- 会計士の転職におすすめのエージェントを教えてほしい
- 会計士特化の転職エージェントを選ぶときのポイントを教えてほしい
- 会計士が転職エージェントを活用するメリット・デメリットが知りたい
この記事では、公認会計士資格を持ち、転職を考えている人に向けておすすめの転職エージェントを解説する。
世間では多くの転職エージェントがあるが、会計士の場合、どの会社を選べば良いか悩んでしまう人も多いのではないだろうか。
本記事では、会計士の転職において、おすすめの転職エージェントを紹介するとともに、最適なエージェントを選ぶうえでのポイントも解説する。
ここでは会計士の転職に特化したエージェントを取り上げるが、その会社を利用することでのメリットやデメリットも説明する。
さらにそのような会社を利用して転職に成功するタイプ、そして転職の成功例も述べていく。
公認会計士資格を活かして、さらなるステップアップを目指している人は、ぜひ参考にしてほしい。
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※2024年7月現在
公認会計士特化のおすすめ転職エージェント11選

最初に、公認会計士の転職において、おすすめの転職エージェントを紹介する。
ここで紹介するエージェントは、会計士の転職において、多くの実績とノウハウを持っている。
それぞれに特徴や強みを備えている反面、利用する際には気をつけるべき点もある。
これらを踏まえて、自分にあった転職エージェントを考えていこう。
MS-Japan(MS Agent)
転職サービス | MS Agent | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン) | |
求人数 | 10,000件以上 | |
対応分野 | 経理・財務 人事・総務 法務 経営企画 弁護士 公認会計士 税理士 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
このサービスは、株式会社MS-Japanが展開している転職エージェントサービスであり、会計士の転職に強みを持つ。
同社は1990年に設立され、翌年から会計士の人材紹介事業を開始していることから、会計士の転職分野では老舗企業でもある。
MS-Japan(MS Agent)では10,000件以上の求人案件を抱えているが、なかでも会計士の転職では、M&A関連分野への転職実績が多い。
このサービスを利用すれば、カウンセリングやキャリア全般のアドバイスなどが、キャリアアドバイザーから受けられる。
一方で求人案件ごとの対応は、各企業の担当者が受け持つため、スピード感のある転職支援を実現している。
しかし転職先によっては、相性が合わない担当者がつく場合があるかもしれない。
その場合には遠慮せずに、キャリアアドバイザーに相談し、場合によっては担当者を変更してもらうことを申し入れることもできる。
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マイナビ会計士
転職サービス | マイナビ会計士 | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ | |
求人数 | 1,239件(2024年12月時点) | |
対応分野 | 転職支援 採用企業の採用活動サポート 応募書類の添削 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
このサービスは、大手人材紹介会社である株式会社マイナビが、会計士向けに運営している転職サービスだ。
マイナビグループが持つネットワークを活かし、メーカーやIT系企業などの事業会社への転職に強みを持つ。
マイナビ会計士の特徴としては、事業会社への転職実績が最も多く、これまでの転職実績全体の約40%が事業会社への転職になる。
このことから、事業会社で働きたい人には、このサービスが向いているだろう。
一方で関東などの首都圏の求人案件が多く、関西や地方の求人数は、首都圏に比べて少ない傾向がある。
このため地方で働きたい人には、物足りなさを感じるかもしれない。
ハイスタ会計士
転職サービス | ハイスタ会計士 | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社アシロ | |
求人数 | 不明 | |
対応分野 | 公認会計士/USCPA | |
対応エリア | 不明 | |
相談料金 | 無料 |
このサービスは、人材紹介会社である株式会社アシロが運営する、会計士専門の転職サービスだ。
ハイスタ会計士は一気通貫型エージェントであり、これはキャリアアドバイザーと企業担当の両方を1人が受け持つスタイルになる。
このタイプのエージェントは、求職者側と企業側の両方の窓口を1人で担当するために、求人企業と求職者のミスマッチが少ないという特徴がある。
このキャリアアドバイザーは求人企業のニーズを的確に把握して、転職応募書類の添削指導や面談対策をしてくれるため、さらに内定率が高まるサポートを提供してくれる。
だが一気通貫型エージェントの場合は、1人の担当者が企業と求職者の双方の対応を行うため、対応力や対応案件数には限りがある。
つまり求職者からの連絡に対するレスポンスが遅れることや、一度に多くの企業へ応募する場合は断られることもある。
またハイスタ会計士に登録しなければ求人内容が見えないため、自分の転職活動の方向性にあった求人案件を保有しているかを、事前に確認することはできない。
BEET-AGENT
転職サービス | BEET-AGENT | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社アシロ | |
求人数 | 1315件 (非公開求人:4,000件以上) | |
対応分野 | 管理部門 | |
対応エリア | 北海道・東北[北海道 宮城県 福島県] 関東[東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 群馬県] 北陸・甲信越[富山県 福井県 長野県] 東海[岐阜県 静岡県 愛知県 三重県] 関西[滋賀県 京都府] 中国・四国[鳥取県 広島県 香川県 愛媛県] 九州・沖縄[福岡県 宮崎県] | |
相談料金 | 不明 |
このサービスも、ハイスタ会計士と同じく、株式会社アシロが運営している転職エージェントサービスだ。
先に紹介したハイスタ会計士では監査法人への転職が多いが、こちらのBEET-AGENTでは、経理や財務部門への会計士の転職に特化している。
上場企業からベンチャー企業まで、幅広い企業からの求人を取り扱っており、なかにはリモートワークが可能な求人も少なくない。
BEET-AGENTも一気通貫型エージェントであるため、求職者と求人企業のミスマッチが少ない反面、キャリアアドバイザーの対応力や対応案件数には限りがある。
またBEET-AGENTは、経理や財務部門への転職に特化しているエージェントであるため、この分野への転職を考えていない人には向いていないかもしれない。
レックスアドバイザーズ
転職サービス | レックスアドバイザーズ | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社レックスアドバイザーズ | |
求人数 | 2,751 件 | |
対応分野 | 公認会計士・税理士 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
この会社は、企業の経理・財務部門や会計士法人などの会計業界において、幅広く実績のある転職エージェントだ。
なかでも、シニアやマネージャークラスでの転職実績は多い。
またZoomを使った履歴書や職務経歴書の添削指導サービス、電話での転職相談も行っているため、忙しい人や地方に住む人でも気軽に利用できるだろう。
このエージェントを利用して転職した人の満足度は高く、2021年から3年連続して96%の人から「サポートに満足している」というアンケートの結果もある。
このようにエージェントのサポートは手厚いが、その一方で「エージェントからの連絡が多すぎる」という評判もある。
これらのことからシニアやミドル層の人で、転職が初めての場合には向いているエージェントだが、エージェントからの連絡が多いことが苦手な人には向いていないかもしれない。
ヒュープロ
転職サービス | ヒュープロ | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社ヒュープロ | |
求人数 | 12,054件(2024年12月時点) | |
対応分野 | 税理士 公認会計士 経理・財務 社労士・人事労務 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
この会社も、会計士の転職に強みを持つ転職エージェントだ。
個人事務所から上場企業まで幅広い企業の求人案件を保有しており、会計士や税理士の分野では最も多くの求人掲載数を誇る。※2023年10月24日~11月6日の調査による
さらに「最速転職」を掲げるヒュープロでは、AIや独自のアルゴリズムを活用した自動マッチングシステムによって、求職者に最適な求人案件をスピーディーに提案してくれる。
またLINEを使って、気軽に転職相談をすることも可能だ。
またヒュープロの社員は、平均年齢も25歳(管理職は28歳)と全体的に若い。
だがシニアやミドル層の人は、自分と一回り以上も年齢の違うキャリアアドバイザーに、自分のキャリアを相談することになる。
このことに、心細さや不安を感じるならば、このエージェントは向いていないかもしれない。
ビズリーチ
転職サービス | ビズリーチ | |
---|---|---|
運営会社 | ビズリーチ | |
求人数 | 公開求人約128,000件 非公開求人23,000件以上 | |
対応分野 | ハイクラス転職 ダイレクトリクルーティング | |
対応エリア | 不明 | |
相談料金 | 無料(有料プランあり) |
ビズリーチは転職エージェントというよりも、求職者と求人側とをつなぐプラットフォームになる。
このサービスに登録すれば、求職者の情報を見て関心を持ったヘッドハンターや企業から、求職者へ直接スカウトメールが届く。
このためヘッドハンターや企業だけが持つ、隠れた求人案件に応募できる場合もある。
ビズリーチのプレミアムステージに加入すれば、キャリアコンシェルジュからアドバイスがもらえるが、毎月60分間の相談を3回までしか利用できない。
さらにプレミアムステージには、以下の料金が必要になるうえ、キャリアコンシェルジュの指名や変更もできない。
Web利用の場合(Web決済) | iPhoneアプリの場合(App Store決済) |
---|---|
5,478円/30日間 | 5,500円/月 |
ただし不定期に開催されているキャンペーンで、プレミアムチケットが得られれば、無料でプレミアムステージに参加できる場合もある。
だがビズリーチでは、一般的な転職エージェントと比べ、手厚いサポートは望めない。
キャリアアドバイザーからの客観的な助言を参考にして、転職先を検討したいならば、転職エージェントと併用したビズリーチの利用をおすすめする。
マネーフォワードキャリア
転職サービス | マネーフォワードキャリア | |
---|---|---|
運営会社 | マネーフォワード | |
求人数 | 不明 | |
対応分野 | 会計士 | |
対応エリア | 不明 | |
相談料金 | 無料 |
このサービスは、クラウド型会計サービスを提供する株式会社マネーフォワードが運営している、転職エージェントサービスだ。
同社が提供している会計サービスは会計事務所でも多く利用されており、そのリレーションから、会計事務所への転職にも強みを持っている。
このサービスでは、転職における具体的な対策を、FFS理論を用いて求職者へ提示してくれる。
FFS理論(Five Factors & Stress理論)
モントリオール大学で開発された理論。求職者個人の特性や人間関係で発生する問題点、および組織における相乗効果を客観的に把握する。そのうえで個人の潜在的な強みがポジティブに発揮されているか、あるいはネガティブに発揮されているかを明らかにする。マネーフォワードキャリアでは、この分析結果をもとに、面接や転職先での活動のためのアドバイスを実施する。
さらにマネーフォワードキャリアのアフターサポートも万全であり、入社後の1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後に入社者との面談を行う。
このとき上長や同僚との関係性に関するヒアリングのうえ、アドバイスを実施して、転職先での立ち上がりまでをサポートしてくれる。
だがサービスは2020年に開始し、転職エージェントの業界では後発にあたるため、転職実績はまだ会計事務所が中心だ。
このため、それ以外の分野への転職を考えている人には、適していないだろう。
WARCエージェント
転職サービス | WARC AGENT | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社WARC | |
求人数 | 1,000社以上 | |
対応分野 | CFO 管理部長 経理財務 常勤監査役・内部監査 情報システム 公認会計士・FAS 経営企画 人事労務 法務・弁護士 IR・PRの転職支援 | |
対応エリア | 不明 | |
相談料金 | 無料 |
このサービスは株式会社WARCが運営する、ベンチャー企業やIT企業の経営管理部門への転職エージェントサービスだ。
このエージェントにはIPO準備企業からの求人案件も多く、会計士の資格と経験を活かして、企業の株式上場と上場後の運営に携わりたい人に向いている。
1,000社以上の企業からの求人を受けており、その3分の11/3は年収1,000万円以上の求人案件であるため、このエージェントを利用して転職すれば収入アップも目指せるだろう。
一方で先に紹介したマネーフォワードキャリアと同じく、2020年に開始したサービスであることから、ベンチャー企業やIT企業以外への求人数には物足りなさを感じるかもしれない。
また、このエージェントには高年収の求人案件が多いと先述したが、これは高いスキルや豊富な経験を持つ「即戦力の人材」が求められている求人案件が多いことを意味する。
このため転職によって、スキルや経験を高めていきたいと考えている若手の会計士、転職後に新たな分野の知識を得たいと考えている人には、適した求人案件は少ないかもしれない。
PCP(ピー・シー・ピー)
転職サービス | PCP | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社ピー・シー・ピー | |
求人数 | 不明 | |
対応分野 | 公認会計士 | |
対応エリア | 不明 | |
相談料金 | 無料 |
PCPは、公認会計士の求人案件のみを扱う専門の転職エージェントであり、監査法人やコンサルティングファーム、企業の経理・財務部門への転職に精通している。
同社のキャリアアドバイザーは、監査法人の出身者であり、事業会社のマネジメント経験もある会計士が担当する。
このため求職者からの相談には同じ会計士としての視点で応じ、最適な会計士としてのキャリアプランを想定しながら、適切な助言を行ってくれる。
また事業会社でのマネジメント経験も有していることから、企業が求めているスキルや資質に関しても、採用企業のマネジメント層の視点から最適なアドバイスを提供してくれる。
さらに「会計士専門の性格タイプ別診断ツール」を用いて、会計士に特化した自己分析サポートを行うことで、より納得度の高い転職先を提案してくれる。
しかしPCPはエージェントの企業規模が小さく、キャリアアドバイザーの人数も限られていることから、同時に多くの求職者や求人案件には対応できない側面もある。
さらに幅広いネットワークを持つ大手エージェントと比べて、PCPが保有する求人案件は限られていることも多く、自分にあった求人が必ず見つかるとは限らない。
ジャスネットキャリア
転職サービス | ジャスネットキャリア | |
---|---|---|
運営会社 | ジャスネットコミュニケーションズ株式会社 | |
求人数 | 7,000社以上 | |
対応分野 | 会計 税務 経理 財務 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 不明 |
このサービスは、ジャスネットコミュニケーションズ株式会社が運営している転職エージェントサービスだ。
この会社は1996年に公認会計士が設立した、会計士の分野に特化した大手転職エージェントでもある。
会計士の転職分野では業界最大級の求人案件を抱え、創業から30年にわたり、これまで7,000社を超える企業への転職を支援してきた。
ジャスネットキャリアでは正社員のみならず、契約社員やパート・アルバイト、業務委託などさまざまな雇用形態の求人案件を保有している。
このため、自分が希望する働き方に応じた雇用形態の仕事を探せるはずだ。
だが多くの求人案件があることで、自分のキャリアに対する明確なビジョンを持っていなければ、応募先に迷ってしまうことにもなりかねない。
公認会計士向け転職エージェントの選び方|4つのポイント

公認会計士向けの転職に際して、先に紹介した企業やサービス以外にも、多くの転職エージェントやサービスがある。
このため、どれを選べば良いか悩んでしまうこともあるだろう。
最適な転職エージェントを選ぶうえで、重視すべきポイントは、以下の4つだ。
- 専門性
- 求人案件の内容や数
- サポートの内容
- 担当者との相性
ここでは、これらの内容をそれぞれ解説する。
転職エージェントの“専門性”
転職エージェントには、「総合型エージェント」と「特化型エージェント」に大別される。
前者は、さまざまな業種や職種の求人案件を扱っている転職エージェントであり、後者は特定の分野の転職に特化したエージェントだ。
具体的にいえば、転職業界の最大手であるリクルートエージェントは前者にあたり、前述した11の転職エージェントやサービスは後者にあたる。
総合型エージェントでは、自分が想定していなかった企業が持つ求人ニーズなどを発見できることもある。
しかし会計士として、自身のキャリアに明確なビジョンがある人は、特化型エージェントを選ぶべきだ。
総合型はさまざまな業種や職種の求人を扱っていることから、特化型のエージェントと比べて、専門的な知見を持っていないスタッフが自分の担当になる可能性もある。
このような場合には、キャリアアドバイザーが自分の業務経験や強みを正確に把握できない恐れもあるため、ミスマッチな求人案件を提案されることもある。
特化型エージェントのなかには、社内に公認会計士資格を持つスタッフがいる場合もあり、会計士にしかわからない「思い」を理解してくれることもある。
エージェントが保有する“求人案件の内容や数”
自分にあった求人内容の案件を、どの程度保有しているかという点も、転職エージェントを選ぶうえでの重要なポイントになる。
先述した会計士に特化したエージェントでも、事業会社への転職に強みを持つ会社もあれば、会計事務所やコンサルティングファームからの求人案件を多く抱えている会社もある。
つまり自分が転職を希望する企業や業務内容によっても、選ぶべき転職エージェントは変わってくることを理解しよう。
また転職エージェントが抱えている求人案件が多いほど、自分の求める業務内容の求人がある可能性が高い。
例えば会計事務所で、自分の英語力を活かした仕事に就きたいとする。
このとき会計事務所への転職に強みを発揮する転職エージェントであっても、保有している求人案件数が少なければ、希望する転職先がないかもしれない。
一方で保有案件数が多いエージェントならば、自分の希望に近い業務内容の求人が見つかる可能性は高く、場合によっては複数の選択肢から自分にあった転職先を選べることもある。
エージェントが提供する“サポートの内容”
転職エージェントが提供してくれるサポートの内容を確認して、自分に必要なサポートを提供してくれるエージェントを選ぶようにしよう。
もし初めて転職する場合ならば、履歴書や職務経歴書の添削指導、面接の練習などで懇切丁寧な対応をしてくれるエージェントを選ぶ方がよいだろう。
一方で過去に何度か転職経験がある人ならば、転職市場や求人企業のニーズなどの情報を提供してくれるエージェントは、ありがたい存在だ。
前回の転職時と比べて、変化した環境や状況を参考にして、それまでに自身が想定していた転職活動の方針もアップデートできるだろう。
このように転職エージェントがサポートする内容を把握し、それが自分に必要なものかを判断したうえで、エージェントを選ぶようにした方がよいだろう。
エージェントの“担当者との相性”
転職活動では、「相性」というものも重要な要素のひとつになる。
自分と転職先との相性も大切だが、転職エージェントの担当者との相性も軽視できない。
熟考しながら転職先を選びたいと考えていても、せっかちな担当者から頻繁に電話連絡があれば、閉口してしまうだろう。
逆に早く転職したいと考えていても、まったく担当者から連絡がない日が続くと、腹立たしく感じてしまうこともあるかもしれない。
「相性」は、担当者の性格に依存することが多いが、その担当者も会社の社風や事業方針に影響を受けていることも多々ある。
このため気になる転職エージェントがあれば、転職相談のために会社を訪れ、キャリアアドバイザーの話や会社の雰囲気を肌で感じてみるのもいいだろう。
「このエージェントとは、自分と相性があう」と思ったら、エージェントに求職者登録をして、具体的な転職活動について相談しよう。
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公認会計士が転職エージェントを利用するときの流れ

先述したように公認会計士の転職に特化した転職エージェントを利用する際には、まず転職相談を行い、スタッフや会社の雰囲気を確認しよう。
その結果、利用する転職エージェントが決定すれば、以下のようなプロセスで転職活動を行うことになる。
順を追ってみていこう。
STEP1:登録
エージェントに、自分の氏名・住所・連絡先などの個人情報、必要事項を登録する。
エージェントの所定の用紙に記入する場合もあるが、スマートフォンを使って、Web上の登録フォームに入力する場合もある。
STEP2:キャリアアドバイザーとの打ち合わせ
STEP1でエージェントに提出した内容以外に、これまでの業務経験、転職先の希望や転職時期などをキャリアアドバイザーへ伝える。
さらに今後の自身のキャリアについても、キャリアアドバイザーとディスカッションを行う。
これらの情報をもとに、キャリアアドバイザーから、転職プランや将来のキャリアデザインについて提案を受ける。
キャリアアドバイザーとの打ち合わせの所要時間は1時間程度だが、転職相談と同じく、事前に予約を取る必要がある。
ただしエージェントによっては、Zoomや電話での打ち合わせも可能な場合がある。
STEP3:求人情報の紹介
STEP2での転職プランやキャリアデザインをもとに、キャリアアドバイザーから、求職者の希望に沿った求人情報の紹介を受ける。
このとき、求人内容の詳細、企業風土や部署の人員構成などの情報も得られることもある。
紹介を受けた求人企業の応募は、一旦持ち帰り、検討したうえで後日キャリアアドバイザーに回答することも可能だ。
なお求職者から転職希望の企業などがあれば、このときキャリアアドバイザーに申し入れることもできる。
STEP4:応募
応募する企業が決まれば、キャリアアドバイザーに伝える。
エージェント側では、その企業に対して応募手続きを行う。
その際には、履歴書や職務経歴書などの応募書類を、求職者はエージェントに提出することになる。
この応募書類は、エージェントを通じて、企業へ提出される。
なおこのとき、必要に応じて、エージェントから応募書類の添削指導も受けられる。
STEP5:書類選考
エージェントから求職者の応募書類を受け取った企業は、社内の関係部署とともに、応募者の書類選考を行う。
企業での書類選考の結果は、エージェントを通じて、求職者に伝えられる。
この書類選考に通過すれば、企業側から面接の申し入れがある。
STEP6:面接の調整
企業からの面接のオファーを受けて、エージェント側では、面接の日程調整が行われる。
企業から求職者への連絡事項なども、エージェントを通じて、随時提供される。
面接の日程が決まれば、面接前に改めてエージェントから求人内容の詳細な説明、および面接に臨むためのアドバイスなども行われる。
STEP7:面接
一般的に一つの求人案件に対して、内定に至るまでに、2〜3回の面接が行われる。
一回目は担当部門の管理職や人事担当者、二回目以降は役員面接になる場合が多い。
各面接の結果は、エージェントを通じて、求職者へ随時連絡がある。
STEP8:内定から、転職企業への入社まで
最終面接の結果、企業から内定の連絡があれば、入社までの企業との調整もエージェントが窓口になって行われる。
求職者から年収や入社日などの希望があれば、企業と直接交渉することなく、エージェントが交渉してくれる。
※例:引っ越しが必要な場合には、必要経費などの交渉も可能
転職先への入社に向けた諸条件が合意した後も、退職から入社までを円滑にできるように、エージェントからアドバイスが行われる。
また求職者が抱える不安点や疑問点なども、エージェントに相談すれば、随時対応してくれる。
転職エージェントを利用するうえでの注意点
ここまで「転職エージェントを利用した転職活動の流れ」を紹介したが、求職者からエージェントに支払う費用は、一切発生しない。
エージェントは、求職者が入社することで、企業から成功報酬を受け取ることになる。
このため売上を上げたくて、求職者自身が納得していないのに、しきりに入社を勧めるエージェントや担当者もいる。
全てにおいて満足のいく転職先を見つけることは難しい。
しかし内定をもらった企業でも「これだけは譲れない」という自分の希望が満たされていなければ、どんなにエージェント側から勧められても、内定の辞退を申し入れよう。
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公認会計士特化型の転職エージェントを使うメリットと注意点

公認会計士が転職する場合には、会計士に特化した転職エージェントを活用することをおすすめする。
その理由を説明するとともに、会計士の転職に特化した転職エージェントを利用する際に注意すべき点も、ここでは解説する。
さらに会計士に特化した転職エージェントに適した求職者のタイプについても述べていくので、自分と照らし合わせながら、みていこう。
公認会計士の転職に強い転職エージェントを利用するメリット
会計士に特化したエージェントでは、総合型エージェントと比べて多くのメリットを、転職を考えている会計士に提供してくれる。
ここでは、そのメリットのなかのいくつかを紹介する。
会計士向けの非公開の求人が多い
会計士に特化したエージェントを利用するメリットのひとつには、非公開の求人を多く扱っていることがあげられる。
会計士が担当する業務のなかには機密性が高い内容もあるため、そのような求人は、あまり公開されない。
例えばIPOを準備している企業からの求人は、信頼関係のあるエージェントにしか依頼しないことも少なくない。
また会計士に特化したエージェントは転職を希望する会計士を多く抱えているため、求人企業にとっても、より良い人材が得やすいというメリットがある。
このため長期にわたって多くの会計士の転職に携わった実績があり、企業から高い信頼を得ている特化型エージェントは、多くの非公開の求人依頼を受けている傾向がある。
会計士の業界に詳しい
企業の求人ニーズは常に変化するが、特化型エージェントならば、最新の情報を把握して求職者へフィードバックしてくれる。
昨今では素早い事業成長の実現を求める企業、あるいは経営者の後継者問題に悩む企業などから、M&A関連分野での会計士のニーズは高まっている。
今後も、この分野での会計士の需要は、さらに高まるだろう。
一方で監査法人や税理士法人の業務、事業会社での経理業務などは、AIによる効率化によって成長は見込めないとも言われている。
このため従来の会計業務において、新しい分野への取り組みがない企業は、生存競争に巻き込まれてしまうだろう。
会計士の分野は、転職の世界ではニッチな分野だ。
しかし会計士に特化したエージェントでは、この分野に転職する会計士にとって、有効な情報を提供してくれる。
会計士の業務に知見のあるスタッフが多い
会計士に特化したエージェントには、会計士の業務に詳しいスタッフも多く、なかには元会計士の人がスタッフとして勤務している会社もある。
多くのエージェントでは求職者の応募書類に対して添削指導を行っているが、会計士の業務に精通しているスタッフであれば、より有効な指導をしてくれることが期待できる。
総合型エージェントのなかにも、会計士の業務に知見のあるスタッフが在籍している会社もあるが、その人が自分の担当になるかはわからない。
また会計士の転職実績の多い特化型エージェントであれば、自社が持つ会計士の転職での成功事例をもとに、よりよいキャリアアドバイスが得られるだろう。
公認会計士の転職に強い転職エージェントを利用するうえでの注意点
このようなエージェントは、会計士の転職に特化しているために、求人案件の数も限られている。
つまり全てにおいて、自分の希望通りの求人案件に、すぐに出会えるとは限らない。
このため転職活動では、じっくり時間をかけて行うようにした方がよいだろう。
その一方で、求職者のなかには「早く転職したい」と考えている人もいるのではないだろうか。
そのような場合には、業務内容・給与・勤務地など自分の希望に優先順位を付けて、企業選びをすることも一考してほしい。
自分の希望のなかで優先順位が上位の希望が、より多く実現できる企業を中心に応募することも考えるようにしよう。
会計士特化型の転職エージェントが向いている人とは?
転職の目的や将来のビジョンを明確に持っている人は、エージェントを利用した転職に向いている。
求職者自身に明確なキャリアプランがあれば、転職において支援者であるエージェントは、その意向をもとに提案がしやすいからだ。
逆に自分自身に明確な目的やビジョンがなければ、転職活動の方針が定まらないため、エージェントも有効な提案を提供しにくい。
さらに、会計士特化型の転職エージェントが扱う求人案件は、「ハイクラス転職」が多い。
このため転職によって年収が上昇するケースも多いが、実力主義の世界なので、常に自己研鑽を続ける覚悟がないと成功できない。
そのようなことに対しても、「望むところ」と思う人には、会計士特化型の転職エージェントを利用した転職が最適だろう。
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エージェントを活用した公認会計士転職の成功例

ここでは、公認会計士の転職に特化したエージェントを活用して、転職に成功した会計士の実例を紹介する。
転職するうえで大切なことは、転職で何を叶えたいかを明確にして、転職活動に臨むことだ。
5年後や10年後の中長期的なキャリアの目標、つまり将来どういった自分でありたいかという未来像を、事前に明らかにしておく必要がある。
このように自分に明確なビジョンを持っていれば、会計士に特化したエージェントは、若手からシニア層まで幅広く多くの会計士の転職を成功させている。
ここでは20代から50代以降まで、世代ごとの転職成功例を述べていくので、自分に重ね合わせてみてほしい。
※出典:MS-Japan(MS Agent)「公認会計士の転職成功事例」
20代の会計士の転職成功例
この世代の転職の場合、キャリアアップや業務の幅を広げることを目指す会計士が多い。
M&Aコンサルティングファームや投資銀行などを希望している場合ならば、20代のうちに転職した方がよい。
これらの企業は基本的に狭き門だが、20代ならば、中長期で活躍できる人材の獲得を目指す企業も多いからだ。
その意味では、転職において若さは、アドバンテージになることもある。
ここでは20代での転職成功例を紹介するので、同世代の会計士は参考にしてほしい。
FASへのキャリアチェンジに成功した20代の会計士
この事例で紹介するAさんは、公認会計士の試験に合格した後、監査法人に勤務していた人だ。
「30代半ばまでに独立する」という明確な目標を持っており、転職希望時期の1年以上前から、定期的にエージェントのキャリアアドバイザーとの打ち合わせを繰り返していた。
その結果、転職は将来の目標を達成するための「修行」と位置付けて、業務内容と成長性を重視した転職先への活動に取り組んだ。
またこのとき「年収が現状から下回っても構わない」と考え、最低ラインの年収を設定して、徹底的に自身の今後のキャリア形成を重視した転職活動を行った。
転職の結果、年収においては大幅なダウンはなく、入社2年後には転職前と比べて200万円以上の収入を得ることができた。
入社後には転職先で活躍を続け、最速でマネージャーへ昇格して、充実した日々を送っている。
当初は独立志向を持って転職活動を開始したが、現在では組織の中で自身の力を伸ばし、組織の中核として企業を成長させることに面白みを感じているようだ。
「IPO準備に携わりたい!」という思いから、ベンチャー企業へ転職した若手会計士
監査法人に勤務するBさんは、大手メーカーや小売企業などの財務諸表の監査を行っていたが、次第に監査業務で経験できることに限界を感じるようになっていった。
そんな折に、IPO準備中のベンチャー企業に対して、内部統制支援や上場申請書類作成に関するアドバイスなどに携わる機会があった。
この業務経験から、BさんはIPOの準備業務を通じて、企業が着実に変化して行くことを実感できることに魅力を感じるようになった。
その結果、転職を決断し、ベンチャー企業から老舗企業まで幅広くIPO準備企業に応募した。
そのなかでBさんは経営者のビジョンへの共感、あるいは企業が扱う商材やサービスへの関心が持てるかということが、転職には重要だと感じるようになった、
結果的にBさんは、エージェントから紹介のあったゲーム開発を行うIPO準備企業に入社した。
その会社にBさんが転職を決定した理由は、転職先の事業が普段から興味のある分野であったことに加えて、自社の夢や課題などを真剣に語る社長の話に共感したからだ。
面接で最も求職者が苦戦するのが「他社ではなく、なぜ当社に応募したのか?」という志望動機だが、その企業への興味や経営者への共感は、転職を成功させる鍵になるだろう。
30代~40代の会計士の転職成功例
30代〜40代のミドル層の転職では、20代の会計士以上に、これまでの実務経験が重視される。
一方で求職者側もキャリアや年収アップを目指した転職以外にも、ワークライフバランスの実現を考えての転職もあり、転職目的も多岐にわたる。
さまざまな転職目的をもつ会計士を、最適な企業にマッチングさせるのが、会計士に特化した転職エージェントだ。
以上のことを踏まえて、30代〜40代のミドル層の転職成功例をみていこう。
多忙な時間の合間を縫って、キャリアと年収アップを実現した30代の会計士
会計士はキャリアを重ねるごとに多忙になるため、転職を考えても転職活動のために割ける時間は限られてしまうことが多いが、ここで紹介するCさんもその一人だ。
大手企業からIPO準備企業まで幅広い企業の監査を担当し、監査法人で一通りの業務経験を積んでいたCさんは、別の業界でキャリアアップをする道を探していた。
しかし勤務している監査法人での多忙な日々によって、転職活動に費やせる時間があまりないため、本格的に転職活動を開始する前に「転職の軸」を明確化した。
このとき仕事内容と年収の2点を主軸にして、前者では実力をつけられる環境であり、将来的にはCFOポジションに就けることを重視した。
その後、エージェントからの求人の提示を受けて、そのなかから応募企業数を5社程に絞ったうえで、企業からの選考に臨んだ。
結果的に2社から内定を獲得し、最終的にはベンチャーキャピタルへの転職を決断したことで、キャリアと年収アップの両方を実現できた。
エージェントとのやり取りはメールが中心で、決して電話連絡の機会も多くはなかった。
しかし企業選びや面接でのフィードバックなどにおいて、自身の意見を明確にエージェントに伝えられたため、限られた時間で内定までスムーズに進められた例ともいえるだろう。
理想のワークライフバランスを実現した40代女性の会計士
監査法人にて勤務していたDさんは残業が多く、家族と過ごせる時間を確保できないことが悩みの種だった。
このため40代になりワークライフバランスの改善を目的として、働きやすい環境での勤務を目指して、転職活動をはじめた。
ワークライフバランスを重視した企業を中心に転職活動を行った結果、最終的にDさんはベンチャー企業への転職を決断した。
一般的にベンチャー企業はハードワークなイメージを持たれがちだが、なかには柔軟な発想を持つ経営者も多く、人それぞれにあったワークライフバランスを推進する企業もある。
Dさんが入社したベンチャー企業は、働くときは徹底的に働くが、社員のライフイベントやライフステージにおいては、柔軟な働き方を推奨している企業だった。
ここ数年、転職業界でも「ワークライフバランスの改善」が重視されている。
今回のような求職者の希望にマッチした「隠れた優良求人案件」も、会計士に特化した転職エージェントが保有している場合が多い。
50代以降の会計士の転職成功例
会計士の場合には、50代になっても、企業からの求人の需要はある。
ベテランが持つ業務の経験やスキルを必要とするベンチャー企業や中堅企業では、シニア層の会計士を積極的に採用している企業も増えている。
また会計士のなかにも、これまで培った経験やスキルを活かして、60代以降の人生設計を考えようとする人もいる。
このような企業と会計士をつなぐことも、会計士に特化した転職エージェントの仕事でもある。
ここでは、50代以降の会計士の転職例をみていこう。
「60歳以降も働き続けたい」という目標実現のために、必要なキャリアを獲得した50代会計士
監査法人にて20年以上にわたり、さまざまな企業での監査業務やIPO支援に携わってきた50代のEさんは、60歳以降の自身のキャリアプランを考えていた。
その結果、これまで培った知見や経験を活かして「ベンチャーなどの成長企業に、監査役として貢献したい」という結論に至り、転職を決意した。
このとき監査法人での業務経験を活かして監査役をすぐに目指す道、管理部門での実務や管理職経験を積んだ後で監査役を目指すキャリア、この両面で転職活動を行った。
その結果、エージェントからの紹介のあったIPO準備企業の経理部長候補として、自ら管理部門業務へ携わることとした。
これは、これまで監査法人からの外部支援では経験できなかった「当事者でしか得られない実務経験を獲得できる機会」を選択したためだ。
転職先での課題解決や苦労などが、成長企業の監査役になった際に「現場や実情に最適な対応をするための貴重な経験になる」とEさんは考えたからだ。
このようにこれまでの経験を活かして、最終的な目標達成のために、必要な経験を得ることを目的として転職するシニア層もいる。
未経験だった常勤監査役に転職した50代女性の会計士
IPO準備企業ではCFOとして活躍した後、公認会計士として独立開業したFさんは、改めて「企業の一員として成長企業に貢献したい」という考えから転職活動をはじめた。
転職活動をはじめた当初は、管理部長やCFOといった業務執行側のポジションを検討していた。
しかしワークライフバランスも考慮して、これまでの経験や資格が活かせる常勤監査役への転職に、方針を切り替えた。
その結果、Fさんが希望するIPO準備中のベンチャー企業の常勤監査役に転職することとなった。
IPO準備企業での管理部長やCFOの経験がある場合には、働き方の自由度なども考慮すれば、監査役という選択肢もある。
求職者自身が未経験の分野であっても、エージェントは求職者の考えや希望をもとに最適な求人案件を紹介し、転職が成功するサポートをしてくれる。
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※2024年7月現在
会計士の転職には、会計士に特化した転職エージェントを利用しよう

この記事では、公認会計士の人が転職する場合に、おすすめの転職エージェントを紹介した。
多くの転職エージェントのなかから、自分にあったエージェントを選ぶには
- 専門性
- 求人案件の内容や数
- サポートの内容
- 担当者との相性
を中心に選ぶとよいだろう。
なかでも会計士の転職に特化したエージェントには、
- 会計士向けの非公開の求人が多い
- 会計士の業界に詳しい
- 会計士の業務に精通したスタッフが多い
といったメリットがある。
一方で転職業界のなかでも会計士はニッチな分野であるため、他の業種と比べて、求人案件の数が少ない傾向がある。
このためじっくり時間をかけて転職活動を行うか、あるいは自分の希望に優先順位を付けたうえで、企業を選び応募するようにしよう。
転職の目的や将来のビジョンを持っている人、あるいは未来の目標実現のために自己研鑽を続ける気持ちがある人には、会計士に特化した転職エージェントが向いている。
そのような人は、会計士の転職に特化したエージェントへ転職相談をしよう。
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