- ANA VISA ワイドゴールドカードの特徴を知りたい
- ANA VISA ワイドゴールドカードのメリットを知りたい
- ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカードの違いを知りたい
ANAカードには、さまざまな種類がある。交通系IC一体型であるANA VISA nimocaカードは一般カードに該当し、ゴールドカードに該当するANA VISA ワイドゴールドカードもある。
ゴールドカードは一般カードと比べると、どのような違いがあるのだろうか。
この記事では、「ANA VISA ワイドゴールドカードの特徴を知りたい」「ANA VISA ワイドゴールドカードのメリットを教えてほしい」「ANA VISA nimocaカードとの違いを知りたい」と考えている人向けに、ANA VISA ワイドゴールドカードの特徴やANA VISA nimocaカードとの違いについて解説する。
ANA VISA nimocaカード以外のゴールドカードの特徴
![ANA VISA ワイドゴールドカードの特徴 クレジットカードナビ](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/09/14120958/23829166_m-1024x683.jpg)
7種類あるゴールドカードのうち、国際ブランドでVISAを選べるカードは、ANA VISAワイドゴールドカードである。
ANA VISAワイドゴールドカードの特徴について解説する。
ANA VISAワイドゴールドカードの特徴と位置づけ
ANAカードは、ランクが高いほど年会費は高くなり、ゴールドカードは上から2番目のランクである。
年会費は高めだが、その分、マイルを獲得しやすくなっている。
本会員の年会費は年間15,400円、家族会員は4,400円で、年会費割引特典もあるが、ANA VISA nimocaカードとは異なり、初年度から年会費がかかる。
国際ブランドとしてMasterCardを選ぶことも可能だ。
ANA VISAカード
入会・継続マイル | 搭乗ボーナスマイル | 年会費 | |
ANA VISA 一般カード (ANA VISA Suica カード) | 1,000マイル | 10% | 本会員2,200円 家族会員なし |
ANA VISA ワイドカード | 2,000マイル | 25% | 本会員7,975円 家族会員1,650円 |
ANA VISA ワイドゴールド カード | 2,000マイル | 25% | 本会員15,400円 家族会員4,400円 |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 10,000マイル | 50% | 本会員88,000円 家族会員4,400円 |
ANA VISAワイドゴールドカードはマイルの獲得でお得!
ANA VISA ワイドゴールドカードは、ANA VISAプラチナ プレミアムカードの次にマイルを獲得しやすいカードだ。
前述の「入会・継続マイル」「搭乗ボーナスマイル」は、ANA VISA nimocaカードよりも多い。「入会・継続マイル」では、ANA VISA nimocaカードの1,000マイルよりも多い2,000マイルが贈呈される。
また「搭乗ボーナスマイル」として、フライトマイルに25%上乗せされる。
たとえば、フライトマイルが1,000マイルの場合、ANA VISA nimocaカードなら100マイルの上乗せだが、ANA VISA ワイドゴールドカードでは250マイル上乗せされる。
飛行機を利用する機会が多い人ほどマイルを獲得しやすいことがわかる。
またANAカードは、獲得したポイントをマイルと交換できる。自動移行方式なら、自動的にマイルに移行してもらえる。
しかも、ANA VISA ワイドゴールドカードは移行手数料無料でポイントの2倍のマイルを獲得できる。
ANA VISA ワイドカードの場合は、年間6,600円(税込)の移行手数料が必要なので、この点でもANA VISA ワイドゴールドカードではマイルを獲得しやすくなっている。
ANA VISAワイドゴールドカードの年会費割引特典
ANA VISA ワイドゴールドカードの年会費については、年会費割引特典を活用することもできる。
クレジットカードの支払方法をリボ払いで考えている人にとっては、特典を受けやすい。
年会費割引特典を適用するためには、「マイ・ペイすリボ」に設定のうえ、年1回以上のリボ払いをするだけである。条件を満たすと、翌年度の年会費が割引となる。
年会費割引額
- 本会員:年間15,400円(税込) ⇒ 年間11,550円(税込)
- 家族会員:年間4,400円(税込) ⇒ 年間2,750円(税込)
なお、「マイ・ペイすリボ」を適用すると、買い物の支払方法が自動的にリボ払いになる。
リボ払いの利用頻度が多いと、年会費の割引額以上のリボ払い手数料を支払うことになるため、注意しよう。
ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカードの比較
![ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカードの比較 クレジットカードナビ](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/09/08110304/26448982_m-1024x681.jpg)
ここまでANA VISA ワイドゴールドカードの特徴について解説してきた。
ここでは、ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカードを比較し、具体的にどのような違いがあるか確認する。
両カードの比較~特徴~
ANA VISA ワイドゴールドカードはさまざまな点でANA VISA nimocaカードよりお得だが、特徴に違いがあるため、よく見極めてどちらがふさわしいか判断したい。
両カードの特徴をまとめると次のようになる。
ANA VISA Suica カード | ワイドゴールド カード | |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) | 満20歳以上で、安定継続収入がある |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:2,200円(税込) | 年間15,400円(税込) |
家族カード年会費 | 発行不可 | 年間4,400円(税込) |
提携先 | 全日本空輸(株) 東日本旅客鉄道(株) | 全日本空輸(株) |
追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード | ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード 家族カード |
年会費割引特典 | マイ・ペイすリボ | マイ・ペイすリボ |
旅行傷害保険 | 【最高補償額】 海外旅行 1,000万円 国内航空 1,000万円 国内旅行 無し | 【最高補償額】 海外旅行 5,000万円 国内航空 5,000万円 国内旅行 5,000万円 |
ショッピング補償 | 年間100万円までの買物安心保険 ※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)の利用のみ対象 | 年間300万円までの買物安心保険 |
ポイントサービス | Vポイント お買物利用200円(税込)につき1ポイント付与 | Vポイント お買物利用200円(税込)につき1ポイント付与 |
利用可能枠 | 総利用枠:10~80万円 | 総利用枠:50~200万円 |
支払い方法 | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い |
支払日 | 15日締め翌月10日払い | 15日締め翌月10日払い |
国際ブランド | Visa | Visa MasterCard |
両カードの比較~マイル~
ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカードとでは、獲得できるマイルに違いがある。
ANA VISA ワイドゴールドカードでは、年会費以上にマイルを獲得できるかがカギとなるだろう。
ANA VISAカード 獲得できるマイル
入会・継続マイル | 搭乗ボーナスマイル | 2倍コース | |
ANA VISA 一般カード (ANA VISA Suica カード) | 1,000マイル | 10% | 6,600円(税込)/年 |
ANA VISA ワイドゴールド カード | 2,000マイル | 25% | 無料 |
両カードを比較すると、搭乗ボーナスマイルに大きな差がある。飛行機を利用する機会が多い人ほど、ANA VISA ワイドゴールドカードを選択すれば、効率的にマイルを獲得できるだろう。
判断が難しい場合は、公式サイトにマイルを算出できるシミュレーションツールがあるので、利用してみるとよい。
またANA VISA nimocaカードでは、ポイントの2倍のマイルを獲得するためには、年間6,600円の移行手数料がかかるが、ANA VISA ワイドゴールドカードは無料で、自動的に2倍となる。
この点でもANA VISA ワイドゴールドカードのほうがお得だ。
両カードの比較~旅行傷害保険~
ANAカードには、旅行傷害保険が自動付帯されている。補償内容はカードによって異なり、ANA VISA nimocaカードよりもANA VISA ワイドゴールドカードの補償は手厚い。
どのような違いがあるか確認する。
ANA VISA Suica カード | ワイドゴールド カード | |
海外旅行傷害保険 | 死亡:1,000万円 後遺障害:40~1,000万円 救援者費用:100万円 | 死亡:5,000万円 後遺障害:150~5,000万円 治療費用:150万円 損害責任:3,000万円 携行品損害:50万円 救援者費用:100万円 |
国内旅行傷害保険 | なし | 死亡:5,000万円 後遺障害:150~5,000万円 入院保険日額:5,000円 通院保険金日額:2,000円 手術保険金:20万円 |
国内航空便遅延保険 | なし | 乗継遅延費用:2万円 出航遅延・欠航・搭乗不能費用:1万円 手荷物遅延費用:1万円 手荷物紛失費用:2万円 |
国内航空傷害保険 | 死亡:1,000万円 後遺障害:40~1,000万円 | 死亡:5,000万円 後遺障害:150~5,000万円 入院日額:10,000円 通院日額:2,000円 手術費用:100,000~400,000円 |
旅行傷害保険は、一般の保険もあるため、人によって重視するかどうかは異なる。ただ、ワイドゴールドカードの補償内容は、一般の旅行傷害保険と比べても遜色ない。
年会費に保険料分も含まれていると考えられるが、飛行機を頻繁に利用する人にとっては心強いだろう。
なお、上記の補償内容は概要であるため、カード申し込み前に詳細を確認しよう。
ANA VISA nimocaカードのおすすめのポイントは以下記事を参考にしてほしい。
![](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/11/12083224/83-1.png)
ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカードはどちらが向いている?
![ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカード、どちらが向いている? クレジットカードナビ](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/09/30162040/23046384_m.jpg)
ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA nimocaカードの特徴を比較したが、それぞれどのような人に向いているかまとめる。
ANA VISA ワイドゴールドカードが向いている人
ANAカードはカードのランクが高くなるほど、年会費は上がるが、マイルを獲得しやすくなる。
そのため、特に国際線を頻繁に利用する人には年会費以上の価値を見出せる。
また貯まったマイルを特典航空券(マイルで交換した航空券)に充当すれば、1マイルあたりの価値が上がる。
多少、飛行機の利用頻度が低い人でも、特典航空券を利用する人であれば、ANA VISA ワイドゴールドカードを十分に活用できるだろう。
ANA VISA nimocaカードが向いている人
ANA VISA nimocaカードはシンプルなカードである。飛行機の利用頻度が定まらず、ほとんど利用しない年があるなど、マイルを獲得する機会が少ない人に向いている。
年会費の負担もあまりないため、長く愛用しやすいカードとなっている。
もちろん、交通系ICカードが必要な人にも向いている。nimocaを使いたい人は、ANA VISA nimocaカードを選ぶとよい。
ANA VISA nimocaカードと種類ごとの特徴については下記記事を参考にしよう。
![](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/11/12084858/102-2.png)
ANA VISA nimocaカードかANA VISA ワイドゴールドカードを選ぼう
![カードの利用シーンに合わせて選ぼう クレジットカードナビ](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/10/15160545/3050076_m-1024x683.jpg)
ANA VISA nimocaカードよりも、ANA VISA ワイドゴールドカードのほうが特典や補償は充実している。
しかし、大切なことは、自分に合っているかどうかである。カードの特徴を理解し、自分の利用シーンに合ったカードを選ぼう。
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