MENU

40代の保険料はどのくらい?生命保険の平均月額を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 40代で生命保険に加入したいが、保険料をいくらにすべきかわからない
  • 平均的な生命保険の月額料金が知りたい
  • 自分に最適な生命保険を見つけたい

40代は家庭と仕事両方で大いに活躍する時期であるため、保険選びも慎重に考えなくてはならない。

本記事では、40代の平均的な生命保険の月額保険料や、40代が入っておくべき保険について解説する。

さらに40代が保険選びや保険の見直しの際に見ておくべきポイントも解説している。

40代で今後の保険をどうしていくべきか悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んで、自分に適した保険を見つけていただきたい。

目次

40代の平均月額保険料はどのくらい?

40代の平均月額保険料はどのくらい? 生命保険ナビ

40代のみなさんは、ほかの家庭ではどのくらいの保険料を支払っているか、ふと気になることがないだろうか。

働き方やライフステージによって保険料の額に違いがあるか、生命保険文化センターの調査結果を紹介する。

40代で保険へ加入している人の割合

40代で保険へ加入している人の割合を、世帯主・配偶者に分けて紹介する。

配偶者より世帯主のほうが加入率は高めだが、いずれも40代の8割が保険に加入していることがわかる。

30代よりも多く、50代よりも少ない。

世帯主の加入率

29歳以下63.5%60~64歳89.3%
30~34歳87.8%65~69歳90.8%
35~39歳83.3%70~74歳82.4%
40~44歳88.6%75~79歳79.1%
45~49歳89.6%80~84歳68.1%
50~54歳90.3%85~89歳56.6%
55~59歳91.8%90歳以上30.4%
出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査p10」

配偶者の加入率

29歳以下63.0%60~64歳85.5%
30~34歳72.2%65~69歳84.7%
35~39歳80.4%70~74歳78.6%
40~44歳82.2%75~79歳72.8%
45~49歳84.1%80~84歳62.5%
50~54歳85.5%85~89歳42.4%
55~59歳87.5%90歳以上40.0%
出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査p12」

次に世帯主・配偶者が加入している死亡保険の保険金額を確認する。

40代の死亡保険金額は、世帯主は約2000万円、配偶者は働き方によって差があり、500〜1000万円となっている。

配偶者の働き方別に、世帯主と配偶者の死亡保険金額を合計すると、「無職」は2554万円、「パート・派遣」は2394万円、「フルタイム」は3141万円となる。

世帯で考えると、2500〜3000万円が平均だと考えられる。

世帯主の死亡保険金額

世帯主年齢配偶者
無職パート・派遣フルタイム
30(歳)代以下2054万円1736万円2148万円
40(歳)代1904万円1856万円2193万円
50(歳)代1660万円1831万円1669万円
60(歳)代991万円795万円1480万円
出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査p229」

配偶者の死亡保険金額

世帯主年齢配偶者
無職パート・派遣フルタイム
30(歳)代以下503万円437万円838万円
40(歳)代650万円538万円948万円
50(歳)代551万円548万円705万円
60(歳)代501万円519万円693万円
出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査p229」

40代は平均で保険に月額いくら払っているのか

次に世帯主が40代の世帯で年間支払う保険料について確認する。

配偶者の働き方によって差があるが、おおむね33万円〜43万円となっている。月額3万円前後の保険料を支払っていることがわかる。

世帯年間払込保険料

世帯主年齢配偶者
無職パート・派遣フルタイム
30(歳)代以下32.2万円32.3万円40.9万円
40(歳)代33.5万円32.8万円42.9万円
50(歳)代35.9万円42.4万円60.6万円
60(歳)代41.5万円37.8万円63.5万円
出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査p231」(2023年10月26日調査)

ライフステージ別の保険料

世帯主年齢で40代の家庭がどのようなライフステージにあるか確認する。

年代別ライフステージ別の保険料ではまとめられていないため、まずはライフステージ別の40代の割合をみておく。

40~44歳45~49歳
夫婦のみ14.7%21.3%
末子乳児14.1%6.3%
末子保育園児・幼稚園児23.5%8.2%
末子小・中学生29.7%30.2%
末子高校・短大・大学生5.3%26.4%
末子就学終了1.0%3.4%
その他4.7%5.7%
出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査p237」

40(歳)代では、末子小・中学生が最も多く、40(歳)代前半なら末子保育園児・幼稚園児、40(歳)代後半なら末子高校・短大・大学生と続く。夫婦のみの家庭も一定割合みられる。

次にライフステージ別の世帯年間払込保険料を確認する。

世帯年間払込保険料

末子乳児33.2万円夫婦のみ(40歳未満)21.0万円
末子保育園児末子幼稚園児40.2万円夫婦のみ(40~59歳)37.4万円
末子小中学生36.9万円高齢夫婦有職(60歳以上)37.9万円
末子高校・短大大学生36.3万円高校夫婦無色(60歳以上)31.9万円
末子就学終了42.1万円
出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査p220」

40(歳)代の世帯年間払込保険料として、「末子小・中学生36.9万円」「末子保育園児・幼稚園児40.2万円」「末子高校・短大・大学生36.3万円」「夫婦のみ37.4万円」に該当し、月3万円強の保険料を負担していることがわかる。

平均月額保険料がわかったら!40代が入っておくべき保険の種類

40代が入っておくべき保険の種類 生命保険ナビ

40代が加入しておいたほうがよい保険の種類として、医療保険と就業不能保険、死亡保険を紹介する。

なお、ここで紹介する保険以外では個人年金保険やがん保険、介護保険などもあり、合わせて検討するとよい。

医療保険

40代は少しずつ健康に不安を感じる人が増えてくる年代ではないだろうか。

50代・60代となると病気やケガで入院する可能性が高くなってくるため、40代で医療保険に加入しておけば、保険料はお手頃で保険を活用できる。

配偶者も医療保険に加入するかどうかは、ほかの保険との兼ね合いで変わるが、同じ40代であれば、加入しておいたほうが安心だ。

夫婦二人で6000円〜1万円程度なら月額3万円以内におさえられる。

就業不能保険

就業不能保険は、保険会社が定める就業不能状態になった場合に、給付金が受け取れる保険である。

就業不能保険は、死亡保険や医療保険と比べると、加入割合は低いが、商品を比較して選定すると、保険料の負担をおさえて加入できる。

たとえば、SBI生命の「働く人のたより(就業不能保険)」では、初期支払削減特則を付ければ、月々10万円の保障で、保険料は1510円となる。

働けなくなったときの全額をカバーするのは難しいかもしれないが、万一のときの助けとなるだろう。

予算に余裕があれば検討しておきたい保険である。

死亡保険

死亡保険は、収入や家族構成に応じて加入する。共働き世帯であれば、保険金額を分散することになる。

死亡保険には、貯蓄タイプの低解約返戻金型終身保険や掛け捨てタイプの収入保障保険がある。

貯蓄タイプと掛け捨てタイプのどちらを選ぶかは状況によるが、就業不能保険や学資保険などほかの保険も活用したい場合は、保険料の負担をおさえるために掛け捨てタイプでもよいだろう。

低解約返戻金型終身保険は、一生涯の保障となるため、末子独立後の多額の保障額が不要になったあとでも活用できる。

40代の平均月額保険料を踏まえた保険選びと見直しのポイント

保険選びや保険を見直す際のポイント 生命保険ナビ

初めて保険を検討する人やそろそろ保険の見直しを考えている人には、ポイントをおさえた保険選びが重要となる。

ここでは、これから保険選びを検討している人向けに保険選びのポイントを紹介する。

自分に必要な保障内容を理解する

保険の種類は数多い。どの保険でも家族を守るために活用できるが、どのような保障内容が必要かについて検討しなければならない。

前述した医療保険や就業不能保険、死亡保険は優先度の高い保険である。

またすべての必要保障額を保険でカバーせず、一部のみカバーする方法もある。

たとえば、極端に死亡保険のみ高額な保険料を支払うと、死亡保険を使用する場合はよいが、ほかのリスクが発生した場合には対応しにくくなる。

幅広いリスクに対応できるよう保障内容を検討しよう。

保障期間を確認する

保険は、リスクが発生する可能性がある時期に合わせて加入する。

たとえば、死亡保険の場合、必要保障額は末子誕生時に最も高くなり、徐々に減少する。

家族の生活資金や教育資金目的の死亡保険であれば、末子独立時を保障期間の最後に設定するとよい。

一方、葬儀代や相続税の納税対策などは、終身保険のような一生涯保障が続くタイプが向いている。

医療保険も基本的には終身タイプが向いている。

ただし、死亡保険や医療保険には一定期間のみ保障を受けられる定期タイプもある。状況に応じて選択するとよい。

自分のライフステージに合わせた保険の見直し

冒頭で40代だけでなく、さまざまな年代やライフステージの保険データを紹介した。

必要な保険はライフステージによって変化するため、定期的な保険の見直しが重要となる。

何十年もそのままにしておくと、無駄な保障をいつまでも続けていることになりかねないため、生活に変化が起きたら、保険の見直しを検討しよう。

40代が支払う平均月額保険料はおよそ3万円前後!

まとめ 生命保険ナビ

本記事では、40代の平均月額保険料から40代が入っておくべき保険まで詳しく解説している。

また、保険選びや保険を見直す際のポイントも紹介したので保険選びの参考にしてほしい。

40代は、仕事で活躍できる歳であると同時に、家庭を支えていく必要がある大事な時期である。

現在加入している保険が本当に十分なのか、また自分に本当に必要なものなのかを考え直すことは、とても重要である。

しかし、自分に適した保険を探すには保障内容や、保険期間、保険料など様々な点から検討する必要がある。

さらに、保険は膨大な数の商品があるため、多くの保険から一人で選んでいくことはとても難しい。

その場合は、保険のプロに相談することをおすすめする。

保険のプロを探すのに苦労する場合は、あなたの条件や意向に合った担当者を全国の保険のプロの中から選んでくれる「生命保険ナビ」を利用しよう。

あなたに合った担当者が、最適な保険を一から一緒に探してくれるだろう。

詳細はこちらからチェックしていただきたい。

  • URLをコピーしました!

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

目次