セブン銀行カードローンの金利は高いの？実際の利息額を計算してみた！金利の下げ方と利息の抑え方も解説

セブン銀行カードローンは、全国のセブンATMで借入ができる便利なカードローンだ。その利便性から実際に利用している人も多い。

そんなセブン銀行カードローンでの借入を検討している人の多くは、「金利はどのくらいになるのか」「利息がいくらになるのか」など、借入後の返済負担も気にかけていることだろう。

そこでこの記事では、セブン銀行カードローンの金利について、金利の決定要因や利息の求め方、さらに利息を抑える方法までを詳しく解説する。

セブン銀行カードローンに申し込む前にぜひ参考にしてほしい。

セブン銀行カードローンの金利は高いのか？セブン銀行カードローンの金利が決まる仕組み

まずは、セブン銀行カードローンの金利について詳しく解説をする。

セブン銀行カードローンの金利について理解を深めてほしい。

セブン銀行カードローンで適用される金利の範囲

セブン銀行カードローンで適用される金利の範囲は以下の通りだ。

セブン銀行カードローンでの利用限度額は10万円〜300万円だが、実際には上記のように借入額が設定されており、金利もこれに応じて12.0%から15.0%の間で定められている。

非常にわかりやすい仕組みなので、理解がしやすいのではないだろうか。

セブン銀行カードローンとその他のネット銀行カードローンとの金利比較

上記で紹介したように、セブン銀行カードローンの金利は12.0%から15.0%の間で設定される。

では果たしてこの水準は他社と比較してどの程度なのだろうか。

セブン銀行カードローンと主要ネット銀行カードローンの金利を比較してみよう。

結論としては、セブン銀行カードローンの金利は、他社対比で見ると低い方ではない。

ただし、100万円未満の金利は競争力があるので、セブン銀行カードローンは特に少額借入を検討している方にとっては最適な選択肢の一つだといえるだろう。

セブン銀行カードローンで適用される金利の決定要因

実際にセブン銀行カードローンで借入をする際に適用される金利は、申込者ごとに審査によって決定される。その審査で特に見られるポイントは主に次の3つある。

セブン銀行カードローンで適用される金利の決定要因についてしっかり理解していこう。

年収や雇用形態、勤続年数等の属性

年収や雇用形態、勤続年数などの属性はカードローンの金利を決定する上で非常に重要だ。

年収が高い人、正社員として長く同じ会社に勤務している人などは、特に安定して継続的な収入があると判断され、審査に有利に働きやすい。

このような属性の申込者の場合、希望借入額が満額で借りられたり、金利が低めに設定される可能性が高い。

もちろん、学生アルバイトやパートの方であっても「全く審査に通らない」というわけではないが、相対的に高い金利が適用されることが多いと認識しておこう。

信用情報

セブン銀行カードローンの金利を低くしたいのであれば、信用情報にも気を使う必要がある。

信用情報とは、カードローンやクレジットカード、住宅ローンなど、あらゆる金融商品の利用履歴を集めた情報のことで、信用情報機関に保管されている。

各カードローン会社は、利用者から申し込みがあるとここで信用情報を照会し、個人のお金の貸し借りに関する履歴を確認しているのだ。

そのため、この信用情報に延滞や債務整理などの履歴が残っていると、返済能力に問題があると判断され、金利も高めに設定されてしまう可能性がある。

また、延滞を繰り返したり、金融事故を起こしていると、そもそも融資自体が許可されない恐れもある点にも注意が必要だ。

他社での借入状況

他社での借入状況もセブン銀行カードローンの金利を決定する大きな要因だ。

これは先述した信用情報にも関わることだが、他社での借入実績に何かしらの問題がある場合は金利が高めに設定される恐れがある。

反対に、他社での良好な返済実績が審査に有利に働くケースもあるだろう。

すでに他社での借入がある方がセブン銀行カードローンの金利を低くしたいのであれば、毎月の返済は忘れずに行うことを心掛けるか、他社での借り入れがない状態で申し込みをするとよいだろう。

セブン銀行カードローンの利息の求め方

セブン銀行カードローンを利用するのであれば、利息の求め方については必ず知っておいて欲しい。セブン銀行カードローンの利息の求め方は、以下の通りだ。

借入残高 × 借入利率 × 経過日数 ÷ 365日

では、実際に借入した際の利息と返済額について次の章で詳しく見ていこう。

【金額別】セブン銀行カードローンの利息額を計算してみた！

セブン銀行カードローンでお金を借りると実際の利息額と返済額はいくらになるのだろうか。

まず、セブン銀行カードローンでは以下のように利用限度額によって月々の返済額が変わる。

それではこれをもとに、実際に「30万円」「100万円」「200万円」「300万円」を借りた場合の利息額と返済額の総額について見ていこう。

30万円を借りた場合の利息額

利用限度額が30万円の場合の月々の返済額は1万円だ。金利は15.0%が適用される。

返済回数は40回で利息額の合計は84,374円だ。

100万円を借りた場合の利息額

利用限度額が100万円の場合の月々の返済額は1万5,000円だ。金利は14.0%が適用される。

返済回数は135回で利息額の合計は998,671円だ。

200万円を借りた場合の利息額

利用限度額が200万円の場合の月々の返済額は3万円だ。金利は13.0%が適用される。

返済回数は124回で利息額の合計は1,645, 710円だ。

300万円を借りた場合の利息額

利用限度額が300万円の場合の月々の返済額は4万円だ。金利は12.0%が適用される。

返済回数は145回で利息額の合計は2,695,219円だ。

セブン銀行カードローンの金利を下げるには？

セブン銀行カードローンには、他のカードローン会社にある金利の優遇はない。

しかし、セブン銀行カードローンの金利を引き下げる方法はある。

それは利用限度額を上げることだ。

セブン銀行カードローンは利用限度額が高ければ高いほど適用される金利は低くなる。

セブン銀行カードローンの利用限度額の増額は初回借り入れから6ヶ月を経過すれば申請が可能だ。

もちろん増額申請をしても増額に必ずなるわけではないが、属性や信用情報、他社の借り入れに問題がなければ、積極的にチャレンジしたほうが良いだろう。

セブン銀行カードローンの利息を抑える方法3選

セブン銀行カードローンの利息を抑える主な方法は3つだ。

それぞれの方法についてわかりやすく解説をしているので、ぜひ参考にしてほしい。

一部返済

セブン銀行カードローンは、セブン銀行のATMや銀行振込で一部返済が可能だ。

ATMの場合は1,000円単位、銀行振込は1円単位での返済が可能になるので、手元資金に余裕があれば積極的に一部返済をしていくのが良いだろう。

全額返済

セブン銀行カードローンは全額返済もできる。

全額返済をすればその後に支払う予定の利息を支払わなくて済むので、大きな効果がある。

手元資金に余裕があればぜひ活用をしたい。

増額申請

セブン銀行は利用限度額によって金利が変わるため、積極的に増額申請をして利用限度額を上げるのも方法だ。

増額申請は初回借り入れから6ヶ月経過すれば可能なので、積極的にチャレンジをしよう。

セブン銀行カードローンの金利は少額借入の場合、競争力がある！

今回は、セブン銀行、カードローンの金利について解説をした。

セブン銀行カードローンの金利は他社と比較してやや高いが、随時返済の活用などで利息を抑えることができる。

具体的な借入額別の利息を把握し、計画的な返済を心がけることが重要になるだろう。

他社の金利やキャンペーンも検討し、自分に最適な借入先を選ぶことが大切だ。

セブン銀行カードローンは申し込みがしやすく、繰り上げ返済にも手数料がかからないのでおすすめのカードローンだ。ぜひ申し込みを検討してみてはいかがだろうか？

セブン銀行カードローンの金利に関するQ&A