- 専業主婦でもゴールドカードを作れるのか知りたい
- 主婦におすすめのゴールドカードを教えてほしい
- 主婦がゴールドカードの審査に通るためのポイントを教えてほしい
「専業主婦だけど、ゴールドカードを持ちたい!」
近年、そう考える女性が増えている。しかし、自分に収入がないために「審査に通らないのではないか」と不安に思う方もいるだろう。
この記事では、専業主婦の方でもゴールドカードが持てるのか、そして審査のポイントやおすすめのカードを詳しく解説する。
本記事を読めば、専業主婦でもゴールドカードを持てる理由が分かり、審査への不安も解消されるはずだ。ゴールドカードを手に入れて、より豊かで充実した毎日を実現してほしい。
専業主婦でもゴールドカード(クレジットカード)が持てる?
「専業主婦で収入がないから、審査に通らないのでは?」と不安に思う方もいるのではないだろうか。
結論から言うと、専業主婦でもゴールドカードを持つことは十分に可能だ。
多くのカード会社では申込者本人に収入がない場合でも、配偶者に安定した収入があれば申し込むことができる。
なぜならば、ゴールドカードの審査では申込者個人の収入だけでなく、世帯全体の収入や信用状況が総合的に判断されるからだ。
また、近年では専業主婦を新たなターゲット層と捉え、積極的にゴールドカードの発行を行うカード会社も増えている。
例えば、JCBゴールドやエポスゴールドカードなどの申し込みでは職業選択に「主婦(主夫)」が明記されている。
ただし、配偶者の収入があれば必ず審査に通るわけではない。
あくまでも、カード会社は申込者本人と配偶者の収入、職業、勤続年数、信用情報など、様々な要素を総合的に審査して、最終的な判断を下す。
だが、審査の対象に配偶者が含まれるのは、専業主婦のゴールドカード取得への大きな後押しとなるのは間違いない。
主婦におすすめのゴールドカード6選
ゴールドカードは一般カードよりも年会費が高い分、ポイント還元率や付帯サービスが充実している。
ここでは、数あるゴールドカードの中から、特に主婦におすすめのものを6つ厳選して紹介する。
- JCBゴールド
- エポスゴールドカード
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- dカード GOLD
- イオンゴールドカード
- 楽天ゴールドカード
それぞれのカードの特徴やメリットを比較しながら、自分にぴったりの1枚を見つけてほしい。
JCBゴールド
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込)初年度年会費無料(オンライン入会のみ) ※切り替えは対象外 |
国際ブランド | JCB |
家族会員 | 1名無料2人目より1,100円(税込) |
申し込み対象 | 20歳以上で、本人に安定継続収入のある方 |
ポイント還元率 | 通常0.5% |
旅行傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
JCBゴールドは、信頼性の高い国際ブランドJCBが発行するプロパーゴールドカードだ。
年会費は11,000円(税込)だが、オンライン入会の場合は初年度の年会費が無料になる。
ポイント還元率は通常0.5%と物足りなく感じるが、JCBオリジナルシリーズパートナーの店舗で最大20倍と、利用シーンに応じて高い。
貯まったポイントは、商品券やギフトカード、他社ポイントへの移行など、様々な用途に利用可能だ。
最高1億円の海外旅行傷害保険、最高5,000万円の国内旅行傷害保険など、付帯保険も非常に充実している。
また、国内の主要空港とハワイ・ホノルル国際空港のラウンジを無料で利用できる点も嬉しい。
国内旅行や国内での利用が多い方や、JCBブランドに信頼感や安心感を求める主婦におすすめの1枚と言えるだろう。
エポスゴールドカード
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 5,000円(税込) ※年間50万円以上の利用で翌年以降無料 |
国際ブランド | Visa |
家族会員 | エポスファミリーカードを発行 ※家族からの招待の場合は永年無料 |
申し込み対象 | 20歳以上の方(学生を除く) |
ポイント還元率 | 通常0.5% |
旅行傷害保険 | 海外:最高5,000万円 |
エポスゴールドカードは、年間利用額に応じたボーナスポイントと充実した海外旅行保険が魅力のゴールドカードだ。
このカードは、年間の利用額が50万円以上で2,500円相当、100万円以上で10,000円相当のボーナスポイントがもらえる。
日常の様々な支払いをエポスゴールドカードに集約すれば、効率よくボーナスポイントを獲得できるだろう。
また、普段使いでは、「選べるポイントアップショップ」に登録したショップでポイントが最大3倍になる特典もある。
エポスゴールドカードは、年間50万円以上利用すると翌年以降の年会費が無料だ。
日常の買い物でカードを活用し、ポイントを効率よく使いたい主婦におすすめのゴールドカードと言えるだろう。
三井住友カード ゴールド(NL)
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 5,500円(税込) ※年間100万円以上の利用で翌年以降無料 |
国際ブランド | Visa MasterCard |
家族会員 | 年会費無料 |
申し込み対象 | 18歳以上の方で、本人に安定継続収入のある方 (学生を除く) |
ポイント還元率 | 通常0.5% |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 国内:最高2,000万円 |
三井住友カード ゴールド(NL)最大の魅力は、特定のコンビニや飲食店での利用で最大20%還元となるVポイントアッププログラムだ。
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
など
事前にエントリーの上、スマホのVisaのタッチ決済か、Mastercard®コンタクトレスでの支払いなどを組み合わせると、通常のポイント分を含んだ還元率が最大20%になる。
また、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費5,500円(税込)が永年無料になる特典もある。
計画的に利用すれば、年会費の負担を気にせずにゴールドカードを維持できるのだ。
さらに、最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険や、空港ラウンジサービスなどの付帯サービスも充実している。
対象のコンビニや飲食店をよく利用する方や、計画的にカードを利用して年会費を抑えたいと考えている主婦にとって、非常に魅力的なゴールドカードである。
dカード GOLD
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
国際ブランド | Visa MasterCard |
家族会員 | 1枚目は無料 2枚目以降1,100円(税込) |
申し込み対象 | 18歳以上の方で、本人に安定継続収入のある方 (学生を除く) |
ポイント還元率 | 通常1.0% |
旅行傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
dカード GOLDは、ドコモユーザーにとって非常にメリットの大きいゴールドカードだ。
ドコモのケータイ/「ドコモ光」利用料金の10%がポイント還元される(一部対象外あり)。毎月の通信費が1万円の場合、年間で12,000円相当のポイントが貯まる計算になる。
さらに年間ご利用額特典として、前年の年間利用額累計が100万円(税込)以上の場合、10,000円(税込)相当の選べる特典が進呈される。
これらの特典は、ケータイ購入割引クーポンやdファッションクーポン、dトラベルクーポンなど、様々な用途に利用可能だ。
また、最高1億円の海外旅行保険、最高5,000万円の国内旅行保険など、付帯保険も申し分ない。
ドコモユーザーであれば、ポイント還元や年間ご利用額特典で年会費以上のメリットを得られる可能性が高い。
イオンゴールドカード
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 無料(招待制) |
国際ブランド | Visa MasterCard JCB |
家族会員 | 無料 |
申し込み対象 | 達成条件 イオンカードを年間50万円(税込)以上利用 ゴールドカード審査あり |
ポイント還元率 | 通常0.5% |
旅行傷害保険 | 海外:最高5,000万円 国内:最高3,000万円 |
イオングループでの買い物が多い主婦におすすめなのが、イオンゴールドカードだ。イオングループの対象店舗で利用すると、いつでもポイント還元率が2倍になる。
- イオン
- イオンスタイル
- イオンモール
- ダイエー
- マックスバリュ
など
日常的に利用するスーパーやショッピングモールが含まれているため、効率よくポイントを貯められるのが大きい。
さらに、全国のイオンラウンジを利用できるのも魅力だ。
イオンラウンジでは、ドリンクサービスや雑誌・新聞の閲覧などが無料で提供されており、買い物の合間にゆったりと休憩できる。
また、ゴールドカード会員限定の優待特典も用意されているため、イオングループでの買い物がさらにお得になる。
イオンゴールドカードは、特定のイオンカード(イオンカードセレクトなど6種)で年間50万円以上利用した方にのみ発行される招待制のゴールドカードだ。
条件を満たした場合、ゴールドカード審査が行われ、審査通過後に自動発行される。年会費は無料なので、積極的に条件達成を目指すのも良いだろう。
楽天ゴールドカード
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込) |
国際ブランド | Visa MasterCard JCB |
家族会員 | 550円(税込) ※カード2枚まで発行可能 |
申し込み対象 | 20歳以上の方 (学生を除く) |
ポイント還元率 | 通常1.0% |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 |
楽天ゴールドカードは、楽天市場での買い物でポイント還元率が高くなる。通常、楽天市場での買い物では100円につき1ポイントが付与される。
楽天カードのカード払いを利用すると、ポイントが通常の3倍になるのだ。
楽天市場以外でも100円につき1ポイントが貯まるため、日常の買い物でも効率よくポイントを貯められる。
貯まったポイントは、楽天市場での買い物はもちろん、楽天トラベルや楽天ブックスなど、楽天グループの様々なサービスで利用が可能。
また、海外旅行傷害保険も付帯されているため、旅行好きな方にも安心だ。
楽天ゴールドカードは、楽天市場での買い物頻度が高い方や、効率よく楽天ポイントを貯めたい主婦にとって、非常にメリットの大きいゴールドカードと言えるだろう。
主婦がゴールドカードの審査に通過するためのポイント
実際に審査を通過するためには、どのような点に気をつければよいのだろうか。
ここでは、主婦がゴールドカードの審査に通過するための5つのポイントを解説する。
- 世帯年収を正確に記入する
- クレジットヒストリー(クレヒス)に傷をつけない
- 申込書の職業欄を確認:「専業主婦」の選択肢があるカードを選ぶ
- 専業主婦はパート・アルバイトよりも有利な場合も?
- キャッシング枠は希望しない(0円で申し込む)
これらのポイントを押さえて、ゴールドカード取得を実現しよう。
世帯年収を正確に記入する
申込書には「世帯年収」を正確に記入しよう。世帯年収とは、生計を同一にする家族全員の収入を合算したもので、配偶者や同居する家族の収入も含まれる。
なぜ世帯年収の正確な記入が求められるかというと、カード会社は申込者の返済能力を判断する際に、世帯全体の収入状況を重視するからだ。
例えば、専業主婦で本人収入が0円であっても、配偶者に安定した収入があれば世帯全体として十分な返済能力があると判断される可能性が高い。
逆に、世帯年収を実際より少なく申告してしまうと、返済能力が低いと見なされ審査に不利になる恐れがある。
また、年収を偽って申告することは絶対に避けなければならない。虚偽申告が発覚した場合、審査に落ちるだけでなく、信用情報に傷がつく。
今後のクレジットカードやローンの審査にも悪影響を及ぼす。
したがって、主婦がゴールドカードを申し込む際には、必ず世帯年収を正確に計算し、正直に申告することが審査通過への第一歩となる。
クレジットヒストリー(クレヒス)に傷をつけない
ゴールドカードの審査では、申込者のクレジットヒストリー(クレヒス)が重要な判断基準となる。そのため、日頃からクレヒスに傷をつけないよう注意しなければならない。
クレヒスとは、ひとことで言うと「クレジットカードやローンの利用履歴のこと」だ。
信用情報機関に記録されており、カード会社は審査の際に申込者のクレヒスから信用力を判断する。
過去にクレジットカードの支払いを延滞したり、ローンの返済が滞ったりした記録があると、クレヒスに傷がついた状態となる。
このような記録があると、カード会社は申込者の返済能力に疑念を持ち、審査に通りにくくなってしまう。
主婦の場合、自分名義のクレジットカードの利用履歴が少ない場合も多いだろう。重要になるのは、配偶者名義のカードの支払い状況だ。
配偶者が過去に支払いを延滞していると、世帯全体の信用力が低いと判断され、審査に影響する恐れがある。
自分自身だけでなく、家族全員が日頃から支払い期日を守り、良好なクレヒスを維持することが大切だと言える。
申込書の職業欄に「専業主婦」の選択肢があるカードを選ぶ
申し込む際には、申込書の職業欄に「専業主婦」の選択肢があるかどうかを確認してほしい。
職業欄に「専業主婦」の選択肢があるということは、そのカード会社が専業主婦の申し込みを想定していると考えられる。
例えば、JCBゴールドやエポスゴールドカードなどでは、職業欄に「専業主婦」の選択肢が用意されている。
これらのカードは、専業主婦の申し込み実績も多く、審査ノウハウが蓄積されている。そのため、比較的審査に通りやすいと言えるだろう。
一方、職業欄に「専業主婦」の選択肢がない場合でも、配偶者に安定した収入があれば申し込める可能性は十分にある。
しかし、カード会社によっては職業欄に「無職」や「その他」と記入する必要があり、審査のハードルが上がる。
事前に各カード会社のWebサイトや問い合わせ窓口で、職業欄の選択肢について確認しておくことをおすすめする。
専業主婦はパート・アルバイトよりも有利な場合がある
一般的に、安定した収入がある方がクレジットカードの審査に有利と考えられている。
しかし、ゴールドカードの審査においては、専業主婦がパート・アルバイトよりも有利に働く場合がある。
例えば、パートやアルバイトで収入があっても、その金額が少なかったり、勤続年数が短かったりすると収入の安定性が低いと判断される。
一方、専業主婦の場合、配偶者に安定した収入があり、世帯年収が十分高ければ世帯全体としての返済能力が高いと評価される。
さらに、配偶者の信用情報が良好であれば、専業主婦の立場がプラスに働く場合もある。
配偶者が良好なクレジットヒストリーを築いている場合、その配偶者と生計を同一にする専業主婦も、同様に信用力が高いと判断されるのだ。
最終的には個々の状況によって判断されるため、一概には言えないことを理解しておこう。
キャッシング枠は希望しない(0円で申し込む)
キャッシング枠を希望せず、「0円」で申し込むことも有効な方法の一つだ。
キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借り入れできる機能のことである。
カード会社は、キャッシング枠を希望する申込者に対して、貸し倒れリスクを考慮し、審査を厳しくする傾向がある。
専業主婦の場合は本人の収入がないため、キャッシングの返済能力に疑問を持たれる可能性がある。そのため、キャッシング枠を希望すると、審査に不利に働くことが考えられるのだ。
一方、キャッシング枠を0円で申し込めば、カード会社は貸し倒れリスクが低いと判断し、審査に通りやすくなる。
もちろん、キャッシング枠が必要な場合もあるだろう。
しかし、ゴールドカードを取得することを最優先に考えるのであれば、まずはキャッシング枠「0円」で申し込み、カード発行後に必要に応じてキャッシング枠を検討することをおすすめする。
専業主婦でもゴールドカードを持つことは十分に可能!
本記事では、専業主婦でもゴールドカードが作れるのか、審査のポイントは何か、といった疑問について解説した。
結論として、専業主婦でも配偶者に安定した収入があればゴールドカードを持てる可能性は十分にある。 審査では個人の収入だけでなく、「世帯年収」が重視されることに留意しよう。
また、主婦がゴールドカードの審査を通過するためには、申込書の正確な記入が重要だ。特に、年収欄には世帯年収を正しく書き、職業欄は「専業主婦」を選択しよう。
さらに、キャッシング枠を0円で申し込むことも、審査通過率を上げるポイントだ。
記事内では、主婦におすすめのゴールドカードを6つ紹介した。ゴールドカードを持つことで、ポイント還元や付帯保険など、様々なメリットを得られる。
どのカードにも魅力があるため、自分のライフスタイルに合ったものを選んでほしい。