- 学生でもセブン銀行カードローンを使えるのか知りたい
- 学生が利用できる銀行系カードローンや代替手段を探している
- 学生が親にバレずにカードローンでお金を借りる方法を知りたい
在学中にカードローンでお金を借りたいが「学生でもお金を借りられるか」「親にバレずに利用できるか」と不安に思う人も少なくないだろう。
本記事では、学生がセブン銀行カードローンでお金を借りられるか、申込条件や審査の詳細はどのようになっているかなどを解説する。
また、学生におすすめのカードローンや親からバレずに利用するポイント、注意点も紹介するので、借入を検討している学生はぜひ参考にしてほしい。
学生はセブン銀行カードローンを利用できる?
ここでは、学生がセブン銀行カードローンでお金を借りられるのか、利用条件や審査などを根拠に解説する。
結論:学生は利用不可
結論から述べると、学生はセブン銀行カードローンに申し込むことができない。公式サイトにも、学生は利用できない旨が明記されている。
したがって学生がローンを利用したい場合は、楽天銀行など他行のカードローンやプロミスなどの消費者金融、学生向けローンなどを選ぶと良い。
セブン銀行カードローン以外のおすすめ商品は、後述の「学生が利用できるセブン銀行カードローン以外の代替手段とは?」で詳しく解説する。
セブン銀行カードローンの申込条件
セブン銀行カードローンを利用できるのは、以下の条件をすべて満たす方に限られる。
- セブン銀行口座を持っている個人の方
- 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の方
- 一定の審査基準を満たし、保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる方
- 外国籍の方は永住者であること
これらの条件を満たしていても、先述の通り、学生はセブン銀行カードローンを利用できない。
銀行カードローンの審査が消費者金融に比べて厳しい理由
銀行カードローンと消費者金融の審査を比べると、一般的に銀行カードローンの方が厳しいと言われている。
融資する利用者を見極めて損失リスクを低減させるために、審査で返済能力の有無を厳しくチェックする必要があるからだ。
銀行カードローンは消費者金融カードローンより金利が低めに設定されることが多い。
低金利であれば銀行側の利益も少なくなるため、貸し倒れによる損失のリスクを審査の段階でできるだけ抑えなければならない。
返済能力はどのカードローンの審査でも必ずチェックされる重要なポイントの一つだ。ただし、審査基準は金融機関によって異なる点には注意が必要だ。
銀行カードローンと消費者金融の審査の違い
銀行カードローンと消費者金融の審査の違いは、以下の通りだ。
銀行カードローン | 消費者金融 | |
---|---|---|
即日審査の可否 | 不可 | 原則的に可能 |
上限金利の相場 | 年14.0~15.0% | 年18.0% |
融資上限枠 | 概ね年収の1/3~1/2まで | 年収の1/3を超えない範囲※貸金業法による規定 |
消費者金融で借入を申し込んだ場合、スピーディーに審査が行われ、早ければ当日中に結果が通知される。一方で、銀行カードローンでは即日結果が出ないケースが多い。
反社会的勢力とつながりがないか確認するため、警察庁データベースへの照会が義務づけられており、この作業にある程度時間がかかるからだ。
他にも、返済の遅延や滞納の保証を引き受ける保証会社での審査がある点も理由の一つだ。
上限金利の相場にも違いがある。銀行カードローンの相場が年14.0~15.0%であるのに対し、消費者金融は年18.0%となっている。
そして、複数の借入状況を合わせた「融資上限枠」も異なる。
消費者金融では貸金業法の定めによって、利用者の年収の1/3を超える貸付が禁じられている。
銀行カードローンには貸金業法が適用されず、年収の1/3~1/2を融資上限枠とする場合が多く見られる。
学生が利用できるセブン銀行カードローン以外の代替手段とは?
ここでは、学生が利用できるセブン銀行カードローン以外の代替手段について「銀行カードローン」「消費者金融系カードローン」「学生向けローン」からそれぞれ2つずつ、借入条件を交えて紹介する。
申込資格や利用限度額、金利や審査の優遇など借入条件を比較し、自分に合った借入先を選べるよう参考にしてほしい。
おすすめ銀行カードローン①楽天会員と相性抜群の楽天銀行スーパーローン
まずは学生におすすめの銀行カードローンを紹介する。
ひとつめは楽天銀行スーパーローンだ。主な借入条件は以下の通りである。
申込資格 | 満年齢20歳以上62歳以下の方日本国内に居住している方 (外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方) お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
金利(年率) | 年1.9~14.5% |
月々の最低返済額 | 2,000円 |
優遇措置 | 楽天会員ランクに応じて審査優遇 |
詳しくはこちら |
楽天銀行スーパーローンは、アルバイトなど就業により毎月安定した収入があれば学生でも利用できる。
ランクに応じた審査優遇があるため、楽天会員の方には特におすすめだ。
おすすめ銀行カードローン②auユーザーはお得なauじぶん銀行カードローン
おすすめの銀行カードローンの2つめは、auじぶん銀行カードローンだ。主な借入条件は以下の通り。
申込資格 | 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の方安定継続した収入のある方(自営、パート、アルバイトを含む) アコム株式会社の保証を受けられる方 |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
金利 | 年1.48~17.5% |
月々の最低返済額 | 1,000円 |
優遇措置 | auIDを持っている方は金利0.1~0.5%優遇 |
出典:auじぶん銀行「カードローンau限定割」
auじぶん銀行カードローンは、学生でも満20歳以上かつアルバイト等の収入があれば利用可能だ。ただし、所定の審査によって要望通りの結果とならない場合がある。
また、auIDを持っている方は金利が0.1~0.5%優遇される。
カードローン新規契約と借入残高に応じてPontaポイントプレゼント特典もあるため、auユーザーならばお得に利用できるだろう。
おすすめ消費者金融系カードローン①18歳から利用できるプロミス
続いて、おすすめの消費者金融系カードローンを紹介しよう。
1社目はプロミス。主な借入条件は以下の通りだ。
申込資格 | 18~74歳の本人に安定した収入のある方 |
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利用限度額 | 500万円 |
金利 | 年4.5~17.8% |
月々の最低返済額 | 1,000円 |
優遇措置 | 初回借入の翌日から30日間無利息 |
詳しくはこちら |
プロミスは、18歳以上で安定した収入がある場合に学生でも利用できる。ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込みできない。
なお、プロミスで初めて借入する際には30日間無利息サービスが適用される。無利息期間中は返済額が全て元本返済に充てられるため、総返済額を抑えられる。
おすすめ消費者金融系カードローン②在籍確認の電話なしのアコム
おすすめの消費者金融系カードローンの2社目は、アコムだ。主な借入条件は以下の通りとなっている。
申込資格 | 20歳以上の本人に安定した収入のある方 |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
金利 | 年3.0~18.0% |
月々の最低返済額 | 1,000円 |
優遇措置 | 契約の翌日から30日間金利0円 |
詳しくはこちら |
アコムに学生が借入を申し込む場合は、20歳以上でアルバイトなどによる安定した収入があれば利用可能だ。
また、アコムでは勤務先への在籍確認の電話は原則実施していない。勤務先や親などに借入がバレたくない学生におすすめの消費者金融系カードローンだ。
おすすめ学生向けローン①セブン銀行ATM対応のカレッヂ
最後に、おすすめの学生向けローンを紹介しよう。
1社目はカレッヂだ。主な借入条件は以下の通り。
申込資格 | 18歳(高卒)以上の学生(大学・短大・専門学校・予備校など) |
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利用限度額 | 50万円※18・19歳の方は10万円 |
金利 | 年15.0~17.0% |
月々の最低返済額 | 1,000円 |
カレッヂは、高卒で18歳以上の学生を融資対象者としてローンサービスを提供する消費者金融だ。プロミスやアコムなど大手消費者金融と比較して1%ほど金利が低く設定されている。
またカレッヂでは、全国のセブン銀行ATMで借入や返済、残高照会が可能だ。返済手数料も無料で利用できる。手軽に様々な手続きができる点は大きなメリットだ。
おすすめ学生向けローン②高校生でもOKのマルイ
おすすめの学生向けローンの2社目はマルイ。主な借入条件は以下のようになっている。
申込資格 | 日本全国の高校・高専・大学・大学院・短大・専門学校等に在学中の学生※利用実績があれば卒業後も利用可能 |
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利用限度額 | 100万円 |
金利 | 年12.0~17.0% |
月々の最低返済額 | 2,000円 |
優遇措置 | 初めての利用で35万円以上借入の場合、金利15.9%以下 |
マルイは、日本全国の学生を対象とする学生向けローンだ。高校生以上の学生であれば、未成年でも利用でき、親の承諾や保証人も一切要らない。
さらに初めての利用ならば、35万円以上の借入利用の場合、金利が年15.9%以下に優遇される。大きな金額を借りたい学生にとっては強い味方だ。
学生が親にバレずにカードローンを利用する方法
ここでは、学生が親にバレずにカードローンを利用する方法を、申込、審査、借入・返済の3つの段階に分けて紹介する。
申込段階でバレないためのポイント
親にバレないようにカードローンを申し込むためには、Web申込や自動契約機を利用すると良いだろう。
Web申込ができるカードローンならば申込から借入までWebで完結するため、親にバレずに利用できる。
申込後は、スマホアプリを使ってコンビニATMから借入可能だ。
自動契約機は大手消費者金融系カードローンで利用できる。自動契約機で申込後、審査結果をその場で確認でき、通過していればすぐに借入可能となる。
そのため、急いでカードローンを利用したい学生には特におすすめだ。
審査段階でバレないためのポイント
審査段階で親にバレないようにするためには、アルバイト先への在籍確認や登録する連絡先に気をつけた方が良い。
具体的には、アルバイト先への在籍確認から親にバレる可能性がなくなるように、給与明細を提出しよう。
最低2ヶ月分の給与明細を提出すると、在籍確認の連絡を回避できるからだ。
給与明細の他にも、健康保険証や雇用契約書、直近のシフト表などの提出で、在籍確認なしとなる場合もある。
契約時に登録する連絡先は、必ず自分の携帯電話にしよう。審査結果など金融機関から連絡が来る場合があり、連絡先が自宅の固定電話だと親にバレてしまう恐れがある。
また電話がつながらない時に勤務先へ連絡がいくのを避けるため、借入先に共有する連絡先は常に最新の状態を保ち、金融機関からの電話には必ず出られるように準備しておこう。
借入・返済段階でバレないためのポイント
借入・返済段階で親にバレないためのポイントは、郵送物への対策だ。
ローンカードや利用明細が自宅に届くのを回避するため、カードレスを選択できる金融機関を選ぶと良い。
Webやスマホアプリから借入できたり、契約書や明細書をWebで確認できたりするため、郵送物が自宅に届くリスクを防げる。
学生がカードローンを利用する際の注意点
最後に、学生がカードローンを利用する際の注意点を解説する。
申込段階での注意点
カードローンの申込条件は「20歳以上で安定した収入があること」「申込先の審査基準を満たすこと」というケースが多い。
「安定した収入」は、アルバイトでも毎月一定の収入があれば認められる場合が一般的だ。
消費者金融では最大でも年収の1/3までと融資額を規制されているため、収入がなかったり、不定期だったりすると、滞納リスクが高いとみなされて契約を断られてしまう。
アルバイトなどで定期的な収入があり、申込先の審査基準を満たせば、学生でもカードローンを利用できる。
ただし、未成年や学生は利用不可のカードローンがある点に注意しよう。
審査段階での注意点
カードローンの審査の際は「総量規制」や「在籍確認」に注意が必要だ。
総量規制とは「貸金業者は申込者に対して、年収の1/3までしか融資してはいけない」という、貸金業法上の規定だ。
複数のカードローンを利用している場合、それぞれからの借入額を合算して審査されるため、申込時点での借入総額が多いと審査に通らなくなってしまう恐れがある。
学生の場合、在籍確認の連絡先はアルバイト先となるケースが多い。在籍確認は審査担当者の個人名での連絡が一般的であるため、カードローンの電話だとはまずわからない。
ただし念のため、何の電話だったのかと聞かれた場合に備えて「クレジットカードを作った」など言い訳を考えておいた方が安心だろう。
借入・返済段階での注意点
借入中は、カードローンを利用しているとわかる書類や通帳の取り扱いに注意しよう。
学費や生活費のために親が通帳を見ることがある場合、カードローン利用に関する記録があると親にバレてしまうリスクがある。
通帳に記録が残らないように、ローンカードやスマホATM取引を活用すると良い。
利用明細や契約書、キャンペーン案内などカードローンに関する書類は、取っておく必要がなければ早めに処分しよう。
これらの情報はWebで確認できる場合が多いため、申込時か契約後に郵送不要の設定をするのがおすすめだ。
また、返済を滞納しないように借りすぎには十分に注意が必要だ。返済が遅れた場合に届く督促書類は郵送不可にすることができない。
信用情報にも悪影響が及ぶため、返済は1日も遅れないようにすることが大切だ。
セブン銀行カードローンは学生の利用不可!他のローンを検討しよう
最後に復習だが、学生は申込資格を満たしていないため、セブン銀行カードローンを利用できない。
一般的に、銀行カードローンは消費者金融カードローンと比べて審査が厳しい。学生がお金を借りたい場合は、消費者金融系カードローンや学生ローンの利用を検討しよう。
ただし、銀行カードローンの中には学生が利用できるものもある。
なお、学生が利用できるおすすめのカードローンは以下の通りだ。
- 銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン
- auじぶん銀行カードローン
- 消費者金融系カードローン
- プロミス
- アコム
- 学生ローン
- カレッヂ
- マルイ
カードローンを選ぶ際は、申込資格や利用限度額、金利などが自分の状況に合っているか比較検討すると良い。
また、学生がカードローンを利用する際は以下の点に注意しよう。
- アルバイトなどで安定した収入があること
- 「総量規制」や「在籍確認」
- Web申込やスマホアプリなどを活用し、利用の記録を残さないこと
返済額や期間に無理がないか、十分に確認してからローンに申し込もう。
本記事の内容を参考に、学生でもお金を借りられるカードローンの利用を検討してみてはどうだろうか。