- 住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りる方法が知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンの借入条件を理解したい
- どの借入方法にするか迷っている
ネット銀行の最大手ともいえる住信SBIネット銀行。ATM手数料や振込手数料が複数回無料となるのが人気で、多くのユーザーが利用している。
住信SBIネット銀行では、カードローンも利用できる。すでに銀行を利用している人や口座と一緒にカードローンを申し込もうと考えている人もいるだろう。
カードローンの申込前には、借入できる条件や借入の方法をおさえる必要がある。住信SBIネット銀行のカードローンを使おうと考えている人で、まだ条件や借入の仕方を把握していない人もいるだろう。
この記事では、住信SBIネット銀行のカードローンについて、借入条件や借入の仕方、メリット・デメリットなどを解説する。
住信SBIネット銀行でお金を借りたいと考えている人は、ぜひ参考にしてほしい。
住信SBIネット銀行カードローンの借入条件
住信SBIネット銀行のカードローンを利用するには、事前に借入できる条件やどれだけ借りられるか、金利はいくらか、といった基本情報をおさえておく必要がある。
借入条件に合致しないのであれば、当然カードローンの利用はできない。
また、申し込みが完了したとしても、審査に落ちてしまえばお金は借りられない。
住信SBIネット銀行の借入条件や金利・利用額などを把握して、問題なくカードローンを使えそうか確かめておこう。
- 借入できるのは満20歳〜満65歳まで
- 申し込みには「安定した収入」が必要
- 学生や専業主婦、無職でも借りられる?
- 利用限度額は審査によって決まる
- 金利は変動の可能性あり・諸条件達成で引き下げも
借入できるのは満20歳〜満65歳まで
住信SBIネット銀行カードローンは、満20歳〜満65歳までが申し込み可能だ。幅広い年代の人が使えるため、銀行カードローンを探している人にとっては十分選択肢になりうるだろう。
なお、年齢に合致しない場合は、カードローンを申し込んでも審査落ちする。たとえば、以下のような人は住信SBIネット銀行のカードローンは利用できない。
- 高校生以下の未成年
- 18歳・19歳の人
- 66歳以上の人
もし条件に合わないのであれば、より幅広い年齢の人が利用できるカードローンの契約がおすすめだ。以下に例として掲載する。
カードローン | 住信SBIネット銀行 | 三井住友銀行 | プロミス |
---|---|---|---|
申し込める年齢 | 満20〜満65歳 | 20〜69歳 | 18〜74歳 |
詳しくはこちら |
三井住友銀行は69歳まで、プロミスは18歳から74歳まで申し込める。現時点で住信SBIネット銀行のカードローンに申し込めない人は、こういった商品も検討するとよいだろう。
申し込みには「安定した収入」が必要
住信SBIネット銀行のカードローンを申し込むには「安定継続した収入」が必要とされている。
毎月の給与収入がある会社員や公務員だけでなく、パートやアルバイトでも安定的な収入があれば、カードローンへ申し込む条件を満たしているといえる。
一方、収入の入る月が途切れることがある人や、収入自体が全くない人は「安定継続収入」がないとみなされ、審査落ちする可能性が高い。
金額は少なくても、継続して収入を得られているかが、カードローンを契約できる条件の一つとなる。
また、前述のように住信SBIネット銀行カードローンは66歳以上の人は申し込めない。
そのため、年金の受け取りは安定収入とはみなされない。労働収入を得ているかどうかが鍵となるだろう。
学生や専業主婦、無職でも借りられる?
住信SBIネット銀行カードローンは、身分・属性によっても借りられる人とそうでない人が分かれる。
学生は、アルバイトをしていて安定した収入があり20歳以上であれば、利用可能だ。
大学生や専門学校生、大学院生などは卒業までの間に20歳をまたぐため、カードローンを利用できる可能性が十分あるだろう。
18歳・19歳の学生は、アルバイトで収入を得ていたとしても、年齢が条件に合致しないため、申し込みはできない。
専業主婦は、住信SBIネット銀行のカードローンの利用は不可能だ。専業主婦は収入を得ておらず「安定継続収入」の条件を満たせない。
カードローンには、クレジットカードのように家族カードを発行することはできない。専業主婦でも申し込めるようなカードローンに申し込んだほうがよいだろう。
無職の人も、住信SBIネット銀行のカードローンには申し込めない。専業主婦と同様、安定継続収入がないため、条件を満たせない。
無職の人のなかには「FIREして資産が豊富にある」「年金を受け取りはじめている」という人もいるだろう。
しかし、たとえ資産が十分にあったとしても「安定継続収入」という条件は満たせていない。そのため、カードローンへの申し込みはできないのだ。
住信SBIネット銀行のカードローンを利用したいのであれば、まずは安定した収入を得続けることが大切だろう。
利用限度額は審査によって決まる
住信SBIネット銀行のカードローンの利用限度額は、基本的に審査によって決まる。
限度額は10万円〜1,000万円の範囲内で決められる。判断材料としては、申込時に申告する年収や勤務先の情報が使われる。
貸金業法の総量規制では、借入できる金額は「収入の3分の1まで」と決められている。
消費者金融のカードローンは、貸金業法に基づいて運営されるサービスであるためこの総量規制が適応される。
一方、住信SBIネット銀行のカードローンは銀行が提供するカードローンであるため総量規制は適用されない。
しかし銀行カードローンも自主規制でこの規制に準拠しているため、年収の3分の1程度が借入の最大限度額だと考えておこう。これは個人に過剰な貸付や返済能力を超える貸付をしないためだ。
そのため、利用限度額は申込時に記載した年収の3分の1までの範囲で、返済能力などを総合的に判断したうえで決定しているものと考えられる。
金利は変動の可能性あり・諸条件達成で引き下げも
住信SBIネット銀行カードローンの金利は、以下のとおり利用限度額によって変化する。
ご利用限度額 | 基準金利(年率) |
---|---|
910万円~1,000万円 | 2.49% |
710万円~900万円 | 2.99% |
610万円~700万円 | 4.49% |
510万円~600万円 | 5.49% |
410万円~500万円 | 6.49% |
310万円~400万円 | 7.49% |
210万円~300万円 | 8.99% |
110万円~200万円 | 11.99% |
10万円~100万円 | 14.79% |
最低金利は2.49%(年)、最大金利は14.79%(年)と、カードローンのなかでは低いほうといえるだろう。
また、住信SBIネット銀行のカードローンは、条件を達成すると金利が下がるのが特徴だ。条件は以下のとおりとなっている。
条件詳細 | 引下げ金利 | |
---|---|---|
条件1 | SBI 証券の口座を保有しており登録済であること、もしくは住信SBIネット銀行の取扱う住宅ローン残高があること | 年0.5% |
条件2 | ミライノ カード(JCB)を保有していて、引落口座を住信SBIネット銀行のものに設定していること※ | 年0.1% |
合計 | 年0.6% |
※ミライノ カード(JCB)は2023年11月30日で新規募集を停止している
※条件2については、オリックス・クレジット株式会社、および株式会社ジャックスが保証するカードローンを契約している人は対象外
最大で0.6%(年)金利が下がる。金利が下がれば、1.89〜14.19%(年)が基準金利となるため、返済の負担を和らげられるだろう。
住信SBIネット銀行カードローンの借入方法とは?
住信SBIネット銀行カードローンでは、アプリ・Web、ATMの3つの方法でお金を借りられる。
それぞれの方法ごとに、特徴や操作手順、メリット・デメリットは異なる。自分が最も使いやすい方法で、お金を借りるとよいだろう。
それぞれの借入の仕方について、詳しく解説する。
- アプリ「住信SBIネット銀行-NEOBANK」から借りる
- パソコンやスマホを使ってWeb上で借りる
- ATMを使って借りる
アプリ「住信SBIネット銀行-NEOBANK」から借りる
特徴 | わかりやすいインターフェースで簡単に借入ができる |
---|---|
借入可能な時間 | 24時間 |
借り方の手順 | アプリを開く 下部タブの「メニュー」で「カードローン」を選択するとWebサイトにアクセスするため「お借入れ」を選択する 借入金額を入力して手続きを進める 借入が完了する |
メリット | 家にいながら簡単に借入手続きができる Webサイトへのアクセスの手間を省ける |
デメリット | スマホのOS次第では利用できない パソコンには対応していない |
この方法がおすすめな人 | 日頃からスマホをよく使う人 できれば借入のために外出したくない人 |
アプリを使って取引する方法は、Webサイトとは異なる明快なインターフェースで操作ができる点が特徴だ。
スマホでの操作に最適化されたデザインで、借入操作がスムーズに行える。日頃からスマホをよく使う人には最適な借入手段だ。
借入は24時間いつでも可能だ。住信SBIネット銀行のメンテナンス時間でなければ、アプリを開いていつでも借入ができる。
アプリの下部タブ「メニュー」でカードローンを選択すればそのままWebページにアクセスできる。借入金額を入力して手続きを進めていけば、すぐにお金を借りられる。
スマホアプリでの取引のメリットは、家にいても借入手続きができることだ。
わざわざATMにいく手間がかからないのは、利便性を求める人にとって大きなメリットといえる。
また、Webサイトで都度検索したりトップページからログインしたりする手間がかからない。
アプリは「スマート認証NEO」を設定しておけば、生体認証で簡単にログインできる。よりスムーズに手続きしたい人は、アプリからの借入がおすすめだ。
一方、アプリはスマホのOS次第では利用できない場合がある。最新OSへのアップデート直後や、OSが古い場合はアプリが対応しておらず利用できない。
そのため、スマホのOSの管理には十分注意したい。また、アプリはパソコンには対応していない。パソコンからアクセスするなら、Webサイトからログインして取引をしよう。
パソコンやスマホを使ってWeb上で借りる
特徴 | Web上で画面を操作すればすぐに借入ができる |
---|---|
借入可能な時間 | 24時間 |
借り方の手順 | 住信SBIネット銀行のWebサイトにアクセスする 自分の銀行口座にログインするサイトの「カードローン」から「お借入れ」を選択する 借入金額を入力して手続きを進める 借入が完了する |
メリット | 家にいながら簡単に借入手続きができる パソコンでの作業中などに片手間で借入ができる |
デメリット | 現金で使う場合は借りたお金を口座から引き出さなければならない 気軽にできる分、借り過ぎてしまう可能性がある |
この方法がおすすめな人 | スマホ・パソコンを使う機会が多い人 ATMが近くになく外に出る機会がない人 細かい単位でお金を借りたい人 |
Web上で借りる方法は、パソコンやスマホ、タブレットなどインターネットが利用できる端末であればどれでもアクセスができる。
スマホやパソコンを日頃から利用している人やATMが近くにない人でも借入しやすい方法といえる。
Web上で借りる場合は、24時間いつでも借入ができる。深夜・早朝などでもお金を借りられるため、仕事や生活スタイルにかかわらず利用しやすい。
借入するには住信SBIネット銀行のWebサイトから銀行口座にログインし「カードローン」の項目から「お借入れ」を選択して手続きをしよう。
操作自体はアプリを使う際と同様だが、ログインを都度する必要があるため、パスワードを忘れないよう注意したい。
Web上で借りるメリットは、家にいても借入できる点だ。パソコンで別作業をしている間に借入ができるため、ATMに向かう手間もかからない。
一方、気軽に借りられるため、必要以上の金額を借りてしまう可能性がある。利用限度額や金利などを今一度確かめ、余裕を持って返済できるか考えたうえでの借入が大切だ。
ATMを使って借りる
特徴 | ATM操作で借入ができるため外出中に気軽に借りられる |
---|---|
借入可能な時間 | 24時間 |
借り方の手順 | ATMに向かう カード挿入またはスマホアプリでATMを操作する 借入額を入力 お金を受け取って借入が完了する |
メリット | 家族や同居する人に気づかれにくい Wi-Fi環境やモバイルデータ通信環境を気にする必要がない |
デメリット | ATMへ向かう手間がかかる 現金を受け取る必要がある |
この方法がおすすめな人 | 借入の頻度が少ない人 出かける機会が多い人 |
ATMを利用して借りるのは、カードローンの最もスタンダードな使い方だ。住信SBIネット銀行のカードローンは、コンビニのATMでの取引に対応している。
たまに借入する機会のある人や頻繁に外出する人などにおすすめの使い方といえる。
住信SBIネット銀行のカードローンは、ATMでの取引でも24時間いつでも借りられる。コンビニATMに対応しているため、24時間営業の店舗であれば取引が可能だ。
借入手順は、銀行口座からお金を引き出したり預けたりするのと同じように、ATMを操作すれば完了する。カードまたはスマホアプリでATMを操作し、借りたお金を受け取ろう。
ATMでお金を借りるメリットは、家族や同居している人に気づかれにくい点だ。カードさえあれば借りられるため、スマホやパソコンを見られても心配ない。
また、通信環境を気にする必要がないのもメリットだ。Webで借りる場合、通信障害時は取引ができない。
ATMは通信環境を気にせずに使えるため、スマホの調子が悪いときにも役立つだろう。
一方、ATMに出向く手間がかかるのはデメリットといえる。
自宅近辺にコンビニがあれば問題ないが、まったくない場合や近くのATMに行くまでに時間がかかる場合は、出向くのが面倒だ。
また、借入金額によっては多額の現金を受け取らなければならない場合がある。お金を落としたりどこかに置き忘れたりしないよう、細心の注意を払う必要があるだろう。
住信SBIネット銀行カードローンで即日借入はできる?借入は24時間可能?
住信SBIネット銀行カードローンの利用時に気になるのが、融資スピードや借入できる時間帯だ。
即日借入ができれば、急ぎの支払いもすぐに対応できる。また、24時間借入できれば、深夜・早朝でもお金を借りられるため利便性が高い。
住信SBIネット銀行カードローンの即日借入や借入できる時間について解説する。
- 住信SBIネット銀行カードローンは即日融資に対応していない
- 住信SBIネット銀行カードローンが最短で利用できるのはいつから?
- 住信SBIネット銀行カードローンは24時間いつでも借りられる
- 早くお金を借りたければ即日審査・即日融資のカードローンを使おう
住信SBIネット銀行カードローンは即日融資に対応していない
住信SBIネット銀行のカードローンは、即日融資には対応していない。これは、銀行カードローンの審査内容の変更が要因と考えられる。
全国銀行協会では、2018年から銀行カードローンの審査時に、申込者が反社会的勢力でないかどうか確かめることを義務化している。
具体的には、申込者の情報と警察庁の暴力団情報データベースとの照合が行われることになっている。
データベースとの照合は完了するまでに時間を要する。加えて、警察は土日祝日が休日であるため、データベースへの照合も行えない。そのため、即日での融資は不可能となっているのだ。
なお、消費者金融のカードローンは、警察庁データベースとの照合は行っていない。
もしすぐにお金を借りたいならアコムやアイフル、プロミスといった消費者金融カードローンの契約を検討しよう。
住信SBIネット銀行カードローンが最短で利用できるのはいつから?
住信SBIネット銀行カードローンは申込から融資までに最短数日かかる。
仮審査の結果は最短60分で通知されるが、本審査の完了までにはその後数日かかる。また、住信SBIネット銀行の口座を持っていない場合は、口座開設手続きも必要だ。
住信SBIネット銀行カードローンは、利用できるようになるまで最短で2週間程度と考えておくとよいだろう。
加えて、住信SBIネット銀行カードローンの審査では、仮審査後に本人確認書類を提出することになる。
Web上でアップロードするならスムーズに手続きできるが、郵送で書類を送る場合は、書類到着までの時間も考慮しなければならない。
3週間以上かかる可能性もあることをおさえておこう。
住信SBIネット銀行カードローンは24時間いつでも借りられる
住信SBIネット銀行のカードローンは、どの借入方法でも24時間365日借入が可能だ。
住信SBIネット銀行カードローンの借入方法はWeb、アプリ、ATMの3つだ。
Webやアプリでの借入は、銀行がメンテナンス中だったりスマホの回線が通信障害だったりしなければ、いつでもアクセスして利用できる。
ATMはセブン銀行、ローソン銀行などさまざまなコンビニのATMが利用可能だ。どれか1つのATMがメンテナンス中であっても、ほかのATMを利用すれば借りられるため融通が利きやすい。
ただし、直接現金を引き出す場合は、必ずATM操作が必要になる。
Webやアプリで口座に借入金額を振り込んでもらい後で引き出すか、ATMで借入操作をして直接現金を受け取るとよいだろう。
早くお金を借りたければ即日審査・即日融資のカードローンを使おう
もし早くお金を借りたいのであれば、即日審査や即日融資をうたうカードローンの契約を検討しよう。
前述のとおり、住信SBIネット銀行カードローンは即日での融資に対応していない。そのため、すぐにお金を借りる予定の人は別のカードローン契約を検討する必要がある。
たとえば、以下のカードローンは即日審査や即日融資に対応している。
三井住友銀行カードローン | プロミス |
---|---|
最短即日で審査回答 | Web完結申し込みで即日融資が可能 |
詳しくはこちら |
住信SBIネット銀行は低金利で利用できる点は魅力だが、契約までのスピードは決して早くない。よりスピーディーに契約したいのであれば消費者金融のカードローン、魅力的な金利で比較的早く契約したい人は、別の銀行カードローンを契約しよう。
住信SBIネット銀行カードローンで借入するメリット・デメリット
住信SBIネット銀行カードローンのメリットは、低金利を実現できる点や利用限度額が高めな点、ATM手数料が無料で余計なコストがかからない点が挙げられる。
一方、契約スピードの遅さや返済日の融通のなさ、契約手続き方法のバリエーションの少なさがデメリットだ。
住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りることのメリット・デメリットを解説する。
- 銀行ユーザーであれば金利を下げられる可能性がある
- 利用限度額が最高1,000万円と高く設定されている
- ATM手数料がいつでも無料
銀行ユーザーであれば金利を下げられる可能性がある
住信SBIネット銀行のカードローンは、口座を保有していれば金利を下げられる可能性がある。
住信SBIネット銀行のカードローンでは、利用限度額ごとに金利が決まっている。金利は2.49%(年)から14.79%(年)の間で以下のように定められている。
ご利用限度額 | 基準金利(年率) |
---|---|
910万円~1,000万円 | 2.49% |
710万円~900万円 | 2.99% |
610万円~700万円 | 4.49% |
510万円~600万円 | 5.49% |
410万円~500万円 | 6.49% |
310万円~400万円 | 7.49% |
210万円~300万円 | 8.99% |
110万円~200万円 | 11.99% |
10万円~100万円 | 14.79% |
そして、一定の条件を満たせば金利を最大で0.6%(年)下げられる。金利ダウンの条件は以下のとおりだ。
条件詳細 | 引下げ金利 | |
---|---|---|
条件1 | SBI 証券の口座を保有しており登録済であること、もしくは住信SBIネット銀行の取扱う住宅ローン残高があること | 年0.5% |
条件2 | ミライノ カード(JCB)を保有していて、引落口座を住信SBIネット銀行のものに設定していること※ | 年0.1% |
合計 | 年0.6% |
※ミライノ カード(JCB)は2023年11月30日で新規募集を停止している
※条件2については、オリックス・クレジット株式会社、および株式会社ジャックスが保証するカードローンを契約している人は対象外
ただし、ミライノ カード(JCB)は新規発行をしていない。そのため、これから住信SBIネット銀行の口座やカードローンを申し込む人にとっては、利用できない特典となる。
すでにカードや銀行口座を保有している人は、ほかの人よりも低い金利で借りられる可能性が高まるだろう。
なお、金利引下げが適用されるのは、基本的に「条件達成の翌々月1日」となっている。
すでにSBI証券の口座がある人や住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りている人、ミライノ カード(JCB)を持っている人であれば、契約時点で引き下げられた金利が適用される。
利用限度額が最高1,000万円と高く設定されている
住信SBIネット銀行のカードローンは、最大1,000万円と高い利用限度額が設定されているのが特徴だ。
カードローンの利用限度額はサービスごとに異なるが、住信SBIネット銀行のものは比較的高めの限度額だといえる。
たとえば、アコムや楽天銀行スーパーローンの利用限度額は800万円だ。これは比較的高めだが、住信SBIネット銀行のカードローンにはおよばない。
しかし、住信SBIネット銀行は利用限度額が最高1,000万円まであるため、年収3,000万円までの人ならば、総量規制の上限まで借入ができる可能性がある。
年収の高い人ほど、住信SBIネット銀行のカードローンがおすすめだといえるだろう。
ATM手数料がいつでも無料
住信SBIネット銀行のカードローンは、ATM手数料がいつでも無料となる。取引に対応しているATMは、以下の2つだ。
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
上記の2つのATMでは、借入・返済どちらも手数料無料で取引できる。
なお、借入したお金をATMで引き出す際は手数料がかかる場合がある。Webやアプリで借入した際、現金の引き出しはATMで行う必要がある。
このときは銀行口座からの引き出しとなるため、手数料がかかる可能性があるのだ。
住信SBIネット銀行は、スマート認証NEOの設定や給与振込口座への指定など諸条件を達成することで、ATM手数料や振込手数料などが複数回無料となる。
余計な手数料をかけないように、銀行口座の使い方も工夫するとよいだろう。
- 契約までに時間がかかる
- 約定返済日の融通が利かない
- 店舗がないため必ずWeb手続きをしなければならない
契約までに時間がかかる
住信SBIネット銀行のカードローンは、申し込んでから契約するまでに時間がかかる。カードローンの契約までの流れは、以下のとおりだ。
- 申込手続き
- 仮審査
- 本人確認・本審査
- 契約締結
仮審査に最短60分、本人確認や本審査に最短数日かかると考えると、スピーディーな契約は難しいだろう。
住信SBIネット銀行カードローンは最短数日かかると見ておいた方が良いだろう。
現金が必要になった場合に備えて契約するのであれば、金利の低い住信SBIネット銀行のカードローンは有効活用できるだろう。
しかし、すぐに借入したい人にとっては、契約まで時間がかかるのは大きなデメリットといえる。
約定返済日の融通が利かない
住信SBIネット銀行カードローンは、約定返済日が固定されており、柔軟に決められるわけではない。返済日は毎月5日で、土日祝日の場合は翌営業日となる。
約定返済日は5日以外には指定できないため、借入した際は必ず5日までに返済用のお金を用意する必要がある。
カードローンには、返済日を任意で決められるものがある。たとえば、以下のものは返済日を柔軟に決められる商品だ。
アコム | auじぶん銀行 |
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35日ごとの返済か、毎月指定日を任意で選んでの返済ができる | 35日ごとの返済か、期日を指定しての返済 |
詳しくはこちら |
約定返済日の融通が利かないと、収入が入るタイミングと返済日のタイミングがずれ込む場合があり、返済が難しくなってしまうこともあるだろう。
自分のペースで返したい場合は、自分で返す日を決められるカードローンを選ぶとよい。
店舗がないため必ずWeb手続きをしなければならない
住信SBIネット銀行はネット銀行というサービス形態を取っており、実店舗を持たない。そのため、すべての手続きをWeb上で完結させる必要がある。
すでに銀行口座を持っている人など、Web手続きに慣れている人であれば問題ないだろう。しかし、Webでの手続きをしたことがない人にとっては、苦労するケースも考えられる。
メガバンクや消費者金融のカードローンは、Webだけでなく実店舗での契約手続きも可能だ。
手続きに不安を感じる人は、手続き方法が複数あるものを契約すると、スムーズに手続きできるだろう。
便利な住信SBIネット銀行カードローンを活用しよう
住信SBIネット銀行カードローンは、スマホを使ったりATMを操作したりと、個人のライフスタイルに合った借り方ができる。借入できる条件をあらためて確認しておこう。
- 次の条件をすべて満たす個人のお客さま
- 申込時年齢が満20歳以上満65歳以下であること
- 安定継続した収入のあること
- 外国籍の場合、永住者であること
- 保証会社の保証が受けられること
- 住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有していること(同時申込可)
収入がある現役の会社員や公務員であれば、十分利用できる可能性があるだろう。
また、借入方法はスマホアプリ、Web、ATMの3つだ。自分に合った借り方で、計画的にカードローンを使うとよいだろう。
低金利で借りられていつでも返せるカードローンを探している人は、ぜひ住信SBIネット銀行のものをチェックしてみよう。