- JQ SUGOCA JCBカードとJMB JQ SUGOCA、2つのクレジットカードの違いが知りたい
- この2つのカードのどちらが、優れているのか教えてほしい
- この2つのカードのどちらが、自分に合っているか知りたい
JR九州は、JQカードというブランド名で、さまざまなクレジットカードを展開している。
それぞれのJQカードには、良いところと、そうでない点がある。JQカードの申込みを検討しようとしている方は、どれを選択すればよいのか迷われるのではないだろうか。
この記事では、JQ SUGOCA JCBカードとJMB JQ SUGOCAを比較し、適したユーザーを考察する。
ご自身にとって、より良いクレジットカードを選ぶうえでの参考にしてほしい。
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JCBが発行するJQ SUGOCA JCBカードのメリット・デメリット
このカードは、JR九州がJCBと提携してできたクレジットカードだ。JR九州が導入している交通系ICカードであるSUGOCAの機能も搭載している。
カードの初年度入会金は無料、2年目以降の年会費も年1回以上の利用があれば費用は掛からないので、実質無料といえる。
カード利用額に応じてJRキューボのポイントが付与され、これは買い物での利用や電子マネーSUGOCAにも交換できる。
ここでは、このカードの特徴として、メリット・デメリットの両方を説明する。
JQ SUGOCA JCBカードのメリット
このカードは、JCBの公式アプリをスマートフォンにダウンロードすれば、申込み後すぐに利用可能だ。申込みから最短5分で、My JCBにて利用できるようになり、カード自体も1週間後に届く。
さらに海外での買い物には、最高100万円まで補償するショッピングカート保険が付帯している。
JQ SUGOCA JCBカードのデメリット
JCBは、国際ブランドのVISAやMastercardと比べ、海外で利用できる店舗が少ない。
このため海外での利用には、このカードはあまり向いていない。また海外の利用が限られているため、上述したショッピングカート保険も、十分な効果は発揮できない。
国内での買い物は適用対象外なので、このカードに付帯する保険の補償範囲は限定的だ。
JRキューボへのポイント還元率も0.5%(カード利用額200円ごとに1ポイント付与)と、決して高いとはいえない。
空と陸からポイントを集める!JMB JQ SUGOCAの魅力と物足らない点
このカードは、JR九州がイオンフィナンシャルサービス株式会社と提携して作ったクレジットカードだ。イオンフィナンシャルサービス株式会社は、国内最大のスーパーマーケット・チェーンであるイオンのグループ企業だ。
この会社も、さまざまなクレジットカードを展開しており、カード会社として十分なサポート体制を持っている。
このカードもSUGOCA機能を搭載しており、初年度費用は無料、2年目以降の年会費も年1回以上の利用で無料となる。※利用がない場合は年会費1,375円(税込)、SUGOCAのデポジット(預かり金)も無料
ここでは、このカードの特徴として、メリット・デメリットの両方を説明する。
このカードの魅力1:還元率の高いJMBサービス
このカードには、カード名にもあるようにJMB(JALマイレージバンク)サービスが適用される。
JAL、JMBサービスやワンワールド加盟の航空会社の利用で、JALマイルが得られ、次回の航空券購入や買い物に活用できる。
カード入会前の搭乗でも6ヶ月以内なら、JALマイレージバンクのWEBや窓口に電話すれば、さかのぼって登録してくれる。
JBMサービスはJRキューボより還元率が高いため、JBMサービス適用航空券を購入する際は、こちらのカードが有利だ。
航空運賃(羽田→福岡):50,090円※1
①JQ SUGOCA JCBで支払った場合:JRキューボ=250ポイント
②JMB JQ SUGOCAで支払った場合:JALマイル=567マイル※2
・1,000マイル~9,000マイル → 500ポイント~4,500ポイント
・10,000マイル → 10,000ポイント
※1:上記金額は標準料金であり、各種割引を適用すると金額が下がる場合がある
※2:このマイルは標準料金での初回利用を前提としており、利用頻度や航空運賃への割引適用により、マイルも変わる場合がある
なお、JBM適用航空券以外の買い物には、JRキューボのポイントが支払額の0.5%分付与される。
このカードの魅力2:海外旅行に便利な点
このカードには、空港でのタッチ&ゴー機能が付いている。
この機能に対応する国内の空港では、搭乗手続きのためチェックインカウンターに並ぶことなく、保安検査場に直行できる。
JMB JQ SUGOCAを保安検査場の端末機にタッチするだけで「搭乗案内」が発行され、そのまま搭乗できる。
このカードには、JCB以外に国際ブランドのVISAやMastercardもつけられるので、海外でも安心して利用できる。
このカードの物足りない点
専用WEBサイトからのカード申込みは簡単だが、カード発送は申込み後2週間かかる。
JQ SUGOCA JCBカードと比べて、利用できるまでに時間が必要だ。またこのJMB JQ SUGOCAには、家族カードがないので、そこも物足りない点といえる。
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JQ SUGOCA JCBカードとJMB JQ SUGOCAの共通の特典と注意事項
ここまでは、2つのクレジットカードの相違点を述べてきたが、ここでは両カードに共通するカード特典や注意点を説明する。
両クレジットカードとも、JR九州が展開するカードであるため、JR九州グループ企業及び提携企業での割引特典がある。
カード内のSUGOCA残高が少なくなっていても、自動改札機を通る時に自動でチャージするオートチャージ機能も付いている。
このSUGOCAは、JR九州以外でも九州地区の多くの事業者で利用可能だ。
JR九州、北九州モノレール、熊本電気鉄道(バス含む)、九州産交バス、産交バス、熊本バス、熊本都市バス、長崎自動車、さいかい交通
注意すべき点は、両カードともに定期券機能を付加することができないことだ。
JQ SUGOCA JCBカードとJMB JQ SUGOCAから考察したユーザー像
JQ SUGOCA JCBカードとJMB JQ SUGOCAとを比較した結果、それぞれに長所と短所とがあった。
この2つのカードに優劣をつけることはできないが、それぞれのカードに適したユーザー像は異なると考える。
ここでは、それぞれのカードのメリットを、最大限に活かすことができるユーザー像を考察する。
JQ SUGOCA JCBカードに最適なユーザー像
このカードのユーザー像は、沖縄を除く九州在住の方が対象になる。
このカードは、JR九州が展開しているJQカードであるため、JR九州施設及び提携企業での特典が受けられないと意味がない。家族カードも、アプリですぐ使えるようになるので、配偶者、親や18歳以上の子供がいる家庭には便利だ。
このため離れて暮らす家族や、旅先にいる家族が、急にクレジットカードが必要になっても対応できる。
以上のことから、このJQ SUGOCA JCBカードは、九州に在住しカード利用ができる家族がいる方に向いている。
JMB JQ SUGOCAのメリットを最大限に活かすユーザーとは
こちらもJQカードであるため、九州在住の方が対象になるが、JQ SUGOCA JCBカードとはユーザー像が異なる。家族カードが作成できないので、独身の方か、家族カードのニーズのない家庭の方が対象になる。
また航空機の利用が多く、JMBサービスを活用してJALマイルが貯めやすい方が適している。
以上のことから、このJMB JQ SUGOCAは九州に在住し家族カードの必要がない方。中でも出張で航空機の利用が多いビジネスマンに適していると考える。
JQ SUGOCA JCBカードとJMB JQ SUGOCAのそれぞれの特徴を押さえよう
この記事では、JQ SUGOCA JCBカードとJMB JQ SUGOCAとの特徴を比較した。
さらに、それぞれのカードを最大限に活用できるユーザー像の考察も行った。どのようなものにも長所と短所があるため、それぞれ適したユーザー像も異なる。
あなたが九州在住で出張が多いビジネスマンならば、JMB JQ SUGOCAの申込みを検討してみては、どうだろうか。
詳しくは下のボタンから確認してほしい。
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