- セブン銀行カードローンでお金を借りる方法が知りたい
- セブン銀行カードローンの借入条件を理解したい
- どの借入方法にするか迷っている
セブン銀行カードローンは、銀行カードローンのなかでも人気が高い。
スマートフォン1つで申し込みから返済まで全てをこなせるため、手軽に利用しやすいという点も人気である理由の1つだろう。
しかしいざ借入するために申し込みしようとしても、どのような方法でお金を借りられるかなど、申込段階で疑問点が多数出てくることが予想される。
そこで本記事では、セブン銀行カードローンの借入条件や借入方法などについて解説する。
借入方法については、方法ごとに特徴や手順も紹介しているため、初めてカードローンを利用する方も参考にしてほしい。
セブン銀行カードローンの借入条件
カードローンを利用する際に確認してほしいのが、自分が借入対象であるかという点だ。
各カードローンで借入条件（申込条件）を設けており、その基準を満たしていない場合は借入できない。
たとえ申し込みできたとしても、借入審査にて落とされるのは目に見えているだろう。条件を満たしているかどうかは、公式サイトに記載されている「商品詳細」などで確認することが可能だ。
セブン銀行カードローンについても、他社同様に「商品詳細」のページに条件が記載されている。
まずは借入対象であるか判断するためにも、借入条件を確認してみよう。
申し込みできる年齢
セブン銀行カードローンは、申込年齢が満20歳以上満70歳未満と決められている。もし、この年齢の範囲外の方が申し込みをしてしまうと、審査に通過できない。
申込年齢的には他社と大きな差はないといえるだろう。以下に大手消費者金融の申込年齢をまとめているため、参考に比較してみてほしい。
上記の通り、大手消費者金融と比較してもセブン銀行カードローンの申込年齢は一般的な設定といえる。
銀行カードローンのなかには、65歳までなどと年齢の幅が狭いところも多い。その点を考慮すると、銀行カードローンのなかでは年齢の幅が広いほうだ。
もし、他社で借入を検討していて年齢によって申し込みを断念した方は、セブン銀行カードローンも検討してみよう。
安定した収入が必要
カードローンを利用して借入する際は、安定した収入が求められる。
セブン銀行の場合は公式サイトに記載があるわけではないが、収入に極端なばらつきがあると審査に通過できないリスクが高まるだろう。
また、セブン銀行カードローンを利用する際はアコム株式会社の保証を受ける必要がある。
収入が不安定で保証を受けられないと、その時点で借入審査にも通過できない。
もし収入に不安がある場合は、収入を安定させることから始めるといいだろう。例えばアルバイトをしている方であれば、勤務時間を増やしたり掛け持ちなどがおすすめだ。
もちろん無理のない範囲で働く必要はあるが、収入も増えて審査落ちのリスクを下げることが可能だ。
幅広い層の方が申し込みできる
セブン銀行カードローンは、申し込みできる方の層が広い。
カードローンによっては申込者の対象を狭めているところもあるが、このカードローンの場合は多くの方が利用できるようになっている。
例えば、以下のような方でも申込可能だ。
- アルバイト・パート
- 契約社員
- 外国籍の方（永住者であることが条件）
利用目的に関しても自由のため、買い物や旅行、冠婚葬祭のときなど急な出費の場面でも利用しやすい。
ただし、事業資金に利用することが目的の方は利用できないため、他の借入先を検討しよう。
そもそも事業資金の借入についてはビジネスローンがあるため、そちらを利用するといいだろう。
借入限度額や金利、条件なども事業者向けとなっているため、一般的なカードローンを利用するよりもお得だ。
利用限度額は300万円まで
借入できる限度額は300万円までと決められており、借入額については審査によって決定される。
決定要因については定かではないが、利用者の返済能力が関係していると考えられる。
そのため、できるだけ大きい金額を借りたい場合は、収入を安定させるなどして返済能力を証明する必要があるだろう。
なおセブン銀行カードローンの場合は、借入限度額が以下の9段階になっており、審査によって以下のなかから金額が決まる。
- 10万円
- 30万円
- 50万円
- 70万円
- 100万円
- 150万円
- 200万円
- 250万円
- 300万円
ただし、契約後の初回借入については最大50万円までしか借入できない。
もし50万円を超える金額が必要な場合は、初回借入から半年が経過すると増額申請ができるため、必要に応じて申し込みしよう。
なお、増額申請が利用できる状態になると、ダイレクトバンキングのページにて「増額申請」のボタンが表示される。
金利は12%から15%の間で決定
金利は、利用限度額によって12.0%から15.0%の間で設定されている。基本的に金利は借入する金額によって決まることが多いため、利用する際は自分が借入したい金額と照らし合わせてみてほしい。
まずは限度額ごとの金利について以下にまとめたので、確認してみよう。
| 利用限度額 | 金利（年） |
|---|---|
| 10万円・30万円・50万円 | 15.0% |
| 70万円・100万円 | 14.0% |
| 150万円・200万円 | 13.0% |
| 250万円・300万円 | 12.0% |
なお、金利については借入額以外にも申込者の返済能力や信用情報などさまざまな要因で決まるため、上記はあくまでも目安として考えておこう。
金利設定については高く感じる方もいるかもしれないが、利息制限法の範囲内のため、相場通りといったところだろう。
一点注意しておきたいのが、金融情勢によって利率が変更される可能性があるということだ。
基本的には上記の金利で利息が決定されるが、もし金利に対して何か疑問があった際は問い合わせで聞いてみよう。
セブン銀行カードローンの借入方法とは？
カードローンを利用して借入する際は、借入環境の確認も重要なポイントだ。
自分に適した借入方法がないのに申し込みをしてしまうと、自分が必要なときに借入できない可能性もあるだろう。
また、借入方法と返済方法は同じような手順で進めるところも多いため、借入方法が自分に適していない場合は返済方法も同じく適していない可能性が高い。
自分が納得行く環境で借入するためにも、借入方法やその手順は事前に確認しておこう。
借入方法は全部で2種類
セブン銀行カードローンは、借入方法が2種類ある。まずはどちらの借入方法が自分に適しているか判断するためにも、それぞれの方法の特徴を確認してほしい。
セブン銀行ATM
借入方法のなかでも一般的なのがATMを利用した方法である。
セブン銀行ATMの場合は、全国のセブンイレブンに設置されているため、借入の度にわざわざATMを探す必要もないだろう。
ダイレクトバンキングだと、インターネット環境を利用してスマートフォンから操作する必要があるが、ATMの場合は現金の引き出しのように簡単に借入ができる。
スマートフォンの操作に不慣れな方は、ぜひセブン銀行ATMを利用して借入してほしい。
なお、口座にある現金の引き出しであれば他銀行のカードも利用できるが、借入の場合はセブン銀行ATM以外は利用できないため注意が必要だ。
ダイレクトバンキング
ダイレクトバンキングは、インターネットを利用して借入する方法である。
スマートフォンやパソコンを利用して手続きができるため、セブン銀行ATMに行かなくても借入することが可能だ。
また、ダイレクトバンキングの設定を済ませておくと、借入以外にも以下のようなサービスが受けられる。
- 取引明細の確認
- キャッシュカードの再発行
- 住所や電話番号などの基本情報の変更
- 振込や海外送金など
上記のようなサービスをいつでも受けられるのが特徴だ。例えば仕事や家事などが忙しくてATMに行く時間がない方でも、職場や家で隙間時間を活用して手続きなどができる。
手軽に借入をしたい方はぜひ利用してみてほしい。
借入は24時間いつでも可能
借入時間については、セブン銀行ATMとダイレクトバンキングの両方とも24時間いつでも可能だ。ただし、原則24時間のため例外があることを覚えておこう。
例えば、ATMやダイレクトバンキングのメンテナンスが入ると借入ができない。
定例のメンテナンスはないと公式サイトにも記載があるため、毎度気にする必要はないだろう。もし、借入できない時間帯と被ってしまったときは時間を改めよう。
また、緊急メンテナンスやその他の事情によってATMやダイレクトバンキングが利用できない場合は、公式サイトを確認してほしい。
原因の説明などがされる可能性もあるため、万が一利用できない場合は公式サイトに注目しよう。
借入方法によって手順が異なる
セブン銀行カードローンには借入方法が2つあるが、手順がそれぞれ異なるため事前に確認しておく必要があるだろう。
なお、ダイレクトバンキングについては事前準備が必要なため、借入手順と合わせて借入までの設定手順も詳しく解説している。どちらの方法でも借入できるように確認しておこう。
セブン銀行ATMの手順
セブン銀行ATMで借入をする際は、ローンカードが必要になるため忘れないように持参しよう。
借入手順については、銀行口座から現金を引き出すときと大きな違いはない。
初めての方でも比較的直感で操作しやすいが、スムーズに借入するためにも事前に手順を確認しておくといいだろう。
なお、セブン銀行ATMを利用した借入手順は以下の通りである。
- セブン銀行ATMにローンカードを挿入する
- ATMの画面を操作して「借入」を選択する
- 暗証番号を入力する
- 借入したい金額を入力する
- 現金受け取り口からお金を受け取る
上記の通り、ほぼ現金の引き出しと変わらないといえる。他の人が借入の現場を見たとしても借入しているとは思わないだろう。
そのため、借入していることを他の人に知られたくない人にもおすすめだ。
なお、セブン銀行ATMを利用した借入は手数料がかからないため、複数回に分けて借入したい方にも向いている。
ダイレクトバンキングの手順
ダイレクトバンキングはインターネットを利用して借入をする方法で、スマートフォンやパソコンを利用して借入手続きを行う。
あらかじめセブン銀行のアプリであるMyセブン銀行の設定を済ませる必要があるため、事前にダウンロードして順次進めよう。
また、ダイレクトバンキングの利用にあたって登録も済ませておく必要がある。以下に手順をまとめているため、参考に進めてほしい。
- 登録画面を開く
- 「店番号」「口座番号」「お届けの電話番号」の3つを入力する
- 「ご利用開始登録へ」をタップする
- ログオンIDとログオンパスワードを設定する
- ダイレクトバンキングで承認依頼番号を確認する
- アプリ上でワンタイムパスワードを表示する
- パスワードを控えてダイレクトバンキングに入力する
- 振込限度額を設定する
設定が済んだらいよいよ借入に移る。ダイレクトバンキングは借入以外のサービスもあるため、カードローントップのページから手続きを始めよう。
なお、ダイレクトバンキングを利用した借入手順は以下の通りだ。
- ローンサービスにあるカードローントップから「お申込（新規）」をタップする
- 必要情報を入力する（世帯区分や職業、勤務先情報など）
- 申し込みと審査が完了するとメールが来る
- カードローントップにて必要金額を入力する
- 確認して問題がなければ手続き完了
注意点としては、申込時に職業や勤め先情報などを入力する場面があるため、間違いの内容に入力してほしい。
もし間違いが発覚すると、借入に進めない可能性が高いため注意が必要だ。
利用する環境に合わせて借入方法を選択する
借入方法の選択については、自身が利用する環境と借入シーンによって使い分けるといいだろう。
以下にそれぞれの借入方法に向いている方の特徴をまとめたので、どちらを利用しようか悩んでいる場合は参考にしてほしい。
| 借入方法 | 向いている方の特徴 |
|---|---|
| セブン銀行ATM | セブンイレブンが近くにある 外出時にお金が必要になることが多い スマートフォンの操作に自信がない 手元に現金が欲しい |
| ダイレクトバンキング | オンラインで完結したい 近くにセブンイレブンやATMがない ATMに行く時間がない ダイレクトバンキングを利用したことがある |
住んでいる地域や利用環境によっては、どちらかしか利用できない場合もあるだろう。
より借入環境を整えたい方は、どちらも利用できるように準備しておくと、利用シーンによって使い分けることが可能だ。
またダイレクトバンキングは一度登録まで済ませておくと、残高照会や増額申請などもできる。
もしスマートフォンの操作に抵抗がないのであれば、事前に登録を済ませておくと後々便利だろう。
セブン銀行カードローンで即日借入はできる？借入は24時間可能？
カードローンを利用する際に、すぐにお金を借りなければいけない方もいるだろう。
そのような方の場合は、借入条件や借入方法などと合わせて、借入までにかかる時間も押さえておくのがおすすめだ。
ここでは短期間で借入まで進むための対策についても触れているため、借入を急いでいる方は確認しておこう。
銀行カードローンでの即日融資は難しい
借入をする際に即日融資を希望する方もいるが、銀行カードローンの場合は、審査結果が届くまでに時間がかかるため即日融資は難しい。
これは以前、以下のような問題が発生したことから、即日融資を受けられなくなったと考えられている。
- 利用者の返済能力以上の貸付を実施していた
- 審査の際に反社会勢力のデータベース照会が義務付けられた
上記の2点を確認するにはそれなりに時間を有するため、必然的に借入までの時間も延びるとされている。
特にデータベースの照会については早くても1営業日の時間が必要なため、実質即日融資は不可能といえるだろう。
早く借入ができない一方で、銀行カードローンは審査を徹底しているため、安心して利用できるともいえる。
最短翌日以降の融資になる
セブン銀行カードローンも銀行カードローンに含まれるため、即日融資を受けるのは実質的に不可能といえる。
セブン銀行の公式サイトにも、借入については最短翌日以降となっているため、即日融資を希望する場合は他の借入先を探す必要があるだろう。
なお審査の回答については、申し込みが完了してから翌日から3営業日を目安として連絡が届く。結果はメールにて送られるため、申込後はこまめに確認しておくといいだろう。
審査の状況次第では結果の通知が遅れる可能性もあるため、もし審査状況を確認したい場合はMyセブン銀行を利用して確認してみよう。
また、12月30日（20時30分）から1月3日までに申し込むと、1月4日以降の連絡となる。年末に申し込む方は、審査に時間がかかることを忘れないようにしよう。
最短で借入に進むには対策が必要
借入まで最短で進むためには、借入以前の申し込みの段階から注意して手続きをする必要がある。
申し込みから審査完了までに時間がかかると、必然的に借入までの時間も遅くなる。
早く借入に進むためには、審査に時間がかかる理由を把握し、事前に対策を立てたうえで申し込むことが重要だ。
実際に申し込みの手続きを始める前に、これから解説する3つの対策を確認して試してみてほしい。
申込時に不備がないようにする
申し込み内容や提出する書類に不備があると、借入までに時間がかかってしまう。
なぜなら審査をする際に、情報の確認や再提出の際に行うやり取りの往復に時間がかかるからだ。
また、提出書類に不備があると書類の内容によっては準備するのに時間が必要なものもある。
例えば収入証明書については、本人確認書類とは違い日常的に利用する機会が少ないため、すぐに用意するのが難しい場合もあるだろう。
できるだけ早く審査を終えて借入に進むためにも、申し込みを完了する前に不備がないか再確認を徹底しよう。
なお、セブン銀行カードローンに申し込む際は本人確認書類の撮影を行う必要があり、画像が荒いと再提出の可能性がある。
申込内容や書類の不備に加えて、提出画像の質についても注意しよう。
混雑する時間帯に申し込まない
申込者が多い時間帯に申し込みをすると、審査数が多いことから借入までに時間がかかる場合もある。
例えば夕方頃に申し込みをすると、昼間は仕事で忙しかった方が申し込みをする時間帯と被ることが予想される。
その他にも土日や長期休暇の前は、休みの予定に合わせて前もって借入をしようと考える方も増えるだろう。
このように申込者が多いタイミングを予想し、空いている時間帯に申し込むことでスムーズに借入まで進める可能性が高まる。
セブン銀行からの連絡にはすぐ対応する
申し込みをしてから、まれにセブン銀行から電話やメールなどの連絡が来る可能性がある。
基本的に連絡は審査結果の通知のメールだけだが、連絡がくる理由としては主に以下のような点が考えられる。
- 在籍確認の電話が必要になった
- 申し込みフォームの内容についての確認
- 提出した書類に不備があった
- 書類提出の追加（収入証明書など）を求められるなど
上記の場合は早急に連絡を確認して対応する必要がある。もし連絡に気付かず対応に遅れてしまうと、審査も完了せず借入までの時間も延びてしまう。
申し込みから3営業日程度は電話やメールの連絡がないか、チェックを欠かさず行うといいだろう。
セブン銀行カードローンは24時間いつでも借入できる
セブン銀行カードローンは2種類の方法で借入ができ、いずれの方法も24時間いつでも利用できる。
土日祝日についても借入できるため、より多くの方が利用しやすいだろう。
例えば24時間いつでも借入できると、以下のような方でも利用できる。
- 平日の昼間は仕事をしている
- 夜間や早朝にお金が必要になった
- 土日祝日に用事ができて急にお金が必要になった
ただし、まれにシステムメンテナンスが実施される場合があり、セブン銀行ATMが利用できないときもあります。
基本的に定例のシステムメンテナンスはないとされているが、利用時とメンテナンスが被った場合は、時間を変えて借入しよう。
なお、セブン銀行に関するお知らせは公式サイトの「重要なお知らせ」に掲載されている。メンテナンス情報などもあるため、利用者はこまめに確認しておくといいだろう。
セブン銀行カードローンで借入するメリット・デメリット
セブン銀行カードローンが自分に適した借入先か判断するためにも、メリットとデメリットの確認は欠かせない。
重要なのは、良いところだけではなく良くないところも確認することである。良い面だけをみてしまうと、実際に利用した際に利用前とのギャップが大きくなりかねない。
利用しているところを鮮明にイメージするために、どちらも確認しておくといいだろう。
セブン銀行カードローンで借入するメリット
セブン銀行カードローンには、他社のカードローンにはないメリットが数多くある。借入先を選ぶうえでそのサービスの強みを押さえておくことは重要だ。
検討時の判断材料にするためにも、ここで5つのメリットを確認しよう。
ATMの設置数が多く利用しやすい
セブン銀行ATMは全国のセブンイレブンに設置されていることから、台数が多くどの地域でも利用しやすいのが特徴である。
セブンイレブンの店舗数は、都内をはじめ全国各地に21,615店（2024年9月時点）と多い。
| 東京都 | 2,891件 |
|---|---|
| 神奈川県 | 1,514件 |
| 大阪府 | 1,293件 |
| 埼玉県 | 1,249件 |
| 千葉県 | 1,167件 |
最も少ない地域でも49件と、どの地域にもあることからATMを利用して借入したい方にも向いているといえるだろう。
また、セブン銀行ATMはセブンイレブンだけではなくショッピングモールなどに設置されている場合もある。
そのためATM自体の数は全部で約27,000台とセブンイレブンの店舗数よりも圧倒的に多い。
もし、ATMの設置場所を知りたい場合は、公式サイトの検索機能を利用して探すことが可能だ。
カードが届く前に借入が可能
セブン銀行カードローンは借入キャッシュカードが届く前から借入ができる。
借入申し込みから審査結果の通知は早くて借入翌日から3営業日程度で届くが、キャッシュカード借入については郵送されるまでに1週間以上かかる。
そのため、キャッシュカードの到着を待っているとすぐに借入ができない。
セブン銀行カードローンの場合はアプリを利用して借入できるため、借入審査結果次第ではすぐに借入に進める。
なお、キャッシュカードを利用せずATMで借入したい場合は、スマホATMを利用しよう。以下にスマホATMを利用した借入手順をまとめているので参考にしてほしい。
- セブン銀行ATMの画面にある「引出し・預入れ借入クレジット取引など」を選択する
- 「スマートフォン」を選択する
- 「スマートフォンでの取引」を選択する
- アプリを開き「カードローン」を選択する
- 借入の場合は「借入」を選択する
- ATMに表示されるQRコードをスマートフォンで読み取る
- アプリに表示される企業番号をATMに入力する
- 案内に従い取引を進める
申し込みや書類提出をアプリで完結できる
セブン銀行には専用アプリのMyセブン銀行があり、申し込みや書類提出、借入・返済などアプリ1つで大半の手続きができる。
また、借入するにはセブン銀行の口座が必要だが、口座開設の手続きもMyセブン銀行で完結できる。
手続き自体も早ければ10分程度で完了するため、まとまった時間が確保できず手軽に手続きしたい方に向いている。
なお、Myセブン銀行から申し込みをすると、最短翌日に審査結果がわかり借入に進める。
銀行カードローンのなかでは借入までの最短時間も短いため、急いで借入する必要がある方におすすめだ。
上限金利が低く少額の借入にもおすすめ
セブン銀行カードローンは上限金利が15.0%と、他社のローンと比較すると低い。金利15.0%は、主に10万円から50万円の少額借入時に適用される。利息制限法では10万円から100万円の間は金利（年）18.0%のため、15.0%が低いことは理解していただけるだろう。
実際に他社ローンの上限を見ると17.0%や18.0%のところもある。そのため、少額の借入を希望する場合はセブン銀行カードローンのように、上限金利が低めに設定されているところを探すといいだろう。
キャッシュカードで借入ができる
セブン銀行カードローンは、ローンカードではなくキャッシュカードで借入ができる。キャッシュカードで借入ができるメリットは、主に以下の2つがある。
- カードを見られても借入していることがバレにくい
- 複数枚カードを持たなくてもいい
カードローンを利用する方のなかには、周りに借入していることも知られたくない方もいるだろう。
所持しているのがローンカードではなくキャッシュカードであれば、借入していると知られるリスクも低い。
また、セブン銀行を利用する方であれば借入と現金の引き出しを同じカードでできるため、カードを複数枚持ち歩く必要がない。
周りに借入が知られず財布の中身もスッキリできるため、一石二鳥といえるだろう。
セブン銀行カードローンで借入するデメリット
借入するメリットが多い一方で、デメリットもいくつかある。
特にWeb申し込みに慣れていない方にとっては、注意すべきポイントもあるため、必ず確認しておいたほうがいいだろう。
実際に申し込みする直前にマイナス面に気付いて時間を無駄にしないためにも、検討段階でデメリットを確認しておこう。
他社と比較すると借入限度額が低い
銀行カードローンのなかでも、他社と比較すると借入限度額が低いため、大きい金額の借入には向いていないといえる。
以下に銀行カードローンの限度額をまとめているため、比較してみてほしい。
| 三井住友銀行カードローン | 10万円〜800万円 | |
|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行 バンクイック | 10万円〜800万円 | |
| みずほ銀行カードローン | 10万円〜800万円 | 詳しくはこちら |
| イオン銀行カードろーん | 10万円〜800万円 | |
| PayPay銀行カードローン | 10万円〜1000万円 |
上記のように、銀行カードローンの限度額は500万円を超えるところが多い。そのため、限度額の最大が300万円だと少なく感じてしまう方もいるだろう。
もし大きな金額が必要な場合は、増額申請なども利用しつつ工夫する必要がある。
セブン銀行の口座開設が必要
セブン銀行の口座を持っていない方は、カードローンの申込前に開設する必要がある。
口座がない方は手続きを2つしなければいけないため、すでに口座を持っている方と比較すると手間がかかる。
ただし、口座開設はカードローンの申し込みと同時にできるため、借入を機に開設しておいてはいかがだろう。
セブン銀行ATMは24時間いつでも利用できるため、借入用の口座以外としても活躍に期待できる。
なお、申し込みから借入までは最短でも2営業日かかるため、日数をかけないためにも休日などを考慮して申し込むのがおすすめだ。
申込方法が少ない
セブン銀行カードローンの申込方法は、Myセブン銀行かダイレクトバンキングしか方法はない。
他社のように店舗窓口や電話で申し込みできないため、Web申し込みに抵抗ある方には向いていないだろう。
ただし、他社よりもスマホ完結に特化しているため、スマホ1つで手続きから借入・返済まで済ませたい方にはこれ以上ないサービスといえる。
特にMyセブン銀行については口座開設や利用明細の確認など、さまざまな場面で活用できる。
借入する際には事前にダウンロードしておくといいだろう。
セブン銀行カードローンはスマホ完結を希望する方におすすめ
本記事では、セブン銀行カードローンの借入条件や借入方法などについて解説した。
セブン銀行カードローンはスマートフォンでの借入に特化しており、申し込みや借入、返済まで全てをWeb上で完結できる。
申込条件も、年齢と収入の有無以外で特別な制約がなく、比較的多くの方が利用しやすいだろう。
借入方法など便利が多い一方で、返済の負担を大きくしすぎないためにも、セブン銀行カードローンで借入する際は計画的に活用しよう。
スマートフォンを利用して借入できる環境を探しているという方は、申し込みを検討してみてはどうだろう。
