- 住信SBIネット銀行カードローンの審査が厳しいのか、通りやすいのか知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンの審査の流れや通過のコツを知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる理由が知りたい
買い物や旅行費用など、直近に控えた大きな支出をカバーするために住信SBIネット銀行カードローンの利用を検討しているものの「審査は甘いのかな?それとも厳しい?」「どうすれば審査に通りやすくなるのかな?」などといった疑問を抱えている方は多いのではないだろうか。
結論を述べると、住信SBIネット銀行カードローンの審査通過率は公開されていないため、他者と比較して厳しいかどうかはわからない。
一方、消費者金融カードローンよりは、審査が厳しいと思われる。
本記事では、住信SBIネット銀行カードローンの審査難易度や評価基準などを解説する。
併せて審査に通りやすい人、通りにくい人の特徴、通過率を上げる方法も紹介するのでぜひ参考にしてほしい。
住信SBIネット銀行カードローンの審査は厳しい?甘い?
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンの審査の厳しさについて整理する。
住信SBIネット銀行カードローンの審査通過率と他社の比較
住信SBIネット銀行カードローンの審査通過率は公表されていない。そのため、他の銀行カードローンと比較して、審査が厳しいのか判断するのは難しい。
一方、住信SBIネット銀行に限らず、銀行カードローンは消費者金融系よりも審査が厳しいとされている。
なぜなら、消費者金融カードローンよりも金利が低い分、融資の相手は慎重に選ぶ必要があるためだ。
金利が高ければ、仮に利用者の一部が返済不能に陥ったとしても、未回収による損失分を他の貸付金からの利息でカバーできる。
一方、銀行カードローンのように金利が低い場合、利息による損失のカバーが難しい。
よって、住信SBIネット銀行カードローンの審査は、消費者金融系よりは厳しい可能性が高い。
どんな人が住信SBIネット銀行カードローンの審査に通りやすいのか
住信SBIネット銀行カードローンの審査に通りやすい人の特徴を解説する前に、まず基準を確認しよう。
具体的な内容は公表されていないものの、申込条件からある程度審査でどのような項目が重視されているのかがわかる。
住信SBIネット銀行カードローンの申込条件は以下の通りだ。
- 申込時年齢が満20歳以上満65歳以下であること
- 安定継続した収入があること
- 外国籍の場合、永住者であること
- 保証会社の保証を受けられること
- 当社の普通預金口座を保有していること(同時申込可)
要するに、見られているのは「借入金をきちんと返済できるか」だ。
例えば、長期的に収入が安定して見込める場合は、返済を問題なく続けていけるとみなされやすい。
また、万が一返済が滞ったとしても、利用者が保証会社の保証を受けられるのであれば、住信SBIネット銀行としては問題ない。
つまり、申込条件を満たしているのは前提として、貸付リスクが低そうな人ほどさらに審査通過率が上がると考えられる。
住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちないためには?よくある審査落ちの原因と対策
住信SBIネット銀行カードローンの審査に落ちる人には、ある程度明確な共通点が見られる。ここでは、審査落ちの主な原因と対策を解説する。
信用情報に問題がある
信用情報とは、個人の借入や返済の状況などをまとめたデータを指す。主な具体例は以下の通りだ。
- 借入総額
- 借入社数
- 現在の融資の申込状況
- クレジットカード発行履歴
- 借入金の返済や保証会社を通した家賃などの滞納履歴
上記の情報は「信用情報機関」が管理しており、銀行などの金融機関は開示請求により自由に情報を閲覧できる。
そして融資の審査を行う際は、申込者の返済能力を確かめるために、信用情報機関の情報を照会するのが一般的だ。
つまりクレジットカードを大量に発行していたり、返済や支払いなどの滞納があったりすると、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通るのは困難になる。
したがって、可能な限り返済を進めたり、滞納がある場合は直ちに支払ったりなど、信用情報の傷となっている要因を解消することが重要だ。
借入希望額や他社からの借入が大きすぎる
借入希望額が収入に対して大きすぎる場合、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通るのは難しい。
収入に対する返済額の割合(返済比率)が大きくなるほど、将来的に滞納してしまう可能性が上がるためだ。
返済比率が上がるほど融資を受けるのが難しくなるのには、貸金業法で定められている「総量規制」というルールも関係している。
総量規制では、利用者を過剰な借入から守るため、貸金業者に対し「年収の3分の1を超えるような貸付」が禁止されている。
住信SBIネット銀行を含む「金融機関」は、貸金業法上の「貸金業者」には該当しないため、総量規制は適用されない。
しかし、金融機関側も返済比率が高くなりすぎてしまいそうな利用者には極力融資したくないため、審査の際に総量規制に該当しているか確認するケースが一般的だ。
また、他社からの借入が大きすぎる場合も、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通過できる可能性は低い。
既に返済比率が高くなっていることが多い上、総量規制に抵触してしまう事例もよくあるためだ。
仮に収入が少ない場合は、借入希望額を最低限に設定して申し込もう。その方が、審査通過率は上がるはずだ。
同時に複数社で借入の申し込みをした
確実に早く借入をしたい気持ちはわかるが、同時に複数社のカードローンに申し込むと、かえって融資を受けるのが難しくなってしまう。
一度に多くのカードローンの審査を受けていると、それだけ資金難が深刻であり、返済不能に陥るリスクが高いとみなされるためだ。
カードローンの申込状況も、先述の信用情報機関に記録されており、住信SBIネット銀行は審査の際に照会作業を行う。
そのため、複数社へ同時に申し込んでいる事実は、住信SBIネット銀行によってほぼ確実に把握される。
また同時に多くのカードローンに申し込み過ぎている場合は「申込ブラック」と言われる状態になる。
申込ブラックになっている間は、新規の借入が困難であるため、どれだけ急いでいても複数社への同時申し込みは避けるべきだ。
申込時の申請内容に不備や虚偽があった
住信SBIネット銀行カードローンへの申込時の申請内容に不備や虚偽がある場合、審査の通過は難しくなる。特に虚偽の申告をしてしまうと、審査に通ることは絶対にない。
まず申請内容の不備についてだが、申込者に正しい情報を確認できるまで審査が中断してしまう。
すぐに対応できれば良いものの、住信SBIネット銀行からの修正依頼に気づかず、そのまま審査落ちしてしまうケースがある。
また、住信SBIネット銀行側に対して単純にだらしない印象を与えてしまう点も、審査ではマイナスに響く可能性がある。
したがって、申込フォームの入力内容に間違いがないか、入念に確認してから送信しよう。
次に申請内容の虚偽についてだが、住信SBIネット銀行から確実にバレてしまう。信用情報機関の記録との照合作業によって、矛盾があれば一発で発覚するためだ。
不正を行うと審査に落ちるのは当然のこと、事実が他社との間で共有され、他のカードローンまで借りられなくなる恐れがある。
このように、虚偽の申請はあまりにもリスクが大きいので、絶対に行ってはならない。
申込条件を満たしていない
住信SBIネット銀行カードローンで定められている申込条件を満たしていない場合、当然だが審査に通る可能性はない。
手続きの時間が無駄になってしまうため、事前に申込条件を確認し、全て満たしている場合は申し込もう。
注意すべきなのは、申込時年齢が「満20歳以上満65歳以下」と定められている点だ。
例えば20歳になる年であっても、誕生日を迎えていなければ申込条件には該当しない。
なお、申込条件の事前確認は必要だが「安定継続した収入のあること」は定義が曖昧であるため、クリアできているか確かめようがない。
ただし「正規雇用であること」は申込条件に含まれておらず、パートやアルバイトだからと言って直ちに諦める必要はないので、融資のチャンスを願って申し込んでみよう。
住信SBIネット銀行カードローンの審査の流れとかかる時間
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンの審査の流れと所要時間について整理する。
審査を早く完了させる方法や、結果の通知が届かない時の対処法も解説しているので、不安の解消に役立ててほしい。
申し込みから審査完了までの流れと所要時間
住信SBIネット銀行カードローンへの申し込みから審査完了までの流れは、以下の通りだ。
- 住信SBIネット銀行のWebサイトにログインする
- 申込フォームに必要事項を入力する
- 住信SBIネット銀行と保証会社による仮審査を受ける
- 仮審査の結果をメールとメッセージボックスにて確認する
- PC・スマホ・FAXのいずれかを用いて必要書類を提出する
- 本審査を受ける
- 本審査の結果をメールとメッセージボックスにて確認する
- 審査に通過できたら借入を行う
なお、住信SBIネット銀行の口座を持っていない場合は、開設手続きも同時に行う必要がある。
審査の所要時間については、公式サイトによると「仮審査通過から本審査まで数日かかる」とだけ記載されている。
それ以上の正確な情報はわからないが、申し込みから審査完了まで最低でも1週間程度は見ておくと良いだろう。
ただし、申告内容や提出書類に不備があると修正対応が必要となるため、審査期間はさらに長引いてしまう可能性がある。
申込手続きはミスの無いよう慎重に行おう。
審査完了までのスピードを早める方法
なるべく早く借入をしたい場合は、繰り返し伝えている通り、申込手続きの際に申告内容や提出書類の不備が無いように注意しよう。
特に勤務先の電話番号や現在の借入額などは間違えやすいため、確認しながら入力すると良い。
また住信SBIネット銀行カードローンを利用する際は、前年度の年収も申告する必要がある。
源泉徴収票などの収入確認書類が手元にない場合は、申し込み前に発行手続きを済ませておこう。
そして、申し込みが混雑しやすい時期を避けることも重要だ。審査は申込順に実施されるため、混雑している時に申し込むと完了までの期間が長引きやすい。
例えば、週末や大型連休前はカードローンの利用者が増加しやすいため、審査は長期化する傾向がある。資金が必要になったタイミング次第では難しいが、可能であれば平日の日中など、比較的申し込みが少ない時に申し込むと良いだろう。
土日の審査実施状況
住信SBIネット銀行カードローンの土日の審査実施状況は、公式サイトに明記されていない。
しかし、他行では実施していないケースが多いため、住信SBIネット銀行も土日は審査を行っていないと考えられる。
なお、申し込み手続きは24時間365日対応しているため、土日でもカードローンの利用を申し込める。
審査結果がこない時の対処法
審査結果がこない時は、まずメールボックスを確認してみよう。気づかぬうちに、申告情報の修正依頼の連絡が来ている可能性がある。
通常のメールボックスに連絡が来ていない場合は、迷惑フォルダもチェックしてほしい。設定により、誤って振り分けられている恐れがあるからだ。
そもそも審査結果の通知メールが届いているケースもある。無事に見つかったら借入手続きを行おう。
何の連絡も来ていない場合は、住信SBIネット銀行のカスタマーサポートに審査の進捗状況を問い合わせてみると良い。
住信SBIネット銀行カードローンの審査で在籍確認はどうやって行う?
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンの審査に関する情報を整理する。
在籍確認の実施方法
住信SBIネット銀行カードローンの在籍確認は、原則勤務先への電話で実施される。
公式サイトには記載されていないが、相談次第では書面での在籍確認に切り替えてもらえる可能性があるので、電話を避けたい人は住信SBIネット銀行に問い合わせてみると良いだろう。
在籍確認の電話は、社名ではなく担当者個人の名義でかかってくる。利用者のプライバシーに配慮するためだ。
したがって、在籍確認の電話に他の従業員が出たとしても、すぐにカードローンの利用がバレる訳ではない。
なお住信SBIネット銀行カードローンでは、本審査のタイミングで在籍確認が行われる。
仮審査の通過後は、いつ勤務先に電話がかかってきても対応できるように油断しないでおこう。
職場に電話連絡が来る場合の対処法
職場への在籍確認の電話を避けられない場合は、カードローンを申し込む際に自身が対応しやすい連絡先を申告しよう。例えば、自身が所属する部署の直通電話などだ。
代表電話番号を伝えると、自身が出るのは難しくなる。また、電話に出た担当者が誤って「〇〇という者は在籍していません」と回答してしまい、審査落ちとなる可能性がある。
派遣社員の場合は、派遣先ではなく派遣元の電話番号を申告した方が、在籍確認を安全に行いやすい。
派遣先には自身の籍が登録されておらず、電話を取った担当者がカードローン利用者の存在を把握していない可能性があるためだ。
自身が出やすい電話番号を申告するだけではなく、あえて勤務先の同僚や上司に電話が来るかもしれないと伝えておくのも有効である。
ただしカードローンの利用ではなく「先日銀行の口座開設の手続きをしたので、今日こちらに電話がかかってくるかもしれません」など、別の理由を伝えよう。
もっともらしい理由であればバレにくい上、他の従業員が電話に出た際も取り次いでもらいやすい。
住信SBIネット銀行カードローンの審査は甘い訳ではない
住信SBIネット銀行カードローンの審査通過率は非公開なので、他行と比べて厳しさを客観的に比較することはできない。
しかし、銀行カードローンは低金利であるが故に、消費者金融系の融資よりは厳しいと考えられる。
住信SBIネット銀行カードローンに通るためには、申込手続きでミスしないよう慎重に対応したり、借入金や滞納がある場合は直ちに返済したりすることが重要だ。
審査の流れや在籍確認の方法にも軽く触れたので、申し込み前に改めて復習しておこう。特に在籍確認で失敗しないよう注意が必要だ。
住信SBIネット銀行カードローンは申し込みからすぐに借りられる訳ではないが、消費者金融よりも低金利で融資を受けられる。
資金が必要となるタイミングまで少し余裕がある場合は、利用を検討してみてはどうだろうか。