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一時払終身保険のおすすめランキング!人気の商品や保険を選ぶポイントを紹介

この記事で解決できるお悩み
  • 一時払終身保険を利用するメリット・デメリットが知りたい
  • 一時払終身保険の人気ランキングが知りたい
  • 一時払終身保険を選ぶ上で重視すべきポイントが知りたい

一時払終身保険は、積立利率が高く保障範囲も広いため、人気が高い保険である。

そんな保険について、加入する際に重視すべきポイントや人気の商品を知っておきたいという人も多いだろう。

そこで本記事では、一時払終身保険の特徴やメリット・デメリット、そして人気商品のランキングを解説する。

さらに保険を選ぶ上で重視すべきポイントについても解説するので、一時払終身保険に加入したいと考えている人はぜひ参考にしてほしい。

目次

一時払終身保険について理解しよう

一時払終身保険について理解しよう 生命保険ナビ

もし自分に何かあった時に、残された家族が生活に困らないようにあらかじめ準備をしておくことは大切だ。

残された家族の生活費はもちろん、子どもがいれば先々の教育費についても考えておかなければならないだろう。

ここでは一時払終身保険とは何か、具体的なメリット・デメリット、上手な活用法などについて解説していく。

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一時払終身保険とは何か

一時払終身保険は、契約時に必要な保険料を一度で支払う方式の終身保険だ。

初めにまとまった支払いが必要だが、通常の月払や年払の終身保険と比べて総保険料が割安になる点が特徴だ。

さらに、解約を検討する際は、解約時に返還される金額(解約返戻金)が初回払い金額を超えるまでの期間も短くなっている。

一時払終身保険には、日本円だけでなく、外貨を使った商品も存在する。

一時払終身保険のメリット

一時払終身保険のメリットは、おもに以下の点だ。

  • 保険金を受け渡す相手を指定できる
  • 相続税を安くできる
  • まとまった金額をすぐ準備できる

受け渡す相手を指定できる

終身保険を利用する最大の利点の一つは、受け取り手として望む人を指名できることだ。

死亡保険金を受け取る権利は、指定された「受取人の固有の財産」とみなされるため、遺産分割の際の対象から除外される。

この特徴は、遺言がない場合や特定の相続人が遺留分を十分に受け取れない状況になった時に、想定外のトラブルや法的対立を避けるのに役立つ。

相続税を安くできる

終身保険をうまく活用すれば、相続税の節税効果も期待できる。

死亡保険金は一定の非課税枠を享受できるため、うまく活用すると節税が可能だ。

具体的には、「500万円×法定相続人数」の範囲で非課税になるのだ。

たとえば、法定相続人が3人の場合は1,500万円が非課税となる。

この特性を利用すれば、相続税の評価額を大きく減少させることができる。相続税対策を検討している方は、加入を検討する価値があるだろう。

まとまった金額をすぐ準備できる

終身保険のもう一つの特長は、遺産分割の合意が取れる前でも、死亡保険金を早期に受け取ることができる点だ。

これは、大きな相続税の支払いがある場合や相続財産が主に不動産で手元に十分な現金がない状況でも、保険金を資金源として活用できるという利点がある。

つまり、遺産の分割協議が難しい場面や即座に現金が必要な場合でも、保険金を頼りにすることができるだろう。

一時払終身保険のデメリット

一方で、一時払終身保険のデメリットは、おもに以下の点だ。

  • 保険料の支払いにまとまった資金が必要
  • 中途解約をすると元本割れする
  • 生命保険控除を1回しか受けられない

保険料の支払いにまとまった資金が必要

一時払い終身保険の特長は、生涯の保障を一度の支払いで得られることだ。

このため、貯蓄性が高くなると言われている。

しかし、実際にこの保険に加入するには、初めに100万円以上といった大きな金額の支払いが求められるケースが多い。

「一時払」なので、契約時に多額の現金が必要となる点に留意しよう。

手元のキャッシュが無くなってしまうことに不安を感じる場合は、活用するべきかきちんと検討することが大切だ。

特に、若いうちに加入すると保険料は低めに設定されるが、それでも初めに必要となる金額は決して小さくはない。

中途解約をすると元本割れする

終身保険は、加入後に解約を考えた際に返戻率が高いとされているが、運用期間が短いと解約返戻金は支払った保険料を下回るリスクがある。

特に加入直後の数年間はこの傾向が顕著で、大きな金額を一度に支払ったにも関わらず、元本が割れる可能性がある。

早期の解約を考えている人は、いつ解約しても元本以上の返戻金が得られるのか、よく調べることが大切だ。

生命保険控除を1回しか受けられない

生命保険料控除というメリットが年間で受けられるのは、通常の保険の場合だ。

しかし、一時払い終身保険では一度しか支払いがないため、控除を受けられるのも加入年の1回のみとなる。

最大控除額は4万円と決まっており、数百万円という大きな保険料に対しては、この恩恵は少ないと感じるかもしれない。

ただ、一時払いは総額が少なくなるため、長い目で見れば控除の回数はあまり重要ではないとも言えるだろう。

一時払終身保険の上手な活用法とは

一時払終身保険は、特定の相続ニーズに合わせて最適に活用することができる。

例えば、子どもへの財産の承継を多くしたい場合や、障害を持つ子どもの将来のケアに必要な資金を確保したい場合などだ。

また、特定の子どもに多くの財産を相続させたいと考えている家庭や、資産を売却せずに生命保険金での納税を考えている家庭にもおすすめだ。

生命保険を選択することで、相続に関する具体的な計画を家族で話し合うきっかけになり、一緒に未来を見据える大切なステップとなるだろう。

一時払終身保険の種類

一時払終身保険の種類 生命保険ナビ

一時払終身保険には、円建てや外貨建て、または変額終身保険など3つの種類がある。

こちらでは、各々の一時払終身保険の特徴についてポイントを解説する。

円建て一時払終身保険

円建ての一時払終身保険は、契約時に日本円を使って保険料を一度だけ支払う形式の保険だ。

これにより、保険金やその他の関連金額はすべて日本円で取り扱われる。

「外貨だとややこしい」と感じる場合は、円建ての保険を活用すると良いだろう。

一時払いであることから、計画的に資金を準備することで、将来の安定した保障を手に入れることが可能である。

外貨建て一時払終身保険

外貨建ての一時払終身保険は、保険料を外貨(米ドルなど)で運用するタイプの保険だ。

保険金の受け取りは、円または外貨のどちらでも可能な場合が多い。

しかし、外貨での運用には、為替の影響を強く受けるリスクがある。

これは、受け取る保険金額が当初の想定より少なくなる可能性、反対に増える可能性があることを意味する。

円建て保険よりも複雑で為替リスクを考慮する必要があることから、契約する前に詳細をよく確認することが重要だ。

一時払変額終身保険

一時払変額終身保険は、契約者が特定の投資先を選んでその運用成果によって保険の内容が変わる形式のものだ。

具体的には、株や債券などの投資商品で保険料を運用し、その収益に応じて保険金や返戻金が変動する。

高リターンを追求する一方で、損失のリスクも伴う。

特定の運用先を選ぶことができるので、自らのリスク許容度に合わせて選択することができるが、その際にリスクとリターンのバランスをしっかりと理解する必要がある。

さらに、この保険も様々な費用がかかるので、詳細は事前にしっかりと確認しよう。

また一時払いの商品では、終身保険と変額保険を組み合わせたハイブリットな商品もあり、保険商品としては、払い込んだ保険料が定額部分と変額部分の構成で運用される。

一時払終身保険の人気商品ランキング 

一時払終身保険の人気商品ランキング  生命保険ナビ

一時払終身保険の概要がわかったところで、ここからはおすすめの保険商品を紹介する。

一時払終身保険は、死亡保障や貯蓄性、相続対策に有効という特徴から人気の保険で、ここでは厳選して3つポイントを解説していく。

【ソニー生命】米ドル建一時払終身保険

ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」のおすすめポイントは、下記のとおり。

  • 1年毎に死亡保険が増加する
  • 為替手数料が安め
  • 解約控除がない

ソニー生命の「米ドル建一時払終身保険」は、外貨を基盤にした独特の保険プランだ。

このプランの最大の特徴は、死亡保険金が1年ごとに増加するという点である。

特に男性の場合、健康上の心配があっても85歳まで、女性は90歳までこの保険に入ることが可能だ。

この特徴によって、資産を増やして家族への遺産として残す手段として役立つ。

そして、もう一つの魅力は特別な告知や診査なしに申し込むことができる点だ。

払込んだ保険料を超える金額を死亡保険金として受け取る可能性が高まるため、死亡保障を目的とする方にとって、非常に魅力的な選択肢となっている。

さらに、為替に関連する手数料は非常に低く1米ドルにつき1銭というリーズナブルな設定だ。

他社の商品と比較しても格安なので、コストを抑えられる。

保険会社名ソニー生命保険株式会社
商品名米ドル建一時払終身保険
契約年齢男性:50~85歳
女性:50~90歳
告知内容なし
通貨米ドル
積立利率(2023年8月時点)不明
利率固定期間全保険期間
最低一時払い保険料1万米ドル
為替手数料0.01円/1米ドル

【明治安田生命】贈与がかんたん外貨建て一時払終身保険

明治安田生命「贈与がかんたん外貨建て一時払終身保険」のおすすめポイントは、下記のとおり。

  • 相続対策がしやすい
  • 割安で死亡保障を準備しやすい
  • 健康状態の告知が不要

明治安田生命の「贈与がかんたん外貨建て一時払終身保険」は、相続や贈与に関する課題をスマートに解決するための画期的な保険商品だ。

定期的に贈与を考えている人が、税務上の心配をせずに進められるのがこの保険の最大の魅力だ。

年間110万円以下の贈与であれば、贈与税を支払う必要がない。

そして、この贈与を通じて相続財産を減少させることで、将来的な相続税の軽減も期待できる。

さらに、この保険を利用すると自分の望む遺産の分割方法を前もって準備できる。

これにより、家族間の争いを避ける手助けをすることが可能だ。

家族に計画的に資産を承継する方法として、この保険は非常に役立つ。

また、健康状態を気にすることなく煩わしい手続きもなしにこの保険に参加できるのも魅力だろう。

保険会社名明治安田生命保険相互会社
商品名贈与がかんたん外貨建一時払終身保険
契約年齢満18歳~満90歳
告知内容なし
通貨米ドル
積立利率(2023年8月時点)3.22~3.75%
利率固定期間4年または9年
最低一時払い保険料300万円
為替手数料払込時:TTM+25銭
受取時:TTM-25銭

【住友生命】充実クラブJプラス

住友生命「充実クラブJプラス」のおすすめポイントは、下記のとおり。

  • 契約時に解約返戻金が確定している
  • 2つの保険期間がある
  • 自分で解約返戻金を使える

「充実クラブJプラス」は、住友生命が提供する一時払い終身保険の商品名で、この保険の大きな特色は、契約時点で解約返戻金の金額が確定していることだ。

これにより、安心して将来の計画を立てることができる。

また、この保険には「第1保険期間」と「第2保険期間」という2つの期間が設置され、第1保険期間は、契約時の年齢によって5年もしくは10年と定められている。

この期間中の解約返戻金は元々の保険料と同じ額で、その後の第2保険期間では解約返戻金が徐々に増加していき、元の保険料よりも高い金額を受け取ることが可能となる。

解約返戻金は、各月の金利状況に基づいて調整される予定利率で運用されるため、時間が経つにつれて金額が上がることも期待できる。

また、死亡保険金の受取人を家族など、特定の人物に指定することも可能だ。

保険会社名住友生命保険相互会社
商品名充実クラブJプラス
契約年齢15~90歳
告知内容職業
通貨日本円
積立利率(2023年8月時点)不明
利率固定期間契約した月まで
最低一時払い保険料100万円
為替手数料なし

一時払終身保険を選ぶ上で重視すべきポイント

一時払終身保険には外貨建てや円建て、変額保険など多くの種類があり、それぞれで特徴が異なるので注意が必要だ。

そこで、ここでは一時払終身保険を選ぶ上で重視すべきポイントをいくつか紹介する。

自分の目的に合った保険を選ぶ

一時払終身保険を選ぶ際の第一のステップは、自分のニーズを明確にすることだ。

このタイプの保険は保険料を契約時にまとめて支払う形になるため、初期の投資が大きくなる。

また、早期に契約を解除すると、支払った保険料が完全に戻ってくるとは限らない。

さらに、保険の形態も多種多様で外貨建てや円建て、変額保険など各々にメリット・デメリットが存在する。

希望する保険金の使途やそれぞれの商品の特性をよく理解し、最も自分のライフプランに適しているものを選ぶことが大切だ。

円建てと外貨建てのどちらを利用するか考える

終身保険を選ぶ上で、円建てと外貨建て2つの選択肢がある。

おもな違いは通貨のベースとなる部分で、外貨建て保険は外貨の金利のメリットを享受できる一方、為替の変動によるリスクも抱えている。

一方、円建てはそのリスクは少ないものの、金利の上昇の恩恵を受けにくいのが現状だ。

高リターンを狙うのか、安定を優先するのか、それぞれの特性を理解した上で自分のリスク許容度に合わせて選ぶべきだろう。

解約返戻率で判断する

終身保険のメリットの一つは、保険料が無駄にならないことで、契約期間を全うすれば、遺族は確実に保険金を受け取ることができる。

また、時間の経過とともに解約時に受け取れる金額も増える特性がある。解約返戻金は、将来の計画に役立てることも可能で、さらに、特定の契約形態では死亡保険金の非課税制度も利用でき、相続税の軽減にも寄与する。

そのため、保険を選ぶ際には、この解約返戻率をしっかりとチェックすることが大切となるだろう。

まとめ

まとめ 生命保険ナビ

一時払終身保険の特徴やメリット・デメリット、そして人気商品のランキング、また、選ぶ上で重視すべきポイントについて解説した。

一時払終身保険は保険料総額を抑えながら、保障と貯蓄を両立できるメリットがある。

ただ、早期解約すると元本割れとなるケースもあるので、注意が必要だ。

加入時には各保険会社商品を返戻率などで比較し、自分の目的に合った商品を選んでほしい。

もし、本記事の内容だけではどの一時払終身保険を選ぶべきかわからないという人は保険のプロに相談することも検討しよう。

一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、あなたに必要な一時払終身保険を選ぶことができるはずだ。

また、保険のプロは数多く存在し、自分にとって最適な担当なのかを見定めるのは難しいだろう。

そんな時はマッチングサイトである「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。

無料で利用できるので、是非活用してほしい。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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