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Coincheck(コインチェック)の評判・口コミは?メリット・デメリットを解説

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この記事のポイント
  • Coincheckは投資経験の浅い人でも使いやすい便利な取引所
  • 送金手数料やスプレッドの広がりには注意が必要
  • 最短1日で口座開設が完了

Coincheck(コインチェック)は、日本国内でも最大級規模の仮想通貨取引所である。知名度も高く、利用を検討している人も多いだろう。

本記事では、弊社が実施した投資家への調査結果をもとにCoincheckの評判・口コミを紹介する。

取引所の特徴注意点口座開設の流れについても解説するため、利用先を検討する際の参考にしていただきたい。

目次

Coincheck(コインチェック)とは?

取扱銘柄数31銘柄
販売所手数料
(BTC)
無料
取引手数料
(BTC)
無料
レバレッジなし
入金手数料無料
出金手数料407円
スマホアプリ

Coincheckは、数多くある国内の仮想通貨取引アプリにおいてインストール数がNo.1となっている取引所だ。コインチェック株式会社が運営しており、国内大手業者のひとつといえる。

まずは、Coincheckの取扱銘柄や各種手数料について確認していこう。

取扱銘柄

Coincheckでは販売所形式と取引所形式のどちらも提供しており、取扱銘柄は取引形式によって異なる。

「販売所・取引所共通の銘柄」「販売所のみの銘柄」「取引所のみの銘柄」に分けて紹介しよう。

販売所・取引所共通の取扱銘柄ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
エックスアールピー(XRP)
ネム(XEM)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
ラップドビットコイン(WBTC)
アイオーエスティー(IOST)
エンジンコイン(ENJ)
チリーズ(CHZ)
ドージコイン(DOGE)
リスク(LSK)※取引所は一時停止中
イミュータブル(IMX)
アバランチ(AVAX)
シバイヌ(SHIB)
フィナンシェトークン(FNCT)
ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
ブラッドクリスタル(BC)
販売所のみの取扱銘柄ザ・サンドボックス(SAND)
ドットコイン(DOT)
チェーンリンク(LINK)
メイカー(MKR)
ポリゴン(Polygon / MATIC)
エイプコイン(APE)
アクシーインフィニティ(AXS)
ステラルーメン(XLM)
クアンタム(QTUM)
取引所のみの取扱銘柄イーサリアムクラシック(ETC)
ダイ(DAI)

Coincheckでは、メジャーコインであるビットコインやエックスアールピー、イーサリアムのほかに、ジョークコインやマイナーコインも多く取り扱っている。

「まずはメジャーコインで取引に慣れたい」という人から、「マイナーコインで大きな値上がりを狙いたい」という人まで幅広いニーズに対応できる取引所だ。

また、販売所形式では、クロス円だけでなくクロス仮想通貨の通貨ペアも多く取り扱っている。そのため、「保有している仮想通貨で他のコインを購入したい」というときにも便利だ。

取引所形式は販売所形式に比べるとややラインナップが少なくなるものの、それでも20種類以上のコインを取り扱っている。

販売所形式同様に幅広いコインを取り揃えているため、ビギナーから上級者まで使い勝手がいい取引所といえるだろう。

各種手数料

取引を行うときに必ず確認しておきたいのが各種手数料についてだ。仮想通貨取引所では、一般的に取引手数料や入出金手数料がかかる。

コストは利益を圧迫する要因にもなりかねないため、どれくらいのコストがかかるのかチェックしておこう。

取引所手数料銘柄によって異なる(一部無料の通貨ペアあり)
販売所手数料無料(ただし0.1〜5.0%のスプレッドあり)
入金手数料銀行振込無料(振込手数料は利用者負担)
コンビニ入金770~1,018円
クイック入金770~1,018円
※50万円以上の場合は、入金金額×0.11%+495 円
出金手数料407円
仮想通貨入金手数料無料
仮想通貨送金手数料銘柄によって異なる

Coincheckでは、日本円の入出金で手数料がかかる。銀行振込では手数料無料となっているものの、実際は振込手数料が発生するため、実質入出金の都度コストがかかると考えていいだろう。

ただし、取引所形式の売買については、銘柄によっては取引手数料がかからない。

たとえば、ビットコインやイーサリアム、エックスアールピー、ネム、ビットコインキャッシュなどはメイカーとテイカーいずれでも手数料無料だ。

コストを気にせずに売買が行えるのは、投資家にとって嬉しいポイントである。

Coincheck(コインチェック)のメリット

Coincheckの主な特徴として、下記のようなメリットが挙げられる。

  • 取扱銘柄が豊富で選択肢が多い
  • スマホアプリが誰でも使いやすい
  • ワンコインから暗号資産を購入できる
  • 貸暗号資産サービスで最大年利5%を受け取れる
  • カスタマーサポートが充実していて安心

それぞれくわしく解説していこう。

メリット①取扱銘柄が豊富で選択肢が多い

まず大きな特徴として、取扱銘柄が充実していることが挙げられる。

販売所形式では30銘柄取引所形式では20銘柄を取り扱っており、メジャーコインからマイナーコインまで幅広く取り揃えられている。

ビットコインやイーサリアムなど広く知られたコインはもちろん、値動きの大きいアルトコインでも売買できる点は、取引の幅を広げるきっかけとなる。

投資家にとって、取扱銘柄の多さは利益を狙うチャンスの多さにつながる。コインの種類が多いほど、相場動向に応じて売買する銘柄を柔軟に選ぶことができるためだ。

また、保有するコインが偏らないのも大きなメリットだ。メジャーコインからマイナーコインまで複数のコインへ分散投資できるため、リスクの低減にも役立つといえる。

メリット②スマホアプリが誰でもでも使いやすい

Coincheckでは、取引に使用する専用ツールのアプリを無料で提供している

仮想通貨の取引と聞くと、「取引がややこしくて難しそう」、「ツールを使いこなす自信がない」というイメージを持つ人も少なくない。

しかし、Coincheckのアプリではシンプルで分かりやすい設計となっており、直感的に操作しやすいデザインが採用されている。

そのため、仮想通貨の取引に不慣れな人でも迷わずに操作することが可能だ。

ホーム画面では、保有している資産の状況や値動きを確認することができ、知りたい情報をスムーズに掴むことができる。

また、チャート画面もシンプルで見やすい設計で、ワンタップで購入画面へと進むこともできる。

プッシュ通知を設定しておけば、相場の急変動などについてリアルタイムで通知されることから、情報収集に苦労することもないだろう。

スマホひとつで取引が完結するため、「移動中や休憩時間などに仮想通貨の取引をしたい」という人にもおすすめの取引所である。

メリット③ワンコインから暗号資産を購入できる

Coincheckは、500円からビットコインが購入できることも魅力のひとつだ。

ビットコインは2025年5月1日現在で1,300万円を超える価格になっており、「購入にはまとまった資金が必要」と考えている人も少なくない。

しかし、最低取引単位は取引所によって異なっており、Coincheckでは500円からビットコインを購入することができる。

特に、投資経験が浅い人にとっては、いきなりまとまった金額を仮想通貨へ投資することに抵抗を感じる人もいるだろう。仮想通貨は値動きが大きくなりやすく、買い時の判断も難しい。

その点、Coincheckではワンコインから投資できるため、少額から気軽に取引をスタートしやすい。

たとえば、「1週間に1回500円ずつ購入する」という方法も可能であるため、購入のタイミングを分散しやすい点も大きなメリットだ。

メリット④貸暗号資産サービスで最大年利5%を受け取れる

貸暗号資産サービスで、最大年利5%を受け取れることも大きな利点である。

貸暗号資産サービスとは、保有している仮想通貨を取引所へ貸し出すことで、その数量と期間に応じて利息を受け取れるサービスである。

Coincheckではビットコインやエックスアールピーなど多くの銘柄が貸暗号資産サービスに対応しており、最大年利5%の利息を受け取ることができる。

ただし、貸暗号資産サービスへ貸し出している間は、送金・出金などの手続きが制限される。

そのため、短期売買目的ではなく、当面は仮想通貨のまま保有する予定のものを貸し出すようにしよう。

なお、貸し出しに対する利息については、仮想通貨が返却される際にまとめて支払われる仕組みとなっている。

メリット⑤カスタマーサポートが充実していて安心

取引所を利用する際は、カスタマーサポートの内容についてもチェックしておきたい。

仮想通貨は24時間365日取引ができることが特徴だが、中にはサポートセンターの対応時間が短かったり、なかなか連絡がつながらなかったりするケースも珍しくない。

Coincheckでは電話での問い合わせには対応していないものの、アプリ内の「問い合わせ」からすぐに不明点をたずねることができる。

2022年には、HDI格付けベンチマークの「問合せ窓口格付け(メール窓口)」において最高評価の三つ星を獲得しており、外部機関からも高い評価を得ている。

特に、投資経験が浅い人にとってカスタマーサポートが充実している点は安心感にもつながる。

Coincheckであれば取引アプリからすぐに問い合わせができるため、不明点を解消しながら取引を行えるだろう。

Coincheck(コインチェック)のデメリット

さまざまなメリットがあるCoincheckだが、その一方で次のような点にも注意したい。

  • レバレッジ取引を取り扱っていない
  • 仮想通貨の送金時に手数料がかかる
  • スプレッドが広がってコストがかさみやすい

それぞれくわしく解説していこう。

デメリット①レバレッジ取引を取り扱っていない

仮想通貨では現物取引のほかにレバレッジをかけた取引も可能である。日本では金融商品取引法によって、最大2倍までのレバレッジをかけることが認められている。

ただし、Coincheckではレバレッジ取引を取り扱っていないため、取引は現物のみに限られる。

レバレッジ取引は実際の資金よりも大きな金額で取引が行えることから、資金効率を上げたい投資家やリスクを取ってリターンを狙いたい投資家には需要がある。

したがって、レバレッジ取引をメインに取り組みたい投資家にとってはやや使い勝手が悪く感じられるかもしれない。

とはいえ、取引所形式で多くの銘柄が手数料無料となっているのは大きな魅力であるため、現物取引とレバレッジ取引によって取引所を使い分ける方法もおすすめだ。

デメリット②仮想通貨の送金時に手数料がかかる

複数の取引所を使い分けるときに注意したいのが、仮想通貨の送金手数料についてだ。Coincheckでは、仮想通貨の送金時に手数料がかかる仕組みとなっている。

ここでは、主要銘柄の手数料を確認しておこう。

スクロールできます
銘柄送金手数料
BTC0.0005 BTC
ETH0.005 ETH
ETC0.01 ETC
LSK0.1 LSK
XRP0.15 XRP

なるべくコストを抑えるためには、1回あたりの送金額を多くして資金移動の回数を減らすことが重要だ。

デメリット③スプレッドが広がってコストがかさみやすい

販売所形式での取引で注意したいのが、スプレッドについてである。販売所形式では取引手数料がかからない代わりに、スプレッドと呼ばれる手数料相当額を負担する必要がある。

Coincheckではおよそ0.1〜5.0%の幅でスプレッドが変動しており、市況によっては広がってしまうケースも少なくない。

スプレッドは取引の実質的なコストとなるため、なるべくスプレッドが狭いところを狙って取引したい。

スプレッドは市場の流動性が低下している時間帯や、大きな市場変動要因が発生したときなどに広がりやすい。こうしたタイミングは避けて取引を行うようにしよう。

【評判・口コミ】Coincheck(コインチェック)利用者の声

利用先を決める際は、他の投資家からの評判や口コミをチェックすることが重要だ。ここからは、弊社が実施したアンケート結果に基づき、良い評判と悪い評判に分けて紹介していこう。

良い評判・口コミ

Coincheckでは、初心者でも使いやすい取引ツールに良い評判が聞かれた。投資経験が浅い人でも悩まずに使える点は、安心感にもつながるポイントだ。

40代男性

初心者でも使いやすいデザインが魅力。アプリや取引画面がシンプルで直感的に操作できるので、仮想通貨を始めたばかりの人でも迷わず使えます。

50代女性

チャート画面や取引画面が見やすくて、私のような主婦でも使いやすく感じます。

20代男性

初心者でも直感的に操作できるシンプルなデザインで、暗号資産の購入や売却、チャートの確認などが容易に行える

また、取扱銘柄の多さも高く評価されているポイントだ。投資先の選択肢が広がることは、利益を得る機会の多さにもつながるだろう。

30代男性

取り扱い通貨が豊富で、様々な種類の仮想通貨に投資できるのが一番のメリット。

40代男性

取り扱っている仮想通貨の種類が多く、選択肢が豊富。

40代男性

取扱銘柄も多いので、主要な仮想通貨を一通りカバーしている。

加えて、500円から取引できる点にもポジティブな声が聞かれた。少額から気軽にチャレンジできるため、投資経験が浅い人でも取り組みやすいといえる。

30代女性

スマホから簡単に出来、少額でも利用できる点がとてもいい。

30代女性

少額から取引できるため、仮想通貨初心者にもハードルが低い。

40代女性

少額から取引できるので初心者でも取引しやすい

悪い評判・口コミ

一方、手数料やスプレッドについてはネガティブな声も聞かれている。コストを抑えるためには、送金回数や取引のタイミングなどに工夫が必要となるだろう。

30代女性

他社では取引所側が負担してくれるところがあるが、送金時に手数料がかかる。

30代男性

スプレッドがやや広い点は改善してほしい。

30代男性

仮想通貨の送金時にどうしても手数料がかかってしまうので少し残念。

また、レバレッジ取引に対応していない点にも不満の声が聞かれている。レバレッジ取引を検討している人は、取引方法によって業者を使い分けることも検討してみよう。

20代男性

レバレッジ取引に非対応なため、レバレッジ取引を中心に考えている人には不向き。

40代男性

レバレッジ取引に対応していないところを改善してほしい。

30代女性

レバレッジ取引ができないので、ハイリターンを狙った取引はできないのが残念。

分かりやすいシンプルな取引を求める人におすすめ

Coincheckはワンコインから始められる点や、アプリが直感的に操作が行えるデザインになっていることから、シンプルで分かりやすい取引を求める人に向いているといえる。

「まずは少額からチャレンジしてみたい」、「取引の流れを理解できるか不安」という人は、ぜひCoincheckの利用がおすすめだ。

仮想通貨・ビットコイン投資はコインチェックで始めよう

Coincheckでは、4つのステップで口座開設が行える。口座開設は最短1日で完了し、すぐに取引を始めることができる。

ここでは、口座開設の流れをくわしく紹介していこう。

STEP1:アプリをインストールする

口座開設にはCoincheckのアプリが必要となる。まずは、スマホにインストールして手続きを進めよう。

STEP2:アカウントを作成する

次にメールアドレスとパスワードを設定する。パスワードは大切な資産を守るためのものでもあるため、他のサービスと同じものを使い回すことは避けるようにしよう。

その後、重要事項の確認を行い、電話番号の登録を行う流れへ進む。

STEP3:必要事項を入力する

電話番号の認証後、氏名や住所、生年月日などの必要事項を入力する。登録した内容は、後ほど提出する本人確認書類と併せて確認されるため、誤りのないように正しく入力しよう。

STEP4:本人確認を行う

次に、アプリ上で本人確認を行う。提出できる本人確認書類は下記の通りだ。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 個人番号カード
  • パスポート
  • 在留カード、特別永住者証明書 (外国籍の方に限る)

本人確認の方法は、提出する本人確認書類の種類によって異なる。個人番号カードの場合は「写真で本人確認」もしくは「かざして本人確認」、それ以外の場合は「写真で本人確認」が利用できる。

ここでは、写真で本人確認の手順を確認していこう。

写真で本人確認
  • 必要事項の入力後、本人確認書類を撮影する手順へと進む。「表面を撮影」、「斜め上から撮影」、「裏面を撮影」など画面の指示に従って撮影しよう。
  • 次に顔写真の撮影へと進む。正面の撮影に加えて、首を振りながらの撮影も指示されるため、画面に従って撮影を行う。

撮影を終えたら口座開設手続きが完了となる。その後、Coincheck側で審査が行われ、無事に通過したらメールにて通知が送られる仕組みだ。

Coincheckは初心者でも使いやすい取引所

Coincheckは500円から購入ができる点や、アプリがシンプルで分かりやすい点などから、初心者でも使いやすい取引所といえる。口座開設はアプリで完結でき、最短1日で取引を開始できる。

「まずは少額取引からチャレンジしたい」、「シンプルで分かりやすいツールを使いたい」という人は、ぜひCoincheckを利用してみよう。

よくある質問

コインチェックで口座を作るのは無料ですか?

Coincheckでは口座開設に手数料はかからない。開設後も口座管理手数料などはかからないため、安心して開設手続きを行おう。

ただし、取引にあたっては入金手数料や出金手数料、取引手数料などがかかる。取引を始める際は、各種手数料をしっかりと確認しておこう。

口座開設は誰でもできますか?

Coincheckでは、18歳未満および75歳以上は口座開設が行えない。日本国外に居住している場合も口座開設が行えないため注意が必要だ。

また、口座開設の際はCoincheck側で審査が行われる。具体的な審査基準は公表されていないが、審査にクリアすると口座開設が行える仕組みだ。

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