横浜銀行カードローンの返済方法とは？審査基準やよくある問い合わせについて解説

横浜銀行カードローンには、銀行ならではの多くのメリットがある。

特に豊富なATM設置数による返済の便利さは見逃せない。

その他のメリットとともに、横浜銀行カードローンの返済方法や審査基準なども事前に確認しておこう。

これらの情報を把握することで、適切な返済計画を立てるイメージが湧いてくるだろう。

この記事では横浜銀行カードローンのメリット・審査・申込〜契約方法を解説する。

賢く利用し、計画的な返済のために役立てて欲しい。

横浜銀行カードローンの返済方法とは？

カードローンを利用する際は、返済方法にも着目したい。

返済方法が限られていると、返済が滞ったり忘れたりすることがある。

返済をスムーズに進めるためには、事前に主に使用する方法を考えておく必要がある

横浜銀行カードローンの場合は定例返済がベースとなっており、定例返済分は横浜銀行の返済用口座から自動的に引き落とされる。

定例返済のみを使う場合は、その都度ATMやインターネットバンキングを使う必要がない点も非常に便利だ。

余裕があるときや早く返済を終わらせたい場合は、ATMやインターネットバンキングで臨時返済を利用してもいいだろう。

ATMでの返済

横浜銀行のカードローンは、ATMでの返済がとても便利に行える。

各支店やコンビニの他、横浜銀行の場合は小田急線の全ての駅にATMが設置されているためだ。

通勤・通学等に小田急線を使っている人や沿線に住んでいる人にとって、とても便利なカードローンといえるだろう。

ATMの設置数の多さは銀行ならではの大きなメリットだ。

うっかり返済用口座への入金を忘れてしまった場合も、ATMの設置数が多い分対応しやすい。

横浜銀行のATMやコンビニATMでは手数料無料だが、それ以外の提携機関ATMでは手数料がかかる点には注意しよう。

ATMで返済する際は、横浜銀行のATMコーナー・小田急線の駅・コンビニのいずれかを常に使うといい。

インターネットでの返済

横浜銀行カードローンは、インターネットバンキングでの返済にも対応している。

スマホアプリ「はまぎん365」、もしくはインターネットバンキング「〈はまぎん〉マイダイレクト」を利用しよう。

定例返済日の毎月10日（10日が土日祝日の場合は翌営業日）をカレンダーに入れておけば、さらにスムーズに返済ができるはずだ。

口座からの引き落とし

横浜銀行カードローンでは、自動的に一定金額を返済口座から引き落とす「定例返済」がベースとなっている。

先にも触れた通り「臨時返済」という形でさらに返済金額を増やすこともできるが、定例返済だけの利用でも問題ない。

「定例返済日に返済用口座の金額が足りない」ということがないように気をつけよう。

定例返済のみにする場合は、毎月10日よりも前の日付で返済用口座へ入金されるよう設定するか、手動で振り込んでもいいだろう。

横浜銀行カードローンの返済期日とは？

横浜銀行カードローンの返済期日といえるのは、毎月10日の定例返済日だ。

この日付は変更できないので、返済を忘れずに行おう。

手動での返済が手間だと思う人は、通常口座から横浜銀行の返済用口座へ毎月一定額を振り込む設定にすると確実だ。

収入用の口座を変更できる人は、そちらを横浜銀行の口座にし、生活費等を別の口座へ振り込むという形にもできる。

自分の状況や性格に合わせて、忘れずに返済できる工夫をしよう。

横浜銀行カードローンは返済日を指定できない代わりに、フレキシブルな返済方法が用意されているのだ。

金融機関名	返済方法	備考
横浜銀行 カードローン	定例返済は毎月10日 臨時返済は随時	臨時返済は利用しなくても可
三菱UFJ銀行 カードローン	35日ごとの返済 自分で毎月返済日を指定	返済を忘れた場合にメール連絡が来る
アコム	初回返済　35日後 （2回め以降は返済した日から35日後） 自分で毎月返済日を指定	スマホアプリとメールで返済期日の連絡が来る

横浜銀行カードローンの返済シミュレーション

横浜銀行カードローンの公式Webサイトには、返済金額や返済期間を試算できるシミュレーターがある。

カードローンを申込む前に計算しておけば、安心して利用できるはずだ。

また、借入金額ごとに定例返済日に引き落とされる金額の一覧表も掲載されている。

併せて確認しておくと、具体的な返済計画を立てる参考となるはずだ。

カードローンを無理なく返済するためのポイント

カードローンはお金を借りる手段だ。もちろん借りたお金は遅れずに返済しなければならない。

そのためには、いくつかのポイントを抑えて計画的に・賢く利用する必要がある。

借入時に重要なのは、「必要のない借入を避ける」こと、「臨時返済を活用する」ことの2つだ。

これらについて詳しく解説しよう。

必要のない借入を避ける

カードローンは非常に便利な借入形態だが、使い過ぎには注意しなければならない。

常に借入があるという状況は避け、本当に必要な臨時出費ができた場合だけ利用するようにしよう。

「一度の借入額を決める」と「返済が終わるまでは次の借入をしない」といったルールを設定して、計画的にカードローンを利用することが大切だ。

具体的な数字がわからない場合は、自分の可処分所得に対して借入金額が適切か確認しよう。

可処分所得とは、総収入（額面）から各種税金・社会保険料などを引いた後の金額だ。

一般的には「手取り」とも呼ばれる。

サラリーマンやパート・アルバイトの人は、給与明細の支給額を見るとわかりやすい。

複数のパート・アルバイトをしている人や個人事業主など、収入源が複数ある人は計算してみるといいだろう。

また、ほとんどの人は可処分所得から生活費を払うことになる。

つまり「返済に充てられる金額は、可処分所得よりも少なくなる」ということを念頭に置かなければならない。

これらのポイントを考慮して、借入金額と臨時返済の利用を決めよう。

臨時返済を活用する

横浜銀行カードローンでは、定例返済日の他に「臨時返済」を利用できる。

臨時返済とは、定例返済額にプラスアルファして返済できる方法だ。

臨時返済の金額は利用者が決められる。

例えば、ボーナスや臨時収入があったときに返済額を増やし、借入期間を短縮するといった使い方ができる。

結果として利息の合計金額も減るため、余裕ができたときは臨時返済も積極的に活用しよう。

臨時返済の中に定例返済分の金額が合算されるわけではないため、その点には注意が必要だ。

また、臨時返済額を増やしすぎて生活費が圧迫されると本末転倒になってしまう。

借入金額と同様に、臨時返済の金額も無理のない範囲にしよう。

横浜銀行カードローンの返済期日に遅れた場合の対処法とは？

横浜銀行カードローンの定例返済日に遅れそうな場合も、焦らずに対処しよう。

定例返済日当日中であれば、対処方法は二つある。

ひとつは返済用口座へ定例返済金額以上の金額を入金すること。

そしてもうひとつは、ローンカードを使って定例返済金額以上の金額を返済することだ。

このいずれかを行えば、延滞扱いにはならない。

スケジュール帳やカレンダーに定例返済日を入れる・アラームを設定しておくなど、工夫をしてスムーズに返済しよう。

それでも忘れてしまいがちな人は、定期的に収入用の口座から返済用口座へ引き落とされるようにしておくのもおすすめだ。

このやり方では、返済用口座の残金を気にしなくて済む点も大きなメリットとなる。

横浜銀行カードローンの審査基準

横浜銀行に限らず、銀行や貸金業者は、カードローンの審査基準を公開していない。

しかし、一般的には審査基準として「返済能力」「信用情報」「他社からの借入状況」の3点が大きく関係する。

上記3点は、審査においてどのように確認されるのだろうか。

返済能力

返済能力とは、文字通り「借主がどのくらいの金額を返済できるか」という意味だ。

多くの人は、収入をそのまま返済に充てることはできない。

税金や社会保険料を支払わなければならないし、生活費も必要だからだ。

そのため、収入に対して多すぎる借入金額を希望した場合は、審査通過が厳しくなるだろう。

信用情報

横浜銀行に限らず、全ての金融機関からの借入に関する個人情報を「信用情報」という。

これは第三者機関で管理されており、クレジットカードの利用状況やローンなどの借入状況に関する内容となっている。

クレジットカード会社や銀行・貸金業者は申込者が無理なく返済できるかどうかを判断するため、第三者機関に問い合わせを行う。

その結果によってクレジットカードの発行可否や貸し付けの可・不可を判断するのだ。

そのため、「借入に対して返済が滞っていた過去がある」「頻繁に借入している」などの場合は、カードローンの審査に影響する可能性が出てくる。

他社からの借入状況

信用情報機関では、他社からの借入に関する情報も管理している。

各信用機関は銀行や貸金業者に情報を共有しているため、他の銀行や貸金業者から多額もしくは複数の借入があることも伝わると考えていい。

銀行とは直接関係しないが、貸金業法では「借入は年収の1/3までの金額」と定められている。

これを「総量規制」という。

銀行は貸金業法ではなく銀行法の管轄にあるため、銀行から借りる場合はこの法律の規制を受けない。

ただ、円滑な返済のためにも同じ基準で考えたほうが良いだろう。

なお、この金額は一つの業者や銀行だけではなく「全ての借入金額の合計が年収の1/3まで」という意味なので、注意が必要だ。

例えば、年収300万円の人が貸金業者Aから50万円、貸金業者Bから50万円借りていた場合、貸金業者Cから借りることはできない。

仮にこの状態で、返済が終わる前に横浜銀行へカードローンを申し込んでも「返済能力がない」とみなされる。

審査には受からないだろう

このため、他社からの借入がある場合は返済が終わってからのほうが審査に通りやすくなる。

これらの制限は、金融庁が銀行や貸金業者への検査・規制をしていることによる。

多重債務者を増やさないためだ。

横浜銀行カードローンに関する詳しい説明はこちら。

横浜銀行カードローン契約までの手順

ここまでの説明で、返済方法や審査について理解できたと思う。

これにより、横浜銀行カードローンを利用するかどうかや借入金額を決定する準備が整ったはずだ。

利用する場合は、手続きの流れや必要な書類を事前に確認しておくとスムーズになる。

申込から契約までの手順は以下の通りだ。

申込

横浜銀行カードローンは、パソコンやスマホを使ってWebで申込むのが最もスムーズだ。

窓口やFAXでの申込にも対応しているが、審査結果等の連絡を受けるにはスマホで手続きしたほうが便利だろう。

申込む前に公式Webサイトを熟読し、疑問点を解決してから申込むと後々のトラブルを防げる。

カードローンを利用する際は急いでいることも多いが、滞りなく返済するためにも、申込前によく確認しておこう。

審査

申込が終わったら、審査結果が送られてくるのを待とう。

その間に本人確認書類など、契約手続きに必要な書類を準備しておくといい。

もちろん、申込の前に用意しておいてもOKだ。

借入金額や在籍確認の希望状況によって必要書類が異なるため、自分の場合はどの書類が必要なのかよく確認しておこう。

審査結果通知

審査結果は最短で申込み当日に届く。SMSで連絡が来るので、こまめにスマホをチェックしよう。

横浜銀行の窓口営業時間外に申込んだ場合は審査結果の到着も遅れる可能性があるため、急いでいるときは申込む時間帯に気をつけよう。

横浜銀行の窓口営業時間は、平日9:00〜15:00となっている。

早く借入を開始したい場合は午前中に申込むといいだろう。

昼間働いている人は、この点においてもスマホでの申込が便利だ。

契約手続き

審査に通過したら、いよいよカードローンの契約手続きとなる。

横浜銀行の口座を持っていない場合は、審査中に口座開設の手続きをしておくのもいいだろう。

スマホアプリ「はまぎん365」をインストールすれば、口座開設手続きだけでなくカードローンの返済にも使えるのでさらに便利だ。

ローンカード発行・利用開始

契約手続きが終わったら、ローンカードが到着するまで待つ必要はない。

横浜銀行カードローンの場合、契約成立と同時に借入を開始できる。

ローンカードは後日簡易書留で自宅に届くので、忘れずに受け取っておこう。

簡易書留は土日祝日も配達してもらえるので、平日の受け取りが難しい場合も安心だ。

スマホで申込・契約をした場合は、そのままスマホで借入・返済も可能になるため、利便性が高まる。

横浜銀行カードローンの特徴

カードローンは多くの同業他社からも取り扱われている商品だ。

その中で横浜銀行カードローンを選ぶ決め手となるのは、どんな点だろうか。

横浜銀行でカードローンを利用するメリットを3点挙げてみよう。

来店不要でWeb完結

横浜銀行カードローンにはさまざまな申込み方法が用意されているが、最も手軽なのはスマホからのWeb申込みだろう。

来店する必要がなく、SMSでの案内にもスムーズに対応できるはずだ。

申込から借入・返済まで全てWebで完結させることもできる。

なかなか窓口やATMに行く時間が取れない人にとっても利用しやすいだろう。

提携ATM手数料無料

横浜銀行のカードローンを利用した場合、借入と返済の両方を横浜銀行のATMやコンビニのATMで行うことができる。

それらを利用した場合、借入・返済ともにATM手数料は無料だ。

横浜銀行・コンビニ以外の提携機関ATMでは手数料がかかる場合もあるため、できるだけ横浜銀行のATMコーナーかコンビニを利用しよう。

特に小田急線では全ての駅に横浜銀行のATMが設置されており、もちろん手数料は無料だ。

通勤・通学で小田急線を使う人はもちろん、仕事上小田急線を使うことが多い人にとっても、横浜銀行カードローンは利用しやすいだろう。

最大1000万円まで借入可能

横浜銀行カードローンは、最大1000万円まで利用可能となっている。

実際に1000万円借りなくても、最大限度額を1000万円にしておくことで金利が最も低くなる。

そのため、最大金額が大きいことによる付加価値は大きい。

もちろん、円滑な返済のためには必要な分だけ・返済時に無理のない範囲での借入に留めよう。

毎月返済に充てられる金額・ボーナスなど臨時収入の有無などが、借入金額と返済のバランスを取る大きなポイントになる。

契約と同時に融資可能

横浜銀行カードローンは、申込から融資開始までの時間が短いこともメリットだ。

審査結果は最短で申込当日に届き、契約手続きもすぐ行えばその日から融資を受けられる。

契約が完了したら、ローンカードが届く前でも融資を受けることが可能だ。

急にお金が必要になったときは心強いだろう。

ただし、申込んだ時間が横浜銀行の営業時間外だった場合はこの限りではない。

すぐに借入をスタートさせたい場合は、あらかじめ必要な書類を準備しておき、営業時間内の早い時間帯に申込むようにしよう。

横浜銀行カードローンに関するよくある問い合わせ

横浜銀行の口座を持っていなくても申し込めるか？

可能。

収入証明書は必要か？

借入限度額が60万円以上の場合は必要だ。
次のうちどれかを用意しよう。

• 源泉徴収票
• 納税証明書
• 確定申告書
• 住民税決定通知書

担保・保証人は必要か？

担保・保証人とも不要。

手数料や年会費は必要か？

入会金・年会費・手数料は一切かからない。

他にも基本的な質問の多くが載っているので、問い合わせる前にチェックしておこう。

横浜銀行カードローンのページで解決できない場合は、横浜銀行の公式ページ右側にある「Q&A」のマークからさらに細かな問い合わせ集が見られる。

それらのいずれにも知りたい事柄の答えがない場合は、横浜銀行カードローン受付センター・横浜銀⾏カードローンプラザ・横浜銀行チャットサポートなどに問い合わせよう。

問い合わせた場合は返答に時間がかかる可能性もあるので、急いでいるときほどWebサイト内のQ&Aをよく見ることが大切だ。

借入や返済が始まった後のトラブルを防ぐためにも、申込の前に疑問を解決しておくことが重要になる。

あいまいなまま借入を始めて、後から「こんなはずではなかった」と思うことがないように、心がけて利用しよう。