 決められたタイミングで定期的に仮想通貨を自動買付する |
レンディング | 仮想通貨を預け入れて利回りを得る |
ステーキング | 特定の仮想通貨を保有することで報酬を受け取る |
もし放置で利益を得たいのであれば、レンディング・ステーキングができる取引所を選ぶとよい。
例えば、CoincheckのETHステーキングは年利3.18%なので、30万円を1年間預けると年間で9,540円の利益が得られる計算になる。
とはいえ、ステーキングやレンディング、積立などの取引方法にはそれぞれリスクやデメリットもあることを理解をしたうえで投資しよう。
取引量が多く注文が成立しやすいか
コストを抑えるために「板取引」をメインにおこなう方にとって、取引量の多さも重要だ。
取引量とは、一定期間内に仮想通貨の売買が成立した金額を指す。
取引量が多い、すなわち流動性が高ければ注文が成立しやすいため、板で有利な価格を出したとしても注文が成立しやすい。
取引量でいうなら、bitbankは取引量がナンバーワンで、24時間に約1,200万円相当のビットコインが売買されている(2024年3月10日現在)。
仮想通貨の取引所で開催中のキャンペーン一覧

取引所を選ぶときは、キャンペーンを活用できるかどうかで判断するのもおすすめだ。
ここでは、当記事でおすすめしている取引所で現在開催されているキャンペーンをそれぞれ紹介する。
- bitFlyerの損益計算サービスのクーポンキャンペーン
- Coincheckのつみたてキャンペーン
- GMOコインの毎日当選キャンペーン
- bitbankのはじめての入金プログラム
- BITPOINTのへデラハッシュ購入キャンペーン
bitFlyerの損益計算サービスのクーポンキャンペーン
開催期間 | 2025年3月17日まで |
---|---|
対象者 | 特になし |
bitFlyerでは、損益計算サービス「クリプタクト」が1年間15%オフになる特別クーポンを配信中だ。
キャンペーン期間内にクーポンコードを入力して、クリプタクトの有料プランに申し込みした場合に対象となる。
仮想通貨で利益が出ており、確定申告をする方は活用できないか検討しよう。
GMOコインの毎日当選キャンペーン
開催期間 | 未定 |
---|---|
対象者 | 販売所や積立で暗号資産を購入した人 |
GMOコインでは、期間未定で毎日抽選キャンペーンを開催している。
具体的には、期間内に暗号資産を500円以上購入した方、またはつみたて暗号資産で1回以上購入した方が対象となる。
抽選では毎日10名にそれぞれ現金1,000円が進呈され、GMOコインの口座に反映される。
条件達成は簡単なので、期間内はGMOコインで積極的に取引しよう。
bitbankのはじめての入金プログラム
開催期間 | 常時開催 |
---|---|
対象者 | bitbankで新しく口座開設する人 |
bitbankでは、初心者向けの入金キャンペーンを常時開催している。
新しくbitbankで口座開設して、メールアドレス登録から180日以内に1万円以上入金すると、もれなく現金1,000円がもらえる。
キャンペーンは翌月中には付与される。
少額から取引を始めたい方にとっても恩恵が大きいため、積極的にbitbankを活用しよう。
BITPOINTのへデラハッシュ購入キャンペーン
開催期間 | 2025年3月19日まで |
---|---|
対象者 | HBDRを購入した人 |
BITPOINTでは、へデラハッシュの取り扱い開始記念として、キャンペーンを実施している。
具体的には、HBDRを1万円以上購入した人のなかから抽選で5名に10万円相当のHBDRが進呈されるという豪華な内容だ。
エントリーは不要なので、HBDRを購入するだけで問題ない。
ただし、取引所(BITPOINT PRO)での購入は対象外となるため、販売所で売買しよう。
海外の仮想通貨取引所はおすすめできない!その理由とは

仮想通貨の取引所には「海外取引所」という選択肢もあるが、基本的におすすめできない。
その理由は、主に4つある。
- 日本での認可を受けていないことが多い
- レバレッジが高すぎてリスクが大きい
- 詐欺やハッキングのリスクが大きい
- 税金の支払いが免除されるわけではない
前提として、海外取引所は日本での認可を受けていない。そのため、万が一トラブルが発生しても解決が難しく、安全に取引できる環境ではない。
一方、国内の取引所であれば、金融庁の審査をクリアし、厳格なルールのもと運営されているため安全性が確保されている。
また、海外の取引所では、レバレッジ取引の倍率が極端に高く、リスクが大きい。
国内では、2021年の改正金商法の施行により、最大レバレッジは2倍に制限されたが、海外取引所にはこのような規制はない。
なかには、200倍ものレバレッジで取引できるところもあり、一瞬で大きな損失を招く可能性があるため。初心者にとっては危険な環境である。
さらには、海外取引所は運営体制が不明瞭なケースが多く、詐欺やハッキングのリスクも高い。
実際に、2025年2月に大手取引所の「バイビット」から14億ドル相当ものETHが流出するというハッキング事件が起こっている。
最後に、税金の面でも注意が必要だ。海外取引所を利用しても日本に住んでいる限り、日本の税制に従って納税しなければならない。
「海外取引所なら税金を払わなくて済む」と誤解しているのであれば、それは間違いだ。
むしろ、海外取引所だと取引データがダウンロードできないケースもあり、確定申告が難しくなる可能性もある。
適切な記録が残せないと、後から追徴課税を受けるリスクもあるため、注意が必要だ。
このように、海外取引所の利用にはさまざまなリスクが伴う。安全に仮想通貨取引を行うなら、国内の認可を受けた取引所を利用するのが良いだろう
おすすめの仮想通貨取引所のまとめ

仮想通貨取引所を選ぶ際は、まず取引手数料が安いかどうかを必ずチェックしよう。
取引にかかる手数料は「販売所」と「取引所」によって異なるため、それぞれの違いを把握したうえで取引所を選ぶのが賢明だ。
ほかにも、アプリの使いやすさや取り扱っている銘柄数、セキュリティなども比較しておくと良い。
上記の選び方を踏まえて、特におすすめの仮想通貨取引所は次の5社だ。
- bitFlyer
- Coincheck
- GMOコイン
- bitbank
- BITPOINT
なお、海外取引所はレバレッジが高いなどのメリットもあるが、金融庁の認可を受けておらず危険性が高いためおすすめできない。
これから仮想通貨取引を始める方は、安全に売買できる国内取引所で口座開設しよう。
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