- ビットコインの価格変動リスクには積立投資がおすすめ
- 投資時期の悩みや暴落時の不安が軽減できるため続けやすい
- 効果的な運用には自分に合った取引所で積立をすることが重要
ビットコインは、大きく資産を増やせる一方で、「手を出したら大損するのでは…」という声も少なくない。
そこで知ってほしいのが、仮想通貨の積立投資だ。
積立で定期的に購入していくと、仮想通貨特有の値動きリスクを抑えつつ、着実に資産を積み上げられる。
本記事では、ビットコインを積立投資する具体的なメリットや、資産成長のシミュレーション、おすすめの取引所について網羅的にまとめた。
本記事を参考に、賢い選択をしてほしい。
ビットコインなどの仮想通貨も積立投資ができる!

ビットコインをはじめとする仮想通貨も、預金や投資信託と同じように積立投資ができる。
決まったタイミングや金額で自動的に購入できるため、相場やチャート分析の深い知識を必要とせず手軽に投資を行える。
積立のおおまかな手続き方法は、次の通りだ。
まず積立のプランを選択し、購入タイミングを決める。
買付けのタイミングは「毎日」「毎週」「毎月」の3種類から選べることが多い。
続いて、積立金額を設定するだけで完了する。
設定が完了すると、積立申し込みの翌営業日以降である直近注文日時から積立がスタートする。
一度設定すれば自動購入となり、手間がかからない。
積立手数料は無料の取引所がほとんどで、コストが発生しないことが多い。
さらに、購入頻度や金額の変更、積立の取り消しにも対応している。
市場のトレンドを見ながら、通貨の種類や金額、購入頻度を自由にカスタマイズすることも可能だ。
このように仮想通貨の積立投資は、初心者でも簡単に始められる資産運用方法として注目されている。
仮想通貨(暗号資産)を積立投資するメリット

積立投資は、仮想通貨の値動きの激しさが不安という人におすすめの投資手法だ。
ここでは、積立投資の4つのメリットを詳しく見ていこう。
価格変動リスクを軽減できる
積立投資は、一定のタイミングで買付けをすることで仮想通貨の価格変動リスクを減らすことができる。
同じ金額を定期的に投資する方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれており、価格が高い時には少なく、安い時には多く購入できるため、自然と平均購入単価を抑えられるのだ。
例えば、ビットコインが10万円の時は0.1BTC、20万円の時は0.05BTCと、価格に応じて購入量が自動的に調整される。
仮想通貨市場は短期的な乱高下が激しいが、長期的には上昇傾向を示すことが多い。
実際、ビットコインは過去数年で何度も大きな下落を経験しながらも、年単位で見ると価格が数倍に上昇してきた。
こうした特性を持つ仮想通貨の投資にこそ、積立投資の効果が発揮されると言えるだろう。
積立投資は、高値掴みのリスクを回避しながら、長期的な成長を享受できる。
少額で始められる
仮想通貨の投資は高額な資金が必要というイメージがあるが、積立投資なら少額から始められる。
多くの取引所では積立は月1,000円から、一部では500円からという手軽な金額から設定可能だ。
例えば、毎月1万円を積み立てる場合、年間12万円の投資となる。
一括で10万円以上の大きな資金を用意するより、気軽に始められるだろう。
貯金感覚で少しずつ資産を増やしていけるため、家計への負担も少ない。
そのため、若年層や主婦層、学生など、まとまった投資資金を持たない人でも、この方法なら仮想通貨投資に参入できる。
また、仮想通貨の仕組みや値動きを少しずつ学びながら、実際の投資経験を積める点も魅力だ。
なお、積立額は1,000円単位で細かく調整できることが多いため、自分の経済状況に合わせて無理なく続けられる。
投資に慣れてきたら金額を増やすことも可能で、個人の成長や収入の変化に合わせて、柔軟に投資額を調整できる。
積立投資は、リスクを抑えながら仮想通貨投資の第一歩を踏み出せるのが、大きな利点といえるだろう。
投資タイミングに悩まずに済む
積立投資の大きな魅力は、投資タイミングを気にする必要がないことである。
仮想通貨市場は24時間365日動いており、価格変動も激しい。
そのような中で「今が買い時かどうか」を判断するのは、プロでも困難だ。
しかし積立なら、事前に設定したスケジュールで自動的に購入が行われる。
チャート分析やニュースを通じた情報収集など、投資判断に必要な時間と労力を大幅に減らすこともできる。
仕事や育児で忙しい人でも、最初の設定さえ済ませれば、あとは自動で投資を進められる。
機械的に一定額を投資し続けることで、深夜の価格変動や休日の市場動向を気にすることなく、自分のペースで資産形成に取り組めるのだ。
この「手間いらず」という特徴は、長期継続の面でも有利に働く。
投資は継続が重要だが、毎回購入判断を迫られると、疲れて諦めてしまう人も多い。
積立投資なら、最初に決めた計画通りに淡々と進められる。
価格予測の難しさから解放され、着実に投資を続けられるのは、初心者にとって理想的な投資スタイルだろう。
感情に左右されずに投資できる
つみたて投資は、仮想通貨の投資に感情を揺さぶられることなく継続できるのも強みだ。
投資の最大の敵は「感情」と言われている。
価格高騰による飛びつき買いや、急落による狼狽売りによって、適切な売買のタイミングを逃すことも少なくない。
特に仮想通貨は価格変動が激しく、チャートを見るたびに一喜一憂してしまいがちだ。
価格が上がれば「もっと買っておけばよかった」と後悔し、下がれば「売却すべきか」と不安になる。
こうした感情的な判断は、多くの場合、投資失敗につながる。
一方、積立投資なら、設定したルールに従って機械的に買付けが行われるため、感情の影響を最小限に抑えられる。
相場の動きに振り回されることなく、計画通りに投資を継続可能だ。
さらに、日々の価格チェックや市場分析から解放されることで、精神的なストレスも軽減される。
積立投資は、感情に流されない冷静な投資判断を支え、健全な投資習慣の形成にも役立つ。結果として、より安定した資産形成が期待できると言える。
ビットコインを積立投資した場合のシミュレーション

仮想通貨の成長ぶりは、実際の値動きを見ていくと分かりやすい。
ここでは、ビットコインを積立投資した場合のシミュレーションを、過去の値動きを参考に見てみよう。
積立投資と一括投資のパフォーマンス比較
ビットコインを2020年5月から5年間、毎月積立した場合と、一括投資した場合のパフォーマンスを比べてみた。
なお、当時のビットコインの価格変動は次のような値動きだった。
まず、積立投資として毎月1万円の投資を2020年5月から5年間(60ヶ月)続けたときは、次のような結果となる。
元本 | 資産評価額 |
---|---|
60万円(1万円×60ヶ月) | 224万2,152円 |
元本60万円は224万2,152円になり、160万円以上のプラスとなった。
これは、5年間で約3.7倍になった計算だ。
一方、2020年5月に60万円でビットコインを一括買付けした場合を見てみよう。
元本 | 資産評価額 |
---|---|
60万円(一括) | 787万5,763円 |
5年前に60万を投資すると0.597570282 BTCの取得ができた。
0.597570282 BTCは現在の価格に換算すると、7,875,763円になる。
5年間で720万円のプラスとなり、元本の約13倍と大きく資産を増やすことができた。
※シミュレーションは過去のデータを基にしており将来の収益を保証したり、相場下落時の損失を防止したりするものではありません。
積立投資の分散投資の活用
収益性だけを見ると、一括投資の方が有利に思えるかもしれない。
しかし、ビットコインの相場は、これまで何度も急騰・急落を繰り返しており、一括投資で最適なタイミングを見極めるのは非常に難しい。
例えば、仮に2021年の終わりに一括投資した場合、その後価格が低迷することから2024年始めまで損失を抱えてしまう。
購入の時期によっては、長期間マイナスが出たままに保有し続けてしまうこともありえるのだ。
したがって一括投資で賭けに出るよりも、積立投資の分散投資の効果を活用した方が安定的な運用ができる。
積立投資は長期的な資産形成に適しており、精神的な負担も少なく投資を継続しやすい。
過去のデータを見ると、仮想通貨の値動きは大きいものの、積立投資で時間をかけることで大きなリターンが期待できる可能性がある。
リスクを抑えながら着実に資産形成を目指すなら、積立投資がおすすめだ。
仮想通貨(暗号資産)の積立投資をするときの注意点

仮想通貨の積立投資は安定した資産形成方法として有効だが、注意点もある。
この章では、積立投資で気を付けるべき3つのポイントを解説していこう。
短期的に大きな利益は狙えない
積立投資の本質は、一定金額を定期的に投資して安定した資産形成を目指すことだ。
そのため、短い期間で大きな利益を得るのは難しい。
仮想通貨市場では、数日で資産が何倍にも膨れ上がったという成功談が注目される。
そうした事例を目にすると「コツコツ投資するのは意味がない」と感じてしまうかもしれない。
しかし、積立は長く続けてこそ、じわじわと成果が出るものだ。
効果が現れるまでに時間がかかるため、最低でも3〜5年の運用期間を想定すべきである。
派手な投資法ではないが、時間をかけて着実に資産を増やせる可能性は高い。
短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的視点で投資を続けることが大切だ。
損失が出ることもある
積立投資はリスク分散に優れた投資法だが、リスクがゼロになるわけではない。
仮想通貨は株式と比較しても値動きが激しく、将来の価格予測が極めて困難だ。
仮想通貨の価値は、一般的な通貨のように政府による保証がなく、市場の需給バランスやテクノロジーの発展、規制の変化などで大きく変動する。
例えば、2021年に6万ドル近くまで上昇したビットコインが、その後半値以下まで下落した事例がある。
こうした大暴落時に、保有資産が大幅に目減りする可能性は常にある。
積立投資でリスクを軽減できても、元本割れのリスクは完全には排除できない。
損失リスクに備えるには、投資可能な余剰資金のみを使用することが鉄則だ。
また、資産ポートフォリオ全体における仮想通貨の割合を適切に設定したい。
株式や債券、不動産など他の資産クラスとのバランスを考慮することも望ましい。
ほったらかしすぎに注意
積立投資の大きな魅力は「自動化」や「手軽さ」であるが、設定をしたあと完全に放置するべきではない。
仮想通貨市場は急速に変化し、いつの間にか価値や将来性が変わってしまうことがある。
長期間確認を怠ったままだと、価値の低下した通貨にいつまでも投資し続けるという状況を招きかねない。
例えば、テクノロジーの進化によって特定の仮想通貨の価値が下がったり、競合する新しいプロジェクトの登場によって市場シェアが奪われたりすることがある。
実際、2022年にあったテラ・ルナショックという、時価総額上位だった通貨が価格暴落により100万分の1の価値となったというケースもあった。
そのため、最低でも3ヶ月に一度は保有銘柄の状況をチェックし、必要に応じて買付け量の見直しを行おう。
チェックポイントとしては、通貨の開発状況、取引の活発さ、競合との差別化要素などを確認するとよい。
また、著しく価値が下がり続けている銘柄があれば、損切りを検討する勇気も必要だ。
積立投資の「自動化」と「定期的な見直し」をバランスよく組み合わせることで、より安定した資産形成を目指してほしい。
参考:THE OWNER「テラショックで7兆円が消滅 「汝矣島(ヨイド)の死神」が捜査開始で暗号資産どうなる?」
いろはにマネー「Terra(LUNA)とは?大暴落した仮想通貨は今後どうなる?将来性や買い方を徹底解説」
仮想通貨(暗号資産)の積立投資におすすめの取引所9選

仮想通貨の積立投資を始める場合、「どの取引所で始めるか」も重要な選択だ。
ここでは、初心者にも使いやすい積立投資におすすめの取引所とその特徴を紹介する。
Coincheck

- マネックスグループ傘下の取引所で信頼性抜群
- 銀行口座からの引き落としで入金忘れの心配なし
- アプリがシンプルで初心者でも操作しやすい
Coincheckは金融大手であるマネックスグループのひとつであり、資金力とセキュリティ面に定評がある。
積立は、指定の銀行口座から自動引き落としが可能だ。
他の取引所ではあらかじめ取引所口座へ入金が必要なケースが多いが、Coincheckなら入金忘れの心配がなく、忙しい人でも長期的に積み立てを継続しやすい。
また、アプリは分かりやすく直感的な操作で取引できる。
初めての仮想通貨であっても気軽に取り組めると評価され、アプリダウンロード数は700万ダウンロードを突破し、仮想通貨アプリにおける国内No.1のダウンロード数を6年連続で更新している。
なお、2025年5月には新たに4銘柄(ペペ、マスクネットワーク、ディセントラランド、ザ・グラフ)の取り扱いが開始された。
ビットコインといったメジャー通貨だけではなく、常に最新の仮想通貨にアクセスできる環境も整っている。
取扱銘柄数 | 31銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | 無料 |
レバレッジ | なし |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 407円 |
スマホアプリ | ◯ |
参考:Coincheck「Coincheckアプリ、ダウンロード数6年連続「国内No.1」を獲得」
Coincheck「PEPE・MASK・MANA・GRTをCoincheck販売所および取引所で5月13日取扱い開始
bitFlyer

- ビットコイン取引量9年連続国内No.1の実績あり
- 1円から積立可能で初心者も始めやすい
- 積立サイクルが多く都合に合わせて選べる
bitFlyerは国内大手の仮想通貨取引所として、ビットコイン取引量9年連続国内No.1の実績を誇っている。
利用者数は250万人を超えているにも関わらず、これまで一度もハッキングや不正被害を出していない安全性の高さも魅力だ。
積立できる銘柄は、37種類と業界トップクラスである。
仮想通貨市場では人気の通貨が時期によって変動するため、多くの選択肢があることは投資機会を逃さないという点で大きな強みとなる。
また、全銘柄に対して1円からという少額投資が可能だ。
初心者でも気軽に始められる敷居の低さが、多くのユーザーに支持されている理由の一つと言えるだろう。
積立のタイミングも幅広く選べる。
毎日1回、毎週1回、毎月2回(1日と15日)、毎月1回(1日から28日まで指定可能)と様々な取引サイクルに対応している。
取扱銘柄数 | 38銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 住信SBIネット銀行からクイック入金:無料 住信SBIネット銀行以外からクイック入金:330 円(税込)/件 |
出金手数料 | 【三井住友銀行への出金】 3万円未満:220円 3万円以上:440円 【三井住友銀行以外への出金】 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
スマホアプリ | ◯ |
GMOコイン

- GMOインターネットグループによる運営で安心
- 積立は500円からと少額から始められる
- 上級者向けのレバレッジ取引も充実している
GMOコインは、国内最大級のインターネット企業グループであるGMOインターネットグループが運営する仮想通貨取引所だ。
大手企業グループの安定した経営基盤を持つことから、高い信頼を得ている。
取扱銘柄数は28種類で、ビットコインを始めとする主要通貨から、様々なアルトコインまで幅広い選択肢がある。
初心者にとって嬉しいのは、500円という少額から積立投資を始められる点だ。
少ない資金でリスクを抑えながら投資を学べるため、取引を始めやすい。
投資経験を積んだ後には、GMOコイン独自の強みであるレバレッジ取引サービスへとステップアップできる。
国内最多の銘柄でレバレッジ取引ができるため、初心者から中級者、上級者まで長く使い続けられる取引所と言える。
取扱銘柄数 | 28銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
スマホアプリ | ◯ |
bitbank

- 取り扱い銘柄は41種類と幅広いラインナップ
- 高度な分析ツールを備えたアプリで初心者から上級者まで使いやすい
- 仮想通貨レンディングサービスで保有資産を増やせる
bitbankは41種類もの仮想通貨を取り扱っており、通貨選択の幅広さで多くのユーザーから支持を受けている。
多様な銘柄に分散投資したい投資家にとって、豊富な通貨種類は大きな魅力となるだろう。
注目すべきは、使いやすさと機能性を両立させたアプリの完成度の高さである。
様々な指数や平均線を表示できるなど高度な分析ツールを搭載しながらも、シンプルな仕様を追求しているため、投資初心者でも操作に迷うことなく利用できる。
経験を積むにつれて分析機能を活用でき、長く使い続けられる取引所といえる。
また、仮想通貨を貸して増やす「レンディングサービス」も提供しており、保有するだけでなく運用の幅を広げられる点も特徴的だ。
取扱銘柄数 | 42銘柄 |
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販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
スマホアプリ | ◯ |
BITPOINT

- ステーキング報酬を日本円で受け取れる
- 「パックつみたて」で複数の仮想通貨をまとめて購入できる
- 手数料無料、売却・出金制限なしの柔軟な運用が可能
BITPOINTは、日本で初めてステーキング報酬を日本円で受け取れるサービスを開始した。ステーキングとは、仮想通貨を保有するだけで毎月報酬が得られる仕組みだ。
通常は仮想通貨で報酬を受け取るのが一般的だが、BITPOINTでは対象銘柄に限り日本円で直接受け取れる。
そのため仮想通貨を売却し現金化する手間が省けるうえ、円建てで資産増加を実感しやすい。
積立は「個別つみたて」と「パックつみたて」との2種類から選べる。
「パックつみたて」は複数の仮想通貨をパッケージとしてまとめて購入できる日本初のサービスだ。
銘柄の選定や分散投資の手間が大幅に削減され、初心者でも効率的なポートフォリオを構築できる。
最低積立金額は5,000円からと他の取引所より若干高めに設定されているが、その代わり積立に関する手数料は無料である。
さらに、積立で購入した仮想通貨は売却や出金の制限がないため、柔軟な資産運用ができる。
取扱銘柄数 | 29銘柄 |
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販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | 無料 |
レバレッジ | なし |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 月1回無料 (月2回目以降は330円/回) |
スマホアプリ | ◯ |
楽天ウォレット

- 楽天グループ傘下の運営で取引が安心
- 楽天ポイントと仮想通貨を交換できる
- 仮想通貨購入額に応じて楽天ポイントが貯まる
楽天ウォレットは、楽天グループによる仮想通貨取引サービスで安心して利用できる。
大きな特徴は、楽天ポイントと仮想通貨の交換サービスだ。
1ポイント1円相当として、最低100ポイントからビットコインや主要な仮想通貨を購入できる。
仮想通貨の初心者でも、まずはポイントを活用して投資デビューできる点が魅力だ。
さらに、仮想通貨の購入額に応じて楽天ポイントも貯まるため、ポイントの二重取りができる。
また、保有する仮想通貨を楽天キャッシュにチャージすることで、楽天市場や楽天トラベルなど、楽天グループの様々なサービスで利用可能だ。
取扱銘柄数 | 11銘柄 |
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販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.01% Taker:無料 |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 300円(税込) |
スマホアプリ | ◯ |
OKJ(オーケーコインジャパン)

- 世界最大級OK Groupの日本法人としての信頼性がある
- 世界トップクラスの高いセキュリティ体制が整っている
- 取り扱い銘柄は43種類と幅広い
OKJ(オーケーコインジャパン)は世界最大級の仮想通貨取引所を運営する「OK Group」の日本法人だ。
世界レベルの高いセキュリティ性を誇る取引所で、顧客の仮想通貨は100%ネットと物理的に切り離された環境で保管しハッキングリスクを最小限に抑えている。
また、アクセス制御には2段階認証システムを導入し、取引時も安心だ。
国内取引所としてトップクラスの43種類もの銘柄を扱っており、メジャー通貨のみならずマイナーな通貨まで幅広く買付けができる。
取扱銘柄数 | 43銘柄 |
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販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:0.02%〜0.07% Taker:0.06%〜0.14% |
レバレッジ | なし |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 100万円未満:400円 100万円以上 1,000万円未満:770円 1,000万円以上:1,320円 |
スマホアプリ | ◯ |
バイナンスジャパン

- 65種類以上の豊富な仮想通貨を日本円で購入可能
- 積立設定が1時間から毎月まで8パターンから選べる
- 人気ポートフォリオを参考に分散投資ができる
バイナンスジャパンは世界的に有名な仮想通貨取引所「Binance」が日本人向けに展開する取引所である。
65種類以上の豊富な仮想通貨を取り揃えており、他の取引所では買付けできないマイナーな仮想通貨も入手できる。
積立サービスも充実し、1時間から毎月までの8つのパターンから細やかな選択ができ、柔軟性が高い。
さらに、複数の通貨を組み合わせたポートフォリオでの積立設定が可能で、分散投資によるリスク軽減を実現できる。
組み合わせに迷った際には、人気のあるポートフォリオパターンを参考に組み合わせを選ぶことも可能だ。
取扱銘柄数 | 59銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:0.01%〜0.1% Taker:0.025%〜0.1% |
レバレッジ | なし |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 150円 |
スマホアプリ | ◯ |
SBI VCトレード

- SBIグループの経営基盤とセキュリティ体制が魅力
- 取引形態が豊富で初心者から上級者まで利用可能
- 大口投資家向け「SBI VC For Prime」の特別サービスが手厚い
SBI VCトレードは、ネット証券大手のSBI証券と同じSBIグループの一員として、長年のノウハウを活かしたサービスを提供している。
グループの強みを活かし、三井住友カードやSBI証券との協働キャンペーンが頻繁に開催される点も魅力だ。
また、積立サービス、貸コイン、レバレッジ取引など、投資初心者から上級者まで幅広い層が利用できる取引形態が整備されている。
さらに1,000万円以上の預け入れがある大口投資家向けには「SBI VC For Prime」という専用サービスがあり、取引金額に応じたキャッシュバックや専属担当者によるサポートを受けられる。
取扱銘柄数 | 39銘柄 |
---|---|
販売所手数料 (BTC) | 無料 |
取引手数料 (BTC) | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
レバレッジ | 2倍 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
スマホアプリ | ◯ |
積立投資におすすめの仮想通貨取引所の選び方

ここでは、積立投資に適した仮想通貨取引所を選ぶポイントを解説する。
順番に見ていこう。
取引コストは低いか
長い期間をかけて買い増していく積立投資では、取引コストの低さを重視したい。
取引コストが高い取引所を利用し続けると、運用期間が長くなるほど手数料負担が重くなり、最終的な利益を圧迫してしまう可能性がある。
取引所を選定する際は、次のような手数料を確認してほしい。
- 入金手数料
- 取引所に日本円を入金するときの手数料
- 積立手数料
- 積立サービスを利用するときに発生する手数料
- 出金手数料
- 日本円として出金するときの手数料
多くの取引所では積立手数料自体は無料としているが、入金や出金に手数料を設定していることがある。
入金、出金時の手数料は見落としがちであるため注意が必要だ。
積立投資を始める際は、各種手数料をあらかじめ確認のうえ比較検討し、トータルコストを抑えられる取引所を選ぶことが大切である。
少額から始められるか
取引所を検討する際は、最低積立金額がいくらから設定できるかを確認しておこう。
仮想通貨を積み立てていくならば、一回当たりの積立金額は少ないところから選びたい。
仮想通貨になれない中で、始めから大きな金額を投じる必要があるのは、精神的なハードルが高くなってしまう。
取引所によっては、1円や500円といった非常に少額から積立を開始できるサービスを提供しているところもある。
少額から始めることで、価格変動リスクに対する心理的なプレッシャーも軽減できるだろう。
まずは少額で積立投資の仕組みや値動きに慣れ、徐々に投資額を増やしていくといった柔軟な対応も可能だ。
なお、取引所によっては現物の投資金額と積立投資の最低金額が異なることもあるため注意してほしい。
対象銘柄の量や質は良いか
どのような仮想通貨を積立対象にできるかも、取引所選びの重要なポイントだ。
取り扱い銘柄が豊富であれば、投資対象の選択肢が広がり、複数の銘柄に分散してリスクを減らす戦略を取ることもできる。
例えば、ビットコインといった主要な銘柄だけでなく、将来性を見込めるアルトコインにも分散投資したい場合、それらの銘柄を取り扱っている取引所を選ぶ必要がある。
ただし、単に銘柄数が多ければ良いというわけではない。
初心者の場合は、時価総額が大きく流動性や信頼性の高いとされる銘柄がラインナップに含まれているかを確認することが重要だ。
取引所によっては、数は少ないものの厳選された銘柄のみを取り扱っている場合もある。
自身の投資戦略や興味のある銘柄、そしてリスク許容度を考慮し、適切な銘柄選択ができる取引所かどうかを見極める必要がある。
安全に取引できるか
仮想通貨取引所に大切な資産を預ける以上、安全性は重視すべき項目の一つである。
取引所のセキュリティ対策が不十分な場合、預けている資産を失ってしまう可能性もゼロではない。
特に、長期にわたって資産を預けることになる積立投資においては、取引所の信頼性とセキュリティ体制の確認は不可欠だ。
具体的なチェックポイントとしては、以下の項目を確認してほしい。
- 金融庁に仮想通貨交換業者として正式に登録されているか
- 顧客から預かった資産をどのように管理しているか(インターネットから隔離されたコールドウォレットでの管理比率が高いかなど)
- 不正アクセスを防ぐための二段階認証が導入されているか
- 会社の資産と顧客の資産を分けて管理する「分別管理」が徹底されているか
過去のセキュリティ事故の有無や、その際の対応なども参考に、信頼できる取引所を慎重に選ぶことが重要だ。
ビットコインの積立は安定的な資産形成に最適

本記事では、ビットコインの積立について解説した。
ビットコインのような価格変動が大きい資産は、一括投資で買いのタイミングを見極めるのは難しい。
しかし、積立投資であれば定期的に一定額を購入することで、リスクを抑えつつ、長期的な視点で資産形成を目指せる。
また、少額から始められるため、金額的にも精神的にも無理のない範囲で投資を続けられる。
この機会に将来の資産形成の一つの手段として、ビットコイン積立を検討してみてほしい。
ビットコインの積立投資を始めるには、まず仮想通貨取引所で口座を開設することから始めよう。
手続きはたった数分で、未来への投資をスタートできる。
将来の自分に感謝される選択を、この瞬間から始めてみてはいかがだろうか。