- ANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴を知りたい
- ANA VISA プラチナ プレミアムカードのメリットを知りたい
- ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA nimocaカードの違いを知りたい
ANAカードにはさまざまな種類があり、一般カードやワイドカード、ゴールドカードなどに区分される。
この記事で解説するANA VISA nimocaカードは一般カード、ANA VISA プラチナ プレミアムカードはプレミアムカードに該当する。両カードはどこに違いがあるのだろうか。
この記事では、「ANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴を教えてほしい」「ANA VISA プラチナ プレミアムカードのメリットを知りたい」「ANA VISA nimocaカードの違いを教えてほしい」と考えている人向けに、ANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴やANA VISA nimocaカードとの違いについて解説する。
ANA VISA nimocaカード以外のANAカードのプラチナカードの特徴
ANAカードには5種類のプレミアムカードがあり、国際ブランドは、VISA、JCB、ダイナース、アメリカン・エキスプレス🄬がある。
VISAを希望する場合は、ANA VISA プラチナ プレミアムカードだ。ここではANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴について解説する。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの概要と位置づけ
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは、ANAカードのなかで最上位カードに位置付けられている。
年会費は最も高いが、特典は充実している。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの年会費は本会員が年間88,000円、家族会員が4,400円となっている。
ANAカードの区分とANA VISA プラチナ プレミアムカードの位置づけは次のとおりだ。
ANA VISAカード 概要
| カード区分 | カード名（一例） |
| ANA一般カード | ANA VISA 一般カード、ANA JCB一般カード、ANA JCB一般カード、ANA To Me CARD PASMO JCB、ANA VISA Suicaカード、ANA VISA nimoca カード など |
| ANAワイドカード | ANA VISA nimoca カード、ANA VISA nimoca カード、ANA JCBワイドカード |
| ANAゴールドカード | ANA JCBワイドカード、ANA マスターワイドゴールドカード、ANA マスターワイドゴールドカード、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD など |
| ANAカードプレミアム | ANA VISAプラチナ プレミアムカード、ANA JCB カードプレミアム、ANAダイナース プレミアムカード など |
ANA VISA プラチナ プレミアムカードで獲得できるマイル
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは、入会時に10,000マイル、カード更新時に継続マイルとして10,000マイルを獲得できる。
マイルは最低でも1マイル＝1円の価値がある。また、区間距離やクラスに応じたフライトマイルと、50%の搭乗ボーナスマイルを獲得できる。
ボーナスマイルにより、フライトマイルが常に1.5倍になる。フライトマイルが1,000マイルなら、1,500マイルを獲得できる。
また、ANA VISA プラチナ プレミアムカードは、マイルとは別に、200円（税込）につき1ポイントのVポイントを獲得できる。
Vポイントを自動的にマイルと交換してくれるサービスがあり、ANA VISA プラチナ プレミアムカードなら手数料無料で3倍となる。なお、3倍コースがあるのは、プレミアムカードのみである。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードに年会費割引特典なし
ANAカードには条件を満たした場合に受けられる年会費割引特典がある。しかし、ANA VISA プラチナ プレミアムカードには割引特典はない。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは本会員で年間88,000円（税込）、家族会員で年間4,400円（税込）かかる。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA nimocaカードを比べよう
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA nimocaカードを比較して、両カードの違いを確認し、カードの特徴を理解しよう。
基本性能を比べよう
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA nimocaカードの基本的な性能を比較する。
| ANA VISA nimocaカード | ANA VISA プラチナ プレミアムカード | |
| 申し込み対象 | 満18歳以上（高校生は除く） | 満20歳以上で、安定継続収入がある |
| 年会費 | 初年度：年会費無料 2年目以降：2,200円（税込） | 年間88,000円（税込） |
| 家族カード 年会費 | 初年度：年会費無料 2年目以降：1,100円（税込） | 年間4,400円（税込） |
| 年会費割引 | 年会費826円（税込） ※条件：「マイ・ペイすリボ」で年1回以上リボ払い | なし |
| 追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 家族カード 銀聯カード | ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード 家族カード |
| 旅行傷害保険 | 【最高補償額】 海外旅行 1,000万円 国内航空 1,000万円 国内旅行 無し | 【最高補償額】 海外旅行 1億円 国内航空 5,000万円 国内旅行 1億円 |
| ショッピング補償 | 年間100万円までの買物安心保険 ※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い（3回以上）の利用のみ対象 | 年間500万円までの買物安心保険 |
| 利用可能枠 | 総利用枠：10～80万円 | 総利用枠：300万円～ |
| 支払い方法 | 1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い | 1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い |
| 支払日 | 15日締め 翌月10日払い | 15日締め 翌月10日払い |
| 国際ブランド | Visa | Visa |
基本性能での大きな違いは、「年会費」「補償内容」「利用可能枠」にある。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの年会費は高いが、補償や利用可能枠で優れた内容になっている。
獲得できるマイルを比べよう
ANAカードでは、飛行機を利用したときだけでなく、入会時と継続時にマイルを獲得できる。
この入会・継続マイルと搭乗ボーナスマイルに大きな差がある。年会費以上のマイルを獲得できるかどうかがカギとなるだろう。
一般カードとプレミアムカード
| 獲得できるマイル | |
| ANA VISA 一般カード （ANA VISA nimocaカード） | ・入会・継続マイル：1,000マイル ・搭乗ボーナスマイル：10% |
| ANA VISA プラチナ プレミアムカード | ・入会・継続マイル：10,000マイル ・搭乗ボーナスマイル：50% |
旅行傷害保険を比べよう
ANAカードには海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が自動付帯されている。
しかし、カードによって補償内容は異なり、ランクが高いカードほど補償内容は手厚い。ここでは補償内容と保険金額について比較する。
| ANA VISA nimocaカード | ANA VISA プラチナ プレミアムカード | |
| 海外旅行傷害保険 | 死亡：1,000万円 後遺障害：40～1,000万円 救援者費用：100万円 | 死亡：1億円 後遺障害：300～1億円 治療費用：500万円 損害責任：1億円 携行品損害：100万円 救援者費用：1,000万円 |
| 国内旅行傷害保険 | なし | 死亡：1億円 後遺障害：300～1億円 入院保険日額：5,000円 通院保険金日額：2,000円 手術保険金：20万円 |
| 海外・国内航空便遅延保険 | なし | 乗継遅延費用：2万円 出航遅延・欠航・搭乗不能費用：2万円 手荷物遅延費用：2万円 手荷物紛失費用：4万円 |
| 国内航空傷害保険 | 死亡：1,000万円 後遺障害：40～1,000万円 | 死亡：5,000万円 後遺障害：200～5,000万円 入院日額：10,000円 通院日額：2,000円 手術費用入院中：10万円・外来：5万円 |
※詳しい補償内容につきましては、クレジットカード会社にお問い合わせください。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの保険には、さまざまな補償が付帯されており、補償額も手厚くなっている。
ANA VISA nimocaカードのおすすめのポイントは以下記事を参考にしてほしい。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA nimocaカードのどちらを選ぶ？
ここまでANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA nimocaカードの特徴を比較してきたが、どのような人に向いているカードかについてまとめる。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードが向いている人
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは安定した収入があり、年会費の支払いが負担に感じない人向けのカードである。
加えて、年会費以上のメリットを受けられる必要がある。
年会費を払ってもANA VISA プラチナ プレミアムカードを利用したほうがよい人向けのカードであるため、飛行機をよく利用し、マイルを獲得する機会が多いほどよい。
たとえば、東京・ニューヨーク間で、約1万マイル（運賃倍率100%）を獲得できる。
海外に行く機会が多い人はマイルを貯めやすい。加えて、マイルは航空券と交換するとお得なので、マイルの使い道も重要である。
ANA VISA nimocaカードが向いている人
ANA VISA nimocaカードは、福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎・山口・函館に住んでいる人で、電車をよく使う人は、スムーズな乗車ができるためおすすめだ。
また年会費は比較的安く、飛行機を年に数回程度しか利用しない人でも、気軽に使えるカードだ。
日々の買い物では、ANAカードマイルプラスの加盟店であればVポイントとマイルを二重に獲得でき、加盟店でなくてもVポイントを獲得できる。
誰でも使いやすいカードであるため、ANA VISA nimocaカードが向いている人は幅広い。
ANA VISA nimocaカードと種類ごとの特徴については下記記事を参考にしよう。
ANA VISA nimocaカードかANA VISA プラチナ プレミアムカードを選ぼう
性能や特典を比べると、ANA VISA プラチナ プレミアムカードはANA VISA nimocaカードより優れている。
しかし、自分に合ったカードを選ぶことが重要だ。利用シーンを想定し、カードの特徴から有効活用できるかどうか判断しよう。
ANA VISA nimocaカードはだれでも使いやすいカードになっている。
ANA VISA nimocaカードの特徴や特典に納得できた人は、この機会に申し込んでみてはいかがだろうか。
