- bitFlyerは豊富な取引スタイルが魅力の取引所
- 少額投資からスタートすることも可能
- 入出金のコストには注意が必要
国内のメジャーな仮想通貨プラットフォームのひとつとして知られるbitFlyer(ビットフライヤー)。
投資経験が浅い人でも使いやすい取引所だが、なかには「他のプラットフォームとの違いが分からない」という人も少なくない。
この記事では、弊社が実施したアンケート結果をもとにbitFlyerの評判や口コミを紹介する。
メリット・デメリットのどちらも解説するため、口座開設を行うときの参考にしていただきたい。
「やばい」は本当?bitFlyer(ビットフライヤー)とは

国内には多くのプラットフォームがあるが、それぞれ取扱銘柄や手数料などに違いがある。まずは、bitFlyerの基本的な特徴について確認していこう。
bitFlyerの特徴
bitFlyerは2014年に設立された取引所で、国内では老舗取引所のひとつとして知られている。
ビットコインの取引量は9年連続でNo.1となっており、多くの投資家が利用していることが分かる。
2024年11月14日には、国内のプラットフォームでは初めて預かり資産が1兆円を突破したことが発表された。
日本暗号資産等取引業協会によると、国内の仮想通貨業界全体の預かり資産は約2兆6,209億円であるため、bitFlyerはそのうち約3割を占める結果となっている。
また、取引所と販売所形式に加えて、独自の「bitFlyer Lightning」という取引形式を提供しており、現物取引だけでなく信用取引にも対応していることが特徴だ。
その他にも貸仮想通貨サービスや積立、ポイント投資などさまざまな取引スタイルがあり、幅広い投資家が利用しやすいといえる。
bitFlyerの取扱銘柄一覧表
2025年5月12日現在におけるbitFlyerの取扱銘柄一覧は下記の通りだ。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
イーサリアムクラシック(ETC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
リップル(XRP)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
ステラルーメン(XLM)
ネム(XEM)
テゾス(XTZ)
ポルカドット(DOT)
チェーンリンク(LINK)
シンボル(XYM)
ポリゴン(MATIC)
メイカー(MKR)
ジパングコイン(ZPG)
フレア(FLR)
パレットトークン(PLT)
ザ・サンドボックス(SAND)
シバイヌ(SHIB)
アクシーインフィニティ(AXS)
ディセントラランド(MANA)
イミュータブル(IMX)
エルフトークン(ELF)
チリーズ(CHZ)
エイプコイン(APE)
ダイ(DAI)
アバランチ(AVAX)
レンダートークン(RNDR)
ザ・グラフ(GRT)
ドージコイン(DOGE)
リスク(LSK)
ジパングコインプラチナ(ZPGPT)
ジパングコインシルバー(ZPGAG)
マスクネットワーク(MASK)
ポリゴンエコシステムトークン(POL)
ペペ(PEPE)
全部で38種類のコインを取り扱っており、豊富なラインナップがある。
ビットコインやイーサリアムやリップル、ライトコインなどのメジャーコインはもちろん、まだ知名度が高くないマイナーコインも多く取り扱っており、さまざまな投資意向に対応することが可能だ。
bitFlyerの各種手数料
取引コストも各取引所で大きく異なるポイントだ。ここでは、入出金や取引にかかるコストを確認しておこう。
口座開設・管理手数料 | 無料 | |
---|---|---|
日本円入金手数料 | 銀行振込 | 無料(振込手数料は利用者負担) |
クイック入金 | 住信SBIネット銀行:無料 上記以外:330円(税込) | |
日本円出金手数料 | 三井住友銀行:220~440円(税込) 上記以外:550~770円(税込) | |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) | |
取引所手数料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) |
日本円の入出金については、提携の金融機関を利用することで安価に抑えられる。ただし、入金と出金で手数料が優遇される金融機関が異なる点に注意が必要だ。
なお、「bitFlyerはやばい」と言われていることが本当かどうかは、実際に利用している投資家からの評価を確認する必要がある。次の章でくわしく紹介していこう。
評判・口コミからみたbitFlyer(ビットフライヤー)のメリット

弊社では、普段からbitFlyerを利用している投資家を対象にアンケート調査を実施した。その調査結果を見ると、bitFlyerでは主に次のような点にポジティブな声が上がっている。
- 流動性が高く安定して取引しやすい
- コストを抑えて取引ができる
- 投資以降に応じて取引方式を選べる
- 少額投資からスタートできる
- 銘柄のラインナップが豊富
- クレカ決済でビットコインが貯まる
- スマホアプリが使いやすい
それぞれアンケート結果を交えながら、くわしく紹介していこう。
流動性が高く安定して取引しやすい

取引所の流動性が高く、注文も成立しやすい。



取引規模が大きい上に、取引通貨数も非常に多く、初心者でも始めやすい。



国内最大級の取引量を誇るため流動性が高い。
bitFlyerは、前述の通りビットコインの取引量で9年連続No.1を獲得しており、流動性が高いことが特徴だ。取引所の流動性が高いことは、投資家にとって取引の安定性につながる。
利用者が少なく板に流動性がないと、なかなか売買が成立しなかったり、思うような価格帯で取引できなかったりするデメリットがある。
特に価格変動が大きい局面では、注文が約定しにくくなることで機会損失につながる可能性もあるため、流動性は取引環境を判断するうえで重要な要素となる。
その点、bitFlyerでは多くの投資家が利用しているため、板取引も活発に行われている。狙った価格帯で売買が行えるのは、投資家にとって大きなメリットといえる。
コストを抑えて取引ができる



取引手数料がリーズナブルなので余計な出費を気にせずにトレードすることができた。



取引手数料が安いので少額から取引できる。
弊社が実施したアンケートでは、取引コストについてポジティブな声が多く聞かれた。
bitFlyerではいくつかの取引方式があるが、まず販売所形式についてはスプレッドのみの負担で売買が行える。
また、取引所形式やbitFlyer Lightningの現物では、約定数量に対して0.01〜 0.15%の手数料で取引が可能だ。(bitFlyer Lightningは銘柄によって異なる)
CFDも取引コストが無料となっているため、比較的安価に利用しやすい取引所といえる。
取引コストは売買の都度発生するものであり、利益を圧迫する要因にもなりかねない。特に、短期売買を中心に行う投資家であればなおさらだ。
その点、bitFlyerではコストを抑えながら売買が行えるため、資金効率を損なわずに取引することが可能だ。
投資意向に応じて取引方式を選べる
すでに紹介している通り、bitFlyerではさまざまな取引方式がある。詳細は下記の通りだ。
- 販売所形式
- 取引所形式
- bitFlyer Lightning
- 定期貸コイン
- bitFlyer かんたん積立
- ポイント投資
一般的に仮想通貨の売買というと販売所形式や取引所形式を思い浮かべがちだが、bitFlyerでは独自の「bitFlyer Lightning」や貸コインサービス、積立サービス、ポイント投資などを取り扱っている。
たとえば、bitFlyer Lightningでは、現物取引に加えて信用取引も行える。
レバレッジをかけた取引が行えるため、ハイリスク・ハイリターン志向の投資家のニーズに合致するといえる。
また、投資経験が浅い人やリスク分散をしたい人には積立投資が向いている。積立サービスでは定期的に仮想通貨を買い付けていくため、高値づかみを避けられるメリットがある。
加えて、Vポイントから仮想通貨を購入できるポイント投資のサービスもあることから、さまざまな投資意向に対応しやすいメリットがあるといえる。
少額投資からスタートできる



1円から取引出来て、お試しにもちょうどいい。



1円から購入できるので、様々な通貨を保有しやすい。



少額から投資をすることができ、サポートが良く感じる。



少額で挑戦できて、仮想通貨を取引できる手軽さが良いと思う。



全取扱銘柄に対し、少額取引が可能。
仮想通貨投資では、各取引所によって最低取引単位が異なる。特に少額投資から始めたい場合は、いくらから仮想通貨を購入できるかチェックしておきたいポイントだ。
bitFlyerでは全ての銘柄が1円から取引できるようになっており、初めて仮想通貨投資を行う人でも気軽に購入しやすい。
また、少額投資であっても複数の銘柄に分散投資しやすいので、リスクの低減にもつながりやすい。
積立サービスについても1円から設定できるので、少額ずつコツコツと買い付けていくことも可能だ。
銘柄のラインナップが豊富



取り扱っている仮想通貨が圧倒的に多く、その分幅広くアクティブなトレードをしていける。



取扱い銘柄数が35種類以上あるため、取引したい仮想通貨を選ぶことができる。



取引できる銘柄が非常に多く、メジャーなものを選びたい初心者の方から、これから成長するマイナーなものを選びたい方まで幅広く使えるのが良い。
bitFlyerでは、全部で38種類のコインを取り扱っている。
メジャーコインからマイナーコイン、ジョークコインなど幅広い種類を取り揃えているため、投資家は投資意向や市況に応じて投資先を選定できるメリットがある。
なかには他のプラットフォームで取り扱っていないようなコインも含まれており、投資家は多様なポートフォリオを組みやすいといえる。
これらのコインはいずれも1円単位から取引できるため、少額投資でも分散投資しやすいことが特徴だ。
定期的に新しいコインが採用されているため、口座開設後も新たな投資先を検討する機会が多くあるだろう。
クレカ決済でビットコインが貯まる
bitFlyerでは、「bitFlyerクレカ」というクレジットカードを取り扱っており、利用額に応じてビットコインが還元されるサービスを提供している。
還元率は0.5〜1.0%相当であるため、たとえば1ヵ月に10万円利用すると、最低500円相当のビットコインが還元される計算だ。
還元されたビットコインは、ポイントやマイルとは違って有効期限がないため、うっかり期限切れになる心配もない。
カードには一般カードとプラチナカードの2種類があり、どちらも初年度は年会費無料だ。
プラチナカードは2年目以降に16,500円(税込)の年会費がかかるが、年間150万円以上の利用があれば年会費が無料となる仕組みとなっている。
たとえば、電気代やガス代、携帯電話料金など固定費の支払いに利用すれば、毎月の支出によってビットコインを貯めることができる。
貯まったビットコインは、もちろんbitFlyerで売却することが可能だ。
スマホアプリが使いやすい



チャートが非常に分かりやすくてアプリも直感的な操作が行えた。



スマホアプリが使いやすい。



アプリや取引画面が見やすく、分かりやすいのが良い。仮想通貨関連のニュースも配信されており、勉強にもなる。
口座開設の際は、取引ツールの使い勝手の良さも気になるポイントだ。
特に、仮想通貨は24時間365日市場がオープンしているため、スマホで手軽に取引できるかどうかが重要である。
アンケート調査では、スマホアプリの使いやすさについてポジティブな声が多く聞かれた。
投資経験が浅い人のなかには、「取引の流れが難しそう」といったイメージを抱く人も少なくない。
その点、bitFlyerでは視認性に優れたデザインとなっているため、投資経験が浅い人でも直感的に取引を進められる。
評判・口コミからみたbitFlyer(ビットフライヤー)のデメリット


多くの良い評判が聞かれたbitFlyerだが、一方で下記のようなネガティブな声が聞かれた点もあった。
- 信用取引の対象銘柄がビットコインのみ
- 入出金手数料は高め
それぞれアンケート結果を引用しながらくわしく紹介していこう。
信用取引の対象銘柄がビットコインのみ



レバレッジ取引の対象銘柄がビットコインのみであり、取引所の取り扱い銘柄が非常に少ない。



他の取引所と比較すると取り扱い通貨が少し少ない。



他の仮想通貨取引業者と比べても取扱通貨が少なく、マイナーな仮想通貨を取引することができない。
bitFlyerでは全部で38種類ものコインを取り揃えているが、そのうち信用取引の対象となっているのはビットコインのみである。
また、取引所形式についてもビットコインとエルフトークンの2銘柄のみとなっており、売買できる銘柄が限られている。
そのため、販売所形式以外で取引を行いたい投資家にとっては、やや不便を感じるかもしれない。
ただし、信用取引については、今後イーサリアムとリップルの取り扱いを開始する予定であることがアナウンスされている。
具体的な時期はまだ未定であるものの、信用取引を検討している投資家にとっては嬉しいニュースだ。
入出金手数料は高め



入出金に対する手数料が高く感じる。



日本円、仮想通貨ともに出金時に手数料がかかり、 他の取引所よりも手数料が高い。



仮想通貨の出金時に手数料がかかる。
bitFlyerでは、入出金手数料に対してネガティブな声がいくつか聞かれた。提携の金融機関を利用すれば手数料が優遇されるものの、無料で入出金を行うことはできない。
そのため、頻繁に入出金を行っているとその都度手数料がかかってしまう。なるべくコストを抑えるためには、入出金はまとめて行い、回数を減らすことを心がけたい。
bitFlyer(ビットフライヤー)はどんな人におすすめ?


これまで紹介した特徴を踏まえると、bitFlyerは下記のような人に向いているといえる。
- セキュリティを重視している人
- ビットコインの売買を行いたい人
- 少額から仮想通貨の投資を始めたい人
- アプリで快適に管理・取引したい人
それぞれくわしく解説していこう。
セキュリティを重視している人
bitFlyerでは、創業以来ハッキング被害ゼロの実績を実現している。プラットフォームでの口座開設・利用にあたっては、ハッキングによる流出リスクへの対応を重視する必要がある。
その点、bitFlyerではアンケート結果でも次のような声が聞かれている。



セキュリティ対策がしっかりしており、ハッキング被害のリスクが低い点も魅力。



セキュリティーにも力を入れている点が評価できる。



セキュリティがしっかりしており安心して使うことができる。
セキュリティを重視している人は、bitFlyerの活用を検討してみよう。
ビットコインの売買を行いたい人
bitFlyerでは信用取引や取引所形式に対応している銘柄が限定されているが、ビットコインであればどの取引スタイルにも対応している。
そのため、販売所形式以外で売買したい投資家でも不便さを感じる懸念は低いといえる。
また、信用取引や取引所形式だけでなく積立サービスにも対応しており、毎月コツコツと買い付けていくことが可能だ。
加えて、bitFlyer クレカを利用すれば、クレジットカードの利用でビットコインを貯めていくこともできる。
ビットコインを中心に投資しようと考えている人は、bitFlyerの活用がおすすめだ。
少額から仮想通貨の投資を始めたい人
bitFlyerでは、いずれの銘柄も1円単位で売買が行える。仮想通貨投資では、まとまった投資資金が必要だと思われがちだが、bitFlyerであれば少額から買付を行える。
取扱銘柄も豊富であるため、たとえば投資資金が5万円でも、1万円ずつ5銘柄に分散投資することもできる。少額投資でもしっかり分散投資ができるのは大きなメリットである。
また、積立サービスについても1円から設定可能だ。投資経験が浅い人は、まず少額の積立から始めてみるのもよいだろう。
アプリで快適に管理・取引したい人
bitFlyerでは、スマホアプリの使い勝手の良さに多くの評判が寄せられた。
スマホアプリでは視認性の高いデザインで取引が行えるだけでなく、資産の管理や市況の情報収集まで行える。
アプリ内で価格チャートやニュースをすぐに確認できるため、外出先でもタイミングを逃さずに取引できるメリットがある。
もちろんパスコードや生体認証によるログインにも対応しており、セキュリティ面でも安心感があるといえる。
仮想通貨・ビットコイン投資はbitFlyerがおすすめ!


bitFlyerでは、最短5分で口座開設が行える。ここからは、口座開設に必要なものや手続きの流れ、現在開催中のキャンペーンを紹介しよう。
口座開設のステップ
bitFlyerでは、主に下記の流れに沿って口座開設のステップを進める。
- スマホアプリをインストールする
- アカウント登録を行う
- 必要事項を入力する
- 本人確認を提出する
その後、bitFlyer側で確認作業が行われて口座開設が完了する流れだ。口座開設後は、投資資金を入金して購入手続きを行おう。
口座開設に必要なもの
口座開設を行う際は、本人確認書類が必要となる。bitFlyerでは「対面での本人確認」もしくは「クイックで本人確認」の2つの方法が利用でき、それぞれ提出できる本人確認書類が異なる。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- パスポート
- 運転免許証
- 個人番号カード
- 在留カード
対面での本人確認とは、送付された書類を受け取る際に佐川急便の配達員に本人確認書類を提示する方法である。
登録した情報と提示した本人確認書類の内容が一致しているかを確認され、誤りがないことを確認したうえで書類を受け取ることができる。
受け取りができるのは本人のみで、家族が受け取ることはできないため注意しよう。
なお、より早く口座開設が行えるのは「クイックで本人確認」である。
現在開催中のキャンペーン
bitFlyerでは、「友人招待プログラム」を常時開催している。
友人招待プログラムでは、招待URLを送付した友人や知人、家族が口座開設を行うと、招待した人とされた人のそれぞれに1,500円相当のビットコインがプレゼントされる。
受け取ったビットコインはもちろん取引に活用することが可能だ。
招待する人数に制限はないため、仮想通貨投資に興味がある友人がいる場合はぜひ本キャンペーンを活用しよう。
bitFlyerで自分に合った取引を見つけよう


bitFlyerは、販売所・取引所形式のほかに信用取引や積立サービス、ポイント投資など多くのサービスを取り扱っている。
投資家は自分の投資意向に合わせて取引スタイルを選ぶことが可能だ。
取扱銘柄も豊富で少額取引からスタートできるため、投資経験が浅い人もぜひ気軽に口座開設をしてみよう。