- 税理士が転職エージェントを利用するときの選び方が知りたい
- 税理士におすすめの転職エージェントが知りたい
- 税理士特化の転職エージェントを利用するメリットが知りたい
税理士資格があるか、科目合格を果たしていれば、会計事務所だけでなく、企業の経理・財務やコンサルティング領域などにも多様なキャリアを拓くことができる。
自力で採用情報を集め、直接応募するのは、もちろん良い方法だ。
しかし、非公開求人を含めて検討したい場合や、求人票だけでは見えない「職場の実情」や「残業の実態」などを事前に把握したいなら、エージェントが持つ情報網を活用する価値は大きい。
もっとも、エージェントによって得意分野やアドバイザーの質は異なる。だからこそ、まずは自分に合った転職エージェントを見極めることが、キャリアアップを成功させる鍵といえる。
そこで本記事では、税理士に特化した専門型から多彩な求人に強い総合型まで、おすすめの転職エージェント11社を厳選して紹介する。
あわせて、エージェントを賢く使うポイントや、利用の流れ・メリット・デメリットもわかりやすく整理した。
より充実したキャリアを求める税理士にとって、新たな一歩を踏み出すヒントになれば幸いである。
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税理士向け転職エージェントの選び方

転職エージェントを選ぶうえではまず、「自分がどんなキャリアを築きたいのか」をある程度明確にしておく必要がある。
税理士としてどのような道を歩みたいのか、将来像を言語化し、何を軸にエージェントを選ぶかを整理しておこう。そのうえで、以下のポイントを確認していくと良い。
エージェントは「総合型」か「特化型」か
最初に確認したいのは、エージェントが「総合型」と「特化型」のどちらに該当するかである。
それぞれに強みがあるため、自分の目的に合わせて活用するのが望ましい。
- 特化型エージェント
- 専門領域に特化しているエージェントで、税理士・会計職向けの高度なノウハウや非公開求人を豊富に扱っている場合が多い
- 税務や財務に特化しているなら、より専門性の高い情報や求人紹介が受けられる可能性が高い
- 総合型エージェント
- 大手企業や外資系、新規事業など、多種多様な求人にアクセスしやすい
- 事業会社の経理・財務ポジションや「税理士資格+α」のキャリア(コンサルや経営企画など)を模索したい人に向いている
総合型と特化型は、どちらが優れているというわけではない。それぞれの強みを確認して2〜3社を併用すれば、相性の良いアドバイザーを見つけやすくなるし、情報の取りこぼしを防ぎやすい。
たとえば、特化型では税理士法人や会計事務所の求人を中心に探し、総合型では事業会社の経営企画や海外展開企業の財務責任者など、幅広い求人をチェックするなどの使い分けができる。
保有している求人が自分に合っているか
次に注目すべきは、エージェントが保有している求人の「数」と「内容」である。
いくら専門性が高くとも、求人数そのものが少なければ理想的な職場と巡り合う機会が限られる。
また、求人の母数が多くても、税理士資格が必須のポジションや資格を活かしたキャリアアップに直結しそうな案件が少なければ、十分なメリットは得られない。
したがって、エージェントの保有求人数に加え、「取り扱い領域」「業種」「職種の幅」をあらかじめチェックしておくことが重要だ。
税理士法人で働き続けたいのか、一般企業の経理・財務として活躍したいのか、あるいはコンサルティングファームに挑戦したいのかによって、着目すべき求人情報は大きく変わってくる。
さらに、非公開求人の有無も大きなポイントである。特に税理士資格が必要なハイクラス案件は、一般公開を避けるケースが多く、非公開になりやすい。
事前に面談などを通じて、エージェントの非公開求人の充実度合いを確認しておくとよい。
どのような支援が受けられるか
転職エージェントを利用する大きなメリットのひとつに、各種サポートを無料で受けられる点が挙げられる。
代表的なサービスには、以下のようなものがある。支援の内容や手厚さはエージェントによって異なるため、事前に確認しておくことが大切だ。
- 求人紹介・スカウトサービス
- キャリアカウンセリング
- 応募書類の添削・面接対策
- 条件交渉や入社調整
- アフターフォロー・オンボーディング支援
- セミナーやイベントの開催
詳しくは、後述する「税理士の転職でエージェントを利用するメリット」でも解説しているので、参照してほしい。
担当アドバイザーとの相性はどうか
最後に、転職エージェントを選ぶ際は「担当アドバイザーとの相性」にも注目してほしい。担当アドバイザーの質や人柄は、転職活動の成否を大きく左右するからだ。
大手エージェントでも、候補者の希望を十分にくみ取れない担当者に当たることがある。逆に小規模エージェントでも、税理士転職に精通したスタッフがいれば、親身なサポートが期待できる。
最終的に大切なのは、「このアドバイザーになら自分のキャリアを委ねても大丈夫だ」と感じられるかどうかだ。
お互いの信頼関係があって初めて本音を打ち明けられ、ミスマッチの少ない転職が実現しやすい。
もし担当者が合わないと感じるなら、担当変更を依頼するか別のエージェントを利用してみるのも一つの手だ。
具体的には、以下のポイントをチェックするとよい。
- 税理士の転職実績や経験がどれくらいあるか
- こちらの悩みに寄り添ったヒアリングをしてくれるか
- レスポンスが迅速で、要望と異なる求人ばかりを押しつけないか
- 企業の内部事情や面接対策など、リアルな情報を適切に提供してくれるか
複数のエージェントに登録し、初回面談やメール・電話でのやりとりを比較しながら、相性のいい担当アドバイザーを見つけてほしい。
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税理士転職に特化したおすすめの転職エージェント11選

以下では、税理士の転職支援に強みを持つ、または税理士が活躍できる求人を豊富に扱っている転職エージェントを11社紹介する。
MS-Japan(MS Agent):税理士特化型の転職支援でキャリアを切り開く
転職サービス | MS Agent | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン) | |
求人数 | 10,000件以上 | |
対応分野 | 経理・財務 人事・総務 法務 経営企画 弁護士 公認会計士 税理士 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
MS-Japan(MS Agent)は、管理部門や士業に特化した転職エージェントだ。
会計事務所・税理士法人はもちろん、事業会社の経理・財務部門やコンサルティングファームなどの求人情報を多く取り扱っており、幅広い選択肢を示せるネットワークを持っている。
税理士専門のコンサルタントが在籍しているため、転職希望者一人ひとりの経歴や得意分野に対する理解が深い。詳細なヒアリングをもとに、最適な求人を案内できるのが強みである。
独自のパイプを有していることから、税理士や科目合格者を対象とした非公開求人も多く保有している。思わぬ転職先候補が見つけられるのも、同サービスを利用するメリットといえる。
応募書類の添削や面接対策はもちろん、キャリアパスについての相談にも応じてくれるため、「将来的に独立したい」「大手企業で経験を積みたい」など多様な将来像に合わせたアドバイスが受けられることも嬉しい。
運営企業のMS-Japanは、管理部門・士業に特化したサービスを複数展開しており、創業から約30年培ったノウハウをベースに、年間3,000人超の士業転職を支援してきた実績がある。
非公開求人の約90%が管理部門・士業関連のポジションである点でも利用価値は大きい。
キャリアビジョンが明確な税理士から、勉強時間を確保したい科目合格者まで、幅広い候補者に対応できる体制が整っている。
最初に登録する転職エージェントとしてもおすすめしたい。
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ジャスネットキャリア:最短ルートで理想の転職先を見つける
転職サービス | ジャスネットキャリア | |
---|---|---|
運営会社 | ジャスネットコミュニケーションズ株式会社 | |
求人数 | 7,000社以上 | |
対応分野 | 会計 税務 経理 財務 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 不明 |
ジャスネットキャリアは、税理士や公認会計士、経理・財務の専門職に特化したエージェントである。
もともと会計分野の派遣や紹介事業からスタートしているため、会計業界に強固なネットワークを持ち、非公開求人も豊富だ。
扱う求人は会計事務所・税理士法人だけにとどまらず、監査法人や事業会社、コンサルファームなど多岐にわたる。
税理士資格を活かして幅広いキャリアパスを模索したい人にとって、選択肢を広げるうえで大きな助けとなるだろう。
会計や税務分野に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているため、求人の詳細情報だけでなく、実際の就業環境や働き方についての具体的な事情も教えてもらえる。
また、グループ会社であるジャスネットコミュニケーションズが提供する研修やセミナーを活用し、スキルアップにつなげることもできる。
税理士資格や専門スキルを、より幅広いキャリアの中に位置付けたい意欲的な人におすすめのエージェントである。
ヒュープロ:多彩な専門求人とオンライン支援でスピード転職を実現
転職サービス | ヒュープロ | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社ヒュープロ | |
求人数 | 12,054件(2024年12月時点) | |
対応分野 | 税理士 公認会計士 経理・財務 社労士・人事労務 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
ヒュープロは、税理士や公認会計士、社労士など士業および専門職の転職支援に特化したエージェントだ。
会計事務所や税理士法人、コンサルティングファームだけでなく、企業における専門性の高いポジションの扱いもある。
若手社員が中心となり、ITを活用した「スピード重視」の採用支援を特長とする。「登録から内定まで最短1日」という実績を持つというから驚きだ。
オンラインでの面談・支援体制が充実しているため、忙しい税理士や科目合格者でも、時間や場所を選ばずに転職活動を進めやすい。
公式サイトの求人検索機能も使いやすく、複数の案件を一覧で比較できるよう工夫されている。
キャリアアドバイザーは会計・税務分野に精通しており、求人企業の文化や就業環境についても具体的な情報を教えてもらえる。
創業者自身が学生起業家としてスタートし、士業・管理部門領域の課題をビジネス化した背景から、利用者や企業の課題解消をスピーディに実現する社風が根付いている。
初めての転職で不安を抱える人でも、手厚いフォローを得られるのが魅力だ。
現職との両立で時間が限られている若手税理士や科目合格者に、おすすめしたいエージェントである。
レックスアドバイザーズ:20年超の実績ある老舗でで次の一手をつかむ
転職サービス | レックスアドバイザーズ | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社レックスアドバイザーズ | |
求人数 | 2,751 件 | |
対応分野 | 公認会計士・税理士 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
レックスアドバイザーズは、会計・税務の専門領域に強みを持つ老舗の転職エージェントだ。同社は2002年に設立され、20年以上の実績を有している。
監査法人やコンサルティング会社、事業会社など、転職先の選択肢は幅広く、士業専門職を中心に支援実績が豊富である。
資格保有者を対象とした好条件の求人が多く、公開求人のうち年収600万円以上のポジションが大半を占める。
サイト上の求人情報も比較的詳しいため、応募前に概要を把握しながら効率良く自分の希望に合う案件を探すことも可能だ。
在籍アドバイザーは、会計・税務・コンサルティング業界に精通しており、希望と実状をすり合わせたキャリアプランの提示には定評がある。
納得度の高い転職先を見極めたいのであれば、同社のアドバイザーは大きな力となってくれるはずだ。
マイナビ税理士:求人多数!地方から大手企業まで自在に選ぶ
転職サービス | マイナビ税理士 | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ | |
求人数 | 1,687件 | |
対応分野 | 会計事務所・税理士法人 コンサルティングファーム 事業会社 金融機関 | |
対応エリア | 関東首都圏、関西、東海 | |
相談料金 | 無料 |
「マイナビ税理士」は、その名の通り税理士や科目合格者向け求人に特化した転職エージェントだ。で、総合情報サービスのマイナビグループが運営している。
大手ならではのノウハウやネットワークを活かし、全国各地の会計事務所・税理士法人をはじめ、事業会社やコンサルティングファームの求人もカバーする。
他のエージェントとは異なり、地方の税理士法人や地域密着型の会計事務所の求人も多くカバーするため、都市部以外での転職を考えている人にとっては貴重な情報源になり得る。
税理士向けサービスに特化したサポート力にも定評があり、「面接での質問対策や企業ごとの特徴を具体的に伝えてくれた」「書類作成や志望動機の添削が丁寧だった」などの利用者の声が目立つ。
公式サイトには、転職に役立つコラムやセミナー情報の随時更新があり、キャリアを形成に必要な情報を収集しやすい。
初めての転職で不安がある人はもちろん、年収アップや専門領域の拡大を目指す経験者まで、安定感のある大手エージェントの有力な選択肢といえる。
BEET-AGENT:専門アドバイザーが知見を活かしてキャリア構築を支援
転職サービス | BEET-AGENT | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社アシロ | |
求人数 | 1315件 (非公開求人:4,000件以上) | |
対応分野 | 管理部門 | |
対応エリア | 北海道・東北[北海道 宮城県 福島県] 関東[東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 群馬県] 北陸・甲信越[富山県 福井県 長野県] 東海[岐阜県 静岡県 愛知県 三重県] 関西[滋賀県 京都府] 中国・四国[鳥取県 広島県 香川県 愛媛県] 九州・沖縄[福岡県 宮崎県] | |
相談料金 | 不明 |
BEET-AGENTは、公認会計士や税理士など会計系専門職の転職支援を得意とするエージェントである。
会計事務所や税理士法人はもちろん、一般企業の経理・財務部門や金融機関を含めて、税理士資格を活かせるポジションを数多く取り揃えている。
同社の特徴の一つは、会計業界の実務経験を持つキャリアアドバイザーが多く在籍している点だ。
そのため税理士業界の動向や最新の転職事情に精通しており、応募者の希望条件や強みを詳細にヒアリングして最適なマッチングを行う。
転職活動初期から、将来ビジョンの実現を見据えた具体的なキャリアプラン構築のサポートを受けられる点も魅力である。
アットホームでフレンドリーな対応も、同社ならではの特徴だ。面接対策や応募書類作成のフォローにおける、相談のしやすさは評価が高い。
オンラインや電話を活用してスムーズに転職を進められるので、忙しい人でも転職活動を進めやすい。
資格や実務スキルを最大限に活かし、納得のいくキャリア形成を目指すなら、相談してみる価値は十分だ。
JACリクルートメント:ハイクラス転職を成功させるノウハウに強み
転職サービス | JACリクルートメント | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント | |
求人数 | 約45,000件 | |
対応分野 | 金融 コンサルティング・シンクタンク・事務所 不動産 その他多数 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラスの転職支援に強みを持つ総合型転職エージェントだ。
創業から50年超にわたり、管理職や専門職向けの求人紹介で実績を積んできたことが同社の強みである。
グローバル企業や一部上場企業の管理部門求人が豊富で、年収アップを目指す税理士にとっては見逃せない存在だ。
ハイクラス転職ならではの難しさを熟知しているアドバイザーが担当する点も、JACを活用するメリットである。
候補者のスキルや経験と企業のニーズを的確に組み合わせ、多角的な情報をもとに最適な提案をしてくれる。
さらに、年収などの条件交渉についても豊富な経験を持っており、好条件のオファーを得られた事例は少なくない。
「今よりもう一段キャリアの幅を広げたい」「条件面を大きく改善したい」など、高い志を持つ税理士にとっては、JACリクルートメントの利用は大きなチャンスとなるだろう。
ビズリーチ:自分の市場価値を「スカウト」で確かめられる
転職サービス | ビズリーチ | |
---|---|---|
運営会社 | ビズリーチ | |
求人数 | 公開求人約128,000件 非公開求人23,000件以上 | |
対応分野 | ハイクラス転職 ダイレクトリクルーティング | |
対応エリア | 不明 | |
相談料金 | 無料(有料プランあり) |
ビズリーチは、ハイクラス求人を中心に扱うスカウト型の転職サイトだ。
匿名で登録しておくだけで、企業の採用担当者やヘッドハンターから直接アプローチを受けられる。
条件に合ったスカウトが届けば、サイト上でメッセージをやり取りし、興味があれば面接へと進む流れである。
年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上を占めるなど、高収入の非公開案件が多い。スカウトという仕組みにより、最小限の手間で好条件を得られるチャンスを得られる点も嬉しい。
有料サービスもあるが、無料会員でも主要機能は十分利用できるので、「まずは自分の市場価値を知りたい」という段階から気軽に利用ができる。
とはいえ、ビズリーチはエージェントというよりも「転職プラットフォーム」に近く、手厚いサポートを希望するなら他のエージェントとの併用がおすすめだ。
「とにかく高収入を目指したい」「短期間でキャリアアップを実現したい」という税理士は、まずは気楽に無料登録から始めてみると良いだろう。
ミツカル:厳選ホワイト求人で安心してステップアップ
転職サービス | ミツカル | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社ミツカルプロフェッショナル | |
求人数 | 非公開(少なめ) | |
対応分野 | 税理士事務所 社労士事務所 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
ミツカルは、税理士事務所や会計事務所の求人に特化した転職エージェントで、審査に通過した「ホワイトな事務所のみ」を紹介する独自の制度を設けている。
2020年創業の新興エージェントであるため、求人数は大手に比べると少なめだ。しかし、短時間カウンセリングやオファー制度、ITを活用したマッチングシステムなどを駆使して、スキルや希望条件に合った案件をスピーディに提示してくれる点は注目に値する。
面接日程の調整や選考フィードバックの共有が迅速であることや、フットワークの軽さを評価する声も多い。
「繁忙期の合間を縫って短期間で転職を完結させたい」「効率的に会計事務所を探したい」という税理士にとっては、有力な選択肢の一つとなるだろう。
パソナキャリア:多彩な選択肢で「納得のキャリア」を手に入れる
転職サービス | パソナキャリア | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社パソナ | |
求人数 | 40,000件以上 | |
対応分野 | コンサルタント 士業 金融 その他多数 | |
対応エリア | 47都道府県 | |
相談料金 | 無料 |
パソナキャリアは、創業50年を迎える老舗の人材企業「パソナ」グループが運営する大手転職エージェントだ。
上場企業の7割以上と取引実績があり、常時1,200件以上の独占求人を保有している。
企業の財務・経理部門や経営企画などで税理士資格を活かしたい人にとっては、豊富な求人情報が大きな魅力となる。
転職者一人ひとりに専任のアドバイザーが付き、希望条件のヒアリングから応募書類の添削、面接対策、内定後のフォローまできめ細やかに対応してくれる。
大手企業や外資系企業の求人が多く、採用プロセスが洗練されているため、スムーズに転職活動を進めやすい。
また、独自の調査レポートや市場動向の情報提供も行っており、税理士としてのキャリアを長期的に考える際にも役立つ。
総合型エージェントでありながら専門職支援に注力しているため、総合力のあるパソナキャリアは、転職先探しの頼れる伴走者となってくれるはずだ。
税理士の転職でエージェントを利用するメリット

ここからは、税理士が転職エージェントを活用することによって得られるメリットについて解説する。
これらの中の一つでも「自分にとって有用だ」と感じたなら、ぜひ個別のエージェントに連絡して詳しい話を聞いてみてほしい。
非公開求人を含めた最適な転職先の提案がある
エージェントを利用する最大のメリットは、多くの非公開求人にアクセスできる点にある。
採用競合を避けたい、戦略ポジションを秘密裏に採用したい企業は、税理士資格を必要とするハイクラス案件や高年収ポジションの募集を非公開としやすいからだ。
特に、大手法人や有名企業、専門性の高いコンサルティングファームなどは、この傾向が強くある。
エージェントのコンサルタントは、登録者の経歴や希望条件をもとにマッチ度の高い求人を紹介してくれる。
そのため、転職サイトでは発見できない、専門性の高い、好条件のポジションにも応募しやすい。大手や有名企業を視野に入れる場合は、エージェント利用が必須といえる。
業界情報や現場の声を教えてもらえる
業界動向や採用市況、報酬相場などの最新情報を得られることは、エージェントを利用する大きな利点だ。
加えて、エージェントを通じて、応募先の雰囲気や本音をつかみやすくなるのもメリットの一つだろう。
エージェントは採用担当者とのやりとりを通じて、企業が本当に求めている人物像を把握していることが多い。
これらの情報をもとに候補先を絞り込めば、転職後のフィット感を高められるだけでなく、効果的な対策を立てられる。
個人で同レベルの情報を収集するのは難しいため、この点だけを見ても、エージェントを介するメリットは大きいといえる。
書類選考から面接までのサポートが手厚い
エージェントを利用すれば、履歴書や職務経歴書などの書類作成から、面接日程の調整、面接対策に至るまで包括的なサポートを無料で受けられる。
税理士資格が活かせるポジションを勝ち取るためには、持っている知識や経験を「どのようにアピールするか」が肝となる。
エージェントなら過去の合格・不合格事例をもとに、書類の書き方や面接での受け答えについて的確にアドバイスし、候補者の魅力を引き出してくれる。
また、模擬面接や質問対応の練習を行ってくれる点でも頼りになる。実践的なシミュレーションを積むことで、面接本番に自信を持って臨めるようになるのは、大きなメリットだ。
報酬交渉や条件調整を代行してくれる
エージェントの中には、応募者に代わって条件交渉を行うところも多い。
税理士のような専門資格者の場合、適正な年収や相場感を把握しづらいことがあるが、エージェントなら過去の事例や企業の内部事情を踏まえ、より有利な条件を引き出せる可能性が高い。
また、繁忙期の退職・入社時期など、スケジュール面の調整が複雑になりやすい場合でも、企業との間に立って円滑に対応してもらえる。
ワンクッション置いて話ができることは、交渉を有利に進めるうえでも、心理的負担を軽減するうえでも、大きなメリットとなる。
キャリアに関する長期的なサポートも期待できる
転職エージェントは、目先の転職成功だけを目的とするのではなく、長期的なキャリア形成を考えるうえでも頼れる存在である。
将来的に独立を考えている人や、キャリアチェンジを目指している人なら、長いスパンで将来像を見据えたアドバイスが期待できる。
エージェントによっては、転職後のフォローや再転職時の相談にも応じてもらえる場合がある。
自分の市場価値を客観的に把握し、新たなチャンスをうまくつかむためにも、信頼できるエージェントを長期的なパートナーとして活用し続けることは、大きなアドバンテージとなるだろう。
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税理士の転職でエージェントを使うときの流れ

エージェントを利用しての転職活動は、細かい点こそ会社ごとに異なるが、おおむね以下のステップを踏むことが多い。
自分のスケジュールや希望条件に合わせ、適宜アレンジしながら進めてほしい。
①公式サイトから無料登録する
最初のステップは、希望する転職エージェントの公式サイトから会員登録をすることだ。
名前や連絡先、職務経歴、保有資格などを入力すると、エージェント側でプロフィールの確認が行われる。
税理士資格だけでなく、簿記やFPなどの関連資格があればすべて記載しておこう。実務経験がある場合も丁寧に記載しておくと、スムーズに次のステップへ進める。
複数のエージェントに登録しておくと、非公開求人の数や対応の違いなどを比較できる。時間に余裕がある人は、複数エージェントに登録しておくと選択肢が広げられる。
②アドバイザーのカウンセリングを受ける
登録後は、エージェントのアドバイザー(コンサルタント)とのカウンセリングに進む。
これまでの経歴や保有資格、希望する職種や年収、勤務地などについて、電話、オンライン、または対面で質問されるのが一般的だ。
ここで、職務経歴や現在の勤務環境に対する課題をできるだけ詳しく伝えておくと、求人紹介がより的確なものになりやすい。
キャリアプランが明確でない段階なら、アドバイザーと相談しながら方向性を決めていくことも可能だ。
初回のカウンセリングは、アドバイザーとの相性を測るチャンスでもある。質問への対応や提案内容の的確さ、レスポンスのスピードなどが自分に合うかを確認してみると良いだろう。
③求人の紹介を受けて応募する
面談を通じて要望を把握したアドバイザーからは、公開・非公開にかかわらず求人の紹介がある。求人票やアドバイザーから得た情報を吟味して、応募を検討していく。
優秀な担当者なら、具体的な業務内容、求めるスキルセットのほか、企業の雰囲気、部署の人員構成、募集背景などの情報をつかんでいることも多い。
疑問や不安があれば、積極的にアドバイザーに相談し、条件面や職場環境をしっかり確認すると良い。
④選考・内定・入社準備
応募を決めた求人については、エージェントが企業へ応募書類を提出し、書類選考に進むことになる。
書類の作成や添削はエージェントがサポートしてくれる。そのため、自分では気づきにくいアピール不足や方向性のズレを防ぎやすい。
書類選考を通過すると、次は面接に進む。日時調整や企業との連絡対応もエージェントが代行してくれるので、忙しい時期でも安心して準備に集中できる。
もちろん、面接に向けた対策や想定問答のブラッシュアップなども、エージェントがサポートしてくれるので安心だ。
内定後に、年収や待遇の条件交渉、入社日の調整などの手続きを任せられるのも大きな利点だ。
応募者は退職時の引き継ぎや新居の準備など、ほかに優先すべきことに時間とエネルギーを注げる。
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税理士が転職エージェントを利用するデメリット・注意点

エージェントを活用すると、孤独に陥らず、スムーズに転職活動を進められるが、一方でデメリットや注意すべき点もある。以下では、代表的な例と対処方法について解説する。
希望から外れた求人を提案されることがある
エージェントのビジネスモデルは、企業から支払われる紹介成功報酬を収益源としている。
このため、どうしても「自社が得意とする企業や職種」「より成立しやすい求人」に力を入れる傾向がある。
たとえば、企業の求人を得意とするエージェントに相談した場合、事業会社の求人を優先されるケースがある。
また、アドバイザー個人の得意領域や報酬が高い企業、あるいは短期間で成約が見込める案件などに偏ることもある。
自分の希望とは異なる業種・職種が多く提示されていると感じたら、「事業会社には興味がない」「会計事務所を中心に考えたい」など、優先度をはっきりと示すと良い。
別のエージェントを併用して対策しておくのも一案だ。
アドバイザーとの関係性からストレスを感じることもある
アドバイザーの性格やコミュニケーションスタイルは、人によって大きく異なる。
こちらの要望をしっかり聞いて的確な求人を提案してくれるアドバイザーもいれば、連絡が遅い、希望と合わない案件ばかり勧めるなど、ストレスを感じる相手に当たることもある。
このような場合は、アドバイザーの変更を依頼することが可能である。相性の良し悪しはあくまで個人の適性やスタイルによるものなので、必要以上に気に病む必要はない。
むしろ、不満を抱えたまま我慢して活動を続けるほうが、転職活動全体の効率やモチベーションを下げかねない。
納得できるサポートを受けるためにも、遠慮なく担当変更やほかのエージェントの活用を検討するのが望ましい。
入社を急かされるケースがある
エージェントによっては、早く内定が決まるほど、紹介報酬が早期に確定する仕組みになっている場合もある。
このため、応募者の気持ちを十分に確認しないまま「急ぎで入社を決めてしまいましょう」と話を進めようとするアドバイザーも存在する。
なんとなく焦りを感じてしまい、不本意なタイミングで入社してしまうと、後から後悔する可能性も高くなる。
こうしたリスクを避けるためには、最初の段階で「入社できる時期」や「転職の希望時期」を明確に伝えておくことが重要だ。
自分のペースを守りつつ、アドバイザーの意見も参考にするバランス感覚も必要だ。
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こんな人には転職エージェントの利用がおすすめ

ここでは、転職エージェントをどのような人が上手に活用できるのか、そしてメリットを最大限に引き出すためにはどのようなコツがあるのかを考察する。
エージェント利用がおすすめな人
以下のような状況にある人には、エージェントの活用をおすすめしたい。良いアドバイザーを味方につけることで、転職活動を効率化でき、新たな可能性を見出せるはずだ。
忙しくて求人検索に時間を割けない人
税理士業務は繁忙期に入ってしまうと、転職活動にまで手が回らくなることが多くなる。エージェントならその手間を代わりに担ってくれるため、限られた時間でスムーズに活動できる。
書類作成や面接対策に不安を抱える人
職務経歴書や面接でのアピールポイントがずれていると、せっかくのチャンスを逃してしまう恐れがある。
エージェントは過去の成功・失敗事例を踏まえた具体的なアドバイスを提供してくれるため、通過率を高められる。
年収アップや勤務条件について交渉をしたい人
自分では言いづらい給与や待遇の交渉も、エージェントが代行してくれるため、好条件を引き出しやすい。
特に特化型のエージェントであれば、交渉のポイントを的確に押さえ、企業側との調整をスムーズに進めることで、より有利な条件を獲得できる可能性が高い。
キャリアの視野を広げたい人
会計事務所や税理士法人だけでなく、コンサルティングや国際税務など、税理士資格を活かせる領域は幅広い。
エージェントの非公開求人やネットワークを活用すれば、思わぬ可能性に出会えるかもしれない。
転職エージェントをうまく活用するコツ
税理士の転職を成功させるには、ただ求人を紹介してもらうだけでは不十分だ。
自分のキャリアビジョンや希望条件をアドバイザーに正確に伝え、エージェントのサポート力を引き出すことが重要になる。
自分のキャリアビジョンを整理しておく
転職に失敗しがちな人の特徴として、税理士としてどうなりたいかが定まっていない、またはうまく伝えられないことが挙げられる。
「とりあえず手に職を」という漠然とした動機のみで動くと、エージェント側も的確なアドバイスを行いにくく、結果的にミスマッチを起こしやすくなる。
まずは「税理士法人でマネージャーを目指したい」「事業会社の経理部門で経営に近いポジションで活躍したい」など、大まかな方向性だけでも示せるようにしておこう。
エージェントにはネガティブな情報も正直に伝える
エージェントのキャリアカウンセリングでは、転職先の希望条件や前職を退職する理由などを尋ねられることが多い。
企業面接ではネガティブな内容をポジティブに言い換える配慮が必要だが、カウンセリングの段階では正直に話すほうが、より自分に合った求人を紹介してもらいやすい。
また、年収や勤務地、勤務時間などの譲れない条件は、遠慮せずはっきり伝えるべきだ。
曖昧にしてしまうと、アドバイザーも適切な求人を探しにくく、結果的にミスマッチのリスクが高まる。
複数のエージェントを比較し、最適な担当者を見極める
エージェントにはそれぞれ得意分野や保有求人が異なるため、2〜3社ほど同時に登録して比較すると効率が良い。
やりとりする中でアドバイザーの提案内容やコミュニケーションの質を見極め、相性が良いと感じる担当者をメインに活動するとよいだろう。
もし連絡の遅さや要望との食い違いが続く場合は、担当アドバイザーの変更を希望することも可能である。
初回カウンセリング時に、担当者以外に相談できる窓口などがあるかを確認しておくと安心だ。
自分のペースを保ち、自分で最終判断を下す
最も重要なのは、あくまでも最終的な決断を自分自身が行うという意識を忘れないことである。
アドバイザーとの関係が深くなるにつれ、遠慮して「この求人は興味がない」「自分には合わない」など、率直な意見を言いづらくなるかもしれない。
しかし、否定的な感想であってもこまめに伝えれば、次回以降の紹介精度が高まり、より適切な求人を提案してもらえるようになる。
また、エージェント側が早期内定や条件面での妥協を促してくる場合があっても、自分のペースを崩さないことが大切だ。
転職活動を成功させる鍵は「納得して進める」という姿勢にある点を肝に銘じておこう。
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エージェントを活用した税理士転職の成功例

最後に、転職エージェントを利用してキャリアアップを実現した事例を、3つに絞って紹介しよう。
いずれも、候補者がキャリア目標を明確に示し、エージェントのサポートと結びつけることで成功につなげた好例だ。
※出典:MS-Japan(MS Agent)「税理士の転職成功事例」
未経験から大手税理士法人へ転職した20代税理士志望者
まず紹介するのは、税理士科目合格、新卒で入社した企業を1年で退社した20代男性の事例である。
- 転職前:専門学校で勉強中(年収:0万円)
- 転職後:海外展開する大手クライアントを持つ税理士法人(年収:470万円)
- 資格:税理士科目2科目合格(簿記論・財務諸表論)
- 活動スケジュール:2023年1月応募開始 → 3月内定 → 8月税理士試験受験(3科目) → 9月入社
Yさん(20代後半・男性)は大学院修了後、上場薬品メーカーに就職したが、「もっと専門性のある仕事に就きたい」という思いから1年で退職。
以降は税理士専門学校で学び、簿記論・財務諸表論の2科目に合格していた。
その後、3科目を受験する年の1月から転職活動を始め、想定以上に多くの書類選考を通過。
合計9法人の面接に臨む過程でエージェントと共に、面接ごとにキャリアビジョンを少しずつ更新し、具体化していった。
自分の強みを再認識し、将来像や学習計画を明確に打ち出すよう工夫を重ねるたびに、自分をより的確にアピールできるようになり、最終的には5社の内定を獲得するに至った。
結果的にYさんは、海外展開する大手クライアントを多く抱える税理士法人を選択。試験結果以上に「今後の伸びしろ」や日々の努力を怠らない姿勢が高く評価されたという。
エージェントのサポートを受けながら、「転職活動そのもの」を通じて自分を伸ばしていけたことが成功の一要因となり、納得できる転職先を見極める原動力ともなった。
外資系事務所への転職で年収アップを叶えた40代・女性税理士
続いて、「キャリア・年収・ワークライフバランス」の希望をすべて叶えた事例を紹介しよう。
転職エージェントという第三者の視点を得ることで、経験やスキルを付加価値として打ち出し、転職を成功させた好例である。
- 転職前:国内税理士法人(40名規模、年収500万円)
- 転職後:外資系特化型会計事務所(20名規模、年収500万円)
- 希望条件:キャリアアップ、年収維持、ワークライフバランスの確保
40名規模の税理士法人で中核人材として活躍していたMさん(40歳・女性)は、仕事の充実と引き換えに、家族との時間が少ないことに悩みを抱えていた。
一方で、実母の介護費用や息子の学費などの負担を考えると、労働時間を大幅にセーブできないジレンマもあった。
「家族との時間を増やしたいが、収入を落とすことも難しい」。そこでMさんは、仕事量を絞るのではなく、むしろキャリアアップを図る方向へ舵を切る。
「キャリア、年収、ワークライフバランスをすべて諦めない」ことが状況改善の最善策だと考え、エージェントと二人三脚での転職活動に踏み切ったのである。
エージェントとの面談を重ねるうちに見えてきたのが、かつて英語を使う業務に携わった経験だ。
エージェントは「Mさんの経歴を高く評価してもらえる可能性が高い」として、外資系企業や事務所の検討を提案した。
Mさんは「英語から離れて久しい」という不安を抱えていたが、年収や勤務条件に魅力を感じ、挑戦を決意した。
その結果、「向上心」と「英語スキルを伸ばしたい意欲」が評価され、柔軟な勤務体系を備えた外資系特化型会計事務所での内定を獲得するに至ったのである。
エージェントがMさんの「埋もれていたスキル」を見出し、採用側へ的確にアピールできた点が大きな成功要因となった。
Mさん自身の魅力と、第三者であるエージェントの視点が相乗効果を生んだ好例である。
「専門性の追求」を目標に転職先を選んだ30代後半男性税理士
最後に紹介するのは、自分の希望を明確に打ち出すことで、仕事のやりがいと年収アップを同時に叶えた事例である。
- 転職前:税理士法人(年収600万円)
- 転職後:資産税特化事務所(年収700万円)
- 資格:税理士
- 希望:資産税分野で専門性を高めつつ、年収アップを狙いたい
Nさんは税理士資格を取得後、一般的な顧問業務と少数の相続業務をこなしてきたが、かねてから興味を抱いていた資産税関連の経験が十分に積めず、物足りなさを感じていた。
「より多くの相続案件に携わり、事業承継を含む資産税の知見を深めたい」という思いが強まり、転職を決意するに至った。
エージェント側はNさんの要望を受け、資産税に特化した事務所を中心にいくつか提案。
受注件数の安定度や業務の進め方、年収アップの可能性など、具体的な情報を共有しながらNさんをバックアップした。
結果、Nさんは年収700万円のオファーを獲得し、転職を成功させた。
採用側が評価したのは、Nさんが30代の比較的若い年齢でありながら、幅広い案件に対応できるポテンシャルを持つこと、そして「資産税分野を本格的に伸ばそうとする意欲」の高さである。
資産税は経験者が比較的少ない分野であるため、「経験と資格を兼ね備えた若手税理士」の価値が認められやすかったことも幸いした。
実務経験が必ずしも豊富でなくとも、「専門性を伸ばしたい意欲」と「税理士資格を生かした成長意欲」を明確に示せば、採用側がポテンシャルを買って好条件を提示する例は十分にある。
Nさんの転職はまさに、その好例といえるだろう。
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税理士の転職〜エージェントとの連携で新たな可能性を広げよう!

税理士としてさらなるキャリアアップを目指すなら、転職エージェントとの連携は欠かせない。
エージェントなら、税理士法人や会計事務所だけでなく、コンサルティングファームや事業会社の財務ポジションなど、幅広い選択肢に触れられる。
非公開求人にもアプローチできるので、自分ではリーチしにくい案件に出会えるチャンスも広がる。
また、書類添削や面接対策、企業との条件交渉などのサポートを無料で受けられるのも大きな利点だ。
現職の仕事をしっかりこなしつつ、スムーズに次のステージへ進むためにも、早めに動いてアドバイザーと良好な関係を築いておくことがおすすめである。
転職の意向が固まりつつある人はもちろん、キャリアプランに悩んでいる段階でも、気軽にアドバイザーに相談してみる価値は大いにある。
話を聞いてみれば、自分の市場価値や選択肢を客観的に知るきっかけになるだろう。
まずは記事で紹介した11社のうち1社を選び、コンタクトしてみてはいかがだろう。新たなキャリアの扉が開くきっかけとなるかもしれない。
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